TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし未来の捉え方の個人差 (白石・堀内, 2022)09:26 2024年4月12日 257再生 問題を報告する 再生する シェアする おはようございます🔆本日もお聴きくださりありがとうございます!AI目次多次元未来展望尺度とは?未来展望の3つの因子に迫る中年世代の未来への希望若者と老年層の未来観の違いあなたの未来展望は?AI文字起こし(β版) # おはようございます🔆 おはようございます。心理学者のじゅんぺいです。 世界の解放度を上げる心理学ラジオのお時間です。 この番組では最新の心理学研究のお話や、人の心や脳に関するお話をしております。 いつもお聞きくださりありがとうございます。 本日は未来的、違う、多次元未来展望尺度というものについてお話をしたいと思います。 未来思考であるとか、過去に身が行きがちであるとか、そういう人の傾向というのは個人差があるんですけど、 特に未来に焦点を当てた未来思考と未来的思考というようなコンセプトが、心理学の最近のホットトピックというか、流行っているわけなんですよね。 その中でも未来思考の中でいくつか種類が分かれるというので、多次元未来展望尺度というものが開発されておりまして、それを見つけて、 経緯は詳しくは説明しないんですけど、最近こういう未来思考とか長期視点ということとかに興味があって、いろいろ調べていた中で見つけた論文です。 # 多次元未来展望尺度 未来展望とか長期視点短期視点といろんな時間の捉え方ってあると思うんですけど そういう尺度っていろいろあって おそらく一番有名なのがジンバルドさんという方が作った尺度で もう25年くらい前の尺度なんですけど これの中で過去現在未来っていうのがそれぞれ聞けるようになってるんですけど 未来展望の観点がちょっと弱いような尺度になっているというような指摘がなされています 今日紹介する論文で 日本語の論文なのでよかったら 岡山大学の白石先生と織内先生という方々が書かれた論文です 早速のでよかったら読んでいただきたいんですが そういう指摘から始まり 今度2014年に新しい尺度ができて これが多次元的に未来展望を考えるような尺度になっているということです 多次元ってのはどういうことかというと 三つに分かれてるわけです 未来展望の中でも 一つが開放 二つ目が制限 最後が曖昧というような そういう三因子構造になっておりまして 今日はこれを一つ一つ紹介していきたいと思います そんなに質問項目は多くないので バーッと全部言っていこうかなと思っています 一つ目の開放のことについては 私は将来について考えるとき いい出来事が起こるだろうと思う 私は将来が楽しみであり 希望と熱意を抱いている 私は将来に対してほとんど希望がない 毎日そしてケースごとに面白いチャンスが私にやってくると そういう四つの質問で この開放の未来展望について 考えることができるということです 三つ目の 三つ目というのはさっき読んだの中で 三番目の 私は将来に対してほとんど希望がないというのは これはあれですね リバーススコアといって 逆転項目 日本語では逆転項目というんですけど 点数が高いと それをひっくり返すわけですよね 7点つけたらそれが 開放の未来展望を持っていないということになるという そういう意味です 点数をひっくり返すことがたまにあったりします それが三番目にありました 二つ目の因子 制限の因子がありまして これも四つあるので 全部読んでみたいと思います 私は将来の時間があまり残されていないと感じる 私は将来の時間が限られていると感じ始めている 私はますますタイムリミットが迫ってきていると感じる 私には将来の時間がいくらでもあるわけではないことが分かっている というのが制限の方です 最後三つ目の因子として 曖昧というのがありました 曖昧的な未来展望ですね 四つあるので読みます 私の未来は曖昧 そして不確かな気がする 私の未来は不確実である 物事は結構変わるので将来を計画することは実際には不可能である どのようにしても私にとって将来は確実でないので ピントが合わずぼやけている というのが曖昧である未来展望だということです 皆さんはどうですかね 点数つけてみると 大体自分はここの点数高いかなというのが分かったりするわけなんですけど この研究実は多忙集団のデータを取っていて 多忙集団というのは この研究のことを言ったら分かりやすいと思うんですけど 若者150名ぐらい 中年40歳から59歳が165名 老年60歳以上が189名 みたいな感じで時間の区切りを持って それらを比較するということを行っています 例えばというか せっかくなんで全部紹介したいと思うんですけど 最初に紹介した開放という 未来に希望を持つとか これから面白いチャンスがやってくるだろう という質問ですけど その開放というのに関しては 若者と老年よりも中年が低かったということです 中年というのは40歳から59歳の人たちが 未来に希望を持ったような展望を持っていない というような結果だったそうです これは別に僕が思っていることよりは 論文に書かれているんですけど この結果を現状の日本においては 中年が最も未来に希望が持てない世代であることを 示唆するものであると書いてますね 結構グサッと刺さりそうな感じがしますが ちなみにこの論文は2年前の論文なので 結構新しいのかなと思います 新しいというか ここで言われている中年の 40歳以上59歳未満というのは 今思うのはそれぐらいのレンジであるという構造です 次、青年については 老年が高かったということですね 若者とか中年よりも これはそうだろうとか 時間があまり残されていないと感じるというのは 実際問題 物理的ではないですね 実際に残されている時間が少ないのが事実だと思うので これは納得のいく結果だろうと 最後、曖昧な未来展望については 若者と中年というのは 老年よりも高かったということで これも分かりますよね 残された時間が長いというのは 結構曖昧で 先行き分からない、読めない 特にこの時代というのは 本当にどんな人たちかが全く分からない 文化と言われて久しいですけども そういう時代だと思うので 納得感のある結果だなと思いました # まとめ というわけで今日は、未来展望、多次元的な未来展望の尺度について紹介させていただきました。 