TOPトーク教師全力バトン、つなぎます!#023 感情が伴った学びは強い13:51 9月24日 234再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次本気の先に生まれる学びの「悔しさ」衝撃資料で「たずねびと」に感情移入中庭で発見!オクラの実に宿る真実ナスとヒマワリが教える「忘れない」学び記憶に残る授業に不可欠な感情の力AI文字起こし(β版) # タイトルコール 始まりました。全力バトン繋ぎます。 この番組は、普段子育てや教育に関わっている皆さんが、 誰かから受け取ったバトンを次の誰かに繋いでほしい。 そんなことを願う番組です。 パーソナリティは全力先生こと、私福田俊也が務めております。 実はね、今Voicy撮りながら、全然別の放送を今撮ってたんですよ。 テーマは、掃除をしない子にどう対応するか、みたいな放送を撮ってたんだけど、 なんか自分の中でしっくりこなくなっちゃって、 途中のチャプター3ぐらいでやめちゃいました。 もし需要があれば、またちょっと続き、 喋っていつか放送しようかなと思っています。 そんなことよりね、何話そうかなって思ったときに、 やっぱりクラスの姿から切り取った方が、今の僕にとっては新鮮だなと思って、 先週理科の授業で、とっても子どもたちの目がイキイキしてる時間があって、 それなんでイキイキしてたのかなと思うと、 感情が伴ってたからなんですよね。 感情が伴った学びってすごく価値があるなと思って、 今日はそんなことを話そうかなと思いました。 それでは、今日の放送スタートです。 # 悔しいという感情の裏 感情って言うといろんなのがあるでしょ。 すごく思いつくところで言うと、嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい、寂しい、驚き、いろいろあるわけですよ。 日々の学校生活の中では、子供たちはいろんなこの感情を共に生きているわけです。休み時間だったり。 ところが授業中になると、その感情が伴ってない場面ってあるのではないかなと思っていて、 先日した放送の中で、算数の確かめようの時間に本気テストに取り組んだ子たちがすごく悔しそうな顔をしていたという話をしました。 悔しいって一つの感情ですよね。 じゃあなんで子供たちが悔しかったのかって。 もう理由はめちゃくちゃ簡単です。本気だったからです。 本気でそこを取りに行こうと努力したから悔しかったんです。 実はね、うちのクラスでは週に1回漢字の小テストをするようにしています。 毎週同じ曜日の同じ朝自習の時間に、もう来週はここの漢字小テストをするよって決めて、 そこに向けて漢字ケテブレを回しているっていう状況だったんだけど、 点数がなかなか上がらない子にちょっと聞いてみました。 この点数見てどう思うって聞いたら、うーん、あんまりみたいな、僕できんしみたいなことを言うんですよね。 ああ、そうかそうかと。 つまり、そこに向けてまだ本気で取り組めてないから、悔しいって感情も出てこないわけですよね。 でも一方その子は算数がとっても得意で、算数の時間の本気テストで95点だったときはもうめちゃくちゃ悔しがってるわけです。 それはその子にも100点取りたいっていう自信があったからこそ悔しかった。 だからやっぱり僕たちは日々の授業の中でどれだけ子供たちの目の色を変えさせて本気にさせるか、 この悔しいっていう感情だけを取り上げるのであれば、どれだけ悔しいっていう思いに至れるぐらい本気にさせるかっていうのは、 一つ学びの部分で大切なんじゃないかなと子供たちの姿から考えさせられました。 大人だって適当にやった研究授業がどう批判されようがうまくいこうが別にあんまり感情は伴わないわけですよ。 そこに向けて一生懸命自分が努力して一生懸命向き合ったからこそうまくいかなければ悔しいし、 逆にうまくいけばとても自分が認められたような気がして自分で自分を認めてあげるみたいな側面もあって嬉しいっていう感情が生まれてくるわけです。 こういう話はね、なるべく子供に分かる具体例で話してあげた方が伝わるなって思っています。 僕はね野球が好きなのでWBC前々回かなWBCで今ドジャースで活躍している佐々木浪貴選手がベンチ裏で大泣きするシーンをね子供たちに見せたことがあります。 なんで佐々木浪貴は悔しいんだろうって。もう一つめちゃくちゃ簡単です。本気だったからです。 