TOPトーク教師📕言葉を整える、思考の時間#286 ツッコミがうまい人は、国語力が高い。31:52 5月29日 384再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ツッコミと国語力の意外な関係言葉の本質「語彙力」の奥深さ状況に応じた言葉選びの技術ツッコミで磨かれる「解像度」日常から育む国語力への視点AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。 言葉整う国語の時間、パーソナリティーの藤井海です。 この番組では、教室という枠を越えて言葉を整えることで、 思考や日常が少しずつ進んでいく、 そんなひと時をお届けしたいなと思っております。 チャンネルのフォローやいいねもぜひよろしくお願いいたします。 # チャプター 2 おはようございます。5月29日金曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。 さあ、ボイシーも月、火と金と、ぼちぼちですね。 毎日更新みたいなものはちょっとの間かなわないかなとは思いますが、 あんま取りだめて一週間の分予約みたいなのもできるんですけど、 割とその時の熱を込めて話していることが多かったので、 やって2日間、3日間分くらいかなみたいなそんなイメージなので、 ぼちぼちいこうかなと思いますのでどうぞよろしくお願いします。 さあ、今日はですね、うちは英語検定がありまして、 全員受験必須の英語検定があるので、授業なしで全校生と英検受験と、 90分くらいですか、英検は80分かありますので、 午前中全部それに使って、午後は何なんかな、今日。 午後何もないと思っているんですけど、 何かある、午後何もないと思っているんですけど、 という感じで今日1日は過ごすことになるので、 成績とかもろもろ付け終わったので、授業準備も、 授業準備というものはあんまないんですけど作れているので、 来週から実習生来ますので、ぼちぼち準備をしようかなと思っているところです。 さあ、ということで本題の方ですが、 今日はですね、見ましたか皆さん。 そうですよ、あれです。今話題になっているじゃないですかね、あれ。 僕ね、そもそも芸人の中で誰が好きって言われると、 複数人おるんです。 漫才師っていう人たちが僕は割と好きで、 劇場に立って漫才している人たちで、 特にその中でもちゃんとボケとツッコミがあったりする、 コントよりも漫才の方が好きなんですね。 その中でもしもほりはすごく好きで、 しもほり明星、特に蘇品が好きで僕は。 キャラクターとかね、そういうキレのあるみたいな、 そんなんよりは言葉を使う、 言い方をかっこよく言うと言葉の使い手としてすごく好きなんです。 その蘇品がMCをして立ち上げたツッコミスターという番組、 ご存知でしょうか。話題にはなってましたけどね。 あんま最近テレビ見んひんなっていう人も、 まだTVerで見れるようなので、 ぜひぜひ一度見ていただけたらなと思うんですけども、 そのツッコミ。 もう何を話すかなんとなくこの時点でね、 リスナーの方々は分かるかもしれませんが、 分かってくれたら嬉しいなと思うんですが、 ツッコミこそ国語力ですよっていう話を、 番組が見たくなるような話含めてしてみたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。 # チャプター 3 本題に入る前にお知らせがあります。 昨日8時に柴田くんのほうからリリースがありました。 CC大阪のLINEでのみ公開していたところですが、 CC大阪2026夏ということで子どもと一緒に学ぶキャンバーの授業がイベントですね。 7月26日日曜日14時から17時、天王寺。 いつもの大阪教育大学天王寺キャンパスにて行われます。 ぜひとも参加してほしい。 今回の親子向けもそうですし、もちろん元気の先生とかもそうですけど、 授業で使う方法というよりかは子どもと楽しむということをメインに置いております。 今回やっていく内容が、 まず理想の夏休みみたいなものをキャンバーの機能をフル活用して子どもたちに作ってもらう。 親にプレゼンなんかしちゃったりして面白いかなと思ったりしてます。 