TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし文化が違っても花の好みはほぼ同じ (Hula et al., 2023)12:48 2024年1月22日 479再生 問題を報告する 再生する シェアする みなさんおはようございます🔆本日もお聴きくださりありがとうございます!AI目次文化による花の好みはほぼ同じ?花の研究は少ない?意外な事実仮説検証:文化差はあるのか?実験結果:驚きの共通点とは?結論:人間の根源的な好みとは?AI文字起こし(β版) # はじめに おはようございます。感情の心理学を研究しているじゅんぺいです。 世界の解像度を上げる心理学ラジオの時間です。 この番組では最新の心理学研究のお話や人の心や脳に関するお話をしていきます。 今日はお花の話をしたいと思っております。 いつも読んでいる学術雑誌にお花の研究、お花に興味があるというよりも 文化比較の研究になっておりますので、文化の違いをひも解いていきたいと思います。 楽しんでいただければ嬉しいです。 # 花と文化 まず、この論文がどういう書き出しで始まっているかというと、 お花の研究が少ないという話をしていました。 これがまず結構面白いなと思っていて、 お花っていう、読んでいる雑誌というのが いつも紹介しているアートとか美しさとか、 あと創造性に関するような学術雑誌なんですけど、 花の研究ってあんまないよねっていう、 すごく鑑賞されたりとか、プレゼントとか装飾されたりして美しいと。 こんなにも身近な対象であるのに、 あまり研究されていないよねというのが、 この著者らのまず一つ目の課題感というかスタートです。 この研究論文に限らず、いくつかそういうお花の研究をしてきたみたいなんですけども、 今回はその文化比較を行うということで、 多分チェコの研究者だと思うんですけど、 チェコのサンプルと、またケニアのサンプルで文化比較を行うというような研究の概要になっています。 文化比較をしていこうという流れは、 芸術に限らずいろんな分野であって、 社会心理学とかでは特に多いかなと思うんですけど、 なりとヨーロッパとアジアというのを比べることが多いような気がしていて、 ヨーロッパ、ヨーロッパじゃなくて欧米か、アメリカも含めて、 アメリカと日本の比較とか、アメリカと台湾の比較とか、中国とかね、 そういう比較が多いような気がしているんですけど、 今回はケニアということで、これがなぜかという話をしていきたいと思っています。 # 仮説の立て方 とてもこれが仮説に関わる重要なところであるというのがあります。 あまり研究されていないし、お花の文化比較なんていうのは特にない。 多分誰もやってないんじゃないかなという感じぐらいだと思うんですけど、 そういう時に仮説って2つぐらい考える、ざっくり考えるわけなんですけど、 1つは文化によって違うよねという話ですよね。 もう1つが文化で大体一緒だよねということ、2つの方向あるじゃないですか、まず第1に。 どっちが高い低いとかではなくて、文化間で違いがあるかないかという話。 違いがあるというふうな仮説を裏付けるというか、その根拠となるロジックみたいなこともありまして、 前の研究、グディーさんという人を引用してるんですけど、 お花を神秘的な美しい対象として扱う傾向というのは、農耕が始まった後、 特に高度に階層化された社会の上流階級の間で生まれたということを示唆しているということです。 もともとはお花ってその辺に咲いていて、自然に咲いている、山とかにも咲いているというところだったんですけど、 花束にして送ったりとか、そういうことを美しいと思われる対象として扱われ出したのはそういう時だと。 これで結構文化の違いありそうじゃないですか。 というのが一つ。もう一つは、環境に花が豊富にある社会だけが、花に何らかの美しい価値を置くという傾向があるんじゃないかということも、 グディーさんという方は言っていたらしくて。 チェコとかヨーロッパでは、お花ってすごい身近な存在だと思うし、より階層的な社会になるのが早かったと思うんですけど、 ケニア、今でこそすごく発展している国、発展しつつある国なんですけど、多分だいぶ文化が違うだろうということ。 砂漠とか北極圏など、花が非常に少ない地域に住む民族というのは、そういうのがより少なかったんじゃないかということとかが考えられるわけです。 分かんないですけど、仮説としては、仮説を立てるためのロジックとしてはそういうことが言っているということです。 一方で、文化によってもそんな変わらないんじゃないかという、そっち側のロジックも立てていて、 これ結構論文書く上では大事な話なんですけど、こういう探索的な結果がどっちになるか分からないときというのは、 どっちも考えられる仮説を立てておいて、どういう結果になったとしてもある程度説明できるようにしておくというのは割と大事なことなんですけど、 文化の違いがないよねというところで言うと、そんな改装社会とか言ったけども、とはいえ戦死時代からもう儀式的にお花って使われていたじゃないかという証拠があったりとか、 送る送られるというわけではないけど、装飾品とかにお花とかが使われていたりしたじゃないかということは別の証拠としてあるわけです。 だから別にケニアとかそういう砂漠地帯だったとしても、お花というのは確かに飾られる対象であるということで、 別に文化の違いはなく、どの文化でもお花というものが親しまれ愛されているというふうなことが言えるんじゃないかという仮説も一方で立てられるというわけです。 # 結果① はい、というわけでちょっと長々と仮説を立てる前のその論理的な部分について 説明させてもらったんですけども 結果に行きましょうか。結果はですね、あんまり差がなかったということです。 どういうふうに 差がないということを示すかというと、40種の花を今回用意したみたいで、 花の写真ですね。