TOPライフスタイルメンタル・心理学とうりょうさんの「一朝一積」5人の哲学者が考える怒りの使い方10:00 昨日 416再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次状況に合わせた怒りの「適量」とはコントロール不能な現実への「応答」怒りの感情が「伝染」する構造怒りの裏に隠された「期待」の正体怒りの矛先を「未来」へと転換する道AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。伊藤東亮です。 さあ今日の一朝一夕を始めていきます。 どんな目標も一朝一夕では達成できません。 しかし毎朝一積みずつ一石していくことはできます。 さて今日は久々ですけれども、怒りというものについて取り扱いたいと思います。 これもきっかけは英語学習なんですね。 英語学習で5分くらいのコンテンツを繰り返し聞いて、内容理解を高めるという練習をしていたところ、 テッドトークはやっぱり面白いなぁと。 テッドエドという有名なテッドトークがありますけれども、そのエデュケーション部門ですかね。 子供向けにもなっているのかなぁ。 なんて言ったってわかりやすいですよ。 コンパクトにまとまっていると。 その中のファイブフィロソファーズエンガーという面白いコンテンツがあったんですね。 5人の哲学者が怒りについてどう捉えているかと。 なので今日はその哲学者たちから考える怒りというものに 参考に、そこから少し考えたいと思っております。 まず全体の問いとしてはシンプルですね。起こることは正しいのかと。 今まで教わってきた内容でも、2つの大きな逆方向、矛盾に感じるようなものがあると思うんです。 例えばまずは感情的になってはいけない。怒りに振り回されてはいけない。 というのと一方でおかしいことには起こった方がいい。 不条理とかには声を上げるべきだとも言われますよね。 なので怒りは抑えるべきなのか。それとも必要な感情なのか。 これらを5人の哲学者の考え方を紹介していきたいとおもいます。 まず最初はアリストテレスですね。 例え話から始まっています。明日大事な仕事があるという時に、早く寝たいのに隣人が夜中まで大音量で音楽を流していると。 当然感情としては腹立ちますよね。ここでアリストテレスは怒ってはいけないとは言わないんですね。 重要なのは誰に怒るのか。何について怒るのか。それから程度ですね。どれくらい怒るのか。 そしてそれをまたいつどのように表現するのか。つまり状況に対して適切な怒りがあるというふうに考えるんですよ。 そうだから感情にも適量があるという発想ですね。 どうですか普段は怒った瞬間、怒ってしまった自分は未熟だと思うことがあります。 でも本当に見るべきは怒ったかどうかじゃなくて、その怒りの大きさは現実の大きさとあっているのか。 例えば小さな失礼な行動に対して何日も怒っているとか、逆に大切なものが傷つけられ続けているのに何も感じない。 どちらも現実と感情がずれていますよね。 だからアリストテレスから学べるのは感情の強さと現実の大きさを合わせるということでしょうね。 そういう意味では怒りの解像度を上げていくということでしょう。 さあそれでは2つ目ですけれども次はストア派の考え方ですね。 動画ではですねこれ竜巻の例が出てくるんですね。 竜巻によって自分の家が壊された。腹が立っても竜巻に起こり続けたところで、もちろん家は元には戻りません。 だからストア派が重要視するのは自分でコントロールできるものとできないものを分けること。 起きてしまった出来事、他人の行動、自然現象。 そこには自分ではどうにもできない部分がありますよね。 それに対してこんなことは起こるべきではなかったと抵抗し続ければ自分自身が苦しくなりますよ。 ここは共感される方多いんじゃないですか。 ただどうでしょうね一つの区別は必要かなと思うのが受け入れるというのと 言葉としては容認とは違うんじゃないかなと思うんですね。 誰かに不当なことをされた。それが起きたという事実は受け入れるしかない。 だから仕方ないとその行為まで認める必要はないんじゃないかなと。 ここが容認とは 結びつけなくていいということですね。 変えられないのは起きてしまった過去。ここは受け入れる。 まだ選べるのはそこからの自分の応答みたいな感じですね。 どう受け答えするかと。 だからストア派からの学びとしては現実というものとは争わないけれども、でも現実への応答は選ぶというところかなと思います。 3人目は8世紀のインドの仏教思想家のシャンティディーバですね。 