TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし国ごとに違う「なつかしい」の感じ方 (Hepper et al., 2024)15:00 2024年8月5日 401再生 問題を報告する 再生する シェアする おはようございます🔆本日もお聴きくださりありがとうございます!AI目次28カ国規模の文化比較研究ノスタルジアの感情と機能文化による違い:トリガーと感情ノスタルジアのポジティブな側面恋愛リアリティショー「THE BOYFRIEND」AI文字起こし(β版) # おはようございます🔆 おはようございます。心理学者の仁平です。 本日も心理学の新しい論文について紹介をしていきたいと思います。 今日は懐かしいという感情について、ノスタルジアというふうに専門的には言ったりしますが、 ノスタルジアって別に専門的じゃなくても使えますよね。 ノスタルジックになるみたいな感情のことです。 これを文化比較したような論文を紹介します。 このノスタルジアという感情の文化比較はこれが初めてじゃなくて、 これまでも行われてきたんですけど、 今回のこの研究は28カ国、2600人を対象にしたとても大掛かりなものになっていて、 日本からは我らがというとちょっと身内感があるんですけど、 京都大学時代によされなった薬高先生が日本の研究者として参加されておりまして、 日本も含む文化比較、大規模な文化比較研究になっています。 # なつかしいという感情の文化比較 さっきもちょっと言ったように、先行研究でもやられているものの、 この研究がどういうところが特に興味深いかというと、 28カ国というその国の多さもそうなんですけど、 同じ尺度を使っているというのも、なかなかね、ちゃんとこう、だから、 一人の、一つの研究者グループじゃなくて、 実際にその国の研究者に声をかけて、 こういう文化比較研究をしているので、なんか、ちゃんと翻訳ももちろんですけど、 日本語にしたり中国語にしたりとか、ポルトガル語にしたりみたいなこともやっていて、 かつ、その国ごとのいろんな他の指標と関連させている、 例えば経済力であるとか、幸福度合いとか、あとは気候の温暖さとか、 そういうのも扱っているというのがとても面白い。 扱っているし、それとの関係も見ているというのが、とても新しい点かなというふうに思います。 やってることとしては、特性的にノスタルジアをどれぐらい感じやすいかという質問紙もやってるんですけど、 実験的なこともやっていて、 これもよくある実験の介入方法なんですけど、 いつもみたいに100人ぐらい仮に参加者がいるとしたら、半分の50人の人には実験的な操作を行うんですよね。 この研究ではそれが人生で今までで一番懐かしさを感じた出来事を思い出してくださいと、 それについて詳しく記述してくださいという教示をします。 それでノスタルジアについて書いてもらう。 もう一つのグループ、50人の人に対しては特にそういうことを言わずに、 普通の出来事を思い出すように指示をする、書いてもらうということをします。 その後にノスタルジアをどれぐらい感じましたかということも聞くし、 あとはポジティブな感じをどれぐらい感じましたかとか、 ネガティブな感じをどれぐらい感じましたかみたいなことも聞きます。 あと一個、これも説明が必要かなと思うんですけど、 ノスタルジアっていろんな機能があるというふうに言われていて、例えば社会的なつながりを強化するとか、 それについても聞くんですよね。 ノスタルジアの機能の尺度についても聞く。これもとても興味深い点かなと思います。 私は社会的なつながりの例で言うと、私は愛する人々とつながっている感じがするとか、 友人や家族との絆を感じるとかを聞く。 さっきの実験操作、ノスタルジアについて解除群と、 普通の語的言語について解除群で、この機能がどう違うかということも調べています。 機能は他にもいろいろあって、社会的なつながりはさっき言ったとおり、 人生の意味というのも結構変わるというふうに言われていて、 ノスタルジアを感じると人生に意味を見出すようになる。 人生が充実しているように感じるよという、そういう研究も調べていて、今回はそれを聞いている。 自己評価、セルフエスティームというのは自尊心みたいなことですね。 とか、自己の連続性。 自己の連続性というのは分かりにくいんですけど、 ノスタルジアというのは過去と、あとは未来とつながっているような感情であるというふうにも言われていて、 過去と現在の自分が一貫している、連続しているように感じるみたいなことを言っています。 結構難しいんですけど、そういういろんな機能について聞くこともやっているというような、 なかなか手の込んだ研究になっています。 