TOPエンタメ映画・本荒木博行のbook cafeWIRED『BRAVE NEW WORLD』松島さん対談234:07 2020年6月26日 7,803再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次SFが描く未来:人間の本質と不安Sci-Fiプロトタイピングの経営戦略技術実装が社会にもたらす問いとは人間中心主義を超越するSFの視点Disney CEOが語る歴史的買収劇AI文字起こし(β版) # タイトルコール 荒木隆一のブックカフェ。この番組はビジネス書図館、世界盗賛図館の執筆者であり、書籍予約サービスのフライヤーにてアドバイザーを務める荒木隆一がマスターとなり、ビジネスパーソンにお勧めしたい書籍の内容を紹介していく、そんなカフェです。 # 初めのあいさつ 皆さんおはようございます。6月26日金曜日の朝になりました。 今日も昨日に引き続きまして、松島さんとWIREDの対談2日目ということなんですけど、 今日のテーマはですね、Sci-Fiプロトタイピングということで、 SFを企業経営に役立てようというね、そんな話なんですね。 はい、ということで、いろいろ刺激を受けました。 そうだなぁと。やっぱり松島さんとの話はね、本当に面白くてね、 いろいろ知的刺激があるんですけれども、その刺激がリスナーの皆さんにも伝わればなというふうに思っております。 ということで2日目の対談をお楽しみください。本編スタートです。 # SFで未来をリハーサルしよう それでは、昨日に引き続きまして、WIREDの対談に行きたいと思います。 WIRED日本売編集長の松島さんにお越しいただいています。 松島さんどうぞよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 37号、SFがプロトタイプする未来、ブレイブニューワールドというテーマで、 6月23日に発売になっておりますが、今回の特徴は何といってもこのSFがね、 7本ですかね、短編集が。 そうです。 はい。 書き下ろしで。 書き下ろしで。 なんと石川よしきさんも。 そうなんです。石川よしきさん初フィクションを、果敢にも。 このお話がまたね、いいんですよ。 ちょっと編集部で言ってたのは、日本昔話ならぬ日本未来話みたいな。 ちゃんとオチがあって。 すごい楽しいです。 すごい才能ですね、でも。 本当に最初書かれるって聞いた時に、本当に書くのよしきさんって思ったんですよ。 すごい作品が。 できました。 ちょっとまた時間があれば、1本ずつその魅力を聞いてみたいとは思うんですけど、 全体を通して僕が感じたことなんですけどね。 ありがとうございます。 スティーブン・キングの小説って僕大好きなんですけれども、 スティーブン・キングってすごい、いわゆるホラー的な、SFでもあれホラー的でもあると思うんですけれども、 日常のふとした酒目の中にある不安とか恐怖みたいなものを、 ものすごく的確に捉えてそれを増幅させるみたいな、 そういうところが彼の小説の魅力でもあるし、 虜になるようなところだと思うんですよね。 そして見た時に、この7つ並んでいる作品とかを見てた時に、 我々の人間が持つ本質的な恐怖心であるとか不安だとか、 そんなものを的確に表しているなみたいな、そんなことを感じたんですよね。 いくつかの作であったんですけど、 この見えないものに対する恐怖みたいなものは確実に高まってますよね。 ウイルスですね、今回は。 そうですよね。 だからそれをどんなふうに見えるようにしていくかっていうことの人知が、 これからの世の中で試行錯誤していく過程みたいなことも、 結構作品のテイストとしてあったりするじゃないですか。 それこそ昨日、 今回は藤井太陽さんも、津久井さんも、 椅子狩さんのRNAもそうですけれども、 本当にそういうミクロな視点と人間とっていうのは、 そういう意味での時代性というか、 2020年の春にSFで未来をプロトタイプしてくださいといったときに出てくる、 そのある種のテーマとしての、 やっぱりその時代による規定っていうのが見えてくるっていうのも面白いですよね。 そうですよね。 あとやっぱり、 管理されたくないけど管理してほしいみたいな、 そんなアンビバレントな欲求もあったりするじゃないですか。 