TOPトーク専門家ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方#447 後輩へのエール—老兵だって役に立つ10:27 8月26日 102再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次新任校で直面する若手の悩みベテランも経験する異動の困難多領域経験が拓く成長の可能性専門性と“幅”を武器にする教員像「老兵」が後輩にできることとはAI文字起こし(β版) # ChaChatタイトルコール NARITA JUNIOR PRESENTS チャチャットアップデート 教育現場で日々奮闘する先生方、そしてこれから教育に関わろうとする方々へ、 外国語教育、AIやICTの活用、働き方改革、中年教師のマインドセットなどなど、 NARITAのごく個人的な興味のあるテーマで、ちょっとした価値観のアップデートを、 真面目に、でもどこか緩く、気ままにチャチャッとお届けします。 # 「談話室なりた」が若手の役に立ってくれてたらいいな 昨日、私の勤務校は全員揃っての職員会議の日だったんですよね。 全員が揃って、2学期に向けて頑張っていきましょうねということを確認するっていうね、そういう役割もある職員会議かなと思ってるんですけど、 夏の終わりって、なんかちょっと不思議な魔力はありません? 夕方になるとちょっと切なくなるっていうかね、干渉にしてあるというか、なんかそういう感じになりがち。 しかも、おっさんになるとそれがね、ますます増していくわけなんですけど、 そんな夕方にね、窮地の友人とLINEで連絡を取り合ったんですよ。 友人ていうのはちょっとおこがましいかもしれないですけど、私よりもずっと年下の若い女性の先生なんですけどね。 私の大学院の時の研究とか、あとはその後に私が単独で行った白宝ライダーの研究助成金もらって取り組んだAI翻訳の研究。 これが要するに、後のチャチャット英語の本につながったりとか、あとは日系の取材の動画とかあれにつながっていく、 その原型とかプロトタイプっていうんですか、そこの研究にも本当にガッツシ関わってくださった女性なんですよ。 でも本当に私の研究にフルコミットしてくれた方が2人いて、そのうちの1人なんですよね。 私が出会った時が6年目だったかな、確か。 なので、そこからもう9年経つんですか。 だからもう今15年目とか16年目とか、本当に中堅ベテランっていうところになってきてるかなと思うんですけど、 ちょうど今年学校移動されて、新転子で今頑張ってるんですよ。 その学校を上げて全員が研究授業を公開するような、そういう大きな研究発表大会が秋にあるということを共通の知人から話を聞いて、 それだったら是非見に行くよって言って、久しぶりに彼女とLINEでやり取りして見に行くよっていうふうに連絡をしたんですよ。 そこからのやり取りが、おっさんとしていろいろ考えることがあってエモくてですね。 今日はご本人への許可も取って、そのことを話をしようかなと思うんですけど。 新転児は行ったら、どんなベテランだってしんどいわけですよ。 これは異文化体験に他ならないですから、今までの常識みたいなものは全然通用しなかったりとか、 あとはベテランの経験を積んだタイミングで、またそういう新転児に行くと、 今まで割と全人口で発言権があったりとか、自由に行動できていたとか、 あとは仲間との関係性が成熟していたために、いろんなことがやりやすかった。 だけど新転児に行くと、それが途端にできなくなる、取り上げられてしまうわけなので、 今までできていたことが当たり前にできなくなってくるということのストレスってすごいでかいわけですよ。 これは私はすごくよくわかるんです。 なぜかというと、現場を離れた期間があるからなんですね。 県教育委員会の指導主事を私は3年間やっているので、その3年間って本当に転職なわけですよ。 今まで自分が教員だったのは何だったんだっけって思うぐらい、全然違う仕事をすることになるので、 もうね、自己肯定感がダダ下がりですよ。 日々日々、お前はできない人間なんだぜってことを、周りのすごい仕事的な人たちに囲まれてシュンってなるっていう毎日を送ってたんですよね。 そこで心折れちゃう人も中にはいなくはないんだけれども、幸いなことに自分はなんとかそこを持ちこたえて、仕事を全うすることができたわけなんですけど。 まあそれもね、やっぱ3年かかりますよ。 3年かかる、石の上にも3年ってよく例え話で言うけれど、あれ例えじゃないですよね。 本当にそう。 1、2年目は本当に自分はなんでこんな仕事してんだろう、なんでこんな自分は仕事ができないんだろうっていうことを、毎日のように皮膚からすり込まれるような感じで叩きのめされるんですけど、 3年目になると、1、2年目でわけのわからなかったことがわかってくるようになって、 司教員からの問い合わせとかね、1年目怖かったんですよ、問い合わせが来るのが。 本当に怖かったんだけど、でも3年目になると、あ、それはこういうことですよって、何も資料を見なくてもさっと空で答えられるようになっている自分に気がついて、 あ、やっぱ3年も経つとこんなに変わるもんなんだってね、つくづく思ったんですけど。 