TOPエンタメ映画・本荒木博行のbook cafe『AIで変革する仕事の未来』倉嶌さん対談136:30 2020年3月5日 9,407再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次文系が活かすテクノロジー理解の真髄AIの4レベルと共通認識の重要性ビジネスの未来を読み解く「推論」の技術読書は「塗り絵」?受け手が生む価値人が余白を埋め表現するビジネスの力AI文字起こし(β版) # タイトルコール 荒木隆之のブックカフェ。この番組はビジネス書図鑑、世界東山図鑑の執筆者であり、書籍予約サービスのフライヤーにてCOを務める荒木隆之がマスターとなり、ビジネスパーソンにお勧めしたい書籍の内容を紹介していく、そんなカフェです。 # 初めのあいさつ みなさんおはようございます。3月5日木曜日の朝になりました。 今日からはまた新しい対談ということになりますが、 倉島さんですね。この方はかつて私の、だいぶ前なんですけれども、 私はグロービスでオンラインMBAを立ち上げたときの、本当の初期の受講生で、 その方が本を出されたということで、今回対談になっております。 この本はAIで変革する仕事の未来というタイトルなんですけれども、 Kindleのダイレクトの出版ですね。 なので、いわゆる版元を通さずに出版した形の本なので、 Kindleだけで読める本なのかなというふうに思いますけれども、 AIで変革する仕事の未来ということで、 AIに関する話、そしてそれが仕事とどう結びついていくのか、 私正直この辺のテクノロジーに詳しくないので、 結構いろんなことを教えてもらう機会だなと思って、 対談を楽しみました。 ということで、3日にわたる対談になります。 ぜひ楽しんでいってください。 では本編スタートです。 # 文系だからこそテクノロジーを理解しよう はい、それでは今日は対談のコーナーです。 今日はですね、株式会社フォーカスソンの代表取締役 CEOの倉島さんにお越しいただいてます。 どうぞよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 はい、倉島さんとはあれですね、お久しぶりなんですけれども。 はい。 グロービスで私のクラスを。 そうですね。 はい。 オンライン絵文字で。 こちらで。 何年前でしたっけ? あれが4年か5年くらい前。 それくらいですよね。まさにオンラインビデオを立ち上げた当初に受けられてということですよね。 はい。 その後グロービスを卒業されて。 はい。 はい、ということなんですけれども。 今日の対談はですね、倉島さんが書かれた本。 AIで変革する仕事の未来集中講座ということが出されましたが、この本について対談をしていきたいというふうに思います。 はい。 簡単に倉島さんに自己紹介をお願いしようと思います。 えっとですね、まずその前に荒木さんとの出会いをちょっと話したいんですけれども。 なになに? いいですよ。 グロービスに入るとき、5年くらい前に単科生で入ったんですけれども。 そのときに何人かの先生の体験授業を受けて、実は他の学校に行こうかなと思っていた時期があったんですね。 ところが荒木さんのオンラインの体験クラスを受けて、この人すごいなと思って、それですぐに単科の事故を決めたっていうのがあってですね。 ああ、そうなんですね。それは光栄です。 さらにその後、2年後にグロービスに入学するんですけれども。 僕にとって荒木さんはキーパーさんで、グロービスベンチャーチャレンジっていうのがあったんですよね。 あったね、あったね。 それは何かっていうと、グロービスの卒業生や在校生が自分のビジネスプランを持ってきて、学内でコンテストを行って、 対象を取ったところにはグロービスから出資がされるっていうイベントだったんですが、 僕は漫画家の友人と組んで、漫画家のAIアシスタントサービスっていうビジネスプランを立てて、 出したところ、1次選考、2次選考を取って、最終選考まで行って、300人の前でピッチをするっていうのがあって、 その中に審査員がいて、その審査員長が荒木さんだったんです。 確かに、確かに。 そうなんですよ。これはリスナーの皆さん的にはちょっと意外な荒木さんとは安心かもしれないですけど。 