恐竜に乗ることもできますし、ハワイに行くこともできますし、 海の中に潜ることもできるし、自分を巨大化させることもできる。 いろんな機能を使いながらやっていけたらいいなと思うので、 基本的な操作講習みたいになります正直。 ただそこからいろんな方法を活用しながら作っていくと。 もう一つが、シール作りをしてみたいなと思ってます。 僕がいろいろ家で娘がシール集めをしていたりとか、 どこの家庭でもそうかもしれませんが、レアなシールを集めたがるんですよね。 そういうところからオリジナルシールをキャンバーで作ってみようということで、 しっかりと材料も用意して開催させていただきます。 授業での活用法というよりかは、キャンバーを使ってこんなにもクリエイティブなことができる、 こんなにも楽しむことができるみたいなのを子どもと一緒に学んでもらえたら嬉しいなと思っておりますので、 PTXの概要、リンクですね、また貼っておきますので、ぜひご参加ください。 よろしくお願いします。 # チャプター 4 ということで改めて本題に参りたいと思いますが ツッコミスター ツッコミって国語力じゃないんですかということで 今日はそのツッコミが上手い人って国語力高いやんっていう話をしたいと思うんですけど 僕何度かこの話はさせてもらってるんです ツッコミボケの文化って大阪のお笑いの文化からそこにあるわけですけども 僕はその中でずっと育ってきてますし 僕はどっちかというとボケよりツッコミだとは思ってるんですね自分の中で ただボケよりツッコミっていう大阪の人からすると 要は使い分けなのでボケもツッコミも視点としては一緒なんですよね ちょっとこの辺の話は長くなってしまうので 今日はツッコミの話と国語力の話をつなげていこうかなと思うんですけど そのツッコミスターという番組 そしながMCで全部判定をするわけですけど いろんなものに対してその出てくる芸人さんがツッコんでいくわけです それは何々やないかみたいな感じでツッコんでいくわけですけども その番組を見てたんですよTVerでリアルタイムではなかったんでね まあ面白かった普通に電車で見てて声出して笑った 普通に滑ってるんですよね これもまた面白いので是非見て欲しいんですけど やっぱりツッコミってただのお笑いの技術じゃないなってやっぱ思ったんですよね やっぱりツッコミっていう特性も兼ねてですけども 今回の番組は大喜利なので一本グランプリ そしなもyoutubeとかで言ってましたがやっぱり一本グランプリは意識してる それと同じようなフォーマットではあるんですよね ただその中でやっぱり瞬発力って必要じゃないですか パンって出てきたお題に対してとか ボタンを押した瞬間に流れる5秒の動画でツッコむみたいなのもあったので 瞬発力もありますし声の出し方ですよね ママタルトのヒバラとかトンスカ団の森本もそうですし ドザクラの誰や あー名前忘れた大好きやねんけど あー忘れたカタとか あと誰ですかワキ あの辺の方々も声の出し方っていうのもやっぱりありますし 間の取り方もあるんですよね そしなも言ってましたけども後日談みたいなんでね いっぱい全部見たんですけど 間の取り方もやっぱりめっちゃ大事です ただやっぱりその辺なんて技術ですよね 芸人さんのキャラクターもありますしもともと持ってる だからトンスカ団の森本らしいツッコミ 標準語のツッコミとか あとは下流前田の 僕はずっとYouTube見てるからこそですけど下流の あの雰囲気のツッコミ それは初見のお客さんとか初めてテレビで見た方は知らないわけで でもそういうのをひっくるめてやっぱり技術だと思うんですけど それだけじゃなくてやっぱり かなり高度な言葉の力が働いてるなと思ったんですよね 感じたのは3つ ちょっとそこは本当に授業というよりかは 僕たち教師も含め 知っておいた方がおもろなるよなっていうことなんですけど 一つ目が語彙力ですよね 語彙力 二つ目が語彙の運用能力 僕何回かこの話してますけど語彙の運用能力 三つ目がその場に応じた解像度の使い分け これがめちゃくちゃ大事やなと こういうのが語彙力に通ずるなと思ったんですよね 語彙力から話をしていくと 語彙力ってどうしても難しい言葉をたくさん知っていることだと思われがちだと思うんですよ もちろん大事なんですけどね 僕何度か放送でも言ってるように 