いわゆるプライバシーみたいな話と、 一方でそこに対する潜在的な恐怖心みたいなものもあって、 やっぱりそのテイストの中でそういう部分も感じられたりとかですね。 まさに今、接触追跡アプリで、 僕の友達とかみんなタイムライン見てると、 もうすぐ入れたっていう人もいれば、 いや俺SF信用してないから入れないみたいな。 でもまさにそこの議論って、 津久井さんのお話なんか今回の先に一番それが先鋭化してるんですけれども、 なんか多分今回のパンデミックっていうものを超えて、 じゃあ新しいテクノロジーでも何でもいいと思うんですよ。 やっぱり現状を超えて、 今回の荒木さんとの話の中で言うと、 新しい窓の外を見るっていう時に、 それを入れることによって社会が安定することを予視するのか、 自分の自立性の方を守るのか、 多分そのテクノロジーと人間みたいな話では、 多分100年後も同じことの変装学をやってるんじゃないかなと思っていて、 でもやっぱりそういった問題っていうものがすごく際立って出てくるなというのが一つと、 やっぱり荒木さんおっしゃったキングもそうなんですけれども、 今回なんで、じゃあ例えば未来をプロトタイプするといった時に、 単にサイエンスとかエンジニアリングとか、 そういうファクトを集めてきて何か想像するんじゃなくて、 フィクションっていうものを使うかというと、 まさにおっしゃったように人間の視点から描かれるっていうことが、 すごく僕も重要だと思っているんですね。 元々去年のナラティブと実装語っていう、 9月に実装テーマにあったときに、 実はサイファイプロトタイプに一回取り上げていて、 アメリカでサイフューチャーズっていう、 まさにそのサイファイプロトタイプをやっているところのCEOが言っていたことなんですけれども、 そのSFが持っている、現代に持っている価値って何だろうって聞かれたときに、 そのSFって未来への共感とか、 感情的な繋がりっていうものを与えてくれるんだということを言っているんですね。 要するに単にこういう技術が出てきて、 これすげえっていう話じゃなくて、 やっぱり物語の中で人間がいて、 それが限られた環境の中で構造して、 決断して、感情を持って何かをしていく。 そういう姿が一瞬描かれることによって、 単に事業計画の中で何かを予測するだけじゃなくて、 言い方としては、僕らが未来を物語の中で一回リハーサルできる、 感情的な繋がりをそこに生みながらリハーサルができるっていうのが、 SFの持つフィクショナルな想像力っていうものが持つ一つの大きな特徴だと思っています。 強みだと思うんですよね。 やっぱりそういった想像力って人間しか持ち得ないし、 あるいはますます最適化とか効率化っていうものについては、 テクノロジーに任せりゃいいじゃんっていう話になっているときに、 そういった感情的な繋がりとか共感っていうものを書き立てる、 フィクショナルな想像力って何だろうっていうところって、 多分人間が一番これから背負っていく場所なのかなと思っています。 すごくそこが面白いなと思っています。 今の経営の文脈でいくと、 だからもうちょっとストーリーが持つ力だとか、 もしくはジャックインって今回の一つのテーマでもありますけど、 その没入感みたいなことの効果みたいなことは、 もう少し取り入れられてもいいのかなっていうふうに思いました。 無機質な数字であるとか予測データであるとか、 そういうことももちろん大事ではあるんですけれども、 そこにちょっと人間としてのイマジネーションだとか、 そんなことを加えることによって、 もっと行動っていうのが促されるみたいな側面もあったりしますしね。 そうですよね。 本当にそういう意味では僕らは、 Sci-Fiプロトタイピングというものを今回特集して、 さらにSci-Fiプロトタイピング研究所というのを設立したんですよ。 それは今回WIREDのクリエイティブディレクターをずっと務めていただいているパーティーの伊藤さん。 パーティーとWIREDでやって、本当にそのSFの創造力を使って未来をプロトタイプする。 