TOPトーク専門家聞き手のオキテ 耳をすます人の思考と実践ゼミ#58 「聞く=受動的 / 聴く=主体的」って本当?「聴く」の"ある弱点"と落とし穴とは13:30 6月29日 33再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「聞く」と「聴く」主体性再考能動的な「聴く」が持つ“ある弱点”AI時代に失われる「聞く」主体性「新聞の聞く」に隠された真の力あなたの「耳がひらいた状態」の作り方AI文字起こし(β版) # はじめに ボイシーチャンネルをお聞きのあなた、おかえりなさい。 もしくは、はじめまして。 聞き手のおきて、耳をすます人の思考と実践ゼミ パーソナリティの日沖の里代です。 この番組は、聞くことをもう一度問い直す声のゼミ ラジオパーソナリティ、ファシリテーターとして活動する私が 良い聞き手であるために 日々考えていることや実践をお届けしながら リスナーのあなたとともに聞くことを深めていきます。 今日はですね、ちょっと僕とってもしゃべりづらいんですけど タイトルにもあると思うんですけど 2つの聞くについての違いをお話します。 で、これをですね、文章にするんだったらいいんですけど ちょっとこの言葉だけで今あなたは耳で聞いていると思うので 聞くと聞くって言っても今僕がどっちの聞くの話をしてるのか すごくわかりづらいと思うんですよね。 なので、はじめにお伝えしておきます。 一応、便宜上ですね、この文に耳の聞くの方を 新聞の聞くっていう風に言います。新聞の聞く。 で、聴覚の方の聞くをですね、計帳の聞くっていう風に言います。 新聞の聞くと計帳の聞く。 なんかね、他にいい違いがあるような気もするんですけど こっちの言い方というか、区別の仕方の方がわかりやすいって言ったら 教えてください。 多分この2つの聞くの話ってこれからもすると思うんで それを最初にお願いしてから、今日の本編をスタートします。 # 思考:「聴く」と「聞く」の主体性を考える Voicyのテーマが主体性を持つコツというところもあったので、それに絡めて話をしようと思うんですけれども、 一般的なイメージで言うと、新聞の聞くというのは受動的で、 傾聴の聞くの方が能動的というふうに思われがちです。 新聞の聞くというのは声や音が耳に入ってくること、傾聴の聞くは耳を傾けることという使い分けが主にされます。 傾聴の聞くの方が丁寧でより深い関わり方というか、それこそ主体的能動的、漢字の習う順番みたいなところもあって、 どちらかというと傾聴の方が上位語感みたいな使われ方をすることが比較的よくあるのかなというふうに思います。 まさに傾聴、言葉通り、そっちの聞くの方がより良い聞き方みたいに感じますよね。 もちろんこの番組でも、言葉になっていない声なき声を聞くという大切さとか、 あとは目的を持って聞くことの大切さ、ラディカルリスニングということもお伝えしてきました。 こういうときはより積極的に受け身じゃなくて、自分から本当はどうなんだろうなという、より能動的な姿勢というところ。 こういうときの僕の聞くというのは、傾聴の方の聞くのイメージをしています。 ただ今日は、この傾聴の方の聞くのある落とし穴の話をしたくて、 この傾聴の方の聞くにはある弱点があるんです。 それは何かというと、疲れる。 いや、なんだそれはと思われるかもしれない。 疲れるってそんなことかと。 でもこれはなかなかどうしても馬鹿にできない話だったりします。 この能動的に外に向かっていく行為というのは、基本的にエネルギーを消費します。 集中して外側にエネルギーを聞き続けるというのは、思った以上にしんどいものなんです。 これは苦手な人の話を聞くとか、仕事としてというだけではなくて、どんなに好きなものでもエネルギーを使っています。 心理学的にはストレスってそうなんですよね。 ネガティブでもポジティブでも、心が動いたときにストレスといって心に対して負荷がかかっているということは、 これは良いにつけ悪いにつけそうなんです。 しかも、現代というのは声があふれすぎています。あまりにあふれすぎている。 これ、よく言う話でもあるんですけど、 現代人が1日に受け取る情報量というのは、平安時代の人の一生分というふうに言われています。 しかも、生成AI、ありとあらゆるコンテンツを作りまくっているので、 AIが作った文章が、人類がこの何十年、五十年、六十年とかで生み出した文章量、情報量を今、凌駕しているというデータも出てきています。 好きな音楽、ネットフリーのドラマとか、 ツンドクもあの本も読まなきゃ、この本も読みたいし、 時間が有限なのに、耳に入れたいものが次から次へと押し寄せてくるわけですね。 大変なんです、本当に。 そこで登場するのが、まさにAIなわけですよね。 あなたにはこれがおすすめですよとか、 あなたこれ好きだったらこれも見ておいてほうがいいですよとか、 どんどんどんどん再実証してくれて、交通整理までになってくれるわけです。 主体的に何かを選ぶ、あれもこれもあれもこれも見たいよ見たい知りたい、大変だから、 AIがそこになってくれてと、したくなっちゃうんですよね。 これが落とし穴なんですよ。 こんなふうに情報や声があふれすぎて、それをAIが間に入ってあなた向けに整理してくれますよ、 余白を作りましょうね、サジェスチョンしてくれる中で、 主体的に聞くということを本当に主体的に最後まで握りしめられていれるかどうかっていうのが本当に大変なんですよ。 