TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし対話形式が1人語り形式より理解されやすい理由 (Tolins et al., 2018)10:03 2024年12月13日 397再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次対話形式の理解度が高い理由とは?複数の視点が理解を促進するメカニズムタングラム実験:結果と考察正答率と視点数の関連性とは?感謝と今後の対談への期待AI文字起こし(β版) # 15日(日)15時から生配信します! おはようございます。心理学者の陳平です。 本日も心理学の論文を紹介していきたいと思います。 今日の論文は、一人語りと対話形式、どっちの方が理解度が高いかというテーマで研究をしている論文だったので、それになります。 ポッドキャストの研究をしておりまして、簡単に言うと、そこでも同じようなフレームワーク。 一人語りのポッドキャスト、今まさに僕が喋っているような感じなのか、対話形式、僕も対談をよくしますけど、 その対話形式とどっちが聞く人にとって理解度が良かったりとか、あとは面白いと思ったりとかするのかなというのが結構気になっておりまして、 ポッドキャストに関する論文は少ないんですけど、そういう対話VS一人語りみたいな構図で研究している論文はいくつかあって、 今日それの一つを紹介したいと思います。 なぜ二人語り、基本的に対話形式の方が理解度が高いというのがいろんな研究で言われているんですけど、 それがなぜかということを一緒に考えてみたいなというふうに思っております。 本題の前にお知らせをさせてください。 はい、今週末も生放送をしたいなと思っております。 今週末フランクフルトの方で用があって、フランクフルトからお届けすることになると思います。 また日本時間は夕方ぐらい、15時とかになるかなと思います。 前日までには時間をフィックスさせたいと思いますので、ぜひ遊びに来ていただけると嬉しいです。 基本的には近況報告とボイシーの振り返りとか、時間が余ったらコメント返しとか、 コメント返しというのはこれまでの放送に対するコメントの返しですね。 その場に来てくださった方のコメントは全部読み上げたいなと思ってますので、 ぜひインタラクティブにやりとりしましょう。よろしくお願いします。 # 2人で話しているのを聞くほうが理解しやすいよね(視点が多様だから) それでは今日は一人語りVS対話形式の 理解論に関する論文を紹介していきたいと思います。 さっきも言ったように、基本的には対話形式の方が理解しやすい。 皆さんもそうなんじゃないかなと思います。 それがなぜかという話ですね。 今回のこの研究者たちが注目したのは、 視点の数というやや抽象的なんですけど、 一人よりは二人の方がいろんな視点を 提供してくれるよねという話ですよね。 ある同じものを見ていても、 見方が違っていたりとか、 注目するポイントが違っていたりとか、 使用する言葉も違うかもしれないですよね。 そういう感じでいろんな視点を提供するというのが、 それをまだ聞いている人にとっての理解を 促進するんじゃないかという仮説です。 どういう実況をしているかというと、 パズルを解かせるんです。 タングラムって言うんですけど、 皆さんご存知ですか。 よかったらググってもらったら、 いろんなタングラム出てくると思うんですけど、 四角形の図形とか三角形の図形とか、 大小さまざまな図形があって、 それらを組み合わせることによって、 別の形を作るというパズルみたいなもんです。 パズルって思ってもらったら今回は大丈夫です。 そのパズルを解答する。 言われた通りにそのパズルを作るというような テストをする、課題をするんですけど、 それが一人語りの方式と対話形式の方式を 2つ用意しているわけです。 一人語りの方は一人でこういう風に作ってください というのを説明するようなグループ。 対話形式というのはその通りで2人いて、 その2人が対話しながら、 いろんな視点を持ってその図形について 説明をしてくれるというグループです。 それを聞いて受験参加者さんは 言っている形を目指して作っていくという、 結構シンプルな実験かなと思います。 基本的にはタングラムで正解できたか、 言われた指示通りの形を作れたかというのが、 指標の1つになっています。 結果、早速なんですけど移っていこうと思いますが、 一人で説明している条件の方では、 平均正答率が29%。 対話形式だとこれが36%に上がる。 ということで7.3%の差という結果だったんですけど、 これまで通り対話形式の方が正解しているよね ということが1つわかる。 これは1個重要な結果かなと思います。 もう1つ、視点の話をしました。 対話形式の方が視点がたくさん出ているから、 その正答が高くなったんじゃないかということが 今回の研究で言いたいことだったんですけど、 視点の数というものも研究者の方が計算してやったんですが、 対話形式の方が特に最初の方、 平均的には3.47視点。 