TOPライフスタイルメンタル・心理学エビデンスに基づく人生デザイン佐伯恵太さん前半、サイエンスコミュニケーター、俳優迄の道のりが凄い!シンクロナイズドスイミング、京大大学院からの今。全ての経験を糧に科学を誤解してる人にもわかりやすく伝える翻訳者のような存在39:17 2月5日 140再生 問題を報告する 再生する シェアする 佐伯恵太さんhttps://x.com/Keita_Saiki_https://www.instagram.com/keita_saiki?igsh=MXFuZmczaTd3eXNqZA==もっと読むAI目次サイエンスコミュニケーターの真髄に迫る科学を分かりやすく伝える秘訣と葛藤京大院からプロ水泳へ転身した道のり学問とエンタメ、異分野融合の軌跡俳優経験が拓くサイエンス対話の境地AI文字起こし(β版) # 佐伯恵太さんとのコラボを終えて おはようございます。 エビデンスに基づく人生デザイン、ドクター アリンがお送りしています。 今日はですね、サイキケイタさんと コラボをさせていただきました。 サイエンスコミュニケーターであり、 俳優であり、 いろんな肩書きを持っているけれども、 どれも大事だからはしょれないというところが 私も一緒だなって思いました。 そしてサイエンスコミュニケーションの コミュニティを持っておられて、 今666人入られているということなんですけれども、 夢もお伺いしたんですよね。 とっても分かりやすい、 科学を翻訳する力とか、 相手の立場になって、 科学を届けようとする、 その姿勢とかね、 本当に素晴らしいなと思いましたし、 サイエンスコミュニケーターの人たちと 協力し合ってね、 お仕事を循環させたりとか、 本当に必要な人に必要なものが届くように というような姿勢とかね、 素晴らしいなって思いました。 ずっとフリーランスでされているということで、 ご苦労もあるとは思うんですけれども、 夢もたくさんあって、情熱もたくさんあって、 これからが楽しみだし、 いつかアサドラとかタイガとかでね、 お見かけできる日もあるんじゃないかな というふうに思っています。 ぜひですね、 サイキケイトさんとサイエンスコミュニケーションについて、 いろいろお伺いしていますので、 聞いてみてください。 では、いい一日を。 おはばぐってい。 # サイエンスコミュニケーター、俳優の佐伯恵太さん前半 今晩のゲストは、サイエンスコミュニケーターで俳優、いろいろご活躍の佐伯健太さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 問題ない。ありがとう、教えてくれて。 早速、佐伯さんのすごいプロフィールを見て、興味津々だったんですけど、自己紹介してもらっていいですか。 佐伯さんの京大出るまでも多分いろいろ終わりになったんだと思うんですけど、その後の人生がすごいですよね。 すみません。過去紹介向きじゃないキャリアでして、人様に紹介していただくのはちょっと難しいんじゃないかっていう感じの変なキャリアなんですけど、 今現在の話をさせていただきますと、フリーランスでエンタメ×科学というのを掲げまして、俳優業とサイエンスコミュニケーターという科学と社会をつなぐようなお仕事をしている人間でございます。 佐伯健太です。よろしくお願いします。 サイエンスコミュニケーターというのが、私初めて聞いたのが、この前佐伯さんとお会いしたのがプレゼンの場だったと思うんですよ。 メルカリのプレゼンの時にお会いして、その時にサイエンスコミュニケーターという言葉を初めて知ったんですよね。 どういうお仕事をされているのか教えてもらってもいいですか。 そうですね。サイエンスコミュニケーターというのはいろんな考え方があるんですけど、僕個人の考え方としては、むしろドクター林さんもサイエンスコミュニケーターのお一人というふうに勝手に理解していたりします。 その心はというところなんですけど、冒頭で科学と社会をつなぐという言葉を使いました。 いわゆる科学というのは、最先端の科学というのは、おそらくドクター林さんも普段発信されている研究というものとひも付くと思うんですよね。 研究することによって、科学のいろんな分野が開拓されていくと。 なので、研究と切っては切れない関係になっていると思うんですけど、そういった最先端の研究とかって、やっぱり林さんのような、翻訳して発信してとかっていう方がいらっしゃらないと、なかなか学会の中とかでしか共有されない知識とか発見とかがいろいろあると。 