TOPエンタメ映画・本荒木博行のbook cafe「考えの構造を組み立てる」岡さん対談40:13 2022年10月19日 8,764再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次構造化思考の成否を分ける目的設定情報過多時代の「捨てる」思考術見えない概念を可視化する秘訣とは?「1万時間」を超えた才能開花の鍵完璧な構造化が失う「感受性」AI文字起こし(β版) # タイトルコール この番組は、自分の頭で考える読書の執筆者であり、 書籍予約サービスフライヤーのアドバイザーを務める荒木宏一がマスターとなり、 本からの学びを楽しむカフェです。 # 初めのあいさつ 皆さんおはようございます。 10月19日、水曜日の朝になりました。 さて、今日はですね、フライヤーの社員である岡さんとの対談なんですけれども、 構造、構造化技術みたいなことをね、ちょっと2人で対談して深掘りしてます。 その背景はですね、11月からまた今回3回目になるんですけれども、 フライヤーブックキャンプというですね、講座でやってますストラクチャーズシンキングというね、 はい、セッションがありまして、その告知も含めてということなので、 リンク貼っておきますので、今のチャプターの下にね、 ぜひ興味がある方は覗いていって、あと申し込み数日なんで、 はい、ぜひ一緒にご覧いただければというふうに思いますけど、 ちょっとね冒頭、余談も含めて話しておきますと、 構造って実は本当に意識しないと見えないものなんですよね。 論理構造というのもそうですし、 例えばですね、音楽っていうのも構造がある。建物にも構造がある。当たり前ですよね。 本というものにも構造があるということで、 我々が安心してられるなとか居心地がいいなとかっていうのは、 やっぱり大抵の理由はですね、その構造がしっかりしてるからなんですね。 しかし、例えば音楽の構造みたいなことを考えたときに、 あんまりその構造を捉えて評価するってないじゃないですか。 もしくは人の話がすごく聞き心地がいいと言われたときに、 それを構造として解き明かしていくって実はあんまりしてないんですよね。 ただこれはね、本当にものすごく私たちの物の見方を変えてくれるアプローチだと僕自身は思っていて、 例えばこのボイシーの放送の構造はどうなってるのかってあんま考えないじゃないですか。 少なくとも聞き手としてはね。 当然話し手の立場としては構造みたいなものを考えるわけなんですけれども、 そこに実はものすごいギャップがあるんです。 私は構造そのものを考える最初のきっかけはですね、 例えば3時間みたいなものをお預かりしてクラスをやるみたいなことあるわけですよ。 その時にまず何を考えなきゃいけないかっていうと、3時間の構造を考えなきゃいけないんです。 こういう何階建てにしてこうしてみたいなことを考えるわけですよね。 そこから大きな太い柱を考えた上で細かい構造を考えていくわけなんですけれども、 逆の立場ね、参加者側の立場になるとどうなるかっていうと、 細かいところを感じて、全体の大きな構造そのものをあんまり考えないんですよ。 考えさせないのが構造のすごい大きな役割みたいな矛盾した部分もあるんですけれども、 なのでこれは設計する側と受け取る側、映画とかもそうじゃないですか。 あの俳優良かったよねとか、あのセリフ良かったよねみたいな、そんなことなんだけど、 その大きな映画の裏側にあるものすごい作者が考えている構造ってほとんどの人は感じない。 その非対称性みたいなものをやっぱりね、理解するってとっても大事なことだと思います。 本編ではそんなことのアプローチであったりとか、ここでも結構語っちゃってる部分もあるんですけどね、 今までにないあんまり初めの挨拶で気合い、サラッと言うはずがちょっと力入っちゃいましたけれども、 そんなことを本編でもお伝えしておりますのでぜひ楽しんでいってください。 では行きましょう。本編スタートです。 # 目的あっての構造 今日は対談コンテンツを作っていきたいと思いますが、 Structured Thinkingという講座がフライヤーで定期的にやっておりますが、 今回募集がありまして、その募集の半分PRも兼ねてなんですが、 ただ非常に大事な概念だと思うので、 その辺を皆さんに分かりやすくお伝えしたいなということも踏まえて、 フライヤーの社員であり、またStructured Thinkingの受講生でもある、 岡さんをゲストにお迎えして対談していきたいと思います。 ということで、岡さんどうぞよろしくお願いします。 はい、岡田です。よろしくお願いします。 はい、岡さんは何度も出ている…本編は? 本編出たことないような気が… 初登場? 初登場?ちょっと分からない…初登場じゃないですか? あら、じゃあ… はい。 