だから1つの図形について、3つから4つぐらいの 何かキーワードというか視点が提供された。 視点ってやや抽象的なんですが、 いろんな視点からということを 覚えておいてもらったらいいかなと思います。 一方で一人語りの方だと、 最初から1.12視点しか与えられなかったということで、 やっぱり対話形式の方が異なる、 多様な視点を提供しているだろうということが言える。 さらにこれの正答率との関係なんですけど、 まず視点が1つしか提供されなかったような音声だと、 平均正答率は24%だったんですが、 これが3回、視点が3つ提供されている音声になると 36%まで上がるということで、 やっぱり異なる視点を提供してくれるという その対話形式。 これは実は一人語りであっても視点が多い方が 正答率が高いということで、 この関係はどちらの音声でも 一貫していたということなんですけど、 面白いですね。視点の数ということが 情報がうまく伝わっているかということに大きく影響している。 当たり前って当たり前かもしれないけど、 重要な研究だなというふうに思いました。 # まとめ 対話とかしているときに、ある一方の人が喋っていて、それに対して聞く人が、「それってこういうことですよね?」とか、「いかるところですか?」とか、そういう聞き返しは結構苦労かなとは思うんですが、 あとは質問してさらに深めていくというところでも視点が増えていくだろうと思うので、確かにこの視点の数というのが理解度とか、あとは楽しみとかにもつながっているのかな、その辺は自分たちの研究でむしろわかるのかなと思っています。 そういうやや鑑賞体験的な、自分がやってきた鑑賞に関わるような研究のアイデアとかも取り入れて、ポッドキャストというものがどういうふうに受け取られるかということを結果に早く出したいなと思っているんですけど、それは今やっている最中です。 コミュニティのメンバーと楽しくやっておりますので、ぜひ結果、そして論文が出るのを楽しみにしていただければと思います。 最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい一日にしていきましょう。 神平でした。心を込めて。 # 感謝のチャプター「聡子さんとRB2さん」 はい、最後は感謝のチャプターということで 昨日、三橋さと子さんとの対談のアーカイブを上げました。 喋ったのは一昨日かな。 その反響がすごくてですね。 Voicyでもたくさんコメントいただいたし、Xでも感想をお寄せくださる方が多くて やっぱりさと子さんの話、響いたんだなと。 響いてたけどね、めちゃくちゃ伝わったと思うんですけど 僕が感じている様がね、声から伝わったのかなと思うんですけど やっぱりね、多くの人に刺さったんだなと思うととても嬉しく思いました。 そんなとても嬉しい体験をさせてもらっているわけなんですけども なんとさと子さんからお礼のお差し入れをいただきまして ありがたく頂戴したいなと思います。 そしてRB2さん、抹茶さんからもお差し入れをいただいております。 同じくさと子さんとの対談の放送に対していただいておりますので 本当にありがとうございます。 自分がね、何かいい話をしたっていうつもりはないけど いい話をできるというか、そのストーリーを持っている方を お呼びすることができたということは本当に喜びだなと思いますね。 この人の話がもっと知られないってもったいないっていう人はね さと子さんももちろん第一印象でビビッときたし 他にもたくさんいるから 少しでもそういう場所になれたら嬉しいなといつも思っています。 だから対談続けていきたいし 対談もまだちょっと一部でしか言ってないんですけど ありがたい対談がまた決まっておりますので これもまた明日明後日ぐらいに言いたいなと思っています。 楽しみにしててください。 それ忘れてた。 今回は差し入れのお二方、そしてコメントくださった方 聞いてくださった方への感謝の放送でチャプターでございました。 ありがとうございました。 もっと見る #心理学 #ラジオ #ポッドキャスト #研究 #論文 #ダイアローグ #モノローグ 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー02:041.15日(日)15時から生配信します!https://r.voicy.jp/v2mv8kbjVrG04:342.2人で話しているのを聞くほうが理解しやすいよね(視点が多様だから)https://doi.org/10.1080/0163853X.2017.127951601:133.まとめ02:134.感謝のチャプター「聡子さんとRB2さん」コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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