あまり複雑にならないように結果を報告していきたいんですけど、 まずは全体的な、普遍的なノスタルジアの結果についてお話ししたいと思いますが、 まずはどの文化でもノスタルジアというのは経験される感情であると。 週に1回以上経験する人が多い、68パーセントだったかな、の人が週に1回はノスタルジアを経験している。 懐かしいと思う感情を経験しているということです。 これも結構一貫している点としては、機能性のところですね。 事故の連続性が上がるとか、社会的なつながりが上がるとか、人生に意味を見出すとかっていう、 そういうノスタルジアの機能については、どの文化でもある程度一貫した結果が出ているそうです。 これを示したのもとっても興味深いなと思います。 ここまでまとめると懐かしいという感情はどこの文化でも感じると。 どこの文化って言い過ぎなんですけど、今回研究した28カ国では、 おおむね結構な頻度で経験される感情であると。 かつそれがポジティブな役割を示す社会的なつながりを強化するとか、 人生に意味を見出させるとかっていうことを示したと。 これがまずとっても重要なところかなと思います。 ちょっと文化ごとにあって違う点としては、 何がノスタルジアを喚起するか、トリガーとなるかというのがちょっと違うというふうに分析されています。 まずはあったかい国ですね。 あったかい国ってすごいこういう繰り方するのは結構むずいなって思うんですけど。 書かれてる通りに読んでるんですけど、 あったかい国では孤独感とかストレスとかという心理的な脅威が ノスタルジアのトリガーとなりやすいというふうに書かれていました。 ノスタルジアっていうのは主にポジティブな感情であるっていうのは、 この研究でもおおむねそういう一貫した結果が出てるんですけど、 一方でただポジティブなわけじゃないですよね。 過去のポジティブな出来事がノスタルジアの要因になりやすいんですけど、 それだけじゃなくて、 例えば過去の出来事がもう取り戻せないものなんだとかね、 そういうことを考えるきっかけにもなるので、 そういうネガティブな要素が入り得るっていうこととか、 あとはもう少し取り戻せないみたいなことじゃなくて、 そもそも過去のことを思い出すっていう、そういうひと手間が入るはずなので、 そうなるとどうしても過去にネガティブなことがあった人とかは、 ネガティブな感情が強まっていくっていうこともあり得るはずなので、 この考察がちょっとどれぐらい正しいのかはわからないんですけど、 そういう温かい国では、 暑い気候がもたらすストレスとか不快感がノスタルジアを誘発するとか、 年下とか社会変動が急激に起こっている最中であることが多いので、 それが個人の心理的な脅威となり得ることが多いみたいなことが書かれていたりしますが、 本当のことはちょっとわからないです。 そういう温かい国では心理的脅威という部分が影響していたりとか、 あとは発展途上国では家族とか友人との集まりというのが、 ノスタルジアを引き起こす要因になるということです。 これはなんとなくわかる。 ノスタルジアの社会的な要素がより強いのかなと思います。 先進国では、先進国という言葉あってますよね。 ディベロップトゥカントリーって感じかな。 ディベロッピングカントリーが発展途上国で、 ディベロップトゥカントリーが発展した国って感じですよね。 では音楽とか匂いとかという感覚刺激が主なトリガーになりやすいという、 そういう要因の違いというのが文化差として結構面白い部分かなと思います。 あとはですね、ポジティブ・ネガティブについてもやや文化差があって、 先ほど言ったように大抵の国ではポジティブな感情より、 だけどアンビバレントなところもある、 ネガティブなところも入っているポジティブみたいな感情であるというのは、 文化である程度共通しているんですけど、 ちょっとだけネガティブな要素が強い国もあるようで、 例えばアメリカもそうだしですね、 アメリカ、チリ、イタリア、ポルトガル、チュニジアという国が、 そういうネガティブな影響もあるというふうなところが結構面白いなと思います。 どちらかというとラテンっぽい国が多いのかなという印象があるので、 もしかしたら翻訳の影響とかもあるのかなというふうに想像をしました。 アメリカもネガティブな要素が強いのがなかなか興味深いですけど、 そういう結果でございました。 # まとめ はい、というわけで今日はノスタルジアの文化比較研究について紹介をしました。 ノスタルジアというのは、本当にね、こう、つかみどころがないというふうにも言えるし、あとは要素がいろいろ多い。 