ある種のコンサルといえばコンサルなのかもしれないですけれども、 今度説明会やるんですけど、本当に日本の名だたる企業が、 早々たる企業が揃って100社ぐらいの問い合わせがあって、 今度それを説明するんですけれども、 単に企業が思い描く未来を作家がナラティブに描いて、 こんな世界ですというのを作ると勘違いされているところがあるんですが、そうではなくて、 やっぱりそうやって僕らがこういうことなんじゃないかと思っているものを、 SFの作家の方々のその創造力の中で、 じゃあ実際その世界を突き詰めて描いてみたら、やっぱり現実はそうはならなかったというような、 そういったこれ勝手な身勝手な想像でしかなくて、 これやったら人間みんなこんな社会になっちゃいますよみたいなことっていうのが、 その事業計画とSF的創造力の間でやり取りできたら、 それってすごいエキサイティングになるんじゃないかなと思っているんですよね。 だからすごく楽しみなんですけれども。 なるほど。分かりました。 じゃあちょっと1回チャプター切って、またこのSF Sci-Fiプロットタイピングの話も聞いてみたいと思います。 # SFから脱人間中心主義を考える 今、松島さんから、Ci-Fiプロトタイピングというものが、企業経営にもものすごく注目を浴びているみたいな話がありましたけれども、 そういう意味では、昨日の津久井さんの話の、コモンズとしての未来みたいなことの価値というのが、ものすごい意味を持つというか、 企業側の恣意性にコントロールされてしまう未来ということの危険性みたいな、すごい大事ですよね。 特に、今回、日本でも多くのビッグプレイヤーの方々がいるとすると、そこで未来を本当に実装できてしまうときに、 いつも、ワイヤードでも根本的なテーマなんですけれども、テクノロジーの実装ができるけれども、 それを実装したことによって、社会に何を実装しているのか、あなたは分かっているのかということを問うというのは、すごい重要だと思うんですよ。 この前も、サイエンスとテクノロジーの違いという議論でちょっとしていたんですが、 サイエンスというのは、ある種の世の中の法則を見つけることで、それはある種の事実というか、 世界はこうなっています、地球は太陽の周りが回っていますということで、その事実と一緒に見つけるんですけど、 やっぱりテクノロジーって、そういったある種の法則性があるとして、 それが人間の暮らしの中でとか、人間が生きる上で、あるいは社会を作る上で、 それをどうやって使うのかという、使い方みたいなことまで含めたものがテクノロジーだというふうに考えたときに、 まさに今もね、時代は常にそうなんですね。今だったら、例えばAIとかバイオテクノロジーみたいに、 人間の、今までまさに前話したオバートンの窓の景色を大きく変えるような技術というものが今全形化しているときに、 それが何をできるかということもそうなんですけど、それを人間がどうやって使うのかという意味での、 もともとの意味でのテクノロジーというものを問う機能を、もっと社会がちゃんと持っていないと、 本当に実装できちゃうから、それを社会の中に、その技術を入れてしまうということだけでやっていく未来って、 多分相当はちゃめちゃなものになっちゃうんじゃないかなと思っていて、 その意味でもある種のナラティブによってその未来を描くということが、 そのもともとの意味でのその技術というものを問う行為でもあるというふうに思っているんですよね。 ネット社会を生きる十箇条という本があるんですけれども、そこで書かれているのがですね、 テクノロジーというのは変更、ある種の方向性を持つと、この図と。 なので生まれながらにしてどっちに進むのかというのはテクノロジーがもともとそういうふうに持っていると。 それがどんどんそっちの方向に行った時に人間はストップをかけられるのかみたいなことも含めて、 そのテクノロジーとどう向き合うのかみたいなことを考えなくてはならないみたいな、そんなメタなメッセージがあるんですけどね。 例えば、フェイスブックを立ち上げて、彼名前何でしたっけ、創業者。 ザッカーバーグ。 ザッカーバーグね。ザッカーバーグがフェイスブックを立ち上げた時に、 じゃあサイファイプロトタイピングをもししたとしたら、 彼の結果的に起こしたフェイスブック事件みたいなね、トランプの選挙であるとかブレグジットの話であるとか、 そんなことも含めて、彼は予想できただろうかと。 でも本来、テクノロジーの変更という、ある意味、あれを見た時に、 そういう危険性みたいなものとどう付き合うのかっていうのも含めてのビジネスだっていうことは、 やっぱりこれから我々は考えなきゃいけないのかもしれないですよね。 