TOPトーククリエイター藤代ラジオイケメン詩人、萩原朔太郎さんの作品を読んでみます10:13 2025年7月17日 380再生 問題を報告する 再生する シェアする リニューアル木曜のテーマは「ことば、詩、朗読」です。著作権フリーのものから選んだ詩などを朗読したりします。今夜は萩原朔太郎さんの作品を4つ朗読します。AI目次萩原朔太郎の詩の世界へようこそ「竹」にみる独自の表現方法とは?「心」に潜む繊細な感情表現に迫る旅情と、五感で感じる風景描写月光とクラゲ、魂を揺さぶる幻想の世界AI文字起こし(β版) # チャプター1 こんばんは、藤代明沙です。 就寝前のひととき、一日をリセットし、質のいい休息の導入となれたら嬉しいです。 そして、木曜日は、言葉・詩がテーマです。 では、進めましょう。 # チャプター2 はい、今夜はですね、萩原作太郎さんを読んでみたいと思います。 萩原作太郎さんの作品、10分間にどのくらい読めるかなという感じですけども、いくつか読んでみたいと思いますね。 本当に教科書によっていたので、これは有名なんじゃないかなと思う。竹からですね、竹を読んでみたいと思います。 竹 光る地面に竹が生え 青竹が生え 地下には 竹の根が生え 根が次第に細らみ 根の先より線毛が生え かすかにけぶる線毛が生え かすかにふるえ 堅き地面に竹が生え 地上に鋭く竹が生え まっしぐらに竹が生え 凍れるふしぶし凛々と 青空の下に竹が生え 竹、竹、竹が生え はい、えー、もう竹ですね。 もう竹のことばかりという竹でした。 いやー、今読むと新鮮ですね。 ここにはね、読み手の内面とか、心情、そういったものが全く、まあ、まず表面的には見えないですよね。 とにかく竹を描写していて、 まあ、地面の中は見えないんですけど、こう想像力でね、根の先には線毛があってとか、 あとまっしぐらに竹が生えるとか、 まあ割とね、もう竹にかなり没入していて、竹になりきって描いているのが素晴らしいなと思いますね。 うん、よくね、自分はこんなに悲しいんだとか、こんなに嬉しいんだとか、 そういった心を描く詩っていうのはね、あるんですけども、 もう竹になりきって竹を描いている。 いやー、うん、すごいなと思いました。 えーと、では、それ、次はね、それとは打って変わって、えー、竹とかといえば、えー、打って変わってですね、 まさに「心」というタイトルの詩を読んでみたいと思います。 心 心を場何にたとえん。 心は紫陽花。 桃色に咲く日はあれど、 薄紫の思い出ばかりはせんなくて。 心はまた夕闇の園の吹き上げ。 音なき音の歩み響きに。 心は一つによりて、悲しめども、悲しめども、あるか否しや。 ああ、この心を場何にたとえん。 心は二人の旅人。 されど道連れの絶えて物言うことなければ、 我が心はいつもかく淋しきなり。 はい、えー、竹から打って変わって、心を題材にしてるんですけども、 割とそうですね、あっさりとした印象で、 文語調合なかなかきれいというか、いい感じで、 でもなんかディープに自分の心を掘っていくというよりも、 割とあっさりとしてますね。 何かこの萩原作太郎さんって、 詩人の中でもね、結構数少ない顔がわかる詩人で、 かなりのイケメンだと思うんですけどもね、 まあ、そのイケメンに似合うようなあっさりとした感じを自分は覚えました。 はい、続いて萩原作太郎さんからもう一編。 旅の上と書いて、これは旅情って読むんですかね、そういうタイトルです。 一応旅情と読んでみますね。 旅情 フランスへ行きたしと思えども、フランスはあまりに遠し。 せめては新しき背広を着て、気ままなる旅に出てみん。 汽車が山道を行くとき、水色の窓に寄りかかりて、われ一人うれしきことを思わん。 五月の朝の篠の目 裏若草の萌えいずる心をまかせに はい、フランスに行きたいと思っているけど行けないんで、 まあ、その代わりにぶらっと旅に出て、 五月の朝、朝の光が混じった朝日混じりの雲が出てて、 なんかウキウキしてるっていう感じなんでしょうけど、 まあ本当に心のこういったちょっと起伏をあっさりとさっぱりと、 でも何かね、言葉遣いとかリズムとか、 雰囲気な感じで、歌を歌うようにというか、 ポップソングを歌うかのような感じがしました。 いいですね、こういう、この時代いろいろあると思うんですけども、 こういうふうにふらりと生きている、生きているように自分を感じていた、 竹原作太郎さんのこの詩を作った時のね、 雰囲気がよく伝わってくるんじゃないかなと思いました。 そして最後にもう一つですね、読みたいと思います。 最後というのはね、この本に、この文庫の中に収められている作太郎さんの詩が、 もう四つしかなくて、その最後という意味なんですけどもね、 月光とクラゲ 月光の中を泳ぎいで、むらがるクラゲをとらえんとす。 手はからだをはなれて伸びゆき、しきりに遠きに差しのべらる。 もぐさにまつわり、月光の水に浸りて、 我が身は針の類となり果てしく。 冷たくして透き通るもの流れて山ざるに。 魂は凍えんとし、深めに沈み、おぼるごとくなりて祈りあげ。 賢にここにむらがり、さあおにふるえつつ、 クラゲは月光の中を泳ぎいず。 はい、月光とクラゲでした。 月光の中、夜ですよね。 夜泳いじゃってて、クラゲをとらえんとしてるっていうのもね、 なかなか普通の人はやらないんじゃないかな。 自分はそんなにやりたいとも思わないですね。 月光の中で泳ぐのはいいなと思いますし、 今ね、月光の中で泳いだのっていつ以来かなと思ったら、 そうです、小笠原ですね。 小笠原の夜に泳いだことがありますね。 それはさておき、月光の中泳いで、 でも寒いらしいですね。冷たくなっちゃって。 もうなんかガチガチ震えていたような感じがしますね。 溺れるような感じになっちゃって、 もう祈る、なんとか助けて、神様、死なせないで、みたいな感じで祈ったんですかね。 はい、サクタロスはなかなかね、結構大胆なことをやる人だなと思います。 結構あっさりしていて、やっぱり詩人になるぐらいですから、 魂はかなり人とは違うところへ行っちゃってるんでしょうね。 なんかダンディーだけれども、やはり魂を荒ぶる詩人だな、みたいな、そんなことを思いました。 はい、今日はね、萩原作太郎さんの詩を4つ読ませていただきました。 詩っていうのはね、やっぱり読んで、そして聞くものでもあるなというのはね、すごく今夜また改めて感じました。 # チャプター3 はい、今夜の放送いかがだったでしょうか。 言葉・詩をテーマにした、木曜夜でした。 今夜も、言葉と心の故郷に帰れますように。 明日金曜の夜は、ヒーリング・癒しがテーマです。 また明日のこの時間にお会いしましょう。 では、おやすみなさい。 もっと見る #詩人 #詩歌 #萩原朔太郎 藤代ラジオ藤代冥砂 / 写真家・文筆家 / meisa fujishiro00:211.チャプター109:302.チャプター200:233.チャプター3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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