それで、その時に残念ながら対象を取れなかったんですが、ビジネスプランを立てる上でAIのことをよく知らなきゃいけないので、 AIを自分で作ってみたり、原理っていうのをキャッチアップして、 そのイベントの直後からMBS向けにAIで事業を作ろうよっていうイベントみたいなのをやってたんですね。 その内容を今は有償版で企業向けに提供してるんですが、その内容を今回書籍にしていて、 それをきっかけで今日お呼びいただいたという感じで大変嬉しく思っております。 僕の経歴的なところですかね。結構いろんなことやっていて、3つやってます。 1つ目がコンサルで、2つ目がAIのトレーナー、もう1つがアプリのデザインや開発ってことをやってます。 もともとどういう経歴かというと、法学部の政治学科だったんですけれども、 ワークスアプリケーションズっていうERPの会社のインターンを受けて、そこで初めてプログラミングをやって、 意外と難しくないぞ、楽しいぞってなって、そのままワークスアプリケーションズに入ったと。 そこで3年くらい会計製品を作っていて、ただそこでいまいちモチベーションが上がらず、 自分が使うものを作りたいなって思いが強かったので、iPhoneアプリのエンジニアになったんですね。 2年くらいiPhoneのエンジニアとして働いたと。 リクルートライフスタイルで、エアレジとか、あるいはホットペッパービューティーのアプリを作ってたんですけれども、 エンジニアって上流工程下流工程ってあって、プログラミングがかゆいんですけれども、 上流も気になってきて、それで上流工程、要件定義とかですね、設計っていうところを学びたくて転職をして、 フジゼロックス系の会社に行ったんですけれども、そこでリズムを積んで、32歳のときに独立したと。 僕とお会いしたときは、はじめゼロックス系のときでしたよね。 そうです、よく覚えてます。 あのときはサラリーマンで、まだ全然経験値も少なくて、みんなすごい優秀な方ばかりだったんで、 いろいろ意見を言えずに、なるほどなと思ったんですけれども、そこから独立して結構経験値を積んで、 最初に楽天商店さんで1年くらいコンサルして、次にタベログさんでまた1年半くらいやって、 今は東大系のAIベンチャーでコンサルをしている感じですね。 そこではお客さんを、大企業のお客さんがいっぱい来るんですけれども、 そのお客さんに対してヒアリングを行って、テクノロジー面ですとか経営面、そしてUI、UXも含めてヒアリングをさせていただいて、 要件を固めて提案をすると。 なので僕もタクラムさん結構好きなんですけど、タクラムさんのBTC、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブ、 全領域についてコンサルティングをしているような、そんな感じになります。 で、ごめんなさい、2つ目が、2つ目がAIのトレーナーで、これはクライアントの企業に僕が1人でお邪魔をして、 3時間半とか4時間半でやるんですけれども、最初の1時間はリテラシーを生むためのインプット中心のもの、質疑応答もやるんですけれども、 次の1時間で個人枠ですね、AIの事業をバリューチェーンに分解しながら作ってみましょうという形で。 で、3番目が、勝負ルークに分かれてもらって発表してもらうんですね。 で、やっぱりアイディアを発表するには結構、自分の中でも整理できるので、それが結構受けていて、 で、最後全体に各グループで1つずつ発表してもらって。 何を発表するんですか? AIのアイディアですね。 アイディア? 事業立案するプレミアムなので、その3時間でアイディアを考えてもらうんですよ。 で、やってみると、みんな考えたこともなかったようなアイディアが結構出てきて、 それでイノベーションが起きているというような感じですね。 なるほど。 で、最後がアプリのデザインと開発ですね。 これが一番長くて、5、6年くらい前から作っていて、 自分で使うようなツールを結構作っているので、それをリリースして、 全世界で今4万ダウンロードくらいしていて、日々それをやっているような感じですね。 なるほどね。 この本にもありましたけど、先ほどの自己紹介にもあった通り、 倉島さんは文系なわけですよね。 文系といわゆる、今おっしゃったような仕事というのが、 なかなか距離感があるなと思っている人も多いかもしれないんですけど、 実は理系よりもいいんじゃないかと。 そうですね。 やっぱり理系の方というのは、細かいことを結構気になっちゃうんですね。 