なので、いろいろな形で、もうちょっと社会全体の財産にしていこうよとか、本当にいろんな有事の際に、このワクチンって効き目どうなんですかとか、変なこと起きないんですかとか、そういう生活とか健康に直結するような知識もあれば、 こんなめっちゃ強い調合菌できたんですか、すげーみたいな、ものすごく知的好奇心をくすぐるような素晴らしい発見とか、基礎的な知識知見とかもあると。 何せよ、そういった科学研究の話を、世の中の共通の共有できる財産にしていこうよ、みたいなことを取り持っている存在っていうふうに僕は思っています。 素晴らしいプレゼン力ですね。 よく言われることとしては、あ、わかった、でんじろう先生みたいなことですよねっていうのが、サイエンスコミュニケーターを自称して活動している私含め、多くの人たちが耳たこぐらい言っていただくことなんですよね。 ちょっと時間ないなって思ったら、そうなんですよ、そんな感じです、って言って別れるんですけど、僕を含めた多くのサイエンスコミュニケーターたちは、もちろんそれはサイエンスコミュニケーションの一つであるし、でんじろう先生なんてまさにレジェンドというか、僕自身も憧れてこの業界に入りましたみたいな、そんな感じなんですよ。 ただ一方で、じゃあ表に出てタレントさん的にサイエンスショーとか番組でめっちゃ盛り上げて、賑やかにして帰るみたいなことが全てなんですかっていうと、全然そうじゃないんですよね。 むしろ、例えばSF映画とかインターステラーとかいろいろありますけど、そういう作品の科学監修を担う人とかって、別に役者さん、僕自身は役者だったりするんでややこしいんですけど、役者さんみたいに表に出てて演じるとかそういうことではなくて、裏方スタッフサイドとして、作り手側として、 その脚本の中で、サイエンスフィクションって言ってもサイエンスの要素が大事なんで、そこの科学的な説明が間違ってないかとか、平易な説明をするとしてもそれはちょっと誇張した表現になっちゃってますよとか、そういったところを責任を持って監修する、そういった表に出ないお仕事っていうのもめちゃくちゃたくさんあるので、 でんじろう先生ってことでいいですかって言われると、すごく重ねていただけて嬉しいっていう気持ちと、ざかんぼやる、何かくすぶる心みたいなものが両方出ちゃうっていう感じですね。 すごいわかります。たぶんでんじろう先生はエンターテインメントのところもすごく強い。科学って楽しいんだよっていうことを表現していらっしゃるところがすごく強いのかなって思うんですけど、さっきさいきさんからワクチンの話が出たから、多分出張は私と同じかなと思っていて、私はやっぱり確からしいことってこういうことだよ、こうやって調べるんだよみたいなのを伝えたくて、 一般の人たちにですね、科学っておっしゃるように、本当は社会とか自分の生活に使っていったほうがいいものだと思ってるんですよね。一部の人だけが使うんじゃなくて、企業とか遠くのテック企業みたいなところだけが使うものではなくて、 私も本当に最近、ここ数年なんですけれども、このエビデンスベースプラクティスでエビデンスに基づく実践を生活の中に取り入れ始めてからやっぱりすごく幸せになったと思うし、確からしい情報を探すのが難しいからこそ、エビデンス研究をもとに皆さん情報を探してみられたらいいんじゃないかなっていう。 思いがあって、結構前からですね、翻訳をおっしゃったように、創出もしてますし、私は研究者なので、創出も翻訳も、あと社会立訪もしたいなっていうので、私もしてるんですよね。 さゆきさんが今されているサイエンスコミュニケーターのお仕事で、すごくやっぱり表現がとてもお上手だなって、私は本当に。 ありがとうございます。 自分が研究の解説をするときに、どうしても使いたいワードとかあって、無作為化比較試験とかメタアナリシスとかメタ分析とか、ここをはしょりたくないってすごく大事なことだからって思っちゃうんだけど、 それを使うからには毎回説明をしないといけない。ちょっと冗長になっちゃうみたいなところがあるんですけど、そういうことってないですか。 確からしいことを伝えようと思うと、例えば論文とかも本当は全文読まないとわからない。 すべて説明したくなっちゃうっていう確からしさにこだわるがゆえに、はしょれないみたいなこととか。 