本気でそこに向けて日本の日の丸を背負って努力をしていたから悔しいって。 みんなも最近悔しかったような経験あるみたいなことを話すと各々あるわけですよ。 生きている文脈の中で。その子供たちの姿とか子供たちのエピソードを拾い上げながら本気であることの価値みたいなことを共有していくとやっぱり何事にも挑戦するようになってくるのかな。 そして意味ある挑戦であればそこに感情は伴うのかなと思っています。 # たずねびとの一瞬を切り取る 次はね国語の話です。今国語でタズネ人っていう物語文、戦争にね関係ある物語文を学習している途中なんですけど、これね僕5年の教科書の中で一番価値ある題材だと思っています。 戦没者供養名簿をある日ね駅で見た主人公の子が自分と同じ名前があることに興味を持ち、そこからお母さん、そこから実際に広島に行くようになるわけです。お兄ちゃんと一緒に。 そこでこれまで広島で原爆が落ちたっていう事実は知っていたけれども、実際に資料館にあるものを目にした時に打ちのめされるわけですよね。本当に広島で起こった戦争の事実っていうものを知って、その後ねおばあさんとも出会うわけですけど、5年生担任されている方ならわかると思うけど、 この主人公の子はいろんなものとの出会い、それから人との出会いを通して自分の見方考え方が更新されていき、生き方これからの生き方みたいなのを考えるっていうとっても価値ある題材なんですけど、ここのね広島の資料館に行った場面で子どもたちは何度も読みを深めていくけども、なんとなく戦争は恐ろしいものだ。 そして本文から主人公の子はここで戦争の事実を知った、そして打ちのめされるような気持ちになっていったということは読み込んでいくんだけども、何か深さが足りないなと思った時に、実際に広島の原爆資料館のホームページにある資料、いわゆる写真資料を提示したわけです、僕が。 8時15分で止まった時計、それから熱風で溶けてしまったガラス瓶、そして丸焦げになった三輪車、それを提示してから30秒、どうなったかというと、本当に子どもたちの開いた口が塞がらなかったんです。 口を開けている子どもたちは初めて見ました。それくらい子どもたちにとっては衝撃だったわけです。子どもたちは原文の中でそこをちゃんと読んでいるわけですよ。何度も読んでいるし、そんなものがあるということは知っている。ただ実際それを目にした時に、子どもたちも打ちのめされたわけです。 そこからもう一回主人公綾の心情を叙述から読み取っていくわけですけど、目をつける叙述がさっきまでとは全然違うんですよ。それは子どもたちも驚きと打ちのめされるという感情を実際に自分たちがその感情を伴っているから、全く見方が変わってくるわけです。 だからよく国語の物語とかで差し絵の重要性が言われることがあるでしょう。1年生なんか差し絵しかほぼないような物語もあったりして、でも高学年にいっても差し絵から考えることとか、それから別の写真の資料を提示したりして考えていくということは本当に重要だと思っています。 この物語の読み取りの導入、僕は生成AIで作った2枚のイラストを提示しました。1つは探していますという迷い猫のポスターを生成AIで作って子どもたちに見せました。 こんなの見たことあるって言うと、見たことあるある、なんかスーパーに飾ってあったとか、インコもこの前なんかコンビニに貼ってあったよとか言いながら、次は戦没者供養名簿、生成AIで再現したものです。現物とは違うものだけど、それを見せてですね、これ見たことあると問うと、こんなの見たことないってなるわけですよね。 子どもたちが、え、なんか名前が書いてあるみたいな、人探してるんじゃないみたいな、ってなって、たずね人を読んでいきました。これだけでもうたずね人の入りも全然違いました。こういうふうにやっぱり授業の中でも子どもたちの驚きとか無知とかの感情を揺さぶっていくっていうことって大事だなというふうに僕は思っています。 # 驚きは記憶に刻まれる 最後はね、理科の話です。僕今年理科も教えてるんですよ。 理科のね、植物のミア種子の出来方って単元難しいんですよ。 何が難しいって、実験が難しい。 条件制御していくことも難しいんだけど、 実際に開花する前の朝顔からオシベを取って、 そしてその後受粉させて、そこからミア種子が出来るかっていう実験は時間もかかるし、 考察していくのもすごく大変で実験も上手くいかないことが多いんだけど、 最終的に子供たちは受粉させるとミア種子が出来るし、受粉をさせないとミア種子が出来ないってことを理解した後ですね、 いろんな問いがさらに出てきたわけです。 