TOPトーク専門家毎朝の思考流行りのDX、昔の「OA」と混同してる会社や人をよく見かける07:03 2022年3月5日 6,288再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「流行りのDX」と「OA」の決定的な違いAIで業務効率8時間ゼロの衝撃事例DXが既存ビジネスを破壊する未来像DXを阻む古い「ワンマン社長」の盲点DXは「破壊」?本腰を入れるべき真意AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木としなおです。 最近というか、もうここ数年DXという言葉が IT系の業界では大ブームで IT系のみならず、普通の業界でもDXしなければいけない みたいなことを盛んに言うようになって でもなんかDXって本当にちゃんと理解されているのかな というふうに思うんですよ。 昔のOAとごっちゃにしている人がすごい多い気がする。 OAってオフィスオートメーションの略ですが すごい古い言葉。多分70年代ぐらいからあるんじゃないかな。 これは要するに、今まで人的にやっていた 人の手でやったことをデジタル化してやり方を変えましょうという ツールをデジタル化するというのがOAなわけですよ。 例えば手書きで原稿を書いていたのをパソコンで打つ。これがOA。 あるいは今まで音声電話で連絡していたのを メールとかメッセンジャーで連絡するようになるというのがOA。 郵便で送っていたのをファックスにする。 さらにはそれを画像添付でメールで送る。 あるいは最近だとスラックで渡す。そういうのをやるのがOA。 だからOAというのはそのツールがコンピューターになるだけで 仕組みそのものは変わっていない。 でも今言われているDXってそういう話じゃなくて もうちょっと上のことを求められているんですよね。 どういうことなのかというと ぶっちゃけて言えばAIですね。 人工知能とそれからデータみたいなものを分回して それを基にしてビジネスのそのものを変えてしまいましょう。 というのがDXなんですね。 例えばわかりやすい例を一つあげると 神奈川県の三浦半島、三浦市ってありますよね。 三浦大根とかで有名な。 あそこの農協が今まで小さな規模の農家さんが三浦にはすごく多くて 農協が収穫した野菜とかを毎日集めなきゃいけない。 どういう順番でどこの農家さんが回っていくかというのが すごいルートを決めるのが大変で 前日に農協の人が総分かりで8時間ぐらいかけてやってた。 それをもっとシステマティックにやりましょうというので 自動的に、例えばうちの農家は小野菜を明日出荷して どの市場に持って行きたいかみたいな事前連絡が来るんですけど これを全部AIで処理しちゃいましょう。 そうすると自動的にどういう配送ルートにするのが効率的か分かりますよとやってみたら 本当に一瞬で計算されて作業効率8時間がほぼゼロになったみたいな。 これもだからAIでデータを分回してやり方そのものを根本から変えるということなんですよね。 こういうのがDX。 さらにもっと先進的になると 例えば今の自動車産業は自動車というハードウェアを作って それを消費者に売るというビジネスにしているじゃないですか。 でもひょっとしたら将来無人の自動運転車 完全なレベル4の自動運転車になってきたら 車を所有するというカーオーナーという考え方がなくなってくるかもしれない。 逆に言うとすべてが料金の安いタクシーみたいな感じになって そこら中走り回ってみんなを好きなところで乗って好きなところで降ろすという風にするようになると 何か車の在り方そのものが変わるよね。 そういう運行サービスですよね。 運行システムみたいなものをAIとデータでガンガンに回して 滑らかにできるようになるといいよね。 そうすると今の自動車産業というのは 自動車を作って売るという製造業から 自動車の運行システムを構築するという 作るだけじゃなくてそういう風に変わるんじゃないかと。 これもまさに未来のDXですよね。 だからDXをやると既存のビジネスを逆に破壊してしまうかもしれない。 今まで製造業、ものづくり一筋にやってきたのに そのものづくりから脱却するというか もちろん物は作っていくにしろ物が中心じゃない世界 物が中心だった世界からAIとデータが中心になって 物がそれにぶら下がって単なる端末になるみたいな 自分たちの今まで寄って立ってたアイデンティティみたいなものが 壊される可能性だったんですよね。 そこについていかなきゃダメですよと言っているのが今のDXなんですよ。 だから中小企業とかワンマン社長さんとかが 自分の古い考え方は温存したままで あるいは自分の会社のやり方はそのまま温存したままで 部下にDXが流行っているからうちもなんかDXできるか みたいなことを言ってもそれは進まないよねと。 逆に言うとそういう会社で本気でDXやっちゃったら そのワンマン社長さん、時代遅れのワンマン社長さん そのものがいらなくなるっていう笑えない事態になってしまうんですよね。 なんかしばらく前ね、広告企業のOPTが OPTは最近広告だけじゃなくてDXとかコンサルみたいなことやってるみたいなんだけど なんかDX社長とかっていうサービスやってて なんなのかなと思って調べてみたら 社長さんがDXを勉強するなんかそういう講座みたいなもの 講座じゃないのかな、そういう仕組みを作ろうとして でもそれって一体誰が依頼するんだろうなと 本人が自分自身が変えたいと思えば変わるかもしれないけど みんなそこまでの覚悟があるのかなとか あるいは部長暮らしとか経営人とかがみんなで図って うちの社長をDX改造人間にしようって送り込むのかなとか いろいろ考えたんですけれど とにかくDXってそこまで破壊的なものであると実は だからこれについていくっていうのは気軽なものではなくて 結構本腰入れてやっていかないとダメですよっていう 今日はビジネス寄りのお話でした。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:031.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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