TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらしがん患者が詩を読むとどう変わるか?(Andersen et al., 2024)11:39 2024年1月25日 415再生 問題を報告する 再生する シェアする おはようございます🔆本日もお聴きくださりありがとうございます!AI目次がん患者と詩:深い感情体験とは?詩に没入し、自己変容を促す効果記憶に残る詩の力、そしてその残響恐怖を手放す、詩の驚くべき力とは?共同執筆のライティングリトリート効果AI文字起こし(β版) # はじめに おはようございます。感情の心理学を研究しているじんぺいです。世界の解像度を上げる心理学ラジオの時間です。 この番組では最新の心理学研究のお話や人の心や脳に関するお話をつらつらとしていきます。 いつも聞きくださりありがとうございます。今日は死の話をしたいなと思っています。 自分は俳句を研究して5年ぐらい経つんですけど、もともとはそこまで詩というものに特段のなじみ深さみたいなのなかったんですけど、 俳句の研究をしているので、詩というもの、詩、 ポエムの研究をたくさん読んできたりとか実際にやってきたりしました。 俳句は世界で一番短い詩というふうに言われておりますけども、 俳句の研究をしている人というのはそんなに多くないわけで、 専攻研究を引用しようとすると、やっぱり俳句だけじゃなくて、いろんな詩の研究を読まないといけないというのがあったりします。 今日紹介する論文というのは、本当に最近出たばかりの論文なんですけど、ポエティクスという 雑誌に載っています。ポエティクスって、詩学って日本語で言いますけど、 詩の学問であると。何か詩の研究だけだったら、なかなか雑誌をやっていくのは難しいので、 アートの研究とか、あとはもう少し広く、 社会の研究とか文化の研究みたいなのも載っていたりします。 # がん患者が詩を読む 今日紹介する論文というのは、がん患者さんに対して詩を読んだりとか、それをシェアするグループでシェアする、シェアドリーディングといったりしますけど、 した時とその後でどういう風に感情とか考え方とかが変容していくかという、そういうことを調べた研究です。 データを取って何点みたいな話、もちろんデータではあるんですけど難しいです。 定量的なデータではないというか、数値をつけて今の感情100点、次の日の感情50点みたいな話ではなくて、 インタビューしたりとか、ボイスレコーダーを家に持って帰ってもらって、今の心情をとろしてもらうみたいなことをやっていたりするような、 質的な研究といったりしますけど、それが中心になっている研究です。 4人のがん患者さんがいて、その人たちにいろんな詩を読んでもらったりとか、それをシェアしてもらって、その前後とかでインタビューをして、 そのインタビューの話された内容を全部文字起こしして、そこから共通しているところとか、論じていくという風な研究になっています。 # 結果 すごく長い論文で、かつ字ばっかりなので、 結構読むのが大変なんですけど、 自分が面白いなと思ったところをピックアップしながら、 結果とか考察・議論の部分についてお話ししてみたいなと思います。 まず一つ目に、そういう読書じゃないや、読者読書か、 詩を読むという体験が深い感情体験であったと。 かつ、がん患者さんというのは、詩で出てくる登場人物とか、 情景とかに没入するようなことをしていたんじゃないかということでした。 すごい興味深いのは、詩を研究者の人が用意するわけなんですけど、 病気とかがんとかに関係のないようなものを意識的に選んだということだったんですけど、 その患者さんというのは、何かしらの共通点とかを 詩の登場人物とかに見出すということだったみたいです。 それを同意使って読んだりしますが、 それが起こっていたんじゃないかということでした。 特に詩というのは、物語が淡々と続くというよりは、 そこに出てくるイメージを連想させて、 そのイメージの中に読んでいる人を入り込ませて 楽しむということがあるんですけど、 かつ、文章の構成とか言葉遣いとかも新しめ、 普段使っている言葉と詩の中で出てくる言葉って違うと思うんですけど、 そこに新しい発見とか洞察とかを見出して、 それが読む人とかがん患者さんというのを変化させていた、 トランスフォームって言いますけど、 英語で変容させていたんじゃないかということが、 まず一つ言えることだったみたいです。 あとは記憶の話、3ヶ月後とか1年後とかに 再度同じ人にインタビューしたりして、 当時のことを振り返ってもらったりとか、 今の変化みたいなことを語ってもらうみたいな、 研究の方法を取っているんですけど、 覚えているみたいですね。 結構覚えているんですけど、何を覚えているかというと、 タイトルとかじゃないですよ。 タイトルは忘れている。作者も忘れているし、 内容もそこまで覚えているわけ。 文章の一言一個覚えているとかというわけではないんですけど、 だけど、詩を読んだ後に何か変化があったということ、 その体験が詩を読んだ、 そしてそれを周りの人たちとシェアしたという体験というのが 重要な経験だったというようなことは覚えていると。 何かありますよね、でも。 