TOPトーク専門家竹中平蔵の声の履歴書第122回 リーダーが人に任せるときに押さえるポイント(後編)09:42 2024年5月16日 2,547再生 問題を報告する 再生する シェアする 今回のポイント・「将たる所以」・経営者はビジョンと洞察力を持たねばならない・性格も見ていく・中間管理職をどう活用するのかもっと読むAI目次リーダーのビジョンと伝える力とは?60点の部下を80点に高める方法組織運営におけるリーダーの役割とは?社員の幸せと会社の目標の両立は可能か?リーダーに必要な「鈍感力」と覚悟とは?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 逆に、全ての人がパーフェクトじゃないわけですよね。 ええ。 人にとって足りないものっていうのを、どの辺の人までフィードバックをしたり、もっと期待したり。 今でも、適材適所で言ったら、この人だけど、まだ60点だなと。 でも80点の人欲しいんだから、今は見つからない、もしくは毎日語るかもしれないけど、 60点の人に、なんとか80点出してもらうのか、この戦略は60点で行くしかないのか、とか。 で、本人にこうやってほしいな、もうちょっと頑張ってほしい、勉強してほしいも含めて、こうなってほしいとか、 そういう時って、人によっては結構傾斜越しで喋ってると、諦めてその人にできる範囲でやるっていう人と、 僕は結構期待しちゃうんで、もっと成長したところになったらできるはずっていう、ちょっと高めの期待を寄せちゃうんで、 それがこう、すごく負担だったりとかするし、高めの期待で君にはできるってやったおかげで、 計画通りうまくいかないみたいなことも結構出ちゃう。 これね、前も話したかもしれませんけれども、リーダーとしてね、 梅原武さんっていう人が書いた「正太るゆえん」っていう本の話ししましたっけ? やったの初めてだよ。 正太るゆえんっていうのはまさにリーダーの条件ですよね。梅原武さんって歴史家です。 彼はね、聖徳大使以来の日本のリーダーのことを淡々と書いてるんですよ。 薄い本で絶版になってるけども、私明星だと思いますよ。 オークションで買えると思いますから。 それによるとね、やっぱり三つ浮き上がってくるんですよね。 彼ははっきり書いてるわけじゃないんだけども、 一つはリーダーっていうのはやっぱりビジョンを持たなきゃいけないですよね。 将来に対する洞察力を持ってこうなるよね。だからうちはこうするんだと。 で、二番目はそれをメンバーに語って納得させる力がなければいけない。 今風に言うとアカウンタビリティですけども、語る力って重要ですよね。 で、三番目にはそれを組織で運営する力が必要だと。 ここがある意味で難しいんですが、この一番と二番を従業員の皆さんが共有していれば、 例えば60点の人もそれなりに頑張る、やっぱりインセンティブがまず基礎としてできますよね。 その上で三番目の要因っていうのは、例えばその人の性格に多分よるんでしょうね。 例えばものすごく叱ることによって成長する人もいれば、なぞめ透かしてやってもらう人もいるだろうし、 そこはだから組織の一人一人の思惑を見ながら、やっぱり経営者がうまくリードしていかなければいけないということなんじゃないですか。 未来も考えて作らないといけないのに、いる大将たちの性格も考えながら振っていかないといけないし、 大将の能力に一定ボトルネックがあったら、未来にできることも調整しないといけないわけですよね。 そうですね。 無理でじゃないですか。 いや、だからスクラットも自分のやりたいことをちゃんと明確に持って、それを語っておくことが重要なんですよ。 そしたらその一人一人であってね、自分の個人の事情を抱えながらも、それに向かってやっぱり努力するという暗黙の前提ができるじゃないですか。 その上で、後でそこはやっぱり、今このお母さんが受験生を抱えているから早く家に帰してあげないといけないなとかね、 今はこの人はちょっと頑張って少しでも給料を上げたいから産業をしてもらう方がむしろいいんだとか、 そういう判断がその上で出てくるんだと思うんですよね。こういう仕事の頼り方をする方がね。 そうか。それって全部ができる経営者じゃないことが多いじゃないですか。 そうですね。 僕の友人とか周りの他のすごい人見てても、夢しか描いてなくて、ちょっと人の管理ができないって人も大にして多いんですよね。 それどうしたらいいんですかね。 