そうですね。おっしゃる通りだと思います。 おそらくテクノロジーについては本当に、 クランツバーグの法則っていうのがあって、テクノロジーそのものっていうのは、 善でもなければ悪でもない。かといって、中立でもないっていうのがその法則なんです。 なるほど。 やっぱり善でも悪でもないんだけれども、その時代のある種の方向性っていうもの、 傾向っていうんですかね。というものにどうしたって、 そっちの方向に行ってしまうっていうことなんですが、 ただ今回、ちょうど今週、先週かな、ワイヤードの記事ですごくバズったのが、 ターゲティング広告はやめるべきだ。 あれ面白かったですよ。 ありがとうございます。 やっぱりあれって、結局この10年、20年、SNS的なものをここまでやってきたのって何だったかっていうと、 多分別にザッカーバーグでもないし、トランプでもないし、 誰もそれは意図してなかったんだけれども、 唯一意図していた一番のエンジンって何だったのかっていうと、 実はやっぱり広告、ターゲティング広告的な広告なんじゃないかっていうことを考えると、 そうやってだんだんとみんなは一番の肝身、何かを差し込むとしたら、 それ何なんだろう、こう見えてきたっていう意味では、 そういうところに行き着いたんですけれども、 でも例えば、それこそブレードランナーじゃないですけれども、 未来の社会でも広告ですべての環境が埋め尽くされているような世界っていうのは、 それこそ何十年も前から僕は想像力としては持っていたわけなんで、 サイファイプロットタイピングって必ずしも答えを出して、 将来それの答え合わせをするっていうことでもないと思うんですけど、 逆に言うと、やっぱり何を未来として想定して、 それがやっぱりそこを目指して向かっていくことによって、 そこにはいかないかもしれないけれども、 そこに近い方向に少しでもベクトルをずらしていくっていうのが、 おそらくサイファイプロットタイピングの一つの役割なのかなとは思っています。 あとはやっぱりサイファイプロットタイピング、今回のSFも見てもそうだったんですけどね、 こんなことに実務者がどういうふうなメリットがあるのか、恩恵があるのかってことを考えたら、 いろんなノイズを削ぎ落とした人間の本質的な部分に迫れるっていうところなんだと思うんですよ。 だから、我が社はこんなツールでこんなサービスしてますみたいなところから、 ビジネスって考えちゃうんだけれども、 いや、でも人間の本質ってなんだっけっていうことを考えたときに、 例えばさっき言ったような、見えないものをちゃんと見たいっていう欲求があるとか、 例えば、もしそこに本質があるんだとしたら、 じゃあそこの未来に向かって、我々はその本質的な人間の欲求をどういうふうに満たすのかっていう議論に入れるかもしれない。 そうですね。本質を本当にえぐって、一番の急所をえぐっていくっていうのが考えられるのが一つですし、 あとは今、荒木さんの話を聞いていて、改めて思ったのは、 もし22世紀、前回からお話ししたウィリアム・ギルさんが22世紀になると想像できないのかということで、 21世紀におけるSci-Fi、SFの役割って何だろうって考えたときに、 やっぱり僕は人間中心主義を超えたさらに脱人間中心主義的な世界を提示できるっていうのは、 僕、今のSFの一つの新たな傾向だと思うんですよね。 もしかしたらこの10年ぐらいになったかもしれないし、まさに作りさんが書かれたこのユートピア、 そういった人間と植物が一体化するような未来が描かれていたりして、 ただもうどうしたって22世紀どころか今世紀の後半ですら、地球環境というものがどうなっているかわからないとすると、 まずは企業の論理があります。商売の論理があって、 でもそれを超えた人間的な論理というもので、それをもう一度包み直して、 さらに今僕ら、まさに想像力が必要なのと、 さらに人間を超えた地球の中でのその人間というものの位置づけというものを再定義しなければいけない時代だとすると、 それができるのもフィクションの大きな力かなと思います。 おっしゃるようにまさに人間って地球規模のことって考えられないんですよね。 