TOPトーク専門家竹中平蔵の声の履歴書第121回 リーダーが人に任せるときに押さえるポイント(前編)09:47 2024年5月9日 2,947再生 問題を報告する 再生する シェアする 今回のポイント・手綱をひく・戦略は細部に宿る・幹部同士のミーティングもっと読むAI目次リーダーが部下に任せる難しさとは?任せる際の秘訣:バルコニーからの視点戦略の重要性と「細部に宿る」とは?効果的な戦略会議:毎週日曜の夜9時成功のためのチームビルディング:共通のビジョンを共有するAI文字起こし(β版) # チャプター 1 本日聞きたかったことのフェスト1を持ってきました。 前回、だいぶ前なんですけど、小泉さんのときの意思決定の話をお伺いして、 あの話がめちゃくちゃ良くて、代わりに榎本と二人で、 よかったねこれ聞いといて、みたいな話をしてて、 こういうのみんなに聞いてほしいなとか思っていて、 さらにそこから考えてたんですけど、僕も悩んでるし周りの経営者も悩んでるなと思うんですが、 人への任せ方で、もっと聞いてみたいなと思ったんですね。 みんな話してても、任せたいと思ってるし、相手も任せてくれと思ってるけど、 任せた上で全部やり切るかどうかはまた別の話だったり、 それに能力が完全に足りてるかどうかも怪しい状態だったりとかもするし、 任せたときにやり方すら、実は本当にやってほしいやり方じゃないってこともあったりとかする。 そのときにこの人に任せるって思うときには、 どこまでの要素が自分の中の胸に確信があったら任せられるのか、 もしくはやって来る人じゃなかったってなったときに、 どう急転チョップを動かすのかとか、 任せたときの心得みたいな、任せるってこんなに難しいのかっていうのを、 経営者なんて本当に痛感するんですね。 一方、僕はサラリーマン、3つ目のキャリアまでサラリーマンで、 4つ目から経営者なので、何で任せてくれへんねんってずっと思った方だったんですよ。 UFO簡単やなって、すっごい思うんですね。 おそらく政治家でも任すとか、経済の中でもあると思うんですけど、 これってどういうことを考えてたんですか? それはもうケースバイケースだし、私よりも岡田さんの方がよっぽど詳しいと思うけども、 人を見る目ってまず大変難しいですよね。 人を見るのが難しいからそこは、いろんなことを頭の中でシミュレーションしてある程度任す。 任すのはね、やっぱり勇気がいりますよ、それは。 だって自分でやる方がやっぱり楽ですから。任せるのに勇気がいると。 常にやっぱりバルコニーに駆け上がって、バルコニーからいろんな人を見てて、 それでもう一つはですね、いろんな人に任せる時に、手綱は全部自分で握っておくと。 例えば優秀な秘書がいてね、秘書に全部任せてやっておいてくれっていうのは、 こんなとうまくいかないんですよ。秘書はパンクするんですよ。 で、この広告はこの人に任せる、営業はこの人に任せる、この人に任せるというかやらせると。 それで手綱は全部自分が引いてると。そういうやり方がすごく大事ですよね。 で、前に小泉さんのことで話したかもしれませんけども、小泉さん、小泉大臣の場合、経済政策は竹中に任せると。 で、政務周り、政治の周りとか、週刊誌の話とかっていうのは飯島さんにやらせると。 で、ただしお金の話はお姉さんの信子さんにやらせると。 だからそれで手綱を全部引いて、私例えば重要なことでニュースに出てくる時なんか、 これは飯島さんに、飯島秘書官に私から話しておいた方がいいですかって言ったら、 いや私がやっとくって言って総理がやっぱり言って、自分でやっぱり手綱を引くわけです。 で、このバルコニーに駆け上がって手綱を引くっていうのが一つだとすれば、 もう一つは、これも前に話しましたけれども、自分でこれをやっていく、営業はこれに任せた、 その会計はこれに任せたけれども、これとこれとこれをやらなきゃいけないよねっていう、 そういうシミュレーションを頭の奥に持っていって、それが前回申し上げた戦略は細部に宿る。 戦略は細部に宿るから、これを外しちゃいけないと。 これだけはちゃんとやってくれと。 そういうものに対しては手綱を引きながら任せてるんだけど、その子が目を光らせてると。 そういう自分自身のビジョン、これがやっぱり経営者の器だと思うんですよね。 その、例えば細部に宿ると言っても、そんな細かいところまでデータを取ってくるのは難しいとすると、 おそらくこの今進む道の中で要点はここだっていう勘どころが多分… そういうことです。 あるわけですよね。 勘どころっておっしゃったけども、やっぱり全体が見えてないとダメなんですよ。 全体がイメージできてないとそれはできないですよね。 なるほどね。なんかその、結構全体をイメージして話してる時に、政治もそうですけど、 一部のところだけを切り取って文句を言う人とか、そこのアンバランスに対して クレームを出す人って必ずいるじゃないですか。 そうですね。 それが戦略チームの中にもいた時ってどうしたらいいんですか。 そういう場合には、やっぱりすごくストラテジーミーティングをやるっていうことだと思うんですね。 私今、それも何かお話したけども、毎週日曜日の夜9時に必ずストラテジーミーティングを持ってたんですよ。 