【特集】話題の「Web3/NFT」を聴いて学ぼう！｜ざっくりわかる基礎知識と注目の専門家による最新情報まとめ

今、最も話題性が高いテクノロジー関連のトピックといえば「Web3(Web3.0)」と「NFT」です。NFTは、アートや楽曲、映像作品のほか、スポーツやスニーカーにいたるまで、有名なアーティストやブランドの名前とともにニュースで耳にする機会が増えています。そのNFTのほか、メタバース、DAO[ダオ]、暗号通貨(仮想通貨)、ブロックチェーンなどを包括する概念であるWeb3は、世界に大きな変革をもたらすと注目されています。

もはや見逃せないキーワードになっている「Web3/NFT」を大特集。ただの流行語やバズワードではないのか？このテクノロジーの潮流は私たちの生活にどう関わってくるのか？などなど、この機会にVoicyでまとめ聴きすることをおすすめします。

この記事では、Web3とNFTの基礎知識を解説します。初心者の方はぜひご一読ください。きっとパーソナリティが語る「未来」をよりよく理解するための参考になるはずです。

さらに今回の特集をきっかけに放送をスタートするWeb3/NFTの専門家などの注目チャンネルをご紹介。ぜひ放送をチェックしてみてくださいね。

「Web3/NFT」とは？をざっくり解説します
Q. Web3ってどんなもの？
Q. NFTって何を指す言葉？
6/27週のテーマは「#NFTで広がる可能性」
注目の12チャンネルをピックアップ！
6/20週のテーマは「#Web3で世界はこう変わる」
注目の放送

「Web3/NFT」とは？をざっくり解説します

Web3、NFTという言葉は聞いたことはあるけれど、意味を理解しているかというと……という人は意外と多いはず。できるだけ専門用語を使わず、イメージがつくようにざっくり解説します！

Q. Web3ってどんなもの？

A. ブロックチェーン技術によって、プラットフォームを介せず、ユーザー同士がお互いの情報を管理し合う「自律分散型」のインターネットのことです

Web3、Web3.0と呼ばれるこの言葉、数字が表すように、Web1.0、Web2.0と呼ばれた時代から進化してきていることを表しています。

Web1.0とは、インターネットが生まれ、一部のクリエイターが公開したデジタルコンテンツを、多くのユーザーが閲覧のみしている、情報が一方通行型の時代のこと。その後、スマートフォンが普及し、SNSによる相互発信が活発になる一方、世界的な巨大プラットフォームに多くの情報や価値が集中している時代がWeb2.0です。あまりにプラットフォームの力が強くなったため、フェイクニュースのSNSでの拡散が世界的な問題になったり、プラットフォームが保有する個人情報について、特にヨーロッパやアメリカ西海岸での法整備をきっかけに取り扱いが強化されるなど、課題も浮き彫りになっています。

こうした巨大プラットフォームによる中央集権的な状況を打破するかもしれないと期待されているのが「Web3」です。Web3は「自律分散型」であることが特徴で、個人間でやりとりされる情報が、プラットフォームのような中央管理者のデータベースではなく、個々のデジタル台帳に記録され、その記録が改ざんされないように相互監視される仕組みになっています。

この仕組みを可能にしたのが「ブロックチェーン」技術。ブロックチェーンによって、暗号通貨の管理が可能になり、コミュニティ運営においても中央管理者が必要のないDAOが生まれる……というように新しいインターネット＝Web3の時代が、今まさに形づくられているのです。

Q. NFTって何を指す言葉？

A. インターネット上のデジタルコンテンツの所有者であることの証明書を指します

NFTとは、Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、非代替性トークンと訳されます。ひと言で表すと「インターネット上にあるデジタルコンテンツの所有者であることの証明書」のこと。コピーが容易なデジタル世界のなかでも、唯一無二のオリジナルデータの所在とその所有者が、ブロックチェーン技術によって証明できるようになったことで注目が集まっています。
著名なエンジニア・起業家である中島聡さんの下記の放送では「NFTはあくまで所有権で著作権とは別」「人類初ツイートのNFTが約2.7億円で落札」「NFTは購入後、売ることもできるので資産価値も」「転売された後でもアーティストにお金が入るように設定可能」といったトピックが語られています。ただし「詐欺や犯罪も横行している」という注意喚起も。気になる人はぜひ聴いてみてください！

▼参考放送　中島聡｜「NFTとは何か」を専門用語を一切使わずに説明してみる