例えば、ポジティブとネガティブが混ざるというところもそうだし、機能面で言っても、社会的なつながり、人生の意味、あとは自己連続性みたいな、 いろんな観点から切り取れる面白い感情なのかなというふうに思っていて、これはどんどん研究されていってほしいなと思います。 もしね、こういう懐かしいという感情を通して、社会のつながりを高めるみたいな、そういうポジティブな波及効果がどんどん知られていったら、 これで別に懐かしくなりましょうみたいな、懐かしい感情をみんなで喚起させていきましょうみたいな、ちょっと変な話ですが、 マーケティングとかでは結構使われる話なのかなというふうに思っています。 実際にそういうマーケティング、ノスタルジアマーケティングみたいな言葉もありますけど。 マーケティング以外でも面白い応用例があったらいいんですけど、今のところそういうところしか思いつかないなという感じです。 そんなところでしょうかね。最後まで聞いてくださってありがとうございました。 今日もいい一日にしていきましょう。 じんぺいでした。心を込めて、月曜日、ぼちぼち頑張りましょう。 # 雑談「THE BOYFRIEND」 最後、一般な傑作案をさせてください。 また、最近見たドラマというか、コンテンツのお話なんですけど ボーイフレンドという、これまたね、恋愛リアリティショーで なんか、自分そういうのばっかり見てるわけじゃないんですけど 結構印象に残ったので、ぜひお話しさせてもらいたいなと思います。 ボーイフレンド、ザ・ボーイフレンドかな。 Netflixで見れる恋愛リアリティショーなんですけど ちょっとボーイフレンドという名前で差しがつく人もいるかもしれないんですが ゲイの人、ゲイの人かバイセクシャルの人だけが出る恋愛リアリティショーですね。 人数すらもちょっとネタバレになるので言わないんですが 何人かの男性がある一軒家で共同生活をすると。 設定というか、一応タスクみたいなのがあって 一緒にコーヒーショップ、コーヒーショップじゃないや 何て言うんでしたっけ、フードトラックみたいなので コーヒー屋さんをやって、その売り上げで生活をしていくっていう その生活の様子を描いた恋愛リアリティショーで とっても面白かったですね。 ゲイの方がどういうことを普段考えていて もちろんそれが全部一般的にゲイの人みんなみたいなことじゃないんですけど そういう思考の仕方も面白いなと思うし あとはゲイ同士の絆というか繋がりの深め方みたいなのも とても興味深いなと思うんですよね。 友情ベース、すごく熱い友情みたいなのが描かれると同時に 恋愛対象となり得る。そこがいつ変わるか分からないし 多分どっちも共存し得るものでもあるかもしれないんですけど そのあたりがなかなか自分が男性の友達に持つ感覚とは もちろんなんですけど違うところがあって興味深かったなと思います。 特に結構序盤なんですけど、バイセクシャルの方もいらっしゃって バイセクシャルの方に対するゲイの方、男性だけを対象として見る 恋愛対象として見るっていう人から見たバイセクシャルの人みたいなところも とっても面白いですね。そこに対する複雑な思いとかっていうのは 考えたこともなかったし、そこのキビみたいなものを おそらく言葉で説明されるよりも ゲイの人はバイの人にこういうふうに思ってますっていうふうに説明されるよりも 表情とか、そこで使う言葉遣いとかを含めて 疑似体験じゃないですけど感じれることができたのはすごくいい経験だったなと思います。 Netflix契約してる方はぜひ見ていただけるといいんじゃないかなと思います。 もう男性にめちゃくちゃかっこよくて 同性ですけどとっても惹かれるメンバーだったなと思います。 個性もそれぞれあって見ててそのあたりも楽しいし 自分も真似できるところ真似したいなみたいなことも思わされるような そんな素敵な恋愛リアリティショーでした。 それでは。 もっと見る #心理学 #懐かしい #研究 #論文 #ノスタルジア #懐かしさ #ノスタルジック #文化比較 #文化心理学 #価値観の違いに気づいた時 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー01:061.おはようございます🔆08:502.なつかしいという感情の文化比較https://doi.org/10.1037/xge000152101:333.まとめ03:334.雑談「THE BOYFRIEND」コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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