ということで、初登場と言っているのは、プレミアム放送では岡さんの番組がありまして、 岡さんとの調達談というコーナーがあって、 プレミアム放送を聞いていただいている方にはお馴染みだと思うんですけど、 ということで、岡さんフライヤーに入ってどれくらいですか? 1年半くらいですね。 1年半。成長著しい方なんですけれども、 そんな岡さんがこの前、Structured Thinkingを受けられて、 今日はその話をしていきたいなと思います。 構造化技術ですね。 そうですね。 別に仕事に役立ってます? ダイレクトに聞かれると、ここで使えてますとかは分からないんですけど、 でも、Structured Thinkingで学んだ思考は随所随所に出てきているというのはある気がします。 はい。どんなところが使えてるんですかね? これがですね、構造化する思考じゃないですか。 似たようなのだと、ロジカルシンキングとか、そういうのもあると思うんですよ。 私はあまりよく分からずにStructured Thinkingを受講して、 学んだ大きなことが、情報をハイライトするということだと。 逆に言うと情報を落とすことなんですよ。 それがロジックとかだと、整理してきれいに、 フラットに全部ミーシーで漏れなくダブりなくみたいな、 そんな思考を今までしてたことがあったと思うんですけど、 この人にこういうふうに最適に伝えるためには、 ここにハイライトして他を落とすっていうのは、随所に使っている考え方な気がします。 いや、これね、すごい大事なことですね。 そういう言い方はすごく納得できて、 我々の身の回りって本当にノイジーなんですね。 いろんな情報があって、 例えば会議1時間出ますっていうところでも、 すごいいろんな情報があります。 本1冊読むって言っても、 それこそ本って1冊ね、10万字とか平気でするわけで、 情報はたくさんありますと。 これを構造化するって、 すごい難しいわけですよね。 そうです。 そうですねって言いましたけど、 構造化が何かあんまり私は分かってない。 本を構造化するのが難しいですねって言われて、 分かっているかは難しそうだと思います。 情報をまさに、 収捨選択してハイライトする行為じゃないですか。 じゃあどうやってそぎ落としていくかっていうと、 そぎ落とした先に何を伝えるのっていう、 目的次第なんですよね。 そうですよね。 だからそれがどんな場面で伝えるのかとか、 何のためにそぎ落とすのか、 何のためにそれを使うのかっていうこと次第で、 どこをそぎ落とすかどうかが決まってくる。 そうですね。 だから私構造化を学んで、 あともう一個仕事の変化があったのを思い出したのが、 自分の思考をそぎ落とすことも意識できるようになりましたし、 相手が言っている情報、 要はいい構造で話したり伝えてくれている人は、 その人の目的が分かるようになった気がします。 そうなんですよ。 だから結局構造化のやっている間で、 2万回くらい繰り返しになっているのが、 その目的なにみたいな。 だから結構みんな好きな構造を作るんですよね。 いろいろ。こんな綺麗な構造できました。 こんなのできましたみたいな。 最後のアウトプットでも出してくるんだけど、 これ目的なにみたいな話になると、 目的に最適化された構造になっていない場合が、 少なからずあるということだったりするよね。 そうですね。だから日常のシチュエーションで、 構造化でよく起こりよるのが、話が分かりづらくて、 もうちょっと構造化して説明してとか、 ちょっと君の話は構造化されていないんだよなとか、 って言われたことがある人ってそれなりにいる気がしていて、 あとはその話の目的は何とか聞かれることってあると思うんですよ。 目的はこれですって言ってもう一回話し始めても、 全然違うなっていう話がうまくいってないなってことは、 目的と構造はセットなんですよね。 目的はこれですって言ってるのに、 ぐちゃっとした情報をずっと話されると、 目的に対してその話が何なのかっていうのが、 繋がってないと意味がないっていうのもすごいありますよね。 だからね、僕がボイシーとかで本の紹介とかするじゃないですか、 あれって基本的な構造って2階建てになってて、 1階はその本が何を書いているかっていうことをサマリーするっていう。 2階はそれが今の私たちのビジネス環境において、 どんな意味を持つのかっていうそういうこと。 たまに3階があるとそれは、 じゃあ自分の今日の行動でどんなことをするかみたいな、 超具体の話みたいな、そういう話になっている。 それは何かっていうと、 ボイシーの僕のチャンネルの役割っていうところが、 本の存在を知るとともに、 今日的な意味を感じ取るっていうね。 他にこういう本が出たんだみたいな。 例えばね、ロマノフ長みたいな本があって、 ロマノフ長面白いねって終わるんじゃなくて、 ロマノフ長のひっそり聞いたけど、 普通は何の関係もないよね。 