なのでコーディングをもっと美しくしたりとか、どうしたらもっと短く書けるかとか、 そういう方にフォーカスしちゃうんですけど、 文系の人って割と人とはなぜ生きているのかとか、どうしたら気持ちよくなるのかとか、 どうしたらこの負のスパイラルが立てるのかとか、 そういうことを考えて大学時代に過ごしている傾向が多いと思っていて。 僕何も考えていない。 文学を結構読むじゃないですか。 その中で、人とは何かという視点から結構物事を見ると。 なので、何か物を作るときに、人の立場に立って物を作りやすいという風に僕は思っていて。 なるほど。 プログラミングというのは一見難しいんですけど、 別に数学的な知識がないとできないわけでもないですし、 教科書を読めばそれなりに書けるわけですよ。 なので、全然そこはハードルではないので、 ぜひ文系の方もプログラミングをやっていただきたいなという思いで、 今回本人も書いていたんですけど、 どういう風にステップアップしていけばコーディングできるようになるのかというのは、 なので、ぜひ争いにやっていただきたいと思います。 わかりました。 割と楽しいです。 僕はコーディング嫌いなんですよ。 苦しいので嫌いなんですけど、物が出来上がっていくのがすごく楽しいんです。 確かにね。 なので、小さい頃からレゴを結構やってたんですが、 その感覚で結構プログラミングをしてますね。 なるほど。 はい。 ちょっと時間があったんですけど、 じゃあチャプターを切ります。 はい。 # 言葉の前提を合わせる重要性 本の内容にいきたいと思いますが、 今回の本がAIで変革する仕事の未来ということですが、 こちらをざっくりと概要を説明していただきましょうか。 まずこの本の対象の人なんですが、 2パターンの両極端な人を想定していて、 まず1つが腰が引けている人、 AIのことがよくわからなくて怖いと感じている人、 あるいは逆にもっと踏み込んで、 AIで何か事業を起こしたいとか、起こさないといけないという命令が下っているような、 結構前のめりな人、でもわからないみたいな、 そういう人に向けて書いた書籍になります。 難しい専門用語というのを極力使わずに、 でも結構リベラルアーツみたいなのを意識して奥行きのある話をしているので、 対象年齢としては中学生から読んでいただきますし、 60代、70代の経営者の方まで幅広く読んでいただけるようにしています。 内容としては最初にスティーブ・ジョブズの言葉を持ってきていて、 テクノロジーとは人間にとって、道具としてどういう意味があるのかというのを語っています。 それを扱う上で最も重要なのが倫理観だと考えているので、その話をしていて、 その時点でITとかAIのリテラシーというのが醸成しようと、 そして徐々にAIの定義とか仕組みの説明を行って、 限界もあるよねという話をしています。 いろんな応用事例というのをご紹介をして、 最後の10章ではご自身が業務をバリューチェインに分解をして、 AIを組み込むとしたらどのプロセスが最適かということを考えていくようなプロセスになっています。 これ、そのとっつきやすさという意味では結構面白かったのが、 テルマエローマへの、 あれ私も見ましたけれども、 ちょっと知らない人に向けて話すと、 映画が古代ローマの人がタイムスリップして、 現代の日本に来ちゃうという話ですよね。 まず、便座でビビるという。 みんなに人が近づくと開く便座というのがあって、 ルシウスという主人公の頭の中では、 奴隷の人が壁の裏側で紐を引っ張ってその便座を開けているというイメージが流れるわけですね。 座ると、そこでお腹をしてしまうんですけれども、 急に便座が吸い始めるんですね。 それも想像の中では、奴隷の方々が臭い思いをして吸っていると。 逆にお花畑の香りまでしてくるわけですよ。 それもお花畑でうちらを仰いでいるようなイメージが出てきていて、 古代の人からしてみたら、今の日常生活で使っている便器もそうだし、エアコンもそうだし、 全てが人が裏にいるというふうに考えても全く違和感はないわけですね。 ただ、僕らからするとその定義って違和感があるじゃないですか。 エアコンの裏に人がいるなんてありえないという。 そこにテクノロジーが入っていて、そういうふうに考えたときに、 AIって何なんだろうというふうに、ここでは問いを投げているんですね。 