#225 ChromeのサードパーティCookie廃止をめぐるGoogleとIABの応酬
10:00
691再生
・IABテックラボは先週、プライバシーサンドボックスの潜在的な欠点を定義した報告書を発表した
・Googleは、報告書の直後にプライバシーサンドボックスAPIがどのように機能するかについてIABテックラボの理解が不正確であると述べた。「IABテックラボの報告書で言及されたユースケースの90%以上がAPIによってサポート可能である」と述べている
・一方で、報告書で受けた多くの批評・批判に対するGoogleの返答として、Googleは、ChromeのサードパーティCookieの廃止は、業界がどんなにそれを望もうとも、一部の広告運用がこれまでのように継続されないことを意味すると述べた
・IABテックラボの提言の中には、プライバシー対策を損なうため、単純にサポートできない部分があるとも述べた。例えば「基本的にクロスサイトトラッキングを再現し、プライバシー保護の目標に反する」ものもあったと、Googleのプライバシーサンドボックスのプロダクト担当シニアディレクターであるVictor Wong氏は述べた
・IABテックラボの報告書の目的は、プライバシーサンドボックスについてより多くの会話とテストを促進することであり、IABテックラボとしてもアドテク関係者全員の多様なニーズが満たされるよう、共同作業の基礎となることを望んでいるとしている
・何千ものウェブサイトを代表する出版社であるMediavineは、「プライバシーサンドボックスがオープンなRTBスタックをどれだけ変えるか、あるいはオープンなRTBスタックがプライバシーサンドボックスをどれだけ変えるかということです」
・Googleのプライバシーサンドボックスチームは、IABテックラボと協力できる点として、Attribution Reporting APIを改善するためにIABテックラボがすでに行っている作業を挙げた。また、メディアの調査と評価の目的で認定を管理する非営利団体であるMRC(Media Rating Council)をプライバシーサンドボックスの将来的な役割に加えるという提案に対しても、一定の理解を示した
-------
【コメント・注目すべき点】
・個人的には健全なやり取りだと思います。やはり対話の中からしか改善への道は模索できないと思います
・これだけ業界のプレーヤーのビジネスにインパクトがある取り組みですから、単独の私企業が独断で進める危険性や見落としはあると思いますし、IABやMRCが介在すべきとも思います
・とはいいつつも、Googleとしてはビジネスの根幹を握るブラウザの開発に関わる話なので、参考にすべきところはしつつ、開発の主導権は握ったままで進めたいというのが本音なのだろうと推察します
・Googleは、報告書の直後にプライバシーサンドボックスAPIがどのように機能するかについてIABテックラボの理解が不正確であると述べた。「IABテックラボの報告書で言及されたユースケースの90%以上がAPIによってサポート可能である」と述べている
・一方で、報告書で受けた多くの批評・批判に対するGoogleの返答として、Googleは、ChromeのサードパーティCookieの廃止は、業界がどんなにそれを望もうとも、一部の広告運用がこれまでのように継続されないことを意味すると述べた
・IABテックラボの提言の中には、プライバシー対策を損なうため、単純にサポートできない部分があるとも述べた。例えば「基本的にクロスサイトトラッキングを再現し、プライバシー保護の目標に反する」ものもあったと、Googleのプライバシーサンドボックスのプロダクト担当シニアディレクターであるVictor Wong氏は述べた
・IABテックラボの報告書の目的は、プライバシーサンドボックスについてより多くの会話とテストを促進することであり、IABテックラボとしてもアドテク関係者全員の多様なニーズが満たされるよう、共同作業の基礎となることを望んでいるとしている
・何千ものウェブサイトを代表する出版社であるMediavineは、「プライバシーサンドボックスがオープンなRTBスタックをどれだけ変えるか、あるいはオープンなRTBスタックがプライバシーサンドボックスをどれだけ変えるかということです」
・Googleのプライバシーサンドボックスチームは、IABテックラボと協力できる点として、Attribution Reporting APIを改善するためにIABテックラボがすでに行っている作業を挙げた。また、メディアの調査と評価の目的で認定を管理する非営利団体であるMRC(Media Rating Council)をプライバシーサンドボックスの将来的な役割に加えるという提案に対しても、一定の理解を示した
-------
【コメント・注目すべき点】
・個人的には健全なやり取りだと思います。やはり対話の中からしか改善への道は模索できないと思います
・これだけ業界のプレーヤーのビジネスにインパクトがある取り組みですから、単独の私企業が独断で進める危険性や見落としはあると思いますし、IABやMRCが介在すべきとも思います
・とはいいつつも、Googleとしてはビジネスの根幹を握るブラウザの開発に関わる話なので、参考にすべきところはしつつ、開発の主導権は握ったままで進めたいというのが本音なのだろうと推察します
プラットフォームの思考回路
杉原剛 | アタラCEO | プラットフォームビジネスアナリスト
- 00:151.
タイトルコール
- 05:302.
ChromeのサードパーティCookie廃止をめぐるGoogleとIABの応酬
- 02:293.
コメント
コメント

感想・質問・応援メッセージを書こう