でもそれが今日の私たちにどんな意味を持つのかみたいな、 そこまではしごをかけるみたいな、 そんな構造にしているわけ。 それは目的に対して自分なりの構造を描いているから、 そういうふうにやっているみたいな部分があるわけですよね。 だからボイシーでも他のチャンネルでも何でもいいんだけど、 本を紹介するチャンネルっていくつもあると思うんですけど、 それはどんな構造がいいかっていうのはその目的次第では。 ってことでもありますよね。 なるほど、そうですね。 だから構造って難しい。 だから構造家っていうと、 例えば最初に結論もいい、次に根拠もいいみたいな、 それを構造だって思って、私も思っていた節があって、 だけど今の荒木さんのお話だと、 別にボイシーで具体的に最初にこれを話そうとか、 次にこれを話そうっていう、 そういう衝立てみたいな意味で使うこともあるでしょうけど、 それよりもっと抽象的な、 一回にまず書籍のことがリスナーがちゃんと理解ができるっていう、 それぐらいの枠で、 次にそれを抽象化してみんなの学びとして何があるかみたいな、 そういう枠でも構造ですね。 そうなんです。 だから目的の抽象度が高ければ、 構造の抽象度もおのずと高くなるし、 目的が超具体であれば構造も超具体になっていくっていう、 だから目的が街づくりだったら、 一個の建物の話からしないわけじゃないですか。 すごい街の全体的な人の流れとかそういうことを考えるわけですよね。 ところが一個のこの住宅の構造を考えてくれって言われたら、 それはもう超具体的な話になっていくわけであって、 目的をどれぐらいブロードに捉えるかどうかによって、 構造の抽象度みたいなのは全然変わってくるわけですよね。 だからビジネスシーンとかでよく結論ファーストで、 さっき岡さんが言ったような話とかであれば、 だからそういう超具体的な目的に対して、 どのように順番で言えばいいのかみたいな、 鉄板の構造みたいなものはやっぱりあるわけなんだけれども、 必ずしも人に何かを伝えるときに必ず結論ファーストの構造が正しいのかというと、 それは目的が違えば構造は変わってくるわけであって、 これは全然違いますよね。 そんな話かな。 よく聞かれるのが、フレームワークとは何が違うんですか? みたいなのもあると思うんですよ。 だからフレームワークっていうのは構造の中の一部の手法ってことですか? そこで言っているフレームワークとは何ですか?という逆問いながら。 結論を話し、根拠を話し、背景を話し、補足しましょうみたいな、例えばそういう。 だから世の中に流通しているビジネスフレームワークと言われる、 そういう話だとしたら、 それはとある目的に対して比較的汎用性の高い構造っていうことだと思います。 だからこういうビジネスを考えるために、 どんな手順で考えるといいんですか?という問いで、 やっぱり環境を分析して、そこから課題を抽出して、そこから何とかをやってみたいな、 そういう比較的汎用性がある。 だから比較的よく使われる目的に対して流通する構造っていうのはあるわけですよ。 なるほど。なのでビジネスフレームワークみたいなのは、 ここってよくあるあるだよねっていうところの目的と考え方のセットでいろいろ押さえておいてくれてるけど、 それだけでは生きていけないよねっていう、そのベースとなる考え方がストラクチャーのシンキングってことですよね。 だから今まさにその通りで、目的と構造はセットで考えなきゃいけないんですよ。 例えば世の中に流通しているフレームワークと言われるのが、目的が書かれてないんですよね。 目的ごそっと抜けたまま、テストだとか、プレップ法だとか、あるじゃない。 これは必ず目的に合致しているかどうかっていうのがすごい大事だから、目的がずれているのにもかかわらず、 結論ファーストでね。恋人に告白するときにさ、いきなり付き合ってくださいみたいな。 なぜなら私はあなたが好きだからです。根拠3つありますみたいな。そんな話。 じゃなくて、もうちょっとさ、月綺麗じゃない?みたいな。 目的に最適化した論理構造っていうのは多分あるはずなんですよね。 そのセットを忘れちゃいけないっていう。 そうですね。私ストラクチャーシンキングを受講していて難しいなと思ったところが、 まなきさんが2万回くらい目的は何なのって聞かれるし、フレームワークにも目的はっていうのがあるので書くじゃないですか。目的はこれですみたいな。 作っていっても、要は枠を埋めるだけの作業になっているなっていうのを感じることは何回もあって、 それって埋めてるけど思考はしてないんですよ。 だからここが目的。目的が大事なんだって別にストラクチャーシンキングに限らず、いくらでも言われているので置くことはそれなりにできるじゃないですか。 でもそれがちゃんと強固な目的というか、ここも難しさが、目的も単体では存在しえないというか。 