TOPトーク専門家脱サラ漁師、個性をはぐくむラジオ端っこは切り捨ててしまえ論の危うさ20:00 9月18日 167再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次端っこの集落、経済合理性で切り捨てる危うさ離島の「端」から見る、地理的価値の再考都市と地方、認識の分断が招く危機とは仮想対策法が示す、過疎地域の多機能性沿岸部の役割と日本社会の未来への警鐘AI文字起こし(β版) # チャプター 1 はい、こんにちは。私は漁師個性を育むラジオということで、私、瀬戸内海の島で漁師をしている坂井隆一をお届けしてまいります。 ということで、今日のテーマはですね、「末端は切り捨ててしまえ論の早うさ」というテーマでお話をしていこうかなというふうに思います。 山口県の須尾大島町はですね、山口県の中でも端っこの端っこ、そして坂井隆一が住んでいる沖缶室島、それからその対岸にある佐礼という集落ですね。 末端は末端なんですよ。端っこなんですよ。いわゆる人口も減ってきていて、もう人もだいぶ少なくなってきたので、 そこに人が住んでいること自体が要は行政上のコストになったり、いろいろ非効率だよねっていうことに関しては、坂井自身もそうだと思うんですよね。 ただだからといって、そういう部分を 短期的な経済合意性だけに依拠して、切り捨ててしまうことの危うさっていうことを複数の出来事で感じたので、今日はそれをちょっと紹介していこうかなというふうに思っています。 まず一つあったのが、坂井が東京の移住フェアに行ったときに、須尾島の島の説明するわけなんですけど、 一周100キロあって、端から端まで40キロ。つまり入り口と奥地で、天気も違うんですよ。 天気も要は東京横浜間ぐらい違うわけですね。そうなると同じ須尾島に住むって言っても、別の国に住むみたいなもんですっていうような説明をよくするんです。 かといって、奥地の暮らしは確かに不便で大変なんだけれども、別の方の説明を聞いたり、聞いてる人の反応を見ながら、この発想ってのはちょっと早いよなって思ったのが、 実は須尾島の坂井が住んでいるところは一番南端なんですね。一番東端もまたあって、東端は実は愛媛に一番近いんですよ。 愛媛に非常に近くて、船で行けば1時間ちょっとで着くんですよね。海っていう視点で見ると端っこが実は瀬戸内海のど真ん中だったりするわけなんですよ。 ちょっとそこを紹介するときに小耳に挟んだ話なんですけど、小耳に挟んだ話というか、これは2つ目の話にも続くんですけど、 坂井は今自治会長もやってるので、その端っこの集落たちが集まる、旧東和地区って言うんですけど、旧東和地区の自治会長さんが集まる会合みたいなのも9月の中旬ぐらいにそういうのがあったんですね。 そういうのも出席するわけなんですね。半日ぐらいかけて、集落の今の現状であったり、これからだったりみたいなものを話し合ったり、それを町全体にどういうふうに意見を言っていくか、場合によっては県とか国にどういうふうに言っていくかみたいなことを話し合う、自治会連絡協議会っていう話かな。 行政連絡会。行政連絡会の連絡会みたいなのがあるんですよ。そういう場での話に出たときも、端っこの行政サービスは縮小しちゃってもしょうがないよねっていう発想。これは確かにその通りな場所もあるんですよ。 それはそうだよねって思うところももちろんあるんだけれども、端っこに実際に住む人間たちがそれを思い続けたり、人が少ないからといって、何だか非公立だから申し訳ないですと思う必要ってどこまであるんだろうかっていうところはすごく感じているんですよね。 例えば、スウォーシマの一番東端のところなんていうのは、海で言ったらちょうど真ん中なわけですよ。非常に重要な港があったり、漁業の上でもこれ以上ない一等寺みたいなところ。もちろん沖缶室とか、さっき話した住んでる場所もそうだし、愛媛からのルートっていう意味でも。 大きな目線に立てば、端っこって実は先端でありつつ、中心でありつつ、何か遅れてるように見えて、少し目線を大きくしたり、幅を広く視点を持ってみたり、視座を変えてみると、非常に重要な場所だったりするわけなんですね。 それは歴史的に見ればわかることであったり、ちょっと範囲を広く見てみればわかることであったり、島の住民そのものがというか、自分たち自身が、この場所はもう今、昔と違って人が減ってしまっているから重要ではないっていうふうに言ってしまったら、もうそれは本当にみんなそう思っちゃうよっていう。 それの後、東京に行った時に、このAI自体、人に会うことも大事だよなと思って、とにかくAIで事務作業を効率化した分、人にたくさん会って、いろんな人に話そうってことを心がけて、いろんな飲み会に参加したり、一緒にご飯を食べたりっていうことも一緒にやってきたんですよ。 それなんかね、素朴な疑問として、カサチってなんで集約しないの?みたいな話って当然出るわけなんですよね。いやいや、待て待てと。カサチとかマッタンって、もう極端なこと言えば、日本だって極東なわけじゃないですか。アジアの極東なわけじゃないですか。 あとは、そうだな。山口県だって、もう西日本の端っこなわけじゃないですか。そんなこと言い始めたらですよ。 端っことか、こう、マッタンへの意識が、どうやら自分たちはそうではないと思える感覚っていうのを持ってしまう危うさっていうものに、もうちょっと気づいた方がいいんじゃないかなっていうことを強く、最初は違和感として思ったんですよね。 