それはその時に、官房長官と大臣私と、それと経済財政諮問会議の今亡くなった牛代二郎さんと、 それと官房副長官の安倍さん、その人たちは必ず日曜の夜9時に、 用事があってもなくても必ず集まったんですよ。 面白い! それ、今は亡くなりましたけど、当時の赤坂プリンスホテル新館のスイートルームで夜9時から必ずやったんですよ。 もう次の予定はとか言わずに、確率に集まるんですか? 集まるんです。用事があってもなくても集まって、情報交換すると、ちょっとした意思のずれみたいなのはなくなりますよね。 これ重要だよね。これ重要ですから、これは官房長官からここの方に落としておいてください。 これ重要だから、副長官の方から野党に寝回ししておいてくださいとかっていう。 そうすると全員がある程度、集団の人が全体像をある程度シェアできるようになっていくんですよね。 これ日曜の夜9時にした理由は、大会議員の牛尾二郎さんが白目でゴルフして帰ってくれる時間なんですよ。 なるほど。そこの優先度は高かった。 それと、日曜の夜9時っていうと新聞記者が休んでるんですよ。 これ5年5ヶ月、毎週続けたんですよ。 これが終わった時に安倍晋三さんが、この5年5ヶ月の会議がバレなかったのは奇跡だねって言ってた。 それ日曜の夜9時からだったんですよ。 それは何時間くらいやるんですか? 1時間から1時間15分くらい。とにかく長くやらない。 そんなにサッとできるんだ。サッとできるんですね。 時間っていうのは決める。2時間でも3時間でもできますけど、1時間って原則決めたらみんな忙しいから。 1時間で終わるような議論をするわけですよね。 事前に誰かが司会者とかアジェンダ作る人って待ってるんですか? いや、それは私が司会者にこうやりましたけれども、一応ね、これとこれとこれが今話題になってるけどどうですかとかね、 他に何か意見ありますかとか、そういうまさに非公式のミーティングなんです。 これはホワイトハウスではそういうのあるっていうのを聞いて真似たんですけども、CPUっていうんですよ。 これ中央油断装置のCPUじゃなくてコミュニケーション&ポリシーユニットって言うんですよ。 コミュニケーション&ポリシー。コミュニケーションしてこういう対策を打とうと。 それのユニット。まさに大統領の側近たちだけでそういうのを定期的にやると。 これをやりなさいって言ってくれたのがコロンビア大学の日本政治に詳しいジェラルド・カーチスさんだったんですよ。 で、こういうのはホワイトハウスでやってると。高山さんも大学に入ったんだったらそれやれと言ってくれて。 これやっぱりやってなかったらさ、5年後から持たなかったかもしれませんよ。 おー、そうなんだ。面白いな。 だから社長としてもね、そういうコミュニケーション&ポリシーユニットを持った方がいいと思いますよ。 ただしこれはやっぱり秘密裏にやらないと、いわゆる一種の特権会見の人だけやってるみたいなね、 そういう意識がさらに広がらないようにはしないといけないですね。 そこのメンバーに俺は入れないのかみたいになる人っている? だからやってるって分からないからね。 なるほどね。 そこで話したけどさっていうのも、別にみんなもそこで話したけど、別のところでもう一回話したことにして。 うわ、すごいな。 そっか、それは難しいな。 でもやっぱり経営をやってても、業務をこなすことが中心になっちゃうこともあるし、 さっさと決めて業務の方に行きたくなったりとかもするし、 何が目的なのかをはっきりしていかないといけないとか、 一方でチームプレーがないとなかなかうまくいかなかったりもするじゃないですか。 その5人は、その集まっているメンバーはチームワークみたいなものをちゃんと作ろうみたいなイベントとかもあるんですか? そこはね、内閣なんていつ終わるか分からないから、 その意味では危機意識を持ってこの内閣が続けているうちに日本を少しでも良くしたいっていう、 もともとの価値観があって、 でも企業も同じだと思うんですよね。 この企業を大きくしたい、国家でも儲けたいし、 そうすることによって社会に貢献したいと。 そういうものはあるんだと思うんですよね。 だからそこで、例えば日本ってやっぱり妙な玄魔主義があって、 良い意味でも悪い意味でも目の前のことに一生懸命になるんですよ。 目の前のことに一生懸命にそれぞれになったら、 なんかちょっと食い違ったりしていることがあったりするんですよね。 なんかこれだけ営業やっているのに財務は何もやってくれないと。 じゃあ財務から見ると、こういう問題を抱えているんだからそこはあんたも分かってくるよみたいな。 そういうことってやはり組織があるときに大きくなればあるほど出てくると思いますね。 そうか。面白いね。ちょっともう一個聞きたいこと思いついちゃった。 もっと見る #経営者 #ミーティング #リーダーの条件 #経営会議 竹中平蔵の声の履歴書#竹中平蔵09:471.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 永井友一郎2024年5月11日20年ほども前の話でしょうが今の組織マネジメントにも有用に感じ、聴けてめちゃ良かったです。返信
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今の組織マネジメントにも有用に感じ、聴けてめちゃ良かったです。