重しになってないんですね。目的そのものがね。軽いんですよ。 構造ってむっちゃくちゃ結構引力強いんで、考えてるのは楽しくなっちゃったりするじゃないですか。 だから本棚とか目の前に具体物があるとそれを分けるってすごい楽しいじゃないですか。 家の構造を考えるみたいなのも同じかもしれないからね。 家の構造を考えるのはむちゃくちゃ楽しい。考えたことないからわからないんだけど。 楽しいけど、そもそもこの家って誰がどんな目的でどう使うのみたいな。 そういうことを忘れた家の構造なんていうのはあまり意味がない作業になっている。 っていう、そんなことかもしれないね。 あとやっぱり今事例として言った本田とか家みたいな話みたいな、具体的な物が見えている物の構造化みたいな話と、 結構ビジネスシーンで多く問われるのは物が見えない概念の構造化。 そうなんですよ。 これがすごい問われますね。 そうなんですよ。 あらくさんよくストラクチャーシンキングの例で本田の説明をされますが、本田のはできるんだと。 本田の整理は私はできるんですと。だけどストラクチャーシンキングはできないんですというのは思ってましたよね。 いや、そこには結構な秘薬が、能力の秘薬が必要かもしれない。 でも岡さん得意だよね。結構ね。 構造化ですか。 概念の構造化。だから例えばプレミアム放送でも何回かやったけど巻き込み力とは何かとか、そういうことをさ、結構考えたがるじゃん。 私多分何かの欲求が強いんですよ。だからこれを明らかにしたいんだっていうのがあるときは構造化ができるんですよね。 ストラクチャーシンキングの課題は、例えば卓上のアイテムを構造化しましょうとかは、卓上のアイテムは構造化したくないんだと思ってたんですよ。 自分には全く必要がないこれを構造化する意味って何なんだっていうときは筆が乗らないとかありますよね。 だからそれで言うとストラクチャーシンキングってさっき私が言ったロジカルシンキングとの違いみたいなのにいくと、 ロジカルシンキングとか、私のイメージは卓上にきれいに物を並べてきれいな線を引いて、これはここにあります、これはここにあります、これはここにありますっていう。 だけどストラクチャーシンキングは、私はここについて考えたいんですっていうところだけハイライトされて、他の要素は消えてるというか、 今回とかこれに関しては考える必要はありませんっていうのは結構はっきり意思表明するじゃないですか。ここに価値を感じてますとか。 それが割と鍛えられたところもありますよね。 そうですね。お母さんの、例えばさ、巻き込み力みたいな、さっきの抽象概念みたいな話って、やっぱり抽象概念をいくつかのさらに細かい抽象概念にするみたいなことって、結構苦手な人が多くて、 それ何をやっちゃうかっていうと、巻き込み力って何ですかって言われた時に、自分が巻き込まれた経験みたいなのをとうとうと話して終わってしまうみたいな、そういうことってあるじゃないですか。 愛とは何ですかとか問われた時に、愛を構造化する前に自分にとっての愛の体験を話してしまって、語り切ったでみたいな気持ちになってしまうみたいな、そういうことっていうのはあるわけで。 で、こういうのは現場でもいっぱい起きていて、じゃあうちのサービス力向上っていうのをどういう風にしたらいいか。サービス、顧客満足度って一体何なんだとかね。例えばそういうことを考えなきゃいけない。顧客満足度っていうのはもうちょっと構造化しなきゃいけない。 だけどそこに行く前に自分の顧客体験、顧客と接点であっためっちゃいい体験をとうとうと話してしまう。だからその抽象概念をビジネスシーンでパッと、これっていくつかの柱に分かれてますよね、みたいな。めちゃくちゃ大事な力のような気がしますね。 そうですね。本当にストラクチャルシンキングで必須なんて、具体と抽象の行き際も必須じゃないですか。それがうまくいかないときがわかるんですよ、自分の頭の中で。具体から上がれないとか、上がれませんみたいな、何か天井にぶつかっている自分がいて。 それがもしかしたら何かのきっかけで突破口が見えて上がれるときもありますし、抽象的な話から降りれないときもあることはある気がしていて。その行き来みたいなのはすごく大事な考え方ですよね。 具体的なものがあるとやりやすいみたいな話もあったりもするんだけど、具体的なものがある方が難しかったりもする場合もある。 例えばさ、今我々の目の前にノートが置いてある。この青いノートという物。これってさ、青いノートにしか見えない人いるわけじゃん。 はい、私、青いノートにしか見えてないですけど。 具体の引力に引っ張られてた。でもこれ青いノートっていう見方もあるけれども、違う見方もいっぱいできるよね。 例えば、この部屋の真ん中に置いてある。 この部屋の真ん中に置いてあるものとも言えるよね。他には。 荒木さんの私物。 荒木さんの私物。そういう見方もできる。 