TOPビジネス経営・マネジメントナカハラジオ:中原淳の「ひとづくり・組織づくり研究所」自分は「他人」から出来ている:読書をすると「背骨」ができる!?08:27 12時間前 220再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次自分の「成分」は他者の思想から成る現代社会で「背骨」を持つ意味とはパスカルが語る「私たちの本」の真実中原隼を形作る「偉大な先人」の思想若い世代へ!多読で「脊髄」を築く方法AI文字起こし(β版) # 自分は「他人」から出来ている:読書をすると「背骨」ができる!? 中原ジオン。中原隼の人作り組織作り研究所 パーソナリティの立教大学教授中原隼です。 このポッドキャスト、人作り組織作りの研究者である中原隼が語るポッドキャストです。 2種類のコンテンツがあってね、正式なというかアカデミックなことを語るのがA面。 そしてB面はあんまりアカデミックな要素はないです。 趣味のこと、よしな仕事などを語っていきたいと思います。 今日はA面かな。A面OはB面みたいな、A&Bみたいな感じですかね。 今日のテーマ。自分は他人からできている。 自分は他人からできているということですね。 まあ自分の成分は他人ってことですかね。 先日というかね、大学院でですね、古典を読むというような授業をしました。 大学院の集中講義でやってるんですけれどもね。 ジョン・デュイという非常に有名な哲学者ですね。哲学者の思想を読むというのをやりました。 細かいことは端折りますけれども、ジョン・デュイはですね、人材開発とか組織開発に対してめちゃくちゃ影響を与えた研究者であると思います。 ジョン・デュイがね、別にODとかHRDを作りたいと思ったわけじゃないんだけれども、 後にいろんな、後の研究者がジョン・デュイの思想というのをうまくうまくやっていってですね、 人材開発とか組織開発の思想の根幹を成しているというような人です。 そんなようなジョン・デュイの本を4冊読むという授業をやりました。 古典ですね。グレイトブックスですね。偉大なる本ですね。 こういう哲学とか思想の本ってあんまり読まれなくなっているんですね。 最近はジャーナルとかペーパーとか言われるような論文が読まれることの方が多いんだと思うんですけれども、 私はそんな時代だからこそね、自分の脊髄というか、背骨になるような、背骨を成すような哲学とか思想の本を読むということはめちゃくちゃ大事なんじゃないかなと思っているんですよね。 なぜそうかと言うと、今の時代ってデータも出てくるし課題も降ってくるし、右からデータが降ってくれば左から課題が降ってきて、またまた右からデータが降ってきて、左から課題が降ってきて、上からも何か出てくるみたいな時代なわけですよ。 そういうようなめちゃくちゃ翻弄される時代においては、しっかりと自分を成していくような背骨、脊髄みたいなものをちゃんと持って、体幹を持って立たない。体幹をちゃんと保ちながら立たないとね、ふにゃふにゃ人間みたいになっちゃうね。 イメージで言うとムーミンのニョロニョロみたいな感じですかね。ニョロニョロ可愛いけどね。そんな感じになっちゃうのかなと思ってるんですね。 だから、あえて大学院の授業ではありますけれども、古典グレートブックスに合うということをやっているわけです。 このグレートブックスを読む意味というのは色々あると思うんですけれども、さっき言った脊髄を作るということもあると思うんだけどね。 もう一つは、自分という成分は他人からできている、他者の思想からできているというところも結構大きいかなと思ってるんですよね。 私が好きな哲学者にパスカルという人がいます。単世という本を書いてますけどね。 多分9世紀頃ですかね。めちゃくちゃ昔の人ですよね。この人はね、こんなことを実は言ってます。 作家によっては自分の著作を語るときに、私の本、私の注釈、私の物語などという人がいる。 だから自分のね、著作を書いたのはね、俺が書いたんだ、俺が注釈を書いたんだ、俺の物語なんだというふうに言っちゃうってことですよね。 パスカルは続きます。彼らはむしろ私たちの本、私たちの注釈、私たちの物語と言うべきなのである。 私じゃないって言ってるんだね。私たちだって言ってる。 これ自分が書いた本って言ってるんだけど、私たちが書いた本っていうふうに言わなあかんでって言ってるわけね。 なぜならば、害して彼らの著作には自分のものよりも他人のものの方が多く含まれているからだという。 どうですか、皆さん。このパスカルの言葉。 要は非常に端的に言うと、私の本だと思ってるのは、お前は私たちの本だろうと。 お前の思想なんて結局なあ、他人のものの方がめっちゃ含まれてるんだと。 お前の成分なんてのは、所詮他人だというふうに言ってるわけですよね。 別にこれ表説をしているとか、そういう盗みしているとかというわけじゃないんですよ。 