じゃあなんでそのオバナ、メバナが分かれているツルレイシみたいなものがあるんだろうとか、 ヒマワリはどうなってんのとか、トマトはとかいろんな話が出てきて、 もうなんならじゃあ今から中庭に見に行こうって言ったわけです。 うちの中庭、いろんな植物が植えてあって、 そこを実際に見に行った時の子供の目の色が全然違う。 まずですね、中庭に立派なオクラがあったわけです。 で、これはオクラの何?って聞いたら子供たちはオクラの実って言うわけですよね。 ということはオクラの実の中には?と聞くと、種子があるはず。 先生このオクラ切り開いてみたいって言うから、子供たちがですね、校長室に走って行って、 中庭の植物を理科の実験の観察のために1個僕たちに切らせてくださいなんて言うわけですよね。 校長先生はもちろんいいよ、いいよって言って、みんなでオクラを中庭で真っ二つにしてみるわけです。 するとですよ、オクラから立派な種がいっぱい出てくるわけです。 うわーって5年生の子供たちが言うんですよ。 オクラ普段食べてるでしょ? 給食でも家でも食べてるはずなのに、実際に中庭に生えているオクラを自分たちの手で取って、 そして中身を切り開いてみることで、身の中に種子が本当にできているっていうことを実体験するわけです。 そこには感情が伴っているわけです。 すると次は、ナスの花に子供たちは目をつけたんですよね。 ナスの花が咲いていることにもまずびっくり。 そして、ナスの花はアサガオと同じように目しべって押しべがあるっていうことを関連づけるわけです。 そしてね、ナスも開いてみたいってわけですよ。 ナスには種はないって、僕たちは普段ナスを食べてるから、ナスの種なんか口の中に当たったことがないから、ナスには種がないんだ、種子がないんだって言い張るわけです。 それで実際に僕が職人にそのナスを持って行き、包丁で真っ二つにしてもう一回中庭に戻ってみせるわけです。 するとですよ、ナスの中にも実は種があるんですよね、種子が。 子供たちは驚き驚き、知らなかったって言って、そしてその種を持って帰っていいかとか言いつつ、 本当に家でナス育てるの?とか聞くと、絶対育てるとか言いながら袋をくれっていうので、袋を一人一枚ずつ渡して、ナスの種とオクラの種を持って帰っていました。 最後にですね、枯れかけたヒマワリがありました。 ヒマワリの種を一つ取って、これ何?って聞くと、もちろん子供たちもヒマワリの種って言うんですよ。 俗にヒマワリの種と呼ばれるものですよね。 でもこれ本当はヒマワリの実なんですよね。 あの固い殻を破った中に本当の種子と呼ばれるものが入っている。 そんなことも実際その場でヒマワリの実を開いてみることで、うわぁ、実の中にやっぱり種子があるってことに気づくわけです。 感情が伴ったときの子供たちの目の色ってやっぱり全然違います。 だからこそね、やっぱり教室を飛び出るような経験もたくさん学校の中で作ってあげなきゃいけないなと思いました。 子供たちはその後もですね、実はうちブドウなんかも中庭で生えていたりして、 このブドウ今まで食べたいとしか思ってなかったけど、なんて言いながらブドウを取ってその中から種子を取り出すわけです。 普段お家で食べていると思うんですよ、ブドウなんて。 けど、そのときはブドウの中にある種子を見てみたいっていうその見方、考え方でブドウを観察しているので、 子供たちは結果的に袋の中にトマトやツルレイシ、ナス、ヒマワリ、オクラ、ブドウ、いろんな種子を入れてですね、嬉しそうに持って帰っていました。 もちろんそのテストもかなりいい点数でした。 だって子供たちはそこに感情が伴った理解になっているので、もう忘れないわけですよね。 僕たちもそんな授業をしていきたいななんて、僕も子供たちの姿から考えた人もいくでした。 # おわりに みなさんね、自分が学生時代、小学校でも中学校でも高校でも 覚えている授業を一個覚え出してください。 多分そこには感情が伴っているはずです。 なんかあの先生の話面白かったなでもいいし あの時点数高で悔しかったから覚えてるなでもいいし 色々感情が伴っているから 僕パッと今話しながら思い出したのは 中学校の家庭科の授業で リンゴの皮剥きがあったんですよ。 リンゴの皮剥きコンテスト クラスで一番長く僕が向けたんですよね。 