あとはアイディアがいっぱい詰まっているもの。 そうそうそう。そういう容器だと言えるかもしれないし、思いを閉じ込めるための器みたいな。そんな風に言えるかもしれない。 でもそんなこと考えないじゃん。青いものが入っちゃうとさ、青いノート以上みたいな。それで思考が止まっちゃうみたいなこともある。 だからそこの思いをいかにひも解いて解放させるかっていうのは、これすごい難しいんですよ。 そうですね。 今、お母さんの目の前にマスクがあるけど、マスクっていう物に囚われちゃうでしょ。 すごい視界の引力が強いから、この視界からそのマスクっていう概念化して、どんな意味を切り出していくかって、これもう無限の可能性があるわけなんですけど、 それを考えるっていうのが、実は具体の抽象化の非常に難しいことなんですよね。 なるほど。確かに話が面白い人って、私が思う面白い人は結構構造化したお話ができる人があるなと思うんですけど、 同じ事象に関しても背景が違うんですよね。同じ本を読んだとして、この本は作者がこういうことを言ってて面白かったっていうのが私の感想でも、 例えば現代において、アラフさんとかもそうですけど、ビジネスマンにおいてこの本はどういう意味があるのかって、 まさに位置付けを背景と物がセットになった時に見えてくる構造があって、それを話の中でちゃんと引けるとか、 ダラダラ説明をして、具体の話ではなくて、こういう背景において自分はこう見たとか、それが構造化でもありますね。 そうなんですよ。 なるほど。 でね、これ最後にするんですけど、目的に対して最適化みたいな考え方の一方で、僕はすごく大事に思ってます。 それをマスターした先にある目的を手放した思考みたいなのもやっぱりすごい大事だと思うんですよ。 だからさっきハイライトがあるじゃん。目的があったらそこにハイライトした思考を定めることができる。 裏を返すとそれ以外のものが見えなくなっちゃうってことでもあるわけですよ。 目的を意識するがあまり。 でしょ? そうですね。 それってちょっと悲しいことじゃない? これだけ世の中にさ、いろんなものが満ち溢れてるのに、それ全く目に入らないっていう、 それはこのストラクチャーズシンキングみたいなのは、期待すぎるがあまり失われていく能力でもある。 なるほど。 感受性みたいなのさ、以前議論したような話っていうのは、このね、ちょっと逆側にある存在なんですよ。 だから目的を意識する構造化みたいな話と、目的を手放すみたいなものっていう、 ここは大局にあるものとして僕の頭の中に位置付けられていて、 だから僕の一つの課題なんです、この感受性っていうのは。 僕がこういう構造化みたいなことをやってるからこそ失われていく能力。 これ僕の一つのテーマだったりもするけど。 後半のここの話は超色だもん。 今私ストラクチャーズシンキング全振りの思考で、最後にボーンってしゃぶ台が返されて、 なんてコメントしたらいいだろうってちょっと頭が、思考がストラクチャーズシンキングに寄ってました、今。 バランスですね。 肉と野菜ですね。 という話だったので、こういうのが面白いなと思っている人はぜひもう叩いていただければと思います。 ということで、フライヤーの岡さんゲストでした。ありがとうございました。 ありがとうございました。 # 『才能の科学』 それでは今日のフライヤーのコーナーです。 今日はですね、才能の科学。 人と組織の可能性を開放し、飛躍的に成長させる方法という本になります。 著者はマシュー・サイドさんですね。 作家であり、タイムズのコラムニストでらっしゃいます。 失敗の科学、多様性の科学としてね、有名な方。 日本でも大ヒットになりましたね。 今回ですね、川出書房から出ました。 才能の科学ですね。 これ2022年6月ということなんですけど、 これは被災という本のですね、復刊なんですね。 だから何とかの科学で売れたから、 今度は被災というのを才能の科学としてもう一回出すかみたいな、そんな感じですかね。 これ、だから才能の話なんですけれども、 才能といえば、マルコム・グラッドウェルの天才という本がありますけれども、 1万時間の法則みたいな話がね、 これも最近徹底的に批判されてますけど、 1万時間、誰もが1万時間の練習を積み上げれば、その道のプロになれるみたいな。 そもそもこの1万時間ってね、すごい時間なんですけど、あんまりファクトがないわけですね。 で、ここでマッシュサイドが書いてるのは、 1万時間ということ以上にその練習方法っていうのはね、練習の質みたいなものが大事だというね、 そんなことが書かれています。 まあ、そりゃそうだよなっていう感じでもありますけどね。 1万時間ルールは血出性の指標としては不十分だと言える。 必要なのは1万時間の目的性訓練だと。 世界水準のパフォーマンスは少しばかり手が届かない目標に向けて、 そのギャップを埋めようと必然的に失敗を重ねることで得られるということですね。 