で、俺の感覚が間違ってるのかな。アジアの感覚が間違ってるのかなと思って、いろいろ調べてみたわけなんですよ。でですね、行き着いた法律がありまして、仮想対策法でしたっけね。ちょっと法律の名前を今、ど忘れしてしまいまして、ちょっとメモを見ようと思います。 あったあった。ありました。厳密には、仮想地域の持続的発展の支援に関する特別措置法っていうのがあって、これが地方の交付税、交付金とかの根拠になっていたりするような法律、いわゆる仮想法と言われるものなんですね。 で、その前文をですね、読んでみて、そうそうこういうことって思ったので、ちょっと紹介させてもらいますね。仮想地域は、食料水及びエネルギーの安定的な供給、自然災害の発生の防止、生物の多様性の確保、その他の自然環境の保全、多様な文化の継承、良好な景観の形成等の多面にわたる機能を有し、これらが発揮されることにより国民の生活に豊かさと潤いを与え、国土の多様性を支えている。 また、東京の人口の過度の集中により大規模な災害、感染症等による被害に関する危機の増在の問題が深刻している中、国土の均衡ある発展を図るため、仮想地域の担うべき役割は一層重要なものとなっている。 あのもうまさりこのなんかねあのかそうのぜんぶんになんか あの全部というのはあのなんか一条の前に当たる部分ですねなんかもう大前提みたいなところなんですけどそう なんですよねあのなんか 人口が集積しているところっていうのがもうすべてになっていけばいいっていう発想っていうのは 危ないよねっていうのをもう薄々 ちゃんと気づいている 歴史っていうのがあって なんでですねその辺のことってなんかね都市暮らしをしているとどうやら忘れてしまいがちになるん ですよね 魚ってなんかスーパーで切り身で売られてたりだとか米ってなんか袋に詰められてその辺に積み上がって たりだとか 火事期ってなんか勝手に貨物になって送られてきたりとか どうやらそういうふうに思っている思ってしまいがちそれはしょうがないことでもあるんですけどね なんですけどであればなんかこう人が少ないところってもう10パ 人から下にしてまま止めてしまえみたいな発想になるのは まあわからなくもないんですけど ちょっとねあの今回東京に出張したりその自治会の なんかね全体会議があったり 移住希望者の人と話す会みたいなものに参加する中で ああこのなんかねこう末端末端に対するこう 見られ方 こんな感じなのね大丈夫なのかなっていうのが 末端の立場として大丈夫なのかなっていうよりもなんかね 国土全体というか日本社会全体に対して大丈夫なのかなっていうことをちょっと思った というですね問題意識配信会でございましたということで意外と末端は先端であり 全体に関連するところがあるんだよという話でございました ということで今日は終わりにします # チャプター 2 終わりにしますといったものの、なんかもうちょっと補足した方がいいかなと思ってチャプター2の配信ボタンを押しましたということで えっとですね、さっきの仮想対策法ですね。仮想地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の、いわゆる仮想法のですね、ちょっと補足をしようかなと思うんですけど なんかね、条文読み上げて、そうそうそういうことなんだよって言っただけだと何のこっちゃっていう風に思う方かもいらっしゃるかなと思ったんで、ちょっと補足をするとですね 仮想地域を維持しておくことってこんなに意味があるんだよ。みんなにとって意味があるんだよっていうことっていうのをこの法律では書いていてですね だから税金っていうものを、いわゆる短期的視点では経済合理性が低い地域にも配分していかなきゃいけない。なぜかというとこういう理由なんですっていうのが全部書いてあるってことなんですね つまり仮想地域は食料水及びエネルギーの安定的な供給。食料どこで生産してるのって話じゃないですか お主たちが食べている米及びお魚、お肉、そして農作物はどこから来ているのだろうかということをですね、お水も含めてですね っていうことに少し思いを馳せていただくといいんじゃないかなというところですよね それから自然災害の発生の防止、生物の多様性確保、その他の自然環境の保全 こういうところもですね、だから地球だったり自然環境って連続しているんですよ。繋がっているんですよね 今、山があり海がある環境にいるからこそ思うんですけど、山と海と空って繋がって、こうやって言うと当たり前すぎてハッて思われるかもしれないですけど 山と海と川と空って繋がっているんですよ、本当に それをあまりに実感しにくい世の中になってしまったからこそ、自分たちの生きている環境っていうのがこれからもそのまま持続するとは限らないよねっていう危機感を 都市部にいると感じにくくなってしまっている。