なので、エアコンはAIと呼べるのかという問いを一応投げていて、 そうやって結構深くて、トレーニングで聞くと、 AIだという人とAIじゃないという人が分かれるんですよ。 エアコンが。 エアコンが。 で、「私はそうじゃないと思う。私はそう思う。」みたいな水かけ論争になるんですけれども、 AIの定義っていうのが実は統一的なものがないんですね。 なので学者によって言っていることが違うというのが正解なんですけれども、 割と通説的なもので、4つのレベルに分けられるというのがあって、 エアコンというのはレベル1の定義なんですね。 異風分岐で、何度以上になったらエアコンの暖房をオンにするみたいな、割と単純なプログラム。 で、レベル2というのが、Siriのような入力パターンがすごくいっぱいあるけれども、 応答パターンがいっぱいあると。 ただし賢くはならないという感じですね。 なので同じ質問がしても、あんまり面白い回答が返ってこなかったりする。 3番目が、レベル3がGoogleの検索エンジンみたいなもので、 使えば使うほど精度が良くなると。 学習されているからですね。 で、Amazonのレコメンドエンジンとかもそうですよね。 レベル4というのが今一番高くて、Googleの猫みたいなディープラーニングを使って、 概念を学習するというものですね。 今までは猫というのを認識するには、耳はこうで鼻はこうでみたいな、 パーツパーツで学習しなければいけなかったんですが、 それが不要になって、AIが勝手に学習できるような、そういうレベルになってきていて、 この4つのレベルを抑えておくと、エアコンは何ですかとか、レベル的には。 あるいはAmazonのレコメンドエンジンってAIなんだっけって考えたときに、 まあレベル3だねみたいなところで、頭の整理ができるというのを説明していますね。 確かにAIという言葉そのものが人によって捉え方が全然違うので、 経営の文脈においてもちょっとAIを導入した方がいいんじゃないかみたいな、 そんな話が来たときに、言っている本人もAIのイメージがあって、 受け止めた現場もまたそれぞれ違うAIというイメージがあって、 なんか右往左往しちゃって、とんでもないディープラーニングの技術まで導入するのかみたいな現場を考えているんだけど、 上のおっさんの頭の中にエクセルぐらいでいる。 そうなんです、マクロも十分AIちゃんっていう人もいるわけなんですよね。 ある意味正しいんですけれども、そういう無駄なところで認識の違いってやっぱり起きてるんですよね、実際。 その根源的な理由はやっぱりAIの定義が一義的じゃないっていうのがあるんですけど、 なので僕みたいな人がトレーニングとかこういう本で、 AIっていうのは定義ないけれどもこういうふうに分けられるよっていう整理をして、 そうすることでチームの中で共通認識が持てるんですね。 そうすると、今回言ってるのはレベル4なんだっけ、レベル1なんだっけ、 それによって全然金額感も変わってくるし、開発の光景も変わってくるので、 全然話が違う方向にいってしまうんですね。 なのでそういうところで事前に前提を合わせた上でプロジェクトを始めていただきたいなというふうに僕は思っております。 なるほどね。今現場でどういうイシューとかどういうオファーが多いんですか? えっとですね、結構、競合後はAIを組み込んできていて、 怖いとか全然そういう感じじゃないけれども、 これからの10年考えたときにどうしたらいいのか分からないっていう相談が結構来ています。 しかも結構レガシーなお客さんが多くて、ちょっとどこかは行けないんですけれども、 やっぱりちょっと頭が固くて、AIのことも全然詳しくないので、 割と本質じゃないところの気になる質問がたくさん来てたりして、 それでこっちの現場が疲弊するみたいな回答に、 僕が入ったときに、1月から今のところジョインしてるんですけれども、 その半年くらいで800件くらいQ&Aが重ねられていて、 こっちの現場が結構疲弊してて、 その回答を全部確認したんですけど、 ナンバー53と同じ回答になりますみたいな、ケンカ越しというかになっちゃってて、 割とイテラシーを最初に埋めるっていうのは、 その後のプロジェクトの後期を下げる上でもかなり重要だと思います。 Aに限らずなんですけどね。 前提を合わせた上で始めましょうっていうのが、 Aだとやっぱりなぜか抜け落ちて、A導入しようよみたいな形で、 どうしたらいいの?