そういうふうに脳ができていないので、そのパーセプションというもの自体をなかなか持てないときに、 資材を与えてくれるというのは、もしかしたらこれからのサイパイプロタイプに、 僕らの一人一人の行動と企業の行動と、さらにそれを社会レベル、人類レベルに広げていくときに大きなテーマかなと思いました。 はい、ありがとうございます。 ということで2日目の対談もこれで終わりにしたいと思いますが、 明日最終日になりますけれども、さらにこの特集号の魅力を語り合いたいと思います。 ということで今日はワイヤード日本版編集長の松島さんにお越しいただきました。 松島さんどうもありがとうございました。 ありがとうございました。 # 『ディズニーCEOが実践する10の原則』 それでは今日のフライヤーのコーナーに行きたいと思います。 今日はディズニーCEOが実践する10の原則という本になります。 著者はロバート・アイガーさんですが、ウォルト・ディズニーカンパニー会長全CEOということで、 2019年タイムシー、世界で最も影響力のある100人及びビジネスパーソンオブゼリアに選出されたという。 そんなことですが、早川処方から2020年4月に出ております。 関宮さんが翻訳されておりますが、この本ね、中田さんがYouTubeで流したことで注目を集めておりますね。 もともとテレビ局のABCで雑用係として入社して、そこから昇進を続けて41歳でABCの社長になるという。 そこからディズニーによるABCの買収を経て、2000年に社長に就任という、すごいキャリアなんですけど、アメリカンドリーム的なもので。 彼の反省がね、非常に若かるしきは大変なことだったんですけど、そこから立診出世するということなんですけど。 なんかあれを思い出してしまいました。 マイケル・J・フォックスが、天狼は薔薇色にという映画が、これね、アメリカの古き良きっていうとなんかあれですけれども、 良い時代のね、まさに雑用から入って出世していくっていう痛快なストーリーがあって。 マイケル・J・フォックスの本当絶頂期の映画だったと思うんですけどね。 そんなことを思い出しますよね。 さらに、このボイシーリスナーという観点でいけば、ピクサーの買収という話があってですね、 このピクサーの話はようやくでもご紹介しましたし、 あとですね、一緒にね、ピクサー展に見に行ってですね、そこからね、ピクサーの話で盛り上がった回もありましたけれども、 そんなことでですね、あれはピクサーのCFOが描くディズニーとの買収の裏話みたいなことがありましたけれども、 今回は買収する側が、スティーブ・ジョブズとどんなやりとりがあったのかみたいなね、そんなことが伺えるシーンがあります。 ディズニー取締役の翌朝、勇気を振り絞ってジョブズに電話したんですよね。 とんでもないアイディアがあるから話言っていいかと。 そしたら、今教えてくれということで。 ジョブズ言いそうですよね。 そこでディズニーがピクサーを買収するのはどうだろうかと、内心ビクビクしながら持ちかけたら、 スティーブは、 それならとんでもないってこともないなっていう、そんな話だったわけですね。 そこから買収に繋がっていくわけなんですけれども、 そこの話とかも含めてストーリーになっているから、 ものすごく共感して裏側の話が見られるかなというふうに思います。 売れに売れている本だと思いますので、私も読んでみたいなと思います。 ちょっと未読で、ようやくのみでお届けする形になっていますが、 ディズニーCEOが実践する10の原則、そんな本でした。 # 頂いたコメントへのお返し さあ、コメント返していきます。今日は6月13日のコメントからですね。 出雲さん、鉄の骨。私は星に走る際、自分の中に甘だるい空気が湧き立ちます。 この空気は自分の正義と思考の擦り合わせの際の摩擦から起きる振動のようで心地悪いです。 ここの心地悪さに見切りを立てるのが正当化で、集団の短絡的な協調につながると感じました。 私自身の無意識な意欲的に行う犯人探しに苦しんでいます。犯人探しは無差別で無通に執行されます。 自分を守り自分を滅ぼす劇薬だと感じています。改めて保身の管家の鎖を心理的に完全に切り離されるよう深く彫刻された心の淀みを改善したいと思いました。 極めて文学的。 でもその悪さを知っているということは、雨だるい空気が湧き立つという表現をされましたが、 それを解消するためにやっぱり正当化ということが必要になっていくんですよね。 