それって大丈夫なんだっけっていうことに関しては 現場の自然環境豊かにいる人間からちょっとですね、警鐘を鳴らしておきたいなと思っていますね 山を維持する人がいなくなり、そして山を維持する人がいなくなると山が荒れ土砂災害が大きい そうすると海へ栄養が流れなくなり、海の豊かさっていうのは損なわれるようになり 温暖化の影響なんかもいろんな要因があるんで、まあそう単純化はできないんですけど 海水の温が上がったら海水の温が1、2度上がるっていうのは海の性別と言ったら有識自体なわけですよね そういうところがあると陸地に降る雨が不規則になったり台風が異常発生したり 季節が季節らしくならなくなってしまったり、そういうことっていうのが多々起きてくるわけですよね そういうものっていうのはひいては自分たちの生活、この日本社会に生きる人たち全員に関わってくる問題なわけですよね それから多様な文化の継承、少数民族を切り捨てていったらどんどん均一な文化であったり 歴史がどんどん途絶えてしまうということになってしまいますよね それから良好な景観の形成と多面にわたる機能 田園風景であったり、人間が美しい自然だなと思う自然は人の手が入っているんですよ つまり草かいしてるんですよ 簡単に言うと草かいしてるんですよ 草を飼っているから綺麗に見えるんだと っていうところがありますと あとはですね、いわゆる一極集中ですよね やっぱり過度に人口が集積して密集しているところは災害であったり 感染症のリスクが大きいよねっていうのは くしくも震災であったりコロナ禍でみんながなんとなく やっぱそうだよねって思ったところであると思うので この辺りは改めて思い出してみましょうかっていうことを言うにとどめますね それからあとはヘバポケしているけれども 島国である以上沿岸に誰か住んでおかないと 侵略されるよみたいなことも考えておかないといけないんじゃないの? っていうのはちょっと感じるところではあって 海に囲まれている民族である日本人が あまりに海に対して 海はそこにただあるものみたいな感じになっちゃってないかなっていうのはね 少しそういうなんだろうな 陸地でいうと端っこのところって別にもうどうなってもいいよねとは言われないまでも それに類するような反応であったり 関心度の方々と話したりやり取りをすると 大丈夫なんかいってちょっと思ったりするわけですよ 他国が好き勝手しようと思ったら海から入ってくるわけじゃないですか 資源も海にあるわけでしょ 島国日本海からの恵みがなければ生きていけないわけですよね なおかつ島なんで閉ざされてるんで 海岸線ってすごく重要なの分かりますかね ということをもっともっと一人の漁業者として 海に面して海をなりわいにして生きている人間として もっともっと大事なんだよっていうことを言っていかねばならるなというふうに思ったわけでございますよ そうなんですよっていうことを思ったので ここのところにすごく今の情報発信力では この先どんどん自分の周りから人が減っていって 島から人が減っていって過疎地になっていって 事業環境も厳しくなるだけれども 本当の大変さっていうのはこういう認識の分断みたいな起きること 認識の分断みたいなことが起きることが最大の危機なんじゃないかなっていうことはですね 改めて いわゆる陸地の末端にいる人間としての危機感というかですね 都市生活をしていたり人口集積地であったりあるいは 例えば島の中だとしても 例えば島の中の一番メインの役所みたいなところっていうのは 一番端に近いいわゆる陸地でいうと中心部に近いところ 県の中で言ったら端っこも端っこですよ 端っこも端っこなんですけど どうやらその狭いエリアにおける中心部にいると 端っこの気持ちがわからなくなるっていうことっていうのは どこでもあるあるなんだろうなっていうのは すごく改めて思ったことなんですよね 例えば島でも橋の近くにある役所は端っこを残すことの意味っていうのは だんだんわからなくなってしまう可能性があるんだと もっと言って山口県なんかだとさ 日本の端っこなわけでしょ 本州の端っこなわけでしょ にもかかわらず 例えば山口県の中でも 例えば諏訪島の端っこをね 県道を維持するのにそんな端っこを維持してどうするのか みたいな発想に ともするとなってしまう なってしまうよね だって山口県庁があるところからしたら だって端っこなんだもん 島の奥地って じゃあ日本社会東京から見たら 他のところってみんな端っこでしょ 待て待てと東京だって アジアの東端じゃないかと 自分たちがそういう環境に暮らしている その一部なんだっていう感覚を 持てなくなりつつあるっていう これはね これはね 坂井自身もね 情報発信力をもっともっと 高めていかねばと思っていた なんとなくの危機感がね より具体的に鮮明になってきた ような感じがした ここ数日間でございまして だからね そうなんですよね ある程度その島杖というか 端っこの端っこに積む人間として もっともっとですね 端っこ残すことって 全体にとってこういう価値あるんだよ みたいなことっていうのを感じられるような 情報発信っていうのをしていかねばならぬ と思いましたし そういう生き方生産活動していかねばならぬ と思ったし もっともっと影響力をもって いけるような 人間でありたいなと思ったということでございました ということで なんか そんなことを話していたらなんか 配信が20分になってしまいました いつも長い時間聞いてくださって ありがとうございますということで これからも現場から 気づいたことをお届けしてまいります それでは もっと見る脱サラ漁師、個性をはぐくむラジオひじき漁師さかえる(榮大吾)10:001.チャプター 110:002.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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