用意して ランク付けするんですよね。桜が1位とかね。桜の中でも色の違いとか画像なんでいろいろ見せて、これどれくらい好きかというランク付けさせて、その平均を お互いの文化でとるんですけど、そうしてもらいたいんですが、グラフを作りますと。X軸、横軸に ケニアの人のランクを付けると、縦軸にチェコの人のランクを付けると、一番、どっちにしたかな。 だから40位が一番低いわけですよね。40位。 ケニアの人が40位で、チェコの人も40位だったら、このグラフ上の一番右上に 点が置かれるわけですよね。 一方で、ケニアの人が1位付けて、チェコの人も1位付けるんだったら、それが一番左下に点が打たれるというわけで、 それはバーって点数打っていくっていう話なんですよね。 もちろんそういうぴったり同じランクになることは少なくて、だけどケニアの人が40位付けてて、 チェコの人が39位だったとかっていうと結構近いじゃないですか。 どれくらいこの 対称線というか右肩上がりの直線の近くに点が打たれていくかというので、その似ている度合いというのを測ることができるんですけど、 それがまあだいぶ似てたということですよね。 数値に興味ある人のためにちょっと上げておくと、 相関係数が0.79とかそれぐらいになったようで、すごく高い。 もうほぼ似てる。もう同じようなランク付けをしていたというふうに言えるぐらいの高い 類似度だったんじゃないかなという結果でございました。 # 結果② まあ補足的にいろんな分析とかしてるんですけど、今日はいいかな。一つだけ言うと、 花の対照性の違いみたいなこと。対照性、これね、僕あんまり詳しくなかったんで結構調べたんですけど 両側対照の花っていうのがあって、これ 乱の花、皆さんわかりますかね。乱の花、想像してもらったらわかるんですけど、あれって真ん中で切ったら対照になってるじゃないですか。 左右対照。ああいうのはなんか、両側対照って言ったりするらしいです。 バイラテラルシンメトリーかな、英語で言うと。 もう一つ、放射状の対照っていうのもあって、これ結構一般的かなと思うんですけど、他のいろんなお花。桜はちょっとあれかな。 例で出てるのは菊花の花とか百合花の花がこういう放射状の、菊とかまさにそうですよね。こう放射状になってて、どこを切り取っても対照であるみたいな そういうのを放射状対照って言ったりするみたいです。 その対照性の違いっていうのを見ると、どちらの文化でも 両側対照のお花の方が好まれたようです。 乱のお花みたいな、ああいう花です。 ただその好まれ具合に若干の違いがあって えっと より あれかな ケニアの人っていうのは、その両側対照のお花を好む程度が高くて、一方でチェコの人っていうのは 放射状の方もそれなりに好んでたと。もちろん差はあるんですけど、その差の程度に若干の違いがあったという感じです。 説明して若干ややこしくなってしまったので、もう終わります。 # おわりに というわけで今日はですね、お花の文化の違い、お花を好む程度の文化の違いについて 論文を紹介させていただきました。 チェコの人も、キニアの人も、同じように似たようなお花をね、より好むんだということが分かっていただければいいんじゃないかなと思います。 うん、まあそうか、そういう文化の違いはあると、環境の違いはあると、結構お花への好みっていうのは 人間本来のその生徒的な何か要素が強いんじゃないかということを著者たちは言っていて そうだよねっていう感じもしなくはないですね。 うん、興味深いなと思います。もちろんなんかね、環境で育ってよりお花が身近にあるから好きとかっていうのもあるんですけど とはいえ、どの文化でもお花は好まれたということでございました。 はい、最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい1日にしていきましょう。 じゅんぺいでした。心を込めて。 # 雑談 最後1分だけ雑談をさせてください。 この1週間ぐらい、寝不足の日々が続いておりまして、 理由をざっくり言うと、今のとこ説明難しいし、 今週ちょっとだいぶやっとで落ち着くみたいなところがありまして、 もちろんやらないといけないことが結構あって、あるんですけど、とはいえなんか 若干緩和された締め切りが、なんか今まで 締め切り3日後みたいなことを連続してやってきたので、 次の女性菌の締め切りは1月31日なんですけど、 10日とか9日あったらまあまあまあちょっとゆっくりしていいでしょうみたいなね。 こういうふうに思うから、また3日前ぐらいに焦って、そういう日々とした時間を過ごすことになるのは 目に見えているので、計画的にいきたいなと思っています。 睡眠時間とかが若干短かったので、今週は整えて整えていきたいなという気持ちがあります。 皆さんもそういうね、整える時間というのを大切にしていただければいいんじゃないかなと思います。 まず自分のご機嫌を取りに行くということは、とても重要なことじゃないかなと。 長くにいろんなことを継続してやっていくためには、特に必要な重要なことかなというふうに思っております。 それでは。 もっと見る #心理学 #芸術 #文化 #花 #好み #文化差 #文化比較 #嗜好 #審美性 #文化心理学 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー00:381.はじめに01:482.花と文化https://doi.org/10.1037/aca000064503:563.仮説の立て方02:114.結果①01:535.結果②01:046.おわりに01:227.雑談コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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