まずそこはまさに中間管理書をどう使うかって話になりますよね。 目標と夢を描いて、それをちゃんと具現化するところの中間管理書が入ってくる。 そうだと思いますよね。 そうだな。 その時に、やっぱり今日本の会社の一つの特徴は、みんな納得してすごい優しい雰囲気の中で、まさにパワー晴らしちゃいけないからね。 それなんですよ。 みんなのコンセンサスを得るような戦略ってソリッドじゃないし遅いんですよね。 経営者のやっぱりつらいところは、ある意味で物分かりの悪い頑固者になる局面が必要だってことだと思うんですよね。 いろんな投資家が、いろんな銀行がね、いろんな従業員がいろんなこと言ってくると、分かった分かったという風に言いながら、 いや、しかし俺はこれは絶対譲らないぞっていうようなものをやっぱり持ってないと。 いろんな人がいい顔してたら、結局温まり経由しかできないんですよ。 あ、そうだよな。 今ね、テレビドラマで、安倍さんがやってるね、不適切にもほどがあるというドラマ。 あ、話題になってますね。ちょっとまだ見てないですけど。 私ちょっとだけ見たんだけどね、めっちゃ面白い。 本当ですか? つまり昔はある意味で無茶苦茶だったんですけど、今は別の意味で無茶苦茶なんですよ。 ね、頑張れって言っちゃいけないとかね、頑張れって言ってプレッシャーをかけて、その人がメロデーだっていう言い方が鬱になっちゃうとかね。 これはこれで極端ですよね。 その極端さはある意味で面白おかしく漫画風に描いてるドラマなんだけども、 あ、たった昔はこんなこと平気で言ってたよなとかね。 それで今は確かにこれちょっと極端で、極端すぎるよなとかね、パワハラに対する問題とかね。 だからそこをある程度受け入れながらも、やっぱり自分の主張をしていくっていう。 だから絶対パワハラって言われちゃいけないって思わないで、 少々パワハラのギリギリのところで俺はやるんだぐらいのところを、 あの、繰り返し言いますとパワハラはやっちゃいけないですよって言うんですけれども、 でもやっぱりある程度のギリギリのところで俺は主張していくんだっていう。 そういうみんなに叱らなくてもいいという覚悟を持つことすごい大事じゃないですか。 そう思います。なんかこううまくいってる経営者最近はサイコパスだと。 人が嫌な顔してるのとか気づかない奴がイケてると。 だから僕は結構社員にみんなうちの会社に来てハッピーだって欲しいなとか、 なんか来てよかったって思ってもらいたいみたいなの結構強めにやるので、 目標遂行以外に社員もハッピーかなとか考えるとぬるくなる。 いやでもね、ハッピーの定義だと思うんですよね。 今ハッピーだったら将来ハッピーとは限らないですよね。 今はなんか嫌な思いをして叱られたけども、 それが自分の良い教訓になって将来ハッピーになることはあり得るわけだから。 ただそこは遠慮しないで正論をね、みたいなことは言っちゃいけないけど、 正論を吐くっていうそういう覚悟も必要じゃないですか。 だいたいよく企業で成功した人っていうのは、 このプランにみんな反対がすごい多かったと、 反対が多かったことをやって成功してるわけですよね。 世の中そんなもんだと思うことも重要なんじゃないですか。 みんなが反対してることにいいと思いますよって人もフォロワーも増えたらいいですけどね。 そうですそうです。 だいたい一人くらいいますよ。いいと思いますよっていう人が。 そういう人たちとコミュニケーション・ポリシー・ユニットを組むんですよ。 そうなった時に、例えばですけど、 ぶっ飛んでる社長がいて、サイコパスに気持ちは考えられないけど、 俺は絶対これだって言ってるとして、 それでも違うなと思いながらもついてくるメンバーがいるってすごいことですよね。 そうですよね。 それを納得もさせれなくても、わーって走っていける社長の自信というか、 何なんですかね。 だからこれをある意味で鈍感力っていうわけですよね。 いい意味での鈍感力。 とにかくみんなにいい人だと思われるのはあり得ないと。 そういうふうに思われてる、いい人だと思われてるのは大谷翔平だけでいいと。 それはすごすぎる。 だからそういう潔癖症を捨てるっていうことも、やっぱりトップは絶対そうですよ。 そんな順に言ったら順に同じ考えなんてことありえませんから。 そうね。 なんで各社のメンバーはトップはそんなもんだって思ってくれないんですかね。 それはね。 その会社入ったのに。 あの人は言っても効かないよなって思わせる力って多分重要でね。 