すごく面白い話を聞いた時とかも、 実際に何だったか分からないけど、 面白かったことだけは覚えているみたいな、 そういう感覚なのかなというふうに勝手に思っていたりします。 その残る現象、読んで感動して、 それが自分の中に残る、変化を続ける。 自分の自己を変化させるということを残響というふうに 読んでいますね、この研究者というのは。 結構面白い言葉使いだなと思って見ていました。 ちょっと長くなってきたので、 次ぐらいで終わろうと思うんですけど、 なぜ読書体験が重要だったかということなんですが、 先ほど言った話とも関連しているんですけど、 やっぱりがんになったりとか、再発するかもしれない みたいな状況というのは、 継続的な心配とか恐怖心というのをその人に抱かせると。 それは恐れた事故であるというふうに書かれていますけど、 そういう恐れというのを手放すきっかけになったんじゃないかというふうなことを その言葉として言っているみたいです。 結構重要なこととしては、詩を読んだりするんですけど、 グループで一緒に共有するということもやっているので、 それが詩の影響なのか、グループで一緒に話したことの影響なのかというのは、 これからの研究の課題として残されているんですけど、 そこを分別するというか、分けて考えるというのは。 だけど、やっぱり詩というのはパワーがあったんじゃないかというのが、 この研究者たちの最後の結論的なところかなというふうに思っています。 恐れている事故を手放させる力があると、 それは詩の中に没入したりとか、 詩の同情事物と同一化することによって起こっているんじゃないかというのが分析になっています。 # まとめ なかなか難しくて、うまくまともったかどうかわからないんですけど、 結構この辺りの心の力というのは、興味深いし、自分も研究してみたいなと思うところであったりします。 がん患者さんというのがどれくらい身近かと言われると、自分の今の周りにすごく近くにいるかと言われたら、 思いつく人はいるな。 がん患者さんという、結構こう、自分がいつもデータを取っている人とはまた違う属性の人たちに対する実験とか研究というのは、 あまり想像していなかったんですけど、こういう死という身近なものを通してやられている研究を見ると、できなくもないかもしれないなと思ったりしました。 死もそうだし、音楽とかあらゆる芸術というのは、そういうレクイエム的な要素があると思うんですよね。 魂を鎮める、鎮魂歌と言ったりしますけど、納めたりとか、恐怖を鎮めたりみたいなことにパワーを持つとするならば、すごく意味のあることかなというふうに思ったりしています。 どうなんですかね。俳句だとなかなか難しいのかな。だけど和歌とかは割とそういう要素が強いのかなと思ったりするので、いずれやってみたいなと思いました。 最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい一日にしていきましょう。 じゅんぺいでした。心を込めて。 # 雑談「ライティングリトリート」 はい、最後は1分だけ雑談させてください。 昨日の夜、仲のいい研究者仲間、大学院生もいれば、大学の先生もいる若い若手の先生と4人ぐらいでね、 Zoom繋ぎながら一緒に難文書く時間作りましょうみたいなライティングリトリートってね、その企画をしてくださった方を呼んでいましたけども、 それが思いのほか、思いのほかというか、想像以上に良かったんですよね。不思議な感覚でした。 別に、コロナ入った時とかたまにやってましたけど、とりあえずZoom繋いで、カメラはオンにしておくと、別にマイクはここで喋らなくてもいいという状況なんですけど、 カメラがオンになっているという状況が、自分の作業効率どれぐらい上げるかというところですごくはかどったんですよね。 昨日夜にやったので、僕あんまり夜、普段仕事はしないんですけど、昨日はちょっとそういうみんなが会う時間が夜しかなかったので、夜に開いてやってみてすごく良かったので、 これを継続してやっていきたいねという話になりました。 自分一人では仕事ができないとかはかどらないという人は、やっぱり誰かと一緒にやるというのは、すごく言い振る、言われて久しい、みんなが言ってますよね。 そういう環境作りとか、一緒にやる人を巻き込むとかということは、いろんなところで言われていると思うので、別に新しいことではないんですけど、 一緒に論文を書くという時間を作ったというので、改めて思ったという感じです。それでは。 もっと見る #心理学 #読書 #がん #感情 #芸術 #詩 #俳句 #がん患者 #寂しい時間をやり過ごす #レクイエム 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー01:351.はじめに01:192.がん患者が詩を読むhttps://doi.org/10.1016/j.poetic.2023.10184705:233.結果01:434.まとめ01:425.雑談「ライティングリトリート」コメント感想・質問・応援メッセージを書こう ツカさん2024年1月25日病は気からということなんですかね。違う世界に入り込むことで病気の進行も変化するんですかね。勉強になります🙏🏻1返信
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勉強になります🙏🏻