#846「乳がん検診」について 日々の数秒の習慣
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乳がん検診 ― マンモとエコー、セルフチェック
ここからは、今日のテーマである「乳がん検診」について、あらためて、いっしょに整理していきたいと思います。
まずお伝えしておきたいのは、これからお話しすることは、あくまで健康について考えるための情報であって、診断や治療をお約束するものではない、ということです。気になる症状がある方は、どうぞ早めに、医療機関にご相談くださいね。
さて、乳がんの検診というと、よく耳にするのが「マンモグラフィー」という言葉だと思います。
マンモグラフィーは、いわば乳房専用のレントゲン検査です。乳房をやさしく挟んで、薄く広げた状態で写真を撮ります。
「痛そう」というイメージを持っている方も多いのですが、これは、できるだけ薄く広げることで、小さなしこりや、ごく初期の変化まで写し出すための工夫なんですね。
特にマンモグラフィーは、「石灰化」と呼ばれる、カルシウムが小さな粒のように写る変化を見つけるのが得意だと言われています。この石灰化が、ごく早い段階のがんのサインになることがあるんです。
一方で、もうひとつよく行われるのが、「超音波検査」、いわゆるエコー検査です。
これは、おなかの赤ちゃんを見るときにも使う、あの検査と同じ仕組みで、体に超音波を当てて、はね返ってくる音から、内部の様子を画像にしていきます。
放射線を使わないので、痛みもほとんどなく、若い方や、乳腺が発達して濃い「高濃度乳房」と呼ばれるタイプの方でも、しこりを見つけやすいと言われています。
ここで、ひとつ大切なポイントがあります。
マンモグラフィーとエコーは、どちらが優れている、という関係ではなくて、それぞれ得意なことが少しずつちがう、ということなんですね。
だからこそ、年代や、乳房のタイプ、これまでの検査の結果などによって、どの検査を、どのくらいの間隔で受けるのがよいかは、人によって変わってきます。
ご自身に合った受け方は、ぜひ、お住まいの地域の検診や、かかりつけの先生に相談してみていただけたらと思います。
そして、検診とあわせてとても大事になるのが、今週のもうひとつのキーワード、「セルフチェック」です。
セルフチェックというのは、ご自身の手で、乳房に気になる変化がないかを確かめる習慣のこと。
たとえば、お風呂やシャワーのとき、指の腹で、円を描くようにそっと触れてみる。鏡の前で、左右の形や、皮膚のへこみ、ひきつれがないかを見てみる。
しこりのようなもの、これまでなかった分泌物、皮膚や乳首のへこみ。
そういった、「いつもとちょっとちがうな」というサインに、早く気づくきっかけになります。
ここで大切なのは、セルフチェックは、検診の「代わり」ではなく、検診と「両方を組み合わせる」ことで力を発揮する、ということです。
毎月、生理が終わったあとなど、タイミングを決めて続けると、自分にとっての「いつもの状態」がわかってきて、変化に気づきやすくなりますよ。
もし、なにか気になる変化を見つけたとしても、その多くは、がん以外の、心配のいらないものであることも多いんです。
ですから、どうか不安をひとりで抱え込まずに、「気づいたら、まず相談する」。
それくらいの、軽やかな気持ちで受け止めていただけたらと思います。
ここからは、今日のテーマである「乳がん検診」について、あらためて、いっしょに整理していきたいと思います。
まずお伝えしておきたいのは、これからお話しすることは、あくまで健康について考えるための情報であって、診断や治療をお約束するものではない、ということです。気になる症状がある方は、どうぞ早めに、医療機関にご相談くださいね。
さて、乳がんの検診というと、よく耳にするのが「マンモグラフィー」という言葉だと思います。
マンモグラフィーは、いわば乳房専用のレントゲン検査です。乳房をやさしく挟んで、薄く広げた状態で写真を撮ります。
「痛そう」というイメージを持っている方も多いのですが、これは、できるだけ薄く広げることで、小さなしこりや、ごく初期の変化まで写し出すための工夫なんですね。
特にマンモグラフィーは、「石灰化」と呼ばれる、カルシウムが小さな粒のように写る変化を見つけるのが得意だと言われています。この石灰化が、ごく早い段階のがんのサインになることがあるんです。
一方で、もうひとつよく行われるのが、「超音波検査」、いわゆるエコー検査です。
これは、おなかの赤ちゃんを見るときにも使う、あの検査と同じ仕組みで、体に超音波を当てて、はね返ってくる音から、内部の様子を画像にしていきます。
放射線を使わないので、痛みもほとんどなく、若い方や、乳腺が発達して濃い「高濃度乳房」と呼ばれるタイプの方でも、しこりを見つけやすいと言われています。
ここで、ひとつ大切なポイントがあります。
マンモグラフィーとエコーは、どちらが優れている、という関係ではなくて、それぞれ得意なことが少しずつちがう、ということなんですね。
だからこそ、年代や、乳房のタイプ、これまでの検査の結果などによって、どの検査を、どのくらいの間隔で受けるのがよいかは、人によって変わってきます。
ご自身に合った受け方は、ぜひ、お住まいの地域の検診や、かかりつけの先生に相談してみていただけたらと思います。
そして、検診とあわせてとても大事になるのが、今週のもうひとつのキーワード、「セルフチェック」です。
セルフチェックというのは、ご自身の手で、乳房に気になる変化がないかを確かめる習慣のこと。
たとえば、お風呂やシャワーのとき、指の腹で、円を描くようにそっと触れてみる。鏡の前で、左右の形や、皮膚のへこみ、ひきつれがないかを見てみる。
しこりのようなもの、これまでなかった分泌物、皮膚や乳首のへこみ。
そういった、「いつもとちょっとちがうな」というサインに、早く気づくきっかけになります。
ここで大切なのは、セルフチェックは、検診の「代わり」ではなく、検診と「両方を組み合わせる」ことで力を発揮する、ということです。
毎月、生理が終わったあとなど、タイミングを決めて続けると、自分にとっての「いつもの状態」がわかってきて、変化に気づきやすくなりますよ。
もし、なにか気になる変化を見つけたとしても、その多くは、がん以外の、心配のいらないものであることも多いんです。
ですから、どうか不安をひとりで抱え込まずに、「気づいたら、まず相談する」。
それくらいの、軽やかな気持ちで受け止めていただけたらと思います。
アナウンサーかしまだちほのコミュラジオ(医療/旅/ビジネス)
アナウンサー鹿島田千帆/ Kashimada Chiho
- 02:371.
チャプター1
- 03:422.
チャプター2
- 02:203.
チャプター3
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