純粋な疑問なんですけど、これ実際リサーチあるのかもしれませんけど、 1万時間やった人で平凡だった人ってどれぐらいいるんでしょうか。 その時にその練習の質みたいなものを比較したリサーチってあるんでしょうか。 なんかそういうのを知りたいですね。 なんとなくここに書いてあることって合理的だからそりゃそうだなと思うんだけど、 実際にエビデンスなんでしょうか。これちょっとすごく気になります。 なんか普通にちょっと考えると、1万時間って、 なんかね、試行錯誤しないと1万時間にいかないような気がするんだけど、 無目的で1万時間やり続けるとかね、 失敗を重ねながら試行錯誤ってここに書いてあるけど、 それやらないで本当に最初決めたことをひたすら1万時間やるってできるんだろうか、人間は。 むしろそっちの方が気になる。 1万時間やろうと思ったら自ずとそういう試行錯誤みたいなものが普通に入ってくるのが人間なんじゃないかっていう気もするんだけれども、 この辺のリサーチがもしあるんであれば、この本読めってことかもしれないけれども、ちょっと理解したいな。 そこからこの合理的な練習方法とかマインドセットの話、そんなことが書かれているので、 いずれにせよ、才能について深掘りしたい人、ぜひご覧いただければと思います。 今日のフライヤーは才能の科学でした。 # 頂いたコメントへのお返し はい、コメント返します。私たちはどう学んでいるのか、3回目になります。 イタルさんです。お話を伺っていて、古典的な経験曲線を要素分解しているように感じました。 練習を続けるうちに要領を掴むことで、動きに無駄がなくなり、スピードも精度も上がるの仕組みを見ているような、 古典的な経験曲線は繰り返すほどにリニアに改善するようになっていますが、 実は練習に集中できるまでにかかる時間のようなものがあり、悩みながらやっているうちは上達せず、 悩みが取れて集中し始めると練習の効果が現れるのではないかなと思います。 だとしたら、興味は得意不得意で、上達までのカーブは人によって違うのでしょうね、ということですね。 これは本当にマクロな研究なので、人一人のNイコール1の話だとまただいぶ違うんじゃないかなと思います。 人類という風に見ると、ある程度の法則にのっとって時間が減っていくみたいなことはあると思うんですけれども、 Nイコール1みたいな話でいくと、とんでもない曲線を描く人って多分いるんでしょうね。 泉龍太郎さん、プラトン機にある変数をいじってみる。交代機に耐切れず、他の変数とアライアンスを始める前に折れてしまうことが起こりそうだと思いました。 いじった変数を安易に元の値に戻したり、他の変数をむやみにいじったり。 これに例えると、前者がいかに矯正しても元の打撃フォームに戻る形状記憶フォーム。後者がフォームの探しの旅から帰ってこない旅人。 学習する当人はもちろんのこと、学習を見守る立場においてもネガティブケイパビリティが必要だと思いました。 これは面白いね。形状記憶と旅人みたいな。どうやっても元に戻っちゃうっていうのと、 直しますって言ったっきりなんか帰ってこないみたいな。面白い比喩ですね。本当そうだなと思います。 町田和志さん、上達の話とは違うかもしれませんが、ゴルフクラブでの顎の位置の例えを聞き想起したのは、私のコメントでは毎度お馴染みのご高齢の患者さんの話です。 過励に伴い関節の可動域が狭まったり筋肉の柔軟性がなくなり、その結果日常生活を送る上での様々な工程に影響が出ます。 その過励に伴う変化に自覚的であるか否かで、その方の行動は変わるのではないかと思いました。 衰えを自覚しその変化を無意識から意識化に持っていく。それはつまり過励を受け入れることである。 そんなことを考えると、ご高齢の患者さんが、なんで急に痛くなったんだ、急に動きが悪くなったけどどうにかしてくれとおっしゃる場面によく遭遇しますが、 スランプに陥っていると言えるのかもしれない。スランプにより小さなパニックを起こしている。そんな感じでしょうか。 過励による変化を自覚し意識化に持っていき、受け入れることができれば、それに幸した生活をすることができる。 それはその方の幸福感につながるのかなと思いました。長文失礼しました。 これはね、本当に僕もそうですね。足首の動きがめっちゃ悪くなっているんですよ。 関節のね。もともと足首悪い人だったんですけど、だから何とかしてくれと。急に動きが悪くなったとどうにかしてくれと言いたくなるんですけどね。 追いを受け入れる。これはなかなか深い言葉だな。 ぐるぐる鈴木さん。実はこの本をマスターのオススメで書いて衝撃を受けていたので放送があって嬉しいです。 無意識化のところとても面白かったです。例えばキーボード打ちのみならず、経営でも研究でも同じだと思いました。 意識外でかなり処理していて直感が先に来て、後付けで説明をつける。