語彙力って言葉を知っていることだけではないですよ そもそも言葉を知らなければ選ぶことはできないですし 選択肢にないわけですからね 引き出しがなければ取り出すこともできない でもツッコミを見ていると語彙力ってやっぱりそれだけじゃないなと思うんですよね 例えばなんか変なことが起きたときに 変やなーっていうことはできるんですよ そうだって明らかに変なんです 変やなーっていうことはできるんです ただ変やなーっていうことはできるんですけど そこで急に世界観変わったなとか 情報量が多すぎるなとか 例えの方向性が独特的すぎるなとか そういうふうに言える人がおるわけですよ こうやって変というものに対して違いをつける わざとですね それって結局単に言葉を知っているかどうかだけで 選ぶというかね そういうわけではないじゃないですか だって世界観という言葉情報量という言葉 例え方向性独特って知っている言葉なわけですよもちろん どの角度からその実証その見たことに対して名前をつけるかなんですよね ここに語彙力の本質があるような気がして ちょっとネタバレにもなるので あんまり詳しくは言わないでおきますが 色 その色だけを見せて この色に突っ込みなさいというお題があるわけですけど 例えば普通の茶色 普通のっていうのも言い方難しいですけど 茶色を見たときに その茶色に要は名前をつけていくわけですから どんな茶色なのっていうところで やっぱり単語を知っているだけではなくて どういう風な角度でそれを見つけるか 名前をつけるか やっぱりここが単語のストックっていうよりかは 世界の見え方のストックなんだと思うんですね だから言葉をたくさん持っているということは それだけ世界を細かく見ることができるんだと なんか変やなぁじゃなくて ちょっと温度差あるなぁとか 前提ずれてるなぁとか 急に話のレイヤー変わったなぁとか 例えの距離遠すぎるわとか みたいにその現象 身の前の現象変やなっていうところに対して 細かく見分けることができる こっつっこみが上手い人って この世界の切り取り方がすごい上手いような気がするんですよね 今回優勝した人 ちょっと伏せておきますが 優勝した芸人さんは ほんとそこが強い 決勝に行った2人がすごく強いんですけど 全員ね その切り口みたいなものはさすがやなと思うんですけど やっぱオールラウンダーやなと思いました 決勝の2人は 自分の得意とする方向性があるし 自分ならではその人ならではの視点で 切り込める突っ込めるっていうのはもちろんある これ全員に言える話ですよねもちろん 全員にあるわけですけども その中でも やっぱりこう オールラウンダーでしたね いろんなところに普段からそうやって突っ込みを入れてるのかもしれませんし 突っ込みって練習できるんですよ 別に僕芸人さんじゃないんでねそんな話じゃないんですけど 例えば道歩いてたり車乗ってる時に 道端にある看板ありますよね ああいう看板に対して突っ込むんですよ 俺なんか芸人さんも練習してるって言ってましたが 僕もたまにね 別に芸人目指してるわけじゃないですけどやったりします いやいやお前どこ向いてんねんその看板みたいな とか でもそのどこ向いてんねんっていうのは 僕の中で今言った例えばで言いましたけど 自称をただ捉えてるだけなんですよね 変な方向向いてるからどこ向いてんねんって言ってるだけ でもステップというかレベルの話で言うと 普通の人はそこに突っ込まないわけじゃないですか 別に違和感があるなっていう風に思うだけ それをどこ向いてんねんっていう言葉にまずするっていうのが まずステップ1なわけですよね でステップ2のところで例えば いやお前それそっちの方向いとったら意味ないやないか じゃなくて意味ないことをしているそこに意味を持たせるわけですから いやいやお前それ大阪城を向かって歩いていこうとしてんのかみたいな わかんないですよシチュエーションわかんないですけど 今僕大阪城の横におったんでそれ言ったんですけど みたいな感じでそこに意味を持たせる どこ向いてんねんじゃなくて いやお前それ親から急に部屋片付けろ言われて 片付けてるもうすぐ片付けよう思っててんみたいな 今からやろうとしててんみたいな時に 逆切れして出ていく時の姿かみたいなね ようわからんすけど そんな感じで意味をつけていくっていうの ここがやっぱり突っ込みの上手い人 この世界の切り取り方が上手い人の特徴だなと思います # チャプター 5 これ金曜リリースでよかったですね。