だからやっぱりそれは繰り返し繰り返し繰り返し言うことなんじゃないですか。 言っても効かない力。 そうそう言っても効かない力。 うおーそれ鍛えるの大変。 大変ですよね。 そういうのは私もあんまり上手くないけどパッと見てるとね、 麻生さんっていう政治家はあの人が出現しても全然責任問われないわけね。 この人こんな人だっていう感じでね。 私一緒に仕事をした塩川雅十郎さんっていう塩人もね、そんなとこあったよね。 なんかどんでもないこと言ってもみんな笑って済ませてくれるみたいなね。 そういうキャラクターで私にはちょっとないものなんだけれども、 それはそれで持ってる人はすごくラッキーだと思いますけどね。 いやでもこの放送は僕も含めていろんな警察を背中押されると思います。 もうやっぱ行くしかないよねっていう。 ありがとうございます。 もっと見る #ビジョン #経営者 #中間管理職 #洞察力 #リーダーの条件 竹中平蔵の声の履歴書#竹中平蔵09:421.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
第226回 【75歳の答え】歳を重ねてもチャレンジできる人の2つの条件 8分・10月22日・ 1,035再生AI目次46歳が感じる50代への道のり75歳でも海外へ!健康と行動力挑戦し続けるための「二つの条件」年齢を問わない「チャレンジ」の真髄「青い」心で社会を変えることの追求
第225回 ベストセラーか、ロングセラーか。正論で生き残るビジネスモデル 10分・10月15日・ 1,186再生AI目次激変する社会で「正論」のあり方成功モデルの哲学:ベストかロングか長期的な価値を生むゴミ箱理論とは両輪で稼ぐ理想のビジネスモデル「綺麗事」で生き残るための道筋
第224回 【増税なし】月6〜7万円のベーシックインカムは配れる 10分・10月8日・ 1,303再生AI目次技術進歩がもたらす生活の変化AIによる社会課題解決の可能性技術革新とベーシックインカムの必要性増税なしでBI導入は実現可能か?変化に抵抗する社会と個人の備え
第223回 部分最適の時代に、全体最適を考える意味はあるのか 10分・10月1日・ 1,274再生AI目次Voicy 10年:繋がりの再定義と未来ドーパミンが加速する部分最適社会全体最適の問い:理想と現実の狭間社会維持の基盤:ルールとサステナビリティ変化を迫られる資本主義と民主主義
第222回 【技術のカンブリア爆発】日本だけが取り残される「大分岐」の正体 10分・9月24日・ 1,329再生AI目次AI・自動運転技術の驚異的進化技術と規制のギャップが生む問題大分岐時代、日本の取り残される道AIが変える仕事と時間の価値政治が語らぬ未来への備えとは
第221回 【竹中平蔵が解説】オールドメディア再生の鍵「経営と編成の分離」 10分・9月17日・ 1,274再生AI目次デジタル情報過多が生む「インターネットの終焉」情報空間の分断が招くメディアの危機ジャーナリズムの独立性、信頼回復の要竹中平蔵が提言する「オールドメディア再生」メディアの信頼を取り戻す「経営と編成の分離」
第220回 【円安の正体】得をする2つの組織と国民が貧しくなる理由 10分・9月10日・ 1,500再生AI目次円安で得する組織と国民の困窮政府とグローバル企業が喜ぶ理由国民が貧しくなる二重の悪化とは高市氏のポリティカルキャピタル活用の謎隠れ増税と中間所得層の不満
第219回 政治家が語らない移民のリアル!日本に必要な「新・移民法」とは 10分・9月3日・ 1,416再生AI目次スペインで起きた衝撃の移民流入国境を越える人間の本能と歴史移民を拒む日本社会の複雑な実態「新・移民法」が示す日本の未来像政治家が避ける真の移民政策議論
第218回 批判に潰されないメンタル!他人の反応に惑わされない鈍感力 10分・8月27日・ 1,424再生AI目次「感動」は受動か能動か?その本質批判された時の心理プロセスと対処法悪意ある批判に潰されない鈍感力他者でなく自身で生む「自己完結」感動有限な人生で人と比べない生き方
第217回 情報氾濫時代に迷わない!信頼できる「情報の選び方」 23分・8月20日・ 1,550再生AI目次情報過多時代のメディア課題とVoicyの志社会を豊かにしたいエゴなのか?その問いWell-informed Public実現の鍵とは経験談と専門知識を融合する革新的挑戦ボイシー編集長が語る信頼される発信の形