さゆきさんはお仕事でされてるから、なかなかわかりやすさってすごい大事だったりするでしょう。どうやって折り合いをつけてらっしゃるのかなって思いました。 そうですね。このテーマで3時間ぐらいしっぽりみたいな気持ちもあるんですけど、まず前提として、ポジショントーク的なことを極力したくないっていう気持ちがあってですね。 なので前置きをしておくんですけど、そもそも僕自身が専門用語を知らない場合ももちろんあります。 なので、そんなに平易な言葉に置き換えられてとかって言って褒めていただくこともあるんですけど、すいません、その専門用語をそもそも知らなかったので知ってる単語を並べましたみたいなことも正直あります。 その上で工夫している方のお話をするんですけど、やっぱりすごくすごくわかりやすい事例としては、横文字が並ぶだけでも、いわゆる英単語みたいなものが並ぶだけでも難しく感じちゃう人もいるとか、 本当にその意味が伝わる伝わらないとかじゃなくて、聞いたことはあるけど、もうなんかアジェンダとか言わないでほしいとか、PDCAとか聞きたくないみたいな、そういう本当に意味としてはそれはもちろん聞いたことあるっちゃあるけど、でもなんかちょっと小難しい話をされてる気がするとか、 それぐらいのことから考えていくこともありますね。 なので、意味としては伝わるとか、刺さるとか共感してもらえるとか、前のめりに聞いてもらえるとか、逆に、ながら聞きしててもわかるぐらいの感覚の言葉だとか、その辺の一つの軸で意味が分かる分からないっていうところだけじゃない、感情にどれぐらい刺さる刺さらないとか、 逆に、めっちゃ適当にテレビ見ながら耳だけ聞いてても伝わるぐらいの言葉なのかとか、おそらくその複数の指標でもって、この場合はこうだなっていうのを検討している面はあると思います。 すごいなぁ。私も能力があれば、確かにキャッチコピー的に確からしい情報をコンサイスにまとめてお伝えすることができたらなっていつも本当に思うんですけど、 研究の信頼性って確からしさの範囲の話じゃないですか、なんかイエス・ノーとかゼロとか1とかの範囲ではない、そういう日的なものじゃなくて、やっぱりその信頼区間が、この辺りに真の平均値があるよみたいな、その範囲なんですよね、確からしさって。 その考え方を伝えるのが毎回すごく苦労するところなんですけど、でもおっしゃったように本当にキャッチーなことを言っていて、そこから本当の私が伝えたいことを伝えていくっていう方が、確かにいいのかなっていう中でも迷いがあります。 世の中にはキャッチーな言葉がいっぱい溢れていて、私はそれにすごくムズムズするというか、こんなに言っちゃってとか引用もないのにとか思ったりするそうなので。 そういう意味ではですね、おそらくリンさんのリスナーの皆さんはかなり科学リテラシーが育まれている方々だとお見受けするんですけど、エビデンスレベルの話とかもおそらくされますよね、配信の中とかで。 そういうのを高校1年生の探究学習とかでも持ってっても、一コマ目とかで話したりするんですよ。 僕自身はエビデンスレベルとかの話もしないで、なんとなくこんな発見がされて論文にもなってるからすごいねっていう、そういう単純化をするべきだっていう主張とはどちらかというと真逆で、もう一手でエビデンスレベルとかの話をします。 そのエビデンスレベルが何を言ってるのかわけわかんなかったら、聞けるものも聞けなくなったり、聞いたけど理解できないまま過ぎ去ったりするので、エビデンスレベルの何たるかを極力わかりやすく楽しく説明しようみたいな趣旨です。 なので、例えば専門家の意見、あれもいろんな図がありますけど、代表的なものとして、例えば専門家の意見みたいなものが一番下にあったりするじゃない。 だったらもうそこから淡々と進めて、こうです、こうです、だからメタアナリシスとかそういうものが上位にあるんですよって言えば、情報としては理解はし得るわけですけど、 それを例えばストーリーっぽく持っていくとしたら、みんながわからないこととかがあったときに、いろんなお母さんとか学校の先生とか専門家の人とかがいたら、誰に相談しますかみたいなことを聞いたら、あえてそういう聞き方をしたら、当然専門家ってみんなが答えるわけじゃないです。 信頼に足る対象として。 