って言ってきて、 で、あれも分かんない、これも分かんないってなって、 無駄な時間を過ぎていくっていう、そういうパターンが多いみたいですね。 なるほどね。共通ゲームを作り上げるっていうのは結構大事なことですよね。 すごく大事ですね。 そこで時間を使わないっていうところがかなり重要ですね。 なるほどね。そっか。だから一見遠回りに見えることでも、 最初にそこから合わせていくと、 そうですね。 後肯定がだいぶ楽になるっていう。 そうですね。 結構僕は仕事する上でも前提がずれたときにトラブルが起きると思ってるんで、 前提を合わそう合わそうってするんですね。 なので結構コンサルって、僕みたいに業務委託で入ってると、 使えなければすぐ切られちゃうんですけれども、 僕は運良くなのか分かんないですけど、切られたことがなくて、 ただ隣に来たコンサルはどんどん切られていくんですね。 多分10人くらい今まで切られてたんですけれども、 多分その一つの要因が前提を合わせるっていうところをかなり意識してるんで、 僕に指示した人も僕が指示した人も前提が合ってる状態で仕事をするんで、 なるほど。 そこで意見の認識の不一致が起きないっていう、 そこはかなりビジネススキルとして大事だなっていうふうに思ってます。 はい。ありがとうございます。 じゃああっという間に初日終わりということで、 初日、倉島さんにお越しいただきました。 どうもありがとうございました。 ありがとうございました。 # 『問題解決力を高める「推論」の技術』 はい、それでは今日のフライヤーのコーナーです。 今日はですね、問題解決力を高める推論の技術という本になります。 サブタイトル、ビジネスの未来を読み解くための3つのシンプル思考という本ですね。 著者がですね、肌耕介さん、朝日広告社ストラテジックプランニング部プランニングディレクターというね、そんな肩書きの方ですけれども、 出版社がフォレスト出版からですね、2020年1月に出ております。 このね、3つのシンプル思考と言われているものなんですけれども、機能法、演劇法、そしてもう一つアブダクションというね、 その3つ目がここで紹介されているということで、機能法、演劇法、これに加えて3つ目ということになりますけれども、 私はですね、ビジネススクールでクリティカルシンキングというね、物の考え方、頭の使い方みたいなことを教えている立場からするとですね、 この機能法、演劇法というのは非常に親しみの深い言葉で、この要約でもしっかり説明されているので、ぜひ読んでいただければというふうに思いますけれども、 この3つ目のアブダクションというのはですね、実は初めて見るというか、ほーっていう感じだったので、 これはですね、起こった現象に対して、とある法則を当てはめると、起こった要因をちゃんと説明できる、その仮説が、 なんでこんな現象が起きたのかっていう、そんな仮説を立てる、そのための頭の使い方ですよね。 だから今、例えばね、コロナ騒ぎが起きてますみたいなね、そういうこと、これが起きた現象、そこに適切な法則、こうなると人々はパンデミックで怖がるみたいな、 そういうこの法則を当てはめると、その背景にある仮説っていうのが導き出すことができるっていう、そんな頭の使い方、難しいですね、何言ってるか分からないかもしれませんけれども、 でね、これは、えっと、なに、こんな小難しいこと言ってもしょうがないじゃん、とか思ったりする人がいるかもしれないんですけれども、 私がですね、ビジネススクールの現場で教えているのも、もうね、人は本当に、なんかね、自分で意識していないままに論理の飛躍をしているっていうことなんですよね。 だから、えっと、本当に大事な意思決定は、こう、積み石を重ねるがごとく、自分が結論に至った背景を、ちゃんと事実と解釈っていう形で分けてですね、確認をしていかないと、 平気でですね、なんかとんでもない意思決定しちゃってるっていうことなんですよ。 で、それがもうあたかも当然なごとく語ってるんですけど、いや、あんたここってこの事実からここまで行っちゃってるけど、気づいてます? ここにはかなり多くの前提が必要ですけれども、その前提は本当に正しいですか?確かめました?みたいな。 え?確かにこういう風に可視化されると、なんか結構すごい適当なこと言っちゃってる気がするみたいな。 