そのままそこを許容できるほど人間は立派ではなくて、だからやっぱりロジックに頼るんですよ。 そこをやっぱり断ち切らなきゃいけないということですよね。 ありがとうございます。6月13日入ります。タダツバサさん。シーシュポスのシーンはアルベル神人生の問いかけで人生は自分に何を期待するかが興味深いです。 通常は逆で人生は人生自分は人生に何を期待するかを考えます。この主語を逆にするアプローチは汎用的です。 例えば読書に当てはめると、この本や著者は自分に何を期待するかになります。 ブックカフェでの表現をすれば、どんな誤読を自分は期待されているかです。 マーケティングにも転用ができ、顧客は商品やブランドに何を期待するかです。 この発想が似たつと顧客視点になれ、顧客のジョブは何かにつながりますということで。 素晴らしいですね。問いの変換ということを汎用的に使うということです。 これは夜と霧の話です。 自分は人生に何を期待するか、このミッションは自分に対してどんな答えを出すべきか。 問いそのものを意識してコントロールするというのが、すごい大切な技術だと思います。 自分たちは無意識に問いそのものを飲み込んでしまうのですが、今考えるべき問いは一体何なのだろうと。 大事なことだと思います。 しげちゃん。シーシュポスのシーンは、不条理文学からの学びについて考えました。 誰も不条理な世界に身を置きたくはないと思いますが、不条理な世界では日常よりもはるかに自分という存在や人生の意味といった壮大な問いと向き合いやすい、向き合わざるを得ないのだと思います。 定期的に不条理文学を味わい、その主人公に思いを馳せながら、自身の壮大な問いを考えるきっかけにしていきたいと感じました。 これもSFもそうですよね。ストーリーってそういうことだと思うのですが、ペースとはSFとは言えません。 シーシュポスの神話もSFとは言えませんが、ある意味、自分とは違うどこかの世界で起きた不条理を自分に引き戻して考えてみる。 そうすることによって、不条理をシミュレーションするという、そんなことができるわけです。 その力は大きいですね。 一本旅山内さん、シーシュポスの神話、思えば存在とは何かに始まり、シーシュポスで締める一週間、哲学好きの僕にはたまらない贅沢な時間、石をひたすら山の頂上に持っていく。 ただそれだけの人生と、何かいろいろなことに取り組んでいるように思える自分の人生、一体何が違うのか。 抱える問いがまた増えた。抱える問いが多いということは、こういうことかと思えるチャンスもまた増えているということ。 マスターの問いは良質で美味しいということで。 ありがとうございます。かなりマニアックで、こういうマニアックな方がリスナーについていただいているということで、とても励まされます。 まあ普通だったらシーシュポスの神話とかいうタイトルだけでね、もうクリックしないですよね。 なんですけれども、まあ嬉しく思いますが。でも人生ってそうですよね。 常に落ちてくる岩を谷上げているだけというふうに見ることもできますよね。 何のために働いているのって。いや、毎日岩を上に上げているだけであると。 そこにどういう意味を見出すか。そういうことなんだと思います。 頑張ってください。ありがとうございます。ぐるぐる鈴木さん。エンドレスに岩を山頂に押し上げる話。すごく共感しました。 目の前にある問題に答えを出し続けるだけで、その先を期待しない。 今日一日を生き切ると言い換えられるのかもしれません。大きなビジョンを持つ。これも大事なのかもしれません。 しかし日々しっかり生きているのか。これも大事にしたい視点と思いました。 今後とも楽しみにしています。ということで。 これね、その後で話しましたけれども、時間とテクノロジーという、佐々木俊男さんの本に繋がっていく話ですね。 僕はこのシーシュポスの神話を紹介したときは、佐々木さんの本を意識せずに語りましたけれども、僕の中でですね、読んだ後にこう繋がってくる感覚があって。 ぜひまだ読まれてないんだったら佐々木さんの本も読んでみてください。 ユーコリン。シーシュポスの神話ですが、選択の科学の最終章に出てきて読みました。 最終章のテーマは、「自殺は選択できるか?」でした。 が、人生はシーシュポスと同様に不条理だけれどもそれでも美しい。 つまり自殺はやはりダメだというメッセージだと受け止めました。 