じゃあ専門家ってやっぱり信頼できるよねみたいなことで、エビデンスレベルを次のスライドで持っていって、でもその専門家が一番信頼できないってことになっているこの図なんだろうみたいなことでも持っていって、 みんなが、「なになにそんなことってあるの?」みたいになっていったときに、専門家って一口に言っても、例えば専門分野も違ったりもするし、意見として述べることっていうのは必ずしも論文に裏打ちされてないこととかも専門家であれ言ったりするし。 そういう意味では、一、意見っていうよりもうちょっと上位のものとして、当然その専門家たちがちゃんと論文に書き記して、それがまたさらに別な専門家たちにも何回も読まれて突っ込まれたりして、揉まれてひねり出されたこの論文って方が確かに上に来そうだよねみたいなことを、ちょっとそういうあえての仕掛けをフックにしたりとか、いろんな言葉を持ってきたり。 そこで、みんなの中で論文っていうものがかなり確からしいものだとなってきたときに、論文同士で意見が食い違ってきたら困るよねみたいな話をして、論文を今度大量に書き集めてきて、そこをくまなく調べたらどうだろうかみたいなことで、一段一段書き上がっていくっていう。 だからそういう意味で俗に言われる、簡単な表現をキャッチーにしちゃったりすると、確からしさを失うんじゃないかっていう方向性とはちょっと違くて、そういう科学リテラシー一丁目一番地みたいな話は絶対にしますと。 その前提で、それをどれだけストーリーチェックに語れるかとか、仕掛けを作って興味を引けるようにするかとか、その説明をできるだけ難しくしないで伝えるかっていうのを考えている感じに近いですね。 すごいわかりやすかった。私もそれ使おうって思った。 やっぱりそこの、仮憲秘の書き方とかでも、ストーリーにしなさいっていう人もいるぐらいですよね。 こういう先行研究があって、ここまでわかってこんな進展してて、でもこういうところが壁になっててって、一回谷を作って、だけど私の手法によるとっていう、また谷をV字回復して、こんな展望はこんなに明るいぞみたいな。 やっぱりそれって別に、研究を誇張しろとか嘘つけとかって言ってる話ではなくて、ちゃんとそこの研究の波及効果とかインパクトだったり、先行研究との差分のところとかっていうのを、でも何が障壁になってるのかとか独自性っていう部分をちゃんと構成していくと、むしろそれを人に伝えるんであれば、当然希少転結になる。 というか少なくともそれは一つの型としてあるよねっていうことだと思うんですよね。 なので、そういうことを科学研究費の申請であれ、一般向けの何か科学の物事を伝えるときであれ、考えて表現していくっていうことになるんですかね。 そうですね。さゆきさんがね、いつもいろんなところに取材に行かれてるじゃないですか、確かに全然フィールド外の、理学博士でしたっけ、修士をやった系ですね。 修士ですね。博士の1年目までいたっていう感じです。 博士までちょっと行かれたっていう。 D1終わって辞めたっていう微妙な感じですね。 これもちょっと長く聞きたいですけれども、フィールド外のところもいて、わかりやすく説明されてるのを聞いて、本当なんかすごいなって思いました。 いっぱい多分勉強されてたりもするんだと思うんですけど、ほとんど勉強は大好きでいらっしゃるんでしょうね、きっとね。 いやー、ちょっとその分野によりますよね。どっちかっていうと、数学、物理系とかは、高校の時点では割とひどい成績を取ってたりしたタイプなので。 いやでも、教大に行ってらっしゃるじゃないですか。 そもそも京都工芸生員大学っていうところにAO入試で入って、そこから大学院入試で教大の院に行ってるので、結構そこは戦略的なところもあり、いわゆる全ての科目で高得点を取って入ったっていう形とは違うところがあります。 やっぱり研究したくて入られたんだと思うんですけど、その博士1年目でお辞めになった理由って、私はちょっと聞いたので知ってるんですけど、お話してもらってもいいですか? その波乱万丈な人生の幕開き。 そうですね、もともと僕は子供の頃から虫好きで入っていて、今日もまさにXでそういう発信をしたばっかりなんですけど、昆虫少年だったんですよね。 なのでそれが高校になった時に、いわゆる理系の中に生物学、生物っていう分野があって、そういう風な道に進んだっていう形で、大学もやっぱり生物学を学びたいっていうので大学大学院も進学をしました。 それで学部生の頃からは研究っていう形になっていったんですけど、一方で5歳の頃から水泳をやってまして、泳げるっていうのがあったんですよ。 