でも本人はそんなね、可視化なんてしないから、もう分かんないんですよね。 なので、そこのお手伝いをしてあげるっていうのが、私が提供している一つのね、そのサービスになるわけなんですけれども、 これはですね、人様に言うのは簡単なんですけど、自分もですね、結構適当なことを本当に大事なことでやっちゃってる可能性があるというのを、 日々私は自分の身の回りを見ながら感じているわけです。 こんな偉そうな人に語っていながら、俺は一体何をやっているんだ?みたいな。 そこのベースになっているのがですね、私が教えているのは機能法・影響法というのが中心なんですけど、 ここにですね、3つ目のアブダクションというのがこの本で紹介されておりますので、勉強になりました。 なので、ぜひこの短い尺の中では説明しきれませんので、ようやくそして本も読んでいただくといいんじゃないかなというふうに思います。 ということで、今日ご紹介した本は問題解決力を高める推論の技術でした。 # 頂いたコメントへのお返し それではコメント返していきます。 2月23日のコメントからですね。 さくらっぽさん、マスター、おさださんの刺繍を取り上げていただけて嬉しいです。 吉の道、なるほどと思いました。 私もカメラが好きですが、レンズを通すと何気ないものに美しさを発見できるから楽しいと気づきました。 私は散歩という詩が好きです。 どこかへ何かをしに行くことはできても、歩くことを楽しむために歩くこと、それがなかなかにできない。 私がそれをできたと感じたのは、学生の頃、自閉的傾向のあるお子さんと帰宅の人並みに逆行して歩いた記憶です。 だから未だに人生の目的が見出せないのかも。 良い経験ですね。 この詩が僕が好きなのは、みんなが普段見ているであろう背景に対して、こういうものの見方があるんだということです。 本当に気づけるということがあるんですよね。 まったく普段の風景なんですよ。 その人がその場面を切り取ると、こうまで美しく見えるのか、そういうことってあると思うんですけど、 例えば、さみだれを集めて林もがみ一回は、奥の細道、松葉書の詩ですけれども、 普通に川に雨が降っているみたいな、誰も目に留めない場面を、 さみだれを集めて林もがみ川という、この短い言葉の中に収め込む。 これはカメラと結構近いかもしれないですね。 カメラも日常的な背景をこういう角度で切り取ると、こんな芸術的に世の中素晴らしく見えるっていう、 この辺結構近い感性があるのかもしれないです。 ありがとうございます。 2月24日のコメントです。 ただ翼さん、本を読むときに何が起きているのか、読書で本を読む、本に参加している捉え方が考えさせられました。 聞きながら思ったのは、読書とは塗り絵である。 まだ何も塗られていない状態で、自分が感じた色を追加していくイメージです。 塗り絵のアナロジーは、問い、塗り絵の枠、解釈、枠に塗る色合いとなりますね。 私にとって良い本は、新しい問いかけを得られることです。 塗り絵自体を自分で作れる本です。 問いかけが本を読むコンテキストでも変わる本は、それだけで豊かな読書体験になります。 本をたくさん読めない人の特徴があって、本を読んでいる間に考え込んでしまうという人がいるんですよね。 これは別に、それを直せという話ではなくて、それはそれで大事な読書法なんですよ。 頭でどんどん塗り絵を塗っているがごとくやったらいいんじゃないですか。 本なんて別に冊数はあまり関係なくてですね。 それよりも、どれだけ良い問いを持ち帰れたか、そして良い答えのヒントを思いつけたか、そんなところにポイントがあるんじゃないかなと思います。 中澤良平さん、浜松、愛という名のもとに小賢慢のチョロ役が時代を象徴していましたね。 ありましたね。チョロ。中野なんとかさん。 ストーリーの中では自殺してしまう役割でしたよね。 中野さんの息子さんが今はもう俳優になってますよね。 時代を感じますよね。 私たちっていうのも変ですけど、私が見ていた当時の俳優さんの息子とか娘が今普通にドラマに出ているというのが、時代の変わり目を感じます。 赤優さん、本を読むときに何が起きているのかを拝聴しました。 人間はなぜ余白を埋め人に伝えようとするのか知りたくなりました。 子供は塗り絵があれば色を塗る、砂場では山を作る、一見無意味なことを自分の世界観で楽しんでいる。 本は私たちに余白から意味と物語をさせますが、本質的には他人と切り分けた無意味な世界観を楽しませているようにも思います。 