僕絶対しゃべりすぎますわ。 2つ目ね。語彙の運用能力。これが大事やなと。 やっぱりずっと僕は言い続けてきてますけども、 言葉を知っているだけなら辞書でもできるんですよ。 今なら別にAIでいいんですよ。 ネットで調べればいくらでも答えは出てくる。 言葉は出てくるんですよね。 だから例えば、涼しい時の表現の仕方ってやったら、 いっぱい出てくるんですよ。 なんですけど、ツッコミはそうはいかないんですよね。 その場で起きたことに対して、その場の空気を読みながら、 相手というかお客さんとの空気感、関係性も見つつ、 タイミングを逃さずに、 あれ早押しですけどね。あれもなかなか早押し難しいなと思うんですけど。 一番伝わる言葉を選ばないといけないというところで、 やっぱりかなり高度な言語運用能力だと思うんですよね。 これ僕一本グランプリと決定的に違うなっていうのが、 フリップないんですよ。ツッコミスターは。 フリップが。 要は一本グランプリだと、 そのフリップに書く言葉に色を持たせることができるんですね。 性格を持たせることができるんですよ。 要は書き方であったり、大きさ、字の大きさとか、 絵でぼける人もいますよね、あれ。一本の。 あれってやっぱりフリップ、大事ですけど、 フリップと声があるわけですから。 ただ、今回のツッコミスターは声だけってなるとね、 やっぱりタイミングとか含めてすごい難しいし、 技術いるよなって思うんですけど、 例えばね、同じ内容でも、もちろん相手によって言い方変わるじゃないですか。 だからここ、強く言った方が笑いになる相手もおれば、 優しく言った方が場が整うというか、 そういう相手もおったり、そういう空気、そういう会場があったり、 刺さってるな、刺さってないなって僕はよく思うんですけど、 この言葉、今言ってて刺さってないなっていう雰囲気、授業中感じたこと結構あるんじゃないですかね、皆さん。 小学校の先生はどうかなと思うんですけど、中高の先生は割とあると思います。 なんか話し始めてるんやけど、全然刺さってないなみたいな。 これは感動させる時とかね、そういう道徳系の、 そんなんもそうかもしれませんが、 やっぱこういう伝え方、長く説明した方が面白い場面もあれば、 短く一言で切った方が面白いとか、ここなんですよね。 だから語彙力があるだけでは足りないというか、 その言葉をいつ、どこで、誰に、どの強さで言うみたいな。 ここがね、語彙の運用能力だなと思うんですよ。 言葉知ってるだけじゃなくて、そこからどう言うの、どう伝えるのっていう。 でね、国語の授業でもやっぱそこすごい大事やなと思ってて、 僕は本当に、四六時中子供に言ってるんですけど、生徒らに。 生徒、言葉を知ってると、でも使えないっていう状況。 ここをどう捉えるかですよね。 作文になると出てこないとか、話し合いになったら出てけーへんとか、 振り返りになったらね、楽しかったです、勉強になりました、すごかったです、だけで止まってしまうとか。 だからこれって語彙がないっていうより、語彙を使う場面と結びついてないことも多いと思うんですよ。 結局国語の授業で育てたいことって何?って言ったら、言葉を覚える力じゃないんですよね。 だから子供らよく漢字が苦手ですとか、親も言いますよね、漢字苦手って。 漢字苦手って何なん?っていう。 だから、漢字は覚えてるけど日常会話で使えないとか、 そんなレベルで言ってる人はなかなかいないと思いますけど、 おそらく覚えれないんです、漢字覚えるの苦手ですって思うんですよ。 覚えるの苦手はまた別の話ですからねっていうところ。 で、言葉を覚える力だけじゃなくて、やっぱり言葉を選ぶ力、言葉を当てる。 当てるっていうのはピンポーンじゃなくて、当てはめるのね、当てる力。 で、それを届ける力ですよね。 ツッコミを見てるとね、その力すんごい見えるんですよ。 この人上手いなーっていう人はやっぱりそこがすごい。 で、その上手いなーのところの曲地ですよね、これ本当に。 これの上手さで勝敗が変わったんじゃないのかなっていうのもあるし、 そしなもその場の空気の話をされてたりとか、お客さんの話もされてたんですね。 