で、その高校に入った時にちょうどウォーターボーイズっていう作品がありまして、男子高校生たちがひと夏をかけてシンクロナイズドスイミング、今はスポーツの名前で言うとアーティスティックスイミングと名前が変わってますけども、いわゆるシンクロとしておなじみのものを高校生たちがパフォーマンスとして挑戦する。 そんな青春ムービーみたいなものがすごく流行っていたんですね。 で、どちらかというとそれは作品としても当然エンターテイメントですけど、そこで描かれてたシンクロっていうものもスポーツというよりはエンターテイメントとして、だって高校生たち別にそんなにシンクロの卓越した技術とかないですから。 だけどとにかく人前で踊ったりとか泳いだりとかアクロバットとか決めたりとかして、とにかくその努力と青春の熱い思いと楽しいダンスとか、とにかくそれを一生懸命やることで目の前の人に笑ってもらったり驚いてもらったり、なんなら感動してほしい、感動を届けたいみたいなことで描かれてた作品なんですよ。 それを見て水泳部だったのでシンクロに挑戦しようっていう。それがエンタメのきっかけで、結局その高校1年から大学に入ってチームを作ったりとかもしつつ、10年以上シンクロのパフォーマーとして全国を回っていました。 そんなにですか。 1年以上ですね。11年とか。なのでそっちの方がだんだんプロ活動みたいになっていくときで、大学も気づいたらドクターの1年目とかに差し掛かっていて、そっちもそっちで結構研究がなかなか大変だとカロリー高めだなとなってきたときに、 エスカレーター式にというか、自動的に拍手号とかは取れないじゃないですか。 いや取れないですね。 とてもじゃないけど。 もちろん研究も頑張ってはいたんですけど、頑張りが足りないというか、本当にそれにフルコミットしてどうにか取れるかっていう感じだっていう風なことも学んだので、 当時は芸能エンタメ、シンクロに人生を賭けようみたいなことで、一旦アカデミックな世界から出たっていう感じですね。 それは後から後悔したりとか、振り返ったりはしなかったですか? 後悔はしてないんですけど、大学院時代に延べ3年間、黄色症状媒の行動解析をやってたんですね。 で、ハエの飼育をしてたりとか、ハエの飼育をし続けるっていうのが、とにかくルーティンでやらなきゃいけないことで、それを怠ったらもう研究が止まっちゃうわけですよね。 ハエ全滅しちゃうので。 なんですけど、いまだにたまに夢に出てくるくらい、ハエの飼育お世話忘れちゃったとか、頑張って論文を書かなきゃいけないけど間に合うのかなとか、こういうのがたまに夢に出てきたりするので、 なんというか、別にそれは後悔にあたるのかわかんないんですけども、大切な思い出の一つだったのかなとは思いますね。 そうですね。いまだに見るんだったら重要だったんでしょうね、そのときは。 今思い出したんですけど、私も白紙講義課程のときにフルタイムで助手をしていて、 白紙講義課程に入らないかって誘ってくれた先生が、ついでに助手にならないかって言って、助手になったんですけど、フルタイムで働きながら、 勉強ってなかなか大変ですが、少なくとも8時間は勉強しないといけないみたいなことを言われて、それはわかってるけどさ、みたいな。 フルタイムで働いて、さいきさんがエンターテイメントの方も一生懸命やりながら、全国を回りながら、学業も一緒にっていうのは、それはちょっと難しいだろうなって。 どっちも情熱、ものすごく情熱のあることだし、どっちもやりたいことだから選ばざるを得なかったのかなって思いましたね。 そうですね。ただそれが今となっては、いわゆるエンタメの世界とか表現の活動っていうのも、本当に10年とかかけてやっと、シンクロの活動は専業で始めた1年、2年ぐらい経って解散しちゃったので、広い意味で表現の一つとして役者の方にシフトしていくんですけど、 いずれにしても表現活動っていう部分を10年以上とか、数え方によっては20年以上とかやっている中で育まれていくスキルとか経験とか知識っていうエンタメの世界での知識とか、そういう深みっていうのも出てくるので、 結果的に今エンタメかける科学みたいに自分が歌っているものが、大体高校生で理数系を選択し、かつエンタメとしてシンクロを始めたっていう、それを原点とするならばもう20年ずつぐらいそれぞれの経験があるという形なので、ようやく今になって融合してきたのかなっていうところですね。 