彼は人間の感情や行動も様々な原因や条件によって生まれていると考えます。 誰かが自分に怒鳴ってきたとすると普通はこちらも怒鳴り返すまでいかなくても、何かしらちゃんと返したくなりますよね。 相手が攻撃的になるとこちらも攻撃的になるということです。 気がつくと最初相手の中にあった怒りが自分の中にも生まれている。 ここでやっぱりこの感情の感染力みたいなことをしっかり捉えていた方がいいですね。 誰かが不機嫌だったら自分も不機嫌になるし逆も然り誰かが焦ってるから自分も焦るとか 攻撃的だから攻撃的になる。 相手の怒りは本来相手のものですよね。それを自分の中でもう一度再生産する必要はないんですよ。 これだからね本当難しいんですけど相手を無視するという意味ではなくて、やっぱりこれも相手がなぜ怒っているのかを集中してみる。 痛みも理解する。でも相手と同じ感情にならなければ、相手を理解できないわけじゃないですもんね。 だからやっぱりこの共感と同調は違うということも踏まえながら、相手を本当に理解するというところに留めておくという話かなというふうに私は感じました。 さあ4人目。これはストローソンですね。P.F.ストローソン。これはもう20世紀になります。 怒りのような感情ですね。これはリアクティブアチキューズと呼んでますね。反応的態度という考え方です。 例えば信頼していた人に裏切られた。ものすごい腹が立つ。でもこれはなぜでしょう。 単に不快な出来事が起きたからではなくて、そこにはあなたならそんなことをしないと思っていたという期待がある。 これ考えてみると面白いですね。道を歩いていて石につまずいた。石に対してあいつは絶対に許さないと3日間怒り続ける人はこれはいないですね。 でも人には怒るんですよ。なぜなら人には違う行動して欲しかったという期待願望があるからですよ。 ここから考えられるのは怒りそのものを見てもこれ見えないところで、怒りの裏側を見るということですね。 誰かに腹が立った時、あの人はなぜこんなことをしたんだだけじゃなくて、一度、あれ、僕は私はこの人に何を期待していたんだろうと考えてみる。 尊重して欲しかったんだよ。理解して欲しかったし。約束守って欲しかったんだよとすると、 怒りの奥に別の感情がいろいろ潜んでいるということがある。だからストローソンの考え方から怒りを見るなら、その裏側や構成物となっている期待という部分をしっかり見るという話かなと思います。 さあ最後ですね。これはマーサ・ヌスバウム。これは全く聞いたことがない方でしたけれども、哲学者の方ですね。 例えば、工場が違法に川を汚染して地域の人たちが被害を受けていると、そんな状況を目の前にして怒ってはいけませんと言って何もしない。それもちょっと違和感ありますね。 不正義とかね、そういったものに対する怒りは人を動かす力がある。これはおかしい。変えなければならないと怒りがあるから人は立ち上がることができる。 でもヌスバウムさんが警戒するのはその次で、怒りは簡単にこの問題をなくしたいから、相手を苦しませたいというふうに、ちょっと変容しちゃうんですよね。 ここには大きな境界線があるから、これは怒りの目的地を変えるということ、ここはちょうど注意点ですね。 怒りを過去に向け続けるとどうやって償わせるか、どうやって同じ苦しみを味わわせるかという復讐へ向かいやすいんですよ。 未来へ変わればどうすればこれがもう一度起きないようにできるか、ここにやっぱりエネルギーを、怒りの目的地を集中させるということがめちゃめちゃ大事ですよね。 もちろん責任問うことも必要ですけれども、責任問い続けていると本当にやっぱり知らないうちに相手を苦しませるというところに行くので、 怒りを復讐ではなくて、未来の設計図の方にエネルギーを注ぎ込むということかなと。 5人紹介しましたけど、皆さんが一番共感したのはどれでしたでしょうかね。 怒りの量だったり、対象だったり、伝線、あるいは裏側、それから行き先、この辺りを考えながら、今日も怒りと向き合ってもらうと楽しいんじゃないかなというふうに思います。 それでは皆さん、今日も心が整った美しい1日を展開していってください。 良策院副住職伊藤統領でした。 それではまたねー もっと見るとうりょうさんの「一朝一積」プレミアム放送配信中!10:001.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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