人生とは何かを非常に感慨させられました。 難解ですがまた読みたいですね。 そうなんですね。このシーシュポスの神話の最初の章が自殺なんですよね。 不条理と自殺だったかなテーマが。 そんなことで、最後にその神話の話を出してきて、 そこで全ての神への問いがそこで回収されていくわけなんですけれども、 まあむっちゃ難解な本ですね。 なんですが、後を引くそんな哲学書だと思います。 ありがとうございます。さすがです。ユーコリン。 出雲さん。シーシュポスの神話。 人生は一条しかない事実は不条理かもしれません。 しかし死を前提に生きているからこそ今の一瞬を大切に生きなければいけないと感じています。 一方で生きるとは死を待つだけの孤独な作業で生き続けることは、 自然にひるがえりもがき苦しみながら無駄にうごめくだけと虚無感を感じることがあります。 生きることが生かされている消極的な感覚です。 改めて自分が生きていく事実をありがたく感じています。 今後も生きる意味を問い、自身、自分を俯瞰し、 自分の人生を見つめ直す機会を作りたいと思いました。 これキャリアと一緒だと思いますよ。 意味、そのやってることに意味が見える瞬間と見えなくなる瞬間ってあるわけですよね。 見えなくなる瞬間を生きる術というのはですね、 目の前の仕事に全力で取り組むということなんだと思います。 そうすると霧が晴れる瞬間があって、 そうするとですね、今やってることと未来がつながる感覚が出てくる。 で、そこにまた向かっていく。 そうするとまた壁にぶつかっての繰り返しね、と思います。 ありがとうございます。 トシさん、シーシポスのシーンは拝聴しました。 最近読んだ芥川龍之介の雲の糸とつなげて考えました。 私は雲の糸のテーマを利こと利他だと考えました。 生きていくために他の生き物の命をいただく宿命にある人間ですが、 一方で利他的に行動することもできる人間、 生まれながらに不条理の中で生きる人間が問い続けること、 答えを出していくことの一つのテーマには、 利他に生きられることも大きな要素になるのではと考えました。 週末の哲学カフェ、良い刺激になります。 いやー、深いね。深いですね。 僕ね、この利こと利他っていうのは結構考えたことがあるんですけど、 実はここはシームレスじゃないかっていうのが一つの仮説としてあるんですよね。 なので、そこは実は切り離されないものなのかもしれません。 はい、ということで、はい、また語り合いたいですね。 はい、ということで今日のコメント合宿ここまでにします。 ありがとうございます。 # 終わりのあいさつ はい、ということで、今日の放送はここで終わりにします。 えー、ワイヤード対談2日目終わりましたが、 明日ですね、えー、最終回ということで、 はい、えー、あっという間の対談だったんですけど、 まあ、リスナーの皆さんにね、楽しんでもらえれば嬉しいなと思います。 ぜひコメントもお待ちしてます。 ということで、今日の放送はここまで。また明日。 もっと見る荒木博行のbook cafeプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコール00:452.初めのあいさつ09:343.SFで未来をリハーサルしよう09:384.SFから脱人間中心主義を考える03:575.『ディズニーCEOが実践する10の原則』09:416.頂いたコメントへのお返し00:227.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう いずも2020年6月27日「Brave new world その2」SFから人間の本質を知り、その知見を企業の目的と照合させ、現状を振り返る事に、私は違和感を感じました。私は企業の目的はモノを売る事だと感じています。事実が未来を作るイメージです。私は、集団は制御できないので、喫緊の事実が動機になると考えています。しかし、本来は未来の期待のコトを達成する為に、企業や仕事、役割があると思います。改めて未来、今、過去の時代を循環させ、本質を知る事で、今の私や関わる社会を見るレンズを見直したいと感じました。返信 いちぞうシニア2020年6月27日荒木マスター、いつもありがとうございます。松島さんが対談で、感情的なつながり、共感を掻き立てるような、フィクショナルな想像力が、今後、人間が背負っていくのではないかとおっしゃっていたことが、すーっと、入ってくるのを感じました。