すべてが糧になった感じですよね。お勉強した経験、大学院でお勉強した経験とか、科学にどっぷり使った経験とエンタメの経験が今統合されて、本当にやりたいことをやれている感じですか? そうですね。もちろん役者をやっている以上、アサドラとか出たいなみたいな。純粋に思いますし、日本アカデミー賞、女演団優勝とか、いつか人生の中でそういう場に立てる自分がいたり、でもまだまだそれはもう本当に足りないことだらけだなとか、いろいろありますけれど。 とはいえ、現状でエンタメと科学っていうところを自分の持ち味にして、仕事化して生活をさせていただいているという意味では、現状の到達点としては楽しくやらせていただいてますね。 そうか。すごいですね。今、役者の話が出たんですけど、役者と再現コミュニケーターとどっちが大事っていうか、どっちを極めたいとかってありますか?これも同時にできるものなんですかね? 同時にできないっていう立場を取る人はもちろんいると思います。自分としてはどちらもやるっていう、できるできないというよりも、どちらもやるという選択をしています。 なので、そういう意味では、どっちかをやってるって感じではなくて、本当にもう融合、融合っていうふうに、今現在は持ってってます。 なので、サイエンスコミュニケーションの活動って本当にいろんな形があるんですけど、シンプルに電次郎先生しかり、そういう形のパフォーマーとして自分の表現力を活かす、サイエンスショー、ワークショップやるっていうことももちろん一つなんですが、 最近、日本サイエンスコミュニケーション協会っていうところの年次大会でベストプレゼンションみたいなものをいただいたことがあるんですけど、その時に発表したのは結構別のアプローチについてです。 それは何なのかというと、役者って映画だったらカメラの前でお芝居をする、舞台だったら劇場のステージの上でお芝居をする、演技をするってことになるんですけど、それって本番の話であって、その前に何か役をいただいた後には、もちろんセリフを覚えてとかあるんですけど、 セリフを覚えるだけじゃない人間関係を紐解くとか、自分の役が何のためにこういう努力をしてるんだろうとか、どんな葛藤があってみたいなことを、まずその想像して共感したりしながら、形作っていく自分の中で。 それを頭で理解してても、自分の体と声で演技してくださいっていうのは、なかなか頭での理解とは距離があるので、それを自分の体を通して心を通して、完全に腑に落ちている状態にするには、いわゆるその役作り的なプロセスがあるわけですよね。 漁師さんだったら、実際に定置網をなんとかしてみてとか、それって別に技術を習得するっていう側面は当然あるんですけど、でもそれを通して、こんなに朝早くから仕込みをやって準備して、でも何も取れなかった。 しかもそれが自分の生活と直結していて、自分には5歳と3歳の息子と娘がいて、それを一人で漁師として食わせていかなきゃいけなくてとか、いろんな思いが乗ってるときに魚が一匹も取れなかったらどういうふうに感じるんだろうとか。 こういうもうちょっと技術を習得するっていう部分は、結構その一側面でしかなくて、内面を知るとか、本当にその心を重ね合わせてみるっていう、そういった部分も含めた役作りとかっていうものもあるんですね。 ってことは、その役者っていうのは、つまり表現者でもあるけど、あらゆる役って本人役であることって激レアなんで、基本的に役って他者なんですよね。 なのでその他者について、この人間ってこうでもない、ああでもない、でもこうだったらどうだろう、そうかもしれない、だったら実際に体験してみようみたいなことを、めちゃくちゃ掘り下げてずっと頭を悩ませてる人間なんですよね、役者って。 だったらそういう側面をサイエンスコミュニケーションというか、コミュニケーションに生かせるんじゃないのっていう問いがあります。 じゃあ例えば、サイエンスコミュニケーションって、こんな科学の現象楽しいよねっていうサイエンスもあれば、さっきの出てきたコロナワクチンって本当に効くんですかとか、子供にどうしようか真剣に考えてるんですけどとか、原発処理士の話で本当にこれ安全なんですかとか。 