すごいモヤモヤしているのですが、なぜ人は余白を埋めるのか、そして人に伝えたくなるのか、 もしマスターの答えやヒントがありましたら、ぜひ教えてください。 人はもともと自分のことを伝えたい欲求というのがあるのでしょうね。 もしくは表現したい欲求、自己表現。 自己表現のツールを常に我々は何かで探しているんだと思います。 だから、塗り絵みたいなわかりやすいものが出たら、塗って自己表現したい。 料理の題材が出てきたら、料理を作って、それで自己表現をしたい。 カメラがあったら、その前で撮影して、YouTubeでアップロードして、自己表現をしたい。 だから、そういう意味では表現というのは人間の大きな欲求の塊の一つなんじゃないですかね。 その裏側には承認欲求というのがある。 表現欲求と承認欲求の表裏の関係というのがあるんじゃないかなと思います。 だから、いろんなツールが我々の身の回りにあるのは、 それをすべて外側に吐き出すためのツールというふうに読み換えられるかもしれません。 そんなことをコメントを読みながら感じました。 この辺、考えは整理されていませんので、また機会があったら深めたいなと思います。 小倉健太さん、本を読むときに何が起きているのかの回を拝聴しました。 削られた情報の方が価値があるのがとても心に響きました。 D2Cで考えると、世界観を発信しながらも受け手が参加していると思いました。 例えば、発信される世界観のコンテンツが自分の世界に置き換えられるとどうなるのかという想像をしたり、 ブランドが広がっていくことで、社会がブランドの世界観のように変化していくというストーリーにどうなっていくのかと妄想する想像をすることで、 D2Cブランドを楽しんでいるように感じました。 何回か話しましたが、受け手が参加型のビジネスモデルはダイナミズムを生むのですが、 一方で難しさがあるということです。 こんなことをやっちゃったらどうしよう。 我々がコントロールできないところでいろんなこういうことを語られるってリスクじゃないの。 これは一つ考えられることです。 それをどうやって賢く乗り越えていくのかというのが、戦略として考えなきゃいけない。 そんな簡単な話ではないんです。 参加型コンテンツって。 この辺に知恵が必要ですよね。 ありがとうございます。 田中さん。 今日の放送を聞いて、読書という行為は自発的な二次創作が強制的に行われていることに気づきました。 行間を読んだり文章で表現されていない部分に対して、 自分の経験や感情から自分なりの演出を楽しんでいると分かると、 自分も表現者であり演出家になった気分が味わえますね。 そして読むだけで終わりにせず、自分なりに表現してアウトプットをしていくと、 表現力が広がっていくと思います。 これからも語読による二次創作を楽しみたいと思います。 そうですね。 二次創作が強制的に行われている。 確かに読書というのはそういう、 もうなんだろう、 それがないと、 余白だらけですからね、文字っていうのは。 その意味に気づいてそこを楽しむってことがとっても大事なことだと思います。 ありがとうございます。 サルさん。 アラキマスター、こんにちは。 今日は本の参加者になろうと思いました。 読んでいてうまく参加者になれるとすごい満足感がありますよね。 余白を自分で描くのは楽しいです。 好きな小説が映画やアニメ化されて、 登場人物が自分の描いたイメージと近いと嬉しかったりします。 これはよく問題になりますよね。 映画とかアニメになってがっかりみたいな。 私のこのキャラクターと全然違うみたいな。 だからまずは、 映画から入った方がいいとか小説から入った方がいいとかね、 そういうものって結構よくあったりするじゃないですか。 なので、 塗りつぶされているがいいように、 自分のオブンコンテンツ、自分のコンテンツになっているものが、 他者のコンテンツが明確に出されると、 すごく拒否反応を起こしてしまうというのはあるあるなのかなと思いました。 ありがとうございます。 ということで、今日のコメントはここまで。 # 終わりのあいさつ はい、ということで今日はここまでにします。 明日もね、倉島さんとの対談続きますので、ぜひ楽しんでいっていただければというふうに思います。 まだまだね、世の中コロナの創造が収束する気配が見えませんけれども ちょっといつまで続くんでしょうね。 