まあ、なんていうんですかね、こう、楽観的な人とか、そういう楽観主義的な、主義みたいな尺度とも相関そうだし、 シンプルにこう、今ウェルビンが高い人は、これからも未来展望が、まあ、より開放的になってく、なって思うし、 いろんな他の尺度との関連が見れそうな面白い観点だなと思って見ていました。 まあ、個人的に興味があることとしては、まあ、老年の人たちで、こう、タイムリミットが迫ってきてるみたいなのが分かるんですけど、 まあ、そうじゃなくても、こう、若者の中でもこういう風に感じている人はいるだろうなと思うし、 なんか、結構、なんていうんですか、トレードオフじゃない感じがしますよね。 まさにこう、自分に当てはめて考えてみると、これからいい出来事が起こるだろうという、その開放の未来展望の傾向もあるなと感じるし、 一方で、将来の時間があまり残されていないと感じる自分もいるんですよね。 なんか、この辺りは結構、共存し得る開放と宣言があって思ったりしましたし、まあ、曖昧なのも割と自分はそうだろうなと思うので、 どれも結構手数高くなりそうだなという感覚があって、 まあ、そういう人がどれくらいいるのか分からないですけど、 そういう人たちに対して、はっきりとあなたはこういう未来展望を持ってますねということが言いにくいのかなというのは想像したりしましたね。 まあ、こういう尺度もいずれ使っていきたいなと思うので、また楽しみにしていてください。 最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日も一日にしていきましょう。 じんぺいでした。心込めて。 もっと見る #心理学 #マインド #成長 #心理 #未来 #パーソナリティ #研究 #未来志向 #論文 #パーソナリティ心理学 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー01:091.おはようございます🔆06:132.多次元未来展望尺度https://doi.org/10.2132/personality.31.3.302:053.まとめコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 海辺のネテロ2024年4月12日こんにちは、質問があります。絵文字のある文章(ブログやNoteなど)ってなんか軽い?感じがして、文章に没入できないのですが、絵文字って人の心理に影響があるのでしょうか?1返信
#1039 日本論、日本人論の盲点 12分・9時間前・ 34再生AI目次海外からの視点で見る「日本人」日本人特有の美意識とその危うさ韓国人が見た日本人論「縮み志向」比較対象で変わる日本人の見え方「日本人」を深く語る視点の重要性
#1038【岩手から生配信】バーンアウト気味かもしれない近況報告 38分・一昨日・ 80再生AI目次心身の不調と疲労の兆候トップランナーとの対話がもたらす揺さぶり揺らぐ研究者としての自己と未来AI進化と国際情勢への無力感不確実な時代を生きる心の軸とは?
#1037【武田正文さんと対談】AIが得意なことばかり伸ばしてきた…それでも「洞察力」で道を切り拓いていける? 32分・9月10日・ 164再生AI目次AI時代、研究者の仕事は?AIを超える「洞察力」が拓く未来効率主義の先にある「曖昧な価値」鎌倉時代から見る未来のビジネス像AI時代に不可欠な「個とつながり」
#1036【田中慶子さんと対談】一流と二流の違いとか人徳とか 33分・9月9日・ 225再生AI目次リスナーと番組を支える「タリキーズ」の熱意一流の定義を巡る田中慶子の仮説とは?伝統工芸に宿る言語化不能な価値AI時代に研究者が抱えるキャリアの悩み「役に立たない」研究に宿る本質的な価値
#1035 妖怪シンポジウムに参加してきました! 12分・9月8日・ 82再生AI目次激務を乗り越え登壇したシンポジウム妖怪シンポジウム:科学が迫る怪異の真相心理学者が「妖怪」研究を始めた理由妖怪が繋ぐ曖昧さ受容の社会構想Voicy豪華対談!心理学の最前線へ
#1034 超尖った研究会で発表して貰った2つの問いについて考えたいです 14分・9月4日・ 78再生AI目次多様な「美」を巡る国際研究発表30年間の熟達でも残る文化差の謎熟達の先にある暗黙知と文化の繋がり文化は人工物のみに宿るのかという問い風景が変える鑑賞と評価の文化的側面
#1033【渡辺道治さんと対談】新しい挑戦が始まりました! 57分・9月3日・ 208再生AI目次異色の心理学者が挑むドイツでの研究渡辺道治が語る「メジャー」の真意日本文化「曖昧さ」研究の深遠な問い研究資金クラウドファンディングの意義対話と寛容が導く社会への展望
#1032 妖怪を信じる人はむしろ陰謀論を信じてしまう? 11分・9月2日・ 57再生AI目次企業と「曖昧さ」の意外な関係曖昧さへの集団的アプローチ考察妖怪と陰謀論の相関関係とは?超自然信仰が示す心理学的盲点新たな研究テーマ「妖怪」の可能性
#1030 俳句を読んでいる時、脳で何が起こっているのか 12分・8月31日・ 70再生AI目次俳句鑑賞時の脳内メカニズムMRIで解き明かす「美」の正体脳がイメージを紡ぐ俳句の魅力曖昧さが低い俳句で活性化する領域意味と自己を結ぶ脳活動の秘密
絵文字のある文章(ブログやNoteなど)ってなんか軽い?感じがして、文章に没入できないのですが、絵文字って人の心理に影響があるのでしょうか?