いろんなお立場の方とかお考えの方がいらっしゃる中での、すごいデリケートで複雑で繊細なコミュニケーションって、本当に人によって価値観とかも違う中で、そこをうまく接種したりとかコミュニケーションをとっていくっていうときに、そのいろんな人にまさになりきって、 この福島県の漁師だった自分、漁師だったかもしれない自分が、この説明をされて本当に心底納得できるのかな、この人って信じたいと思えるかな、みたいなことをすごく考える、みたいなことってこの業界でめちゃめちゃ活かせるじゃんと思ったんです。 で、実際にそういうことを、例えば東京大学の大学院の授業とかで、自分がその教団に立ってというか、みんなも一緒にその役者的なアプローチで、そういういろんな人の立場を考えた上で、サイエンスにまつわるコミュニケーションを図ってみようっていう、こういう授業も実際に持ったりもしてまして。 これって、役者である自分を全力で使ったサイエンスコミュニケーションなんですが、玄二郎先生みたいなこととは全く違いますよね。 違いますね。 佐伯さんだからできる感じですよね。 とかっていうことを、すごく頭を悩ませながら、これだったら自分の経験がトップのトーク的なことじゃなくて、本当に自分の体と頭と経験を生かしてできるんじゃないか、みたいなことを考えて実践している感じなので。 今のところ、思ったよりうまくいかないなっていうことも時にはあるんですけども、いろんなことがちょっと芽吹き始めているみたいな段階ですかね。 すいません、結構もう35分とかになっちゃっているなと思いました。 そろそろ終わらないといけない。 なんかもうめっちゃ、今頭の中ぐるぐる回っているんですけど、 サイエンスコミュニケーションをどうやったらうまく使えるか。 私が使うわけじゃないんですが、社会がうまく本当に使えたらいいなと思って。 さっき言われたように、ワクチンが本当に害だって言ってる人と、ワクチンはエビデンス的にはエビデンス的にはエビデンスなんですけれども、 本当に怖いっていう人は、原理的な恐怖を持っている人はやっぱり怖いじゃないですか。 その人の立場になって、どんな言葉だったら、どんな表現だったら伝わるんだろうっていうことを考えられて、 実際に表現できる可能性について今感じて、すごいなって思いました。 私がやりたいけれども、私はちょっと難しい。 私はエビデンスを創出はできるけれども、それを翻訳する能力っていうのは、 多分、埼玉さんみたいな人の方ができるんだろうなって思いました。 すみません、時間がオーバーしちゃって。 埼玉さん、最後に何かおっしゃりたいこと、リスナーさんに向けてですね。 ぜひ埼玉さんフォローしてください。 ありがとうございます。 一番活発にやってるのはXでして、 あとはインスタとか、200人いて配信して燃え尽きたボイシーのアカウントもございますので、 今後復活するかもしれませんというか、たまには肉声で喋りたいなぁなんて思ってます。 今、ホウケンさんいらっしゃるんですけど、小学校の先生でお坊さんなんですけどね。 小学校でそういう科学の話とかってすることってあるんですか? 小学校、学校の中に入ってっていうのはなかったかもしれませんが、 中学で講演したりとか、高校は探究学習でガッツリ入ってますし、 サイエンスショーとかワークショップってなると、大体対象が小学生だったりがするので、 科学を届けているという意味では、小学生さんもよく一緒にやってます。 よかったら、ぜひホウケンさんともお話ししてもらえたらなって思います。 ぜひぜひ。 よろしくお願いします。 後半ね、佐伯さんの方に移ろうと思いますので、一回ここは終わりたいと思います。 佐伯さん、ありがとうございました。 ありがとうございました。 リスナーの皆様もありがとうございます。 皆さん、よくお立ち寄りしてきてね。 もっと見る #俳優 #大学院 #修士 #サイエンスコミュニケーター #エビデンスに基づく人生デザイン #ジャーナルクラブ #ドクターりん #科学翻訳 #佐伯恵太 #シンクロナイズドスイミング エビデンスに基づく人生デザインプレミアム放送配信中!01:441.佐伯恵太さんとのコラボを終えて、後半リンクはこちらhttps://voicy.jp/channel/3429/752634437:332.サイエンスコミュニケーター、俳優の佐伯恵太さん前半コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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