でね、彼女の話を聞くとね、頑張ってねって、見に行くよって言ったら、いや私今しんどいんですっていうのが返ってきてね、いろいろ話を聞いてたわけですよ。 そうすると、やっぱりそのさっき言った通りね、いろいろできなかったこととか、できないことだとか、 あとは、今彼女が任されている仕事っていうのが、ご自身の興味関心のど真ん中とはちょっと違うんですよ。 決して嫌いではないのだけれども、それが専門ではなかったんですよね。 だけど、巡り巡ってそういう立場になって、その仕事をして、それで研究事業をしなきゃいけないっていう、このギャップっていうんですか、 自分がずっと持っていた軸と違うことをしているということの違和感みたいなものがずっとくすぶっているわけですよね。 その話を聞いて、私はちょっと不謹慎かもしれないけど、こう返したんです。 このメッセージを読んで、辛いんだって話をした、自分の軸と違うことをやってて辛いんだっていうメッセージを受けて、 そのメッセージを読んで、いい葛藤してるなって思ったよと、失礼って書いてあるの。 どんなに多領域に踏み込もうが、自分の軸はそうそう変わらないもの。 でも、その軸を中心に多領域に踏み出しては、また軸に戻っていく、いわば反復横跳びをしている真っ最中ですねと。 自分の軸にしがみついているうちは、決して手に入らない脚力とか機動力をあなたは今身につけているんですねって返したんですよね。 それに対して、そうでしょうかって返ってきたんだけど、いや、私が証人だからって。 私、研究院に行って、教員ですらなくなって、専門外の生徒指導とか特別活動の担当になって、 外国につながる子どもたちの支援事業の国の補助金、100万単位ですよ。 100万単位の国の補助金を市町村に栽培したりとか、何なら折り払とか、コロナの補助金業務とか、これはもう教育と関係ないんだよ、全然。 全然関係ないんだけど、県の職員としてそれを借り出されるわけですよ。 全然自分の専門と関係ない仕事をいくつもいくつも担当させてもらって、今現場に戻ってきてるわけですよ。 現場に戻ってきて、今私何やってるかというと、外国語の専門で授業をやって、そこで私自分の短調、ちゃちゃっと英語を出し、日経さんに取材を受けて、 YouTubeの動画が大バズりにバズってるっていう、そんな感じじゃないですか。 そういう人もいるのよっていう話をしてるんですよね。 特殊なケースかもしれないけど、専門性はもちろん武器なんだけど、人として、教員として、幅っていうのもやっぱり武器になっていくと思うんですよね。 彼女の移動先っていうのは、一般的に言うと、そこに移動したんだ、すごいって言われるようなキャリアなんですよ。 でもそれって、見た目の華々しさに比べて、裏側にある泥臭さというものも含めて、すごく彼女の経験値になってるんじゃないのっていう話をしたんです。 そしたら、泣けますっていう涙の絵文字が返ってきたんですよね。 私は実態を直接見てるわけじゃないから、無責任な励ましになってるのかもしれないけど、環境が変われば当然風土も違うわけで、 学級経営っていう大筋の仕事が共通してたとしても、やっぱり細かなニュアンスって異なりますよね。 学級経営って細かい技術パーツの総合技術じゃないですか。 だから、そのパーツの一個一個がちっちゃな違和感を生むと、結局全体としては大きな歪みに繋がっていくっていう、そういうものだと思うんです。 それって、新しい環境に行ったら誰しもが見舞われる一種の洗礼みたいなもんだろうなというふうに思うわけです。 彼女にとってみると、その洗礼はちょっと厳の厳しいものだったってことなのようなんだけど。 だからこそ、今まで自分がいた全人口の環境がいかに恵まれてたのかってことにも気づけたってふうにおっしゃる。 それっていい気づきですよね。離れてみては初めて分かるものがあると。 それって裏を返すと、今いる環境の良さ、価値というのにまだ気づけてないっていうことでもあるかもしれないなって思うわけですよね。 それに気づくためにはどうしても時間が必要だよねっていうふうに返したわけなんですけど。 彼女はほんとすごい頑張り屋なんです。頑張るって一人じゃしんどいですよね。 だから私が直接何かしてあげられるわけじゃないんだけれども、 談話室ナリタだったらいつでも無料で使えるからまた連絡しといてって伝えて会話を終えたんですけど、 老兵だけどなんか彼女の役に立てたかな、役に立ってるといいななんて思っているところです。 ご視聴ありがとうございました。 また次回。 もっと見る #中年教師のマインドセット ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方成田 潤也 | ChaChat英語00:271.ChaChatタイトルコール10:002.「談話室なりた」が若手の役に立ってくれてたらいいなコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 智美 清水8月29日談話室なりたほしーい‼️おっしゃること、すごく分かります。