その授業のこと今でも覚えています。 申し訳ないけどそれ以外の家庭科の授業はあんまり今思い出せない。 でもあの時の、あの瞬間の光景とか あの時の気持ちっていうのは僕は今でも鮮明に覚えています。 だから日々の授業で 全部が全部そうはできなくても どうすれば子供たちが 感情を伴った学びになるかなっていう視点を持ちながらね 教材研究をしていくことも大事かなという風に思っていました。 子供たちは空腹感、お腹が空いたみたいな状況の時に 一番何かを欲します。 そこには感情が伴います。 そんなね、学びをこれからも子供たちと続けていきたいと思います。 今日の放送はここまで。 それでは。 もっと見る #感情 #子ども #授業力 全力バトン、つなぎます!S.Fukuda@全力先生01:071.タイトルコール03:232.悔しいという感情の裏03:513.たずねびとの一瞬を切り取る04:194.驚きは記憶に刻まれる01:135.おわりにコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Asu ka9月24日本気の価値✨️そうですよねぇ。たずねびと!来週から本格スタートします!!1返信
#027 「我慢ってどういうこと?」と3歳の娘に聞かれた失敗談 13分・一昨日・ 131再生AI目次3歳娘の問い「我慢って何?」失敗談抽象的な言葉が招いた誤解とは言語習得に不可欠な「場面と状況」子供の言葉の誤用と親の対応策家庭で実践する言葉の教え方の極意
#026「分数」で単元内自由進度学習はじめました! 17分・9月30日・ 180再生AI目次「分数」単元で自由進度学習への挑戦「学びの地図」で深める算数の喜び苦手な子の「できた!」を引き出す支援学級経営と授業力が支える深い学び全員達成!新たな学びの可能性とは
#025 学期末の評価を問い直す〜何のため、誰のための評価ですか?〜 15分・9月28日・ 184再生AI目次評価の真の目的:成長と指導の循環C評価ゼロはNG?相対評価の弊害評価基準の後出しはNG?信頼性の危機絶対評価の本質と教師の役割指導と評価一体化で育む教師力
#024 学級が荒れ始める3つのサイン 17分・9月25日・ 347再生AI目次連休明けに学級で生じた異変の兆候学級の歯車が噛み合わない3つの兆候子どもたちの行動から読み解く問題の根源自主性を育むための教師の問いかけとは子どもが自ら成長する学級経営の秘訣
#023 感情が伴った学びは強い 14分・9月24日・ 234再生AI目次本気の先に生まれる学びの「悔しさ」衝撃資料で「たずねびと」に感情移入中庭で発見!オクラの実に宿る真実ナスとヒマワリが教える「忘れない」学び記憶に残る授業に不可欠な感情の力
#022 子育てパパが最近買ってよかったもの3選 16分・9月21日・ 268再生AI目次買って後悔なし!育児パパの愛用品3選Apple Watch充電も対応!万能モバイルバッテリー子育て家庭に必須!中古セレナの賢い選び方鍵の開閉が劇的に楽に!セサミスマートロック常識破り!セサミ社の驚くべき企業理念
#021 5年算数「分数」の導入はこうする! 17分・9月20日・ 338再生AI目次分数の導入: ピザ問題で概念を深掘りなぜ分母を足さない?既習を揺さぶる問い異分母の計算に挑む!子どもの思考の軌跡「2分の1」と「4分の2.5」思考の繋がり学びを生む問いかけ 子ども主体の授業作り
#020 算数「たしかめよう」の1時間を子どもに任せてみた 17分・9月18日・ 375再生AI目次算数「たしかめよう」授業の盲点一斉授業が抱える学びの現在地没頭を生み出す4コースの学習子どもの熱意が変える教師の常識平均点より大切な個の成長評価
#019 3歳の娘の靴と、授業中の沈黙。「待つ」ことの価値 14分・9月16日・ 228再生AI目次子どもの自主性を引き出す「待つ」親の試練「先生5回だけ」が授業を変える驚きの方法「考える沈黙」が育む子どもの思考力親と教師が「待つ」勇気の重要性「待つ」意識が変える子どもと大人の関係性
#018 職員会議を問い直す!〜中堅が変えていく学校づくり〜 15分・9月14日・ 324再生AI目次当たり前を問い直す学校の課題給食室の行列に潜む課題発見の視点会議の質と生産性を高める新ルール管理職を動かすミドルリーダーの提案術チェンジリーダーに必要な信頼構築の術
たずねびと!
来週から本格スタートします!!