こんな感覚とよく一致しています。 逆にテキスト化された内容だけを学んだだけではスタートラインだなと改めて思います。 無意識化が始まってから本当に大事なところですね。このコメント返しも無意識でしょうか。 このコメント返しを無意識でやっていたらすごいよ。 もう、それこそ職人の意気ですね。気づいたらコメントあげてたんですよね。 すごいですよね。 例えば起きて顔洗うみたいなものって無意識でやってることってあったりするじゃないですか。 あれ、今日俺顔洗ったっけ?みたいな。 あれ、俺今日コメント返したっけ?みたいな。 すごいですね。 北村直文さん。 明日、新任職員向けに工業を行います。 自分で作った資料をベースに過去何回か同じことを行っています。 その都度振り返ると、今日はスムーズだった。 今日は言葉に詰まって聞き取りにくかったかもしれない。など反省です。 そういったことは、プロセスを通して上達するのかもしれないと考えると、 爆発を踏んだ練習はやはり大切ですね。 また、他人からのフィードバックがあれば、自身の上達をより実感できるかもしれません。 意識したことがなかった上達プロセスについて考えてみると、興味深かったです。 そうかもしれないですね。 何か、都度振り返って、 まさに今日の才能の科学ではないけど、 そういう爆発と目的を持った練習が必要だというのが、 当たり前のことなんですけど、ありますよね。 会長9さん。 操作の脈絡は無意識か? 言われてみると、確かにその通りですね。 キーボードの例で言うと、ショートカットキーなどはまさにそうである。 左手と右手は無意識に動いています。 練習のべき定則というところで、最初の谷とダニング・クルーガー効果の馬鹿の山は対応しているような気がします。 最初、ちょっと時間をかけて慣れてくると、大幅な上達、時間短縮が達成できる一方で、馬鹿の山を登っている。 プラトン及び抗体の状態は、差し詰め絶望の谷状態でしょうか。 また、上達論を第一組織に当てはめてみるとどうでしょう。 細分化された業務のうち、一部を効率化させるアイデアがあっても、周囲の人間の理解が得られず、なかなか前に進めない。 数年で移動が決まっているんだから、一時的なプラトンを招いてまで実行する熱量がない。 よくありそうな光景ですね。 そう考えると、今のジョブローテーションの仕組みは弊害が大きいのか。 一長一短なのは分かりますが、現代においてはどうなんでしょう。 面白いなあ。これ言いたいこといっぱいあって、これだけで放送になりそうですけど。 上達論を第一組織に当てはめてみる。これ面白いですね。 一つの組織がイノベーションを起こしたとしても、その他の組織と連携して初めてアウトプットというのは高まる。 そうすると、他の組織の仕事のやり方も変えないと、全体として効率的にならない。 左手の人差し指だけの使い方は変わっているんだけど、他の指使いが変わっていないから、全体的にはマイナスパフォーマンスになっているみたいな。 そんなことってやっぱりあるのかもしれないね。組織論で。 面白い。この上達と組織論の話がマージしていくと、いろんなことが見えてきそうな気がします。 ということで、コメント返し以上になります。いつも皆さんありがとうございます。 # 終わりのあいさつ はい、ということで今日の放送は以上になります。 今日はStructured Thinkingの話でしたけれども、 ぜひ興味がある方は申し込んでいただければと思います。 はい、ということで今日はここまで。 また明日。 もっと見る #構造化 #ストラクチャードシンキング #思考技術 荒木博行のbook cafeプレミアム放送配信中!00:121.タイトルコール04:122.初めのあいさつhttps://bit.ly/3VbfPou24:063.目的あっての構造04:074.『才能の科学』07:255.頂いたコメントへのお返し00:156.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 町田和敏(変な髪型をしたポンコツ薬剤師)2022年10月20日今回の放送を聴き、ドキッとしました!と言うのも、私のコメントは、ひたすら自分の経験を語っているなぁと気付いたからです💦チャプターの16:45くらいから始まったマスターの話を聴き「これ、俺のことじゃんか😱」と思った次第です💦マスターの優しさでコメント返ししていただき、あらためて感謝するとともに、御三家の皆さんのようにコメントできるよう頑張らねば、と思ったり、そんなに肩肘はって考えても仕方ない気もしたり😅そして結局、このコメント自体私自身の話をしていることに気付きました😅駄文失礼しました🙇♂️返信 泉 龍太郎2022年10月19日岡さん対談目的あっての構造。では目的側が歪んでいたら?そんな天の邪鬼な発想が浮かびました。銀行あるあるの言葉遣いに、「整理」があります。