今の職場に来た時、「仕事できない自分」をつきつけられ、打ちのめされた経験がありますから。そこから這い上がれた自分は強い❗️と思うようにしています。1返信 成田 潤也 | ChaChat英語8月31日お気軽にどうぞ🤗「這い上がれたから強い」は間違いない。と同時に、その事実は「生存者バイアスを強化する」という側面があるので、そこは気をつけたいですよね。 Yosuke Takeda8月26日どうやったら、そんなにわかりやすい例えを使って、言葉かけができるんですか???やっぱり成田さんは言葉の魔術師ですよ!そんな励まされ方したら、ドンズバで刺さります😭1返信 成田 潤也 | ChaChat英語8月31日「反復横跳び」のことかな。それは、「自分自身がめっちゃそう感じてるから」かなー。自分の置かれている状況や味わっている体験を、どう表現するか考えた時その喩えが浮かんだので、それをそのまま知人に使った次第。ある意味、「相手への共感」がなせるワザなのかもね。 Asu ka8月26日談話室いいなぁ〜😊1返信 成田 潤也 | ChaChat英語8月31日いつでもどうぞ😉1
#466 「オッサンの見方・考え方」を働かせて 10分・13時間前・ 85再生AI目次フォーラム参加で気づいた「聞きたい話題」の変化実践者から見た学校運営、大局的視点への関心「おっさんの見方・考え方」が選択を変える瞬間キャリア展望がもたらす情報の優先順位とは前進とバランス:「見方・考え方」操縦の難しさ
#465 【コメント返し】寄らばChaChatの陰 34分・昨日・ 115再生AI目次日本語オノマトペの驚くべき世界生存者バイアスが語る経験の罠遅延から見出す時間の使い方AI時代の「意図」と情報モラルドラマ「Tシャツが乾くまで」の深層
#464 【雑談】「antique化」と「pro-aging」と 9分・一昨日・ 75再生AI目次白髪の出現とポジティブな「antique化」身体の変化に適応する新たな習慣老化を肯定的に捉える「pro-aging」「pro-aging」と「ポジティブエイジング」「pro-aging」が変える仕事と教育観
#463 日本語の「画像はイメージです」問題 10分・9月11日・ 87再生AI目次日本語「画像はイメージです」の困惑英語での「イメージ」表現3つの違い日英語「イメージ」が示す意味のズレ単語の守備範囲が異なる言語の奥深さ言葉が世界を切り取る面白さとは
#462 日本語の「マイ◯◯◯」問題 10分・9月10日・ 104再生AI目次New Horizon絵辞典タイトルの疑問英語指導者が直面する文法上の壁和製英語「my○○」が招く誤解「My Number Card」の英語正式名称東京書籍に問う「My」命名の意図
#461 【注意喚起】Canvaの共同編集リンク放置問題 9分・9月9日・ 113再生AI目次「Canva共同編集リンク放置」問題の本質授業後もアクセス可能な編集権限リスク気づかぬうちに作品が改変?教師の盲点リンク削除だけでは不十分なCanva対策あなたの過去Canvaデザインは安全か
#460 【報告】寄稿『授業力&学級経営力 PLUS 学習指導要領改訂のゆくえ 外国語』 6分・9月8日・ 96再生AI目次「学習指導要領 改訂の行方」寄稿報告小学校AIデジタル学習基盤活用の実際生成AI活用!小学校英語授業の舞台裏AIで自立学習を支援するアプリ開発改訂の行方 書籍に学ぶ今後の展望
#459 「前日に休校連絡」の是非 10分・9月7日・ 124再生AI目次予想外の晴天、前日休校は杞憂か前日休校決定がもたらす安心感親の仕事と生活、前日判断が与える影響学校運営の難題と安全優先の選択予定変更をプラスに変える視点と課題
#458 【コメント返し】笑うChaChatにはコメ来たる 31分・9月6日・ 176再生AI目次コメント返し会運営変更の背景と反響キャリア転換期の葛藤とアンティーク論AI研修の構図と「目」が語る言語の妙Mr.Children名曲に隠れた歌詞の真実笑い声が紡ぐリスナーとの共感と絆
#457 【雑談】『Tシャツが乾くまで』TVドラマで叙述トリックをやりやがった(褒めてる) 11分・9月5日・ 168再生AI目次謎めいた番宣が誘うドラマの沼高速バス事故と不倫の衝撃事実夫婦の真実と葛藤が問う人間性多角的な視点で描かれる人間模様第9話で明かされる叙述トリック
ほしーい‼️
おっしゃること、すごく分かります。
今の職場に来た時、
「仕事できない自分」をつきつけられ、打ちのめされた経験がありますから。
そこから這い上がれた自分は強い❗️と思うようにしています。
「這い上がれたから強い」は間違いない。と同時に、その事実は「生存者バイアスを強化する」という側面があるので、そこは気をつけたいですよね。
やっぱり成田さんは言葉の魔術師ですよ!
そんな励まされ方したら、ドンズバで刺さります😭
それは、「自分自身がめっちゃそう感じてるから」かなー。自分の置かれている状況や味わっている体験を、どう表現するか考えた時その喩えが浮かんだので、それをそのまま知人に使った次第。
ある意味、「相手への共感」がなせるワザなのかもね。