だからこそふっと油断すると聞くの主体性っていうのを預けたくなっちゃうし、 預けようと思えば簡単に預けられてしまうんですよね。 気づいたら自分の意思決定というものはアルゴリズムに弱されてしまう。 耳はもうAI向けに気持ちよくストレスなくうまいぐらいにアジャストされているわけです。 それは自分がアジャストさせたのか、AIにさせられてしまっているのか、 主体的に選ぶということをできるだけ疲れずに効率的にやりたかったはずなのに、 いつの間にか主体性はどっちに行ってしまったのか。 なんてことが聞くという行為が、それだけのエネルギーを要する行為だからこそ、 そういう危険性が実はあると僕は思っているんですね。 そこでです。新聞の方の聞くの話に戻ります。 こっちの聞くの方の字ですね。 どう書くか改めて漢字を思い浮かべてください。 この門があって、その門の中に耳がありますよね。 門が開いて耳がある。 ちなみにこれ簡単な漢字と思いきやですけど、 これ門構えじゃないですよ。この聞くの作りって。 門構えじゃないです。耳編なんです。 耳が主体なんです。あくまでこの聞くはね。 聞くというのは耳を開いた状態にしておくこと。 外側の何かに向かってフォーカスをして、外側に何かを迎えに行くのではなくて、 自分自身が開いている。耳が開いている。 この番組でずっとそれこそ耳にタコができるくらい言い続けていくつもりですけれども、 耳を澄ますということは、行為ではなくて耳を澄んだ状態にしておくこと。 まさにこのことなんですよ。 開いておく。一見受動的に思われますよね。 ただ開いているだけ。そこに何かが入ってくるだけ。 その状態を主体的に作るということが意外と難しくて、そして意外と大事なことだと思うんです。 情報、いろんな声があふれにあふれ。 そんな中で、大変ですよね。お任せください。 AIさんがうまいことをやろうとしてくれているこの時代に、もちろんAIは道具なので、 そこの主体性を握りしめていたいとは思うんですけど、でも結構難しい。 でもそんな時に、私は今、誰かの声を受け取れる状態にある。 ここを主体的に作るということ。 そこの主体性というものに意識を向けた方が、僕はいいんじゃないかなと思っています。 能動の方の効くというのはとても大事なことなんだけど、疲れます。 疲れると、やっぱり触りたくなっちゃう。預けたくなっちゃう。これは人間の逆だと思うんです。 これはしょうがないことだと思う。 そしてその主体性を無自覚に。自覚があるならいいんですよ。 でも無自覚にその主体性をいつの間にか預けられてしまった耳というのは、 気づいたら自分のものじゃなくなっていく。自分の声自身も聞こえなくなってしまう。 新聞の方の聞くというのは自動的に一見見えるけれども、実はこちらの方を主体的にする。 主体的に聞く。こっちの方がなかなか奥深いことなんじゃないかなというふうに思うんですよね。 # 実践:あなたの「耳がひらいた状態」をつくる方法を教えてください 本当にちょっと言っててややこしくないかなって思うんですけど大丈夫ですか? 改めてアドバイスください。この2つのキクの言い方の使い分け。 あともう一つ、今日の実践編なんですけど、 これもいろんな方からのコメントをやっぱりいただいていきたくてですね、 今までこうしてみましょうっていう実践、具体的に僕の方から提案してたんですけど、 皆さんの実践を教えてもらいたいんです。 今回ですね、この耳を開く、耳をすます状態、 その状態を作るためにどんなことができると思いますか? あとは、あなたがこういうことをちょっと意識してやってるよっていうこと、もしあったらですね、教えてもらいたいんです、逆に。 前もね、体を緩める、お休みの日にちょっとリラックスしてお風呂使ってみるとか、お散歩してみるとか、 そういう身体的なアプローチの話も僕しましたけれども、そういうのでもいいし、またちょっと違う考え方でもいいですし、 それぞれ人それぞれあると思うんです。 この人に合ってるやり方もあれば、あの人のやり方も、そういうこともあるんだっていう、 そんなあなたの実践を教えてくださいっていうことを、これから少しずつやっていけたら嬉しいなと思うので、 さっきの聞くの言い訳もそうですけれども、あなたの声をもっともっと聞かせてほしいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ということで、今日の放送いかがでしたでしょうか。 このゼミは正解を伝える番組ではなく、リスナーのあなたとともに考え続ける番組です。 思ったことや気づき、また新たに生まれた問いなど、お聞きのボイシーのコメント欄から気軽に書き込んでみてくださいね。 お相手はヒヨキの龍でした。 ではまた次回のゼミでお会いしましょう。 それでは元気で。 いってらっしゃい。 もっと見る #AI #聞く力 #主体性を持つコツ #聞き手のオキテ 聞き手のオキテ 耳をすます人の思考と実践ゼミ日置ノリオ01:471.はじめに09:312.思考:「聴く」と「聞く」の主体性を考える02:133.実践:あなたの「耳がひらいた状態」をつくる方法を教えてくださいコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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