この記事は、Voicyパーソナリティ 港区女社長ひつじさんの放送をもとに書き起こした記事です。
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不動産運用は苦労の連続
今回は、私が実際にやっていた30万円からスタートできるおすすめの資産形成方法についてお話をしたいと思います。
学生のときから色々とやって、実際ビジネスオーナーになってみたんですけど、やっぱり資産運用しないと資産家に回るのって難しいなと思いました。私の目算としては、(資産運用は)10年ぐらいで基礎を積んで、20年・30年で大成するものだと思っているので、それに必要な選択肢の目利きをここ数年やってきました。
その結果、おすすめの方法にたどり着いたので皆さんにお話をしていきたいと思います。この方法は、私の環境に合っているので、皆さんは自分の環境に置き換えて、最適な資産形成を見つけていただけたらなぁと思います。
まず資産を形成するにあたって、不動産は不労収入が入ってくるって思ってるかもしれないんですけど、本当に大変です。うちの取締役とかってビル何十棟も持っていて、資産もすごくあるし家賃収入もかなり入ってきてるんですけど、じゃあそれは寝てるだけで(収入が)入るかって言ったらそんなことなくて、入居者さんって2ヶ月に1回退去するし、クレームもあるしすごいんですよ。「隣の家がうるさいのはあなたが家を貸したせい」、「鳥がぶつかってきて、運気が下がったから部屋を解約する」みたいなクレームが入ることもありますし。そういうものの対応もしなきゃいけないし、家賃の催促もきちっとできないと回収ができなくて、支払遅延になったら会社がおかしくなっちゃうし、ものすごい大変なんですよね。
物件もとにかく新築買えばいいってわけじゃなく、リノベーションをいかに安くやって、トレンドのレイアウトにいかに合わせられるかもすごい大事です。だから家賃収入一つとっても大変なんだなとこの数年で勉強できました。
株式投資は、感度の良いアンテナと英語力が鍵
私は株式投資がすごく好きで学生のときからやっていました。当時、みずほ銀行の株式がすごく安く買えたんですよね。手持ち資金が2・3万で、100株単位の取引ができたんですよ。それで10円上がる、下がるとかにのめり込んで、チャート・テクニカル分析の勉強だったりとか色々やってみました。ただ、今の時代の株式のトレンドを抑えようと思ったら、時代の流れが速すぎて世の中のニュースをかなり抑えないと自分1人で株式投資に勝つっていうのがかなり難しいですよね。しかも王道行こうと思ったら日本株より、米国株になっちゃうので、アメリカの情報を一番早く手に入れなきゃいけないっていうことに気づいたんですよ。
そうなった時に2つ問題があって、そもそも日本にいたらアメリカの情報が入ってくるのがちょっと遅いよねっていう。じゃあインターネットで見ればいいんじゃんって話なんですけど、インターネットじゃなくて実際の現場、どこの店に行列があるとかを自分の足で情報を取りに行かなきゃいけないのでまず遅くなるよねって話が1つ。
あと圧倒的に英語の読解力が弱いので、株式に必要なニュースを最短で最適解を探し当てることができないんですよ。
じゃあ、そこに向かって30年とか努力できるかって言われたときにちょっと難しいなって思ったんですね。英語がどうこうということではなくて、トレンドを押さえた情報収集をものすごい勢いでしないと株式投資っていうのは勝てないと。それに費やす時間が莫大にかかるので基本的にちょっと難しいなって思ったんですよね。
あと本業とのナレッジが全くないんですよ。もう1つ、先生がいなかった。もちろん周りに株式投資が上手な方はいるんですよ。でもその人たちは上手な人であって先生じゃないんですよね。
企業とか経営とかもそうなんですけど、周りに凄い経営者や起業してる人がいっぱいいてもそれって意味がなくて、一番いいのは先生がいる環境に入れているかどうかというところ。そういう時、全く先生がいない人は、オンラインスクールとかそういうところに入るんですけど、私の場合は一番そばに不動産の先生がいるので、冷静に考えてこの先生が一流なんだからここに聞くのが王道ですよね。
不確定要素は他の事業でカバー
王道は王道でいいんですけど、株式投資をやめて不動産投資に目を向けた時に自分が不動産に対して勉強できるかって話。街を歩いてて「この物件ってこういう風にやったらもっと入居率上がって利益出るんじゃないか?」とか、「この物件って、中こういう風になってるのかな?」みたいなことを想像できる能力をつけていかなきゃいけないのでそのレベルまで自分がやれるかっていう話。あと自分の作った物件に人が住んで生活することに対して喜びを感じるかとかいろんなことを葛藤した結果、不動産のビルは無理だなと思ったんですよ。ビルのオフィス入居、運営が私全然楽しくないなと思って。リゾート施設は、お金かかりすぎてない。最終的に行き着いた結果、不動産の賃貸。新築じゃなくて中古物件の再生がすごい好きで、それができるようになりたいなって思ったので、私はそれをやります。
不動産の良い所でもあり、悪いところでもあるんですが、不動産って資産が重たいんですよね。重たいっていうのは例えば家賃が10万円とかでその1つの物件から税引き後とか銀行の借入金の返済だったりとかいろんな保険にお金を入れたりとかして手元に残るのが実は数千円だったりするんですよ。でその数千の利益を生み出すのに対して、固定資産税とかもかかるし、物件の入居者がいなくなって売ろうと思った時にすぐ売れないってなったらリスクでもあるんですね。そう考えたとき、その不動産のリスクを金融でカバーしようと思っています。
例えば、インターネットを軸にしたビジネス。インターネットを軸にした化粧品販売をするのも良いし、とにかく販管費を下げるビジネス。なるべく、販管をインターネット軸にすることによって抑えて、利益率を上げて、商品を改定することによって顧客満足度を上げて、そっちでも利益を出して、その利益をベースとして不動産の方に還元してより良い物件を作るこの流れを生み出して行きたいなと思ったんですよ。向こう30年とかかけて。
それを始める時に、ビジネスの基本、集客の基本、顧客満足の基本、LTVを上げる基本だったりとかそういうものって全部インターネットでできると思っていて、インターネットを軸にした勉強系スクール系のビジネスっていうのは、多分一番最初にやりやすいと思いますし、アフィリエイトでもいいのでぜひそういったところからやってみていただけたらと思います。