物事に秩序や分類を与えるという辞書的な意味からハミ出て、浮世から離れたある物語・意味付けを思い込むことに決める、みたいな。複数の部署で似たような施策が走っている状況に対して、棲み分けができていると「整理」する、とか。波風を立てない・摩擦を避けるといった目的が、施策本来のピュアな目的に取って代わり、妙な構造化が起こっていやしないか…?1返信 tmt _22022年10月19日目的のない構造化構造が見えたと思ったら、上を見上げたらもう一段高いところに別の構造が見えてくることがあります。それは目的ないまま構造化しようとしていたのだと腹落ちしました。数字や目の前で起こる事象は具体の引力が強い分、視野も狭くなります。これを防ぐために、何のためにある数字か、この事象から何が言えるかの自己ツッコミ力が必要。目の前に山があるから登るのではなく、そもそもどの山に登るのか。何かを考え出す時に、この問いは自分の中にホールドしておきたいと思います。1返信 会長9(ナイン)2022年10月19日目的からズレた構造化、あるあるな感じがしました。家の造りの話してるのに、「よく見てみると街の雰囲気と調和してないよね」みたいなツッコミが入ること、よくあります。自分もしがちです。ここで想像したのが、メールの文体です。私の職場ではチャットでも宛名、本文、署名という構造でメンションしてくる人がいます。これもチャット機能の目的を無視した、ビジネスマナーというストラクチャーに支配された状態ということですね。今していることの目的はなんなのか?自分にリマインドしていきます。1返信 いたる2022年10月19日目的と構造の間か先に「仕掛け」のようなものがあるかもとお話を聞きながら思いました。組み立てた構造の使い方みたいなイメージが浮かんでいます。全体像を解き明かしたり分かったりする楽しさの一方で、受取り手が考えもしない結果に行くと面白いですね。ピタゴラスイッチみたいに。あるいは、構造のどこから見せるのかを仕掛けると謎かけみたいになって受け手は探る楽しみを持てるのかも。何回も観に行かれる映画とかそんなところありますよね。いずれにしても先ずは構造、ですね。盛況な講座になりそうですね!1返信 もっと見る
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チャプターの16:45くらいから始まったマスターの話を聴き「これ、俺のことじゃんか😱」と思った次第です💦
マスターの優しさでコメント返ししていただき、あらためて感謝するとともに、御三家の皆さんのようにコメントできるよう頑張らねば、と思ったり、そんなに肩肘はって考えても仕方ない気もしたり😅
そして結局、このコメント自体私自身の話をしていることに気付きました😅駄文失礼しました🙇♂️
目的あっての構造。
では目的側が歪んでいたら?
そんな天の邪鬼な発想が浮かびました。
銀行あるあるの言葉遣いに、「整理」があります。
物事に秩序や分類を与えるという辞書的な意味からハミ出て、
浮世から離れたある物語・意味付けを思い込むことに決める、みたいな。
複数の部署で似たような施策が走っている状況に対して、
棲み分けができていると「整理」する、とか。
波風を立てない・摩擦を避けるといった目的が、
施策本来のピュアな目的に取って代わり、
妙な構造化が起こっていやしないか…?
構造が見えたと思ったら、上を見上げたらもう一段高いところに別の構造が見えてくることがあります。
それは目的ないまま構造化しようとしていたのだと腹落ちしました。
数字や目の前で起こる事象は具体の引力が強い分、視野も狭くなります。
これを防ぐために、何のためにある数字か、この事象から何が言えるかの自己ツッコミ力が必要。
目の前に山があるから登るのではなく、そもそもどの山に登るのか。
何かを考え出す時に、この問いは自分の中にホールドしておきたいと思います。
家の造りの話してるのに、「よく見てみると街の雰囲気と調和してないよね」みたいなツッコミが入ること、よくあります。自分もしがちです。
ここで想像したのが、メールの文体です。
私の職場ではチャットでも宛名、本文、署名という構造でメンションしてくる人がいます。
これもチャット機能の目的を無視した、ビジネスマナーというストラクチャーに支配された状態ということですね。
今していることの目的はなんなのか?自分にリマインドしていきます。
組み立てた構造の使い方みたいなイメージが浮かんでいます。
全体像を解き明かしたり分かったりする楽しさの一方で、受取り手が考えもしない結果に行くと面白いですね。
ピタゴラスイッチみたいに。
あるいは、構造のどこから見せるのかを仕掛けると謎かけみたいになって受け手は探る楽しみを持てるのかも。何回も観に行かれる映画とかそんなところありますよね。
いずれにしても先ずは構造、ですね。
盛況な講座になりそうですね!