ここで、あんまり外野がとにかく言うことにノイズにぶれずに今できることを本当に考えてやる。 そんなタイミングなのかなと私も思っています。 先日対談した佐藤さんもですね、今こそチャンスだという、自分の妄想を育てるチャンスだというようなことをおっしゃってましたけれども 私もそれに極めて深く同意します。 はい、できることをやってしっかりとね、このタイミングだからこそできる時間の使い方をしたいなと、そんなふうに思いました。 はい、ということで今日はここまで。また明日! もっと見る荒木博行のbook cafeプレミアム放送配信中!00:151.タイトルコール01:232.初めのあいさつ09:423.文系だからこそテクノロジーを理解しよう09:574.言葉の前提を合わせる重要性04:385.『問題解決力を高める「推論」の技術』09:286.頂いたコメントへのお返し01:107.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう saru2020年3月5日荒木マスターこんにちは!今日は「前提を合わせてスタートしよう」と思いました。それぞれの人が違うメガネを掛けているので前提合わせが1番難しいですね。カフェの過去放送を拝聴し石角さんの本を読んでいるところです。今回の対談でAIへの理解を更に深めたいです。返信 おぐらけんた2020年3月5日『AIで変革する仕事の未来』倉嶌さん対談 1回目を拝聴しました。倉嶌さんの話の中で、グループワークで、AIを活用するアイデアを3時間程度でだすという話を聞いて、どう活用するかというのを、ある程度のインプットがあれば出せるものなんだなと驚きました。僕は、「AI」について浅い知識があるため、逆に自分自身では活用ができないと思い込み、無意識に具体的なツールとしてどう利用するかを考えれていないと気づきました。早速、書籍を購入してみましたので、AIをどう使えるかを考えてみたいと思います。返信 たなか2020年3月5日今日の対談を聴いて、前提の共通認識を先に作ることの大切さを感じました。日常の家族の会話でも、お互いの認識があっている前提で進むことが多く、途中で「なんだっけ?」とズレに気づきます。「こないだのアレ、美味しかったね~」「アレって○○○だよね、美味しかったね」という感じでさりげなく気遣いできる会話を心がけたいです。本編から脱線したコメントですが、ご容赦ください。返信 Takumi2020年3月5日始めまして。いつもひっそりと拝聴させて頂いていましたが、コメントさせて頂いていただきます。倉嶌さん対談を聞いて、前提条件の重要性を改めて認識しました。他人は背景が違うことを再認識して、丁寧に前提を合わせる工夫を意識していこうと思いました。返信 おにぎり@ソルロンタン2020年3月5日『AIで変革する仕事の未来』へのコメントです!言葉の前提を合わせるために、様々なジャンルの本を読みたいと思います!深いことまでは理解できなくても、対話のきっかけにはなると思いますー返信 もっと見る
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倉嶌さんの話の中で、グループワークで、AIを活用するアイデアを3時間程度でだすという話を聞いて、どう活用するかというのを、ある程度のインプットがあれば出せるものなんだなと驚きました。
僕は、「AI」について浅い知識があるため、逆に自分自身では活用ができないと思い込み、無意識に具体的なツールとしてどう利用するかを考えれていないと気づきました。
早速、書籍を購入してみましたので、AIをどう使えるかを考えてみたいと思います。
日常の家族の会話でも、お互いの認識があっている前提で進むことが多く、
途中で「なんだっけ?」とズレに気づきます。
「こないだのアレ、美味しかったね~」
「アレって○○○だよね、美味しかったね」という感じで
さりげなく気遣いできる会話を心がけたいです。
本編から脱線したコメントですが、ご容赦ください。
倉嶌さん対談を聞いて、前提条件の重要性を改めて認識しました。他人は背景が違うことを再認識して、丁寧に前提を合わせる工夫を意識していこうと思いました。
言葉の前提を合わせるために、様々なジャンルの本を読みたいと思います!
深いことまでは理解できなくても、対話のきっかけにはなると思いますー