想像力、妄想力が、必要とされると聞くと、とても、わくわくしてきました。これから、ますます、たくさんのインプットをして、いい妄想ができるようになりたいです。自由に、妄想ができるようになると、楽しそうですね。返信 人、本、旅、あまのっち2020年6月27日WIRED対談2、今日もめちゃくちゃ楽しかった!科学には方向性がある、という話が興味深かったです。SFは、科学に裏打ちされた未来を描く。科学×未来。それだけだと、誰にでも描ける一定の方向の未来。その2次元の世界に、想像力という次元が加わって3次元になるから、広がりが生まれる。広がりが生まれるから、コモンズとしての余白ができる。とにかく脳がフル稼働する快感!返信 たなか2020年6月26日本日紹介されていた「Sci-Fiプロトタイピング」について、聴きながら、WIREDのWebサイトをチェックしました。(「ドラえもんのひみつ道具がある日常」をイメージする感覚、でしょうか。)例えば「どこでもドア」がある未来では、通勤や旅行による「移動時間」の削減とともに「偶然との出会い」「行き交う人との交流」という価値も失う、という課題があると感じました。未来予想から課題を発見する、という取り組みはドラえもんやアトムのような世界観で考えるとやりやすい気がします。返信 多田 翼2020年6月26日WIRED『BRAVE NEW WORLD』松島さん対談2、SF で未来をリハーサルするという捉え方が興味深いです。ものごとの見方はバックキャスティングとフォワードキャスティングがありますが、 SF からの未来リハーサルはバックキャスティングですね。未来を考えるときに意識していることが一つあり、未来は既に現在に兆しがあると考えるようにしています。ただし目に見えやすい本流ではなくて世の中の隅、辺境から芽が出ているととらえます。辺境から生まれるとはイノベーションにも通じます。返信 もっと見る
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SFから人間の本質を知り、その知見を企業の目的と照合させ、現状を振り返る事に、私は違和感を感じました。
私は企業の目的はモノを売る事だと感じています。事実が未来を作るイメージです。私は、集団は制御できないので、喫緊の事実が動機になると考えています。
しかし、本来は未来の期待のコトを達成する為に、企業や仕事、役割があると思います。
改めて未来、今、過去の時代を循環させ、本質を知る事で、今の私や関わる社会を見るレンズを見直したいと感じました。
松島さんが対談で、感情的なつながり、共感を掻き立てるような、フィクショナルな想像力が、今後、人間が背負っていくのではないかとおっしゃっていたことが、すーっと、入ってくるのを感じました。
想像力、妄想力が、必要とされると聞くと、とても、わくわくしてきました。これから、ますます、たくさんのインプットをして、いい妄想ができるようになりたいです。自由に、妄想ができるようになると、楽しそうですね。
科学には方向性がある、という話が興味深かったです。
SFは、科学に裏打ちされた未来を描く。科学×未来。それだけだと、誰にでも描ける一定の方向の未来。
その2次元の世界に、想像力という次元が加わって3次元になるから、広がりが生まれる。
広がりが生まれるから、コモンズとしての余白ができる。
とにかく脳がフル稼働する快感!
(「ドラえもんのひみつ道具がある日常」をイメージする感覚、でしょうか。)
例えば「どこでもドア」がある未来では、通勤や旅行による「移動時間」の削減とともに
「偶然との出会い」「行き交う人との交流」という価値も失う、という課題があると感じました。
未来予想から課題を発見する、という取り組みはドラえもんやアトムのような世界観で考えるとやりやすい気がします。
ものごとの見方はバックキャスティングとフォワードキャスティングがありますが、 SF からの未来リハーサルはバックキャスティングですね。
未来を考えるときに意識していることが一つあり、未来は既に現在に兆しがあると考えるようにしています。ただし目に見えやすい本流ではなくて世の中の隅、辺境から芽が出ているととらえます。
辺境から生まれるとはイノベーションにも通じます。