自分の思想だと思われているものは、実は他人のいろんな考えとか概念に支えられているってことだと思うんですよね。 だからやっぱりね、冒頭戻るけれども、グレートブックスをしっかり読んでいって、自分の脊髄になるような思想、哲学を作らないと自分の哲学や自分の拠り所が生まれないってことだと思うんですよね。 そうね。 僕で言えば、いくつかの成分からできているんじゃないかなと思いますね。 たぶん一番影響を受けているのは、哲学者のジョン・デュイ、ジョン・デュイという人ですね。 あとは心理学者、ソ連の心理学者のビゴツキという人ね。 あとは哲学者、これも哲学者ですけど、フッサールという人がいます。 現象学というのを作った人ですね。 また最近の研究者になりますけれども、レイブ・アンド・ウェンガーという人がいますね。 レイブ・アンド・ウェンガーはジーン・レイブとエティエン・ウェンガーですけど、 この正当的周辺酸化という理論を唱えました。 あとはガーフィンケルね。 ハロルド・ガーフィンケル。ガーフィンケルはエスノメソドロジーというのを作った人です。 こんなような人から実はすごい自分は影響を受けている。 ちなみにこの全部はですね、僕は学部時代に読んでた本ですよね。 だから若い頃読んだ本というのはめっちゃ引きずられるのかなと思うんですよ。 だから若い頃には読書をした方が多分いい。 これらの本を読んでたのは30代40代じゃないからね。 本当に20代の頃だったのかなというふうに思います。 あと日本の研究者というか偉大なる先人からも影響を受けてますね。 特にどちらかというと、 自分の専門に近い人もあるし専門ではない人からも受けているような気がします。 一番多分影響を受けているのは自分が学部時代に学ばせていただいた 佐伯豊先生ですね。認知心理学というのを作った一人なのかなと思います。認知科学か、認知科学ね。 あとは社会学者の狩谷健彦先生。 なんか僕社会学とか社会科学って結構好きなんですよね。 勝手にですよ。勝手に人のゼミというのか隣の学科のゼミに出入りしちゃって、 実験実習とか受けてね。調査実習か、それを受けてた時代を思い出します。 あとは上田信之先生ですね。ワークショップという言葉を多分作った、 日本に導入した方だと思いますね。 上田信之先生。僕と一緒に後にですね、 プレイフルラーニングっていう本を書いてくださっています。 まあそんなような形でね、この何人ですか。4、5、6、7、8人。 8人をミックスして、いろんなコネクションを作っていくと、多分僕になる。 だから自分は他人という成分からできているってことなのかなと思うんですね。 皆さんもぜひ、特に若い方ね。 多読をして自分の成分を作ってほしいと思うし、 脊髄、なんかいろんなものに翻弄される時代ですから、自分の よりどころになるような脊髄、背骨を作っていただければななんてことを思います。 何かご質問リクエストがあればコメントを書いてください。 フォローなどもよろしくお願いします。 Xマゾで感想を寄せいただくときには、シャープ中原寺をカタカナでお願いします。 じゃあ今日のオンエアはここまで。皆さん学びに満ちた一日をお過ごしください。 そして人生は続く。中原寺夫でした。 もっと見るナカハラジオ:中原淳の「ひとづくり・組織づくり研究所」プレミアム放送配信中!08:271.自分は「他人」から出来ている:読書をすると「背骨」ができる!?コメント感想・質問・応援メッセージを書こう ぽんち53分前中原先生と同い年です。教育社会学の苅谷剛彦先生の本は学生時代に読み漁りました。中原先生と大学は異なりますが、ゼミの教授が東大出身で認知心理学やJ・ピアジェの研究をされていた波多野誼余夫先生、当時東大にいらっしゃった認知心理学の市川先生にもお世話になり、確かに若い時に読み漁った本や学説に影響受けてます。(教育学専攻だったのでJ…デューイもど真ん中です)返信 saki3時間前中原先生こんにちは。内容に大変共感いたしました。人と交流したり、読書したりすることで(もう若くはないのですが)自分が変わっていくのを日々実感しています。私はマスコミで組織開発、人材開発につながるアクションを起こそうとしている者です。中原先生と出身学部が同じだったため勝手に親近感を抱きながらご著書を拝読したりLDC説明会に参加したりしていましたが、私の出身の教育社会学コースの調査実習にも参加されていたとは驚きましたし、うれしいです!放送毎回楽しみにしています!返信
自分は「他人」から出来ている:読書をすると「背骨」ができる!? 9分・12時間前・ 220再生AI目次自分の「成分」は他者の思想から成る現代社会で「背骨」を持つ意味とはパスカルが語る「私たちの本」の真実中原隼を形作る「偉大な先人」の思想若い世代へ!多読で「脊髄」を築く方法
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(教育学専攻だったのでJ…デューイもど真ん中です)