で、このツッコミスターっていうのが元々前身の番組として、 ツッコミマンっていうのが、そしなのYouTubeで企画であったんですよ。 でも全然売れてない人から、ちょっと売れてる人とかね、 知ってる人は知ってる芸人みたいなのが出てたんですけど、 まあ実はその芸人たちも出てるわけですよ、今回。 だから割とね、絵面としてはすごい渋い絵面で、 誰この芸人みたいな人も多かったんですよ。 でもまあまあそんな中でね、やってたわけですけど、 ツッコミマンを見てきた視聴者はわかるけど、 空気作るのは現場の観覧席のお客さんですから、 そのお客さんの空気を読んだり場の雰囲気を読むって、 どの笑いが届くのかっていうのがすごい大事なところ。 ここのね、ツッコミの解像度の調整、これが大事やなと思ったんで、 次のチャプターでもう一回話します。 # チャプター 6 でね、そのツッコミの解像度ですよ。 面白いなと思いました。今回一番おもろいなと思ったのがここで解像度の使い分けなんですよね。 で、解像度っていう風に言ったんですけども、要はレベルみたいな感じ、ツッコミレベルみたいに捉えてもらってもいいかもしれませんが。 で、何やねんって言うと、結局、例えばですよ。 ツッコミっていつも詳しく言えばいいわけじゃないんですよね。 そう、これあの、授業の中とかそういう風な作文とかね。 授業の話で言うと、修の作り方にも関わってくるんですけど、それと似てるんですけど。 要は、例えば、何でやねん、で十分な場面って割とあるんですよ。 あの、ごちゃごちゃごちゃごちゃいろいろ付け加えるツッコミなんじゃなくて、何でやねんだけの方がいい場合って。 むしろそこで、長々と説明したテンポ悪がるみたいなね。 あるんですよ、絶対。ツッコミの場面としては。 で、逆に、何でやねんだけやったら弱い場面ももちろんあるんですね。 いやお前、何でやねんだけやったら伝わらなくて弱い。 何でやねんお前、そこ。 もう、みたいな感じでね、言うとか。 まあ具体的に言うわけですよね。お前何でやねん。急に話のジャンル変わるやん。って言うときとか。 これ別にツッコミでも何でもないですけど、要はその返事として。 いやお前、何でやねん、その例え誰の記憶にもないねん、みたいなんとか。 入り口普通やったらお前何がやねん、出口宇宙やねん、みたいな。 みたいなね。まあまあわかんないですけど、文脈がないので。 状況を割と細かく言語化することも、やっぱ大事なんですよね。 そこがすごいんですよ、要は。 要はツッコミが上手い人って、言葉の解像度を上げたり下げたりしてるんですね。 で、ざっくり言った方が伝わる場面ではざっくり言うし、具体的に言った方が刺さる場面では具体的に言う。 で、比喩で見せた方がいい場面では、そのまま比喩にすると。 だから数字にツッコムみたいなね、お題もあったわけです。 でもその数字にツッコム場合も、例えばですよ。 そしなの流れで言うと、競馬がめちゃくちゃ好きなお客さんばっかりのところでは、もちろんその競馬ネタは受けるわけですよね。 けど競馬を知らん人もたくさんいる中で一般のお客さんに対して競馬ネタを放り込むってことは、 わからん人に対して分からせようとするわけですから、 かなりの解像度と言いますか、それこそ。 かなり知らない一般のお客さんでも簡単に想像できて、瞬時にリアクションできるようなツッコミじゃないとダメなわけです。 これなかなか難しいし、それをすると競馬を知っている人からしたら冗長に、要は長すぎるんですよね。 ここら辺ですよ。 もう完全に国語力ですよね。 結局、抽象と具体。抽象的なと具体的なを行き来する力なんで。 例えば、さっき言ったみたいに、変という抽象的な言葉から、何がどう、どんなふうに変なのかを具体化するわけですよ。 今回のツッコミスターで、割とこう、僕はどうかなというか、面白いなと思ったところが、長いツッコミが多いんですよね。 いや、お前これ、〇〇してるときの〇〇で、〇〇がこうなったときの〇〇か、みたいなね。 これはこれで面白いんですよ。 でも、これこそまさに具体なんですよね。 具体で喋るときって、いろんな具体例を見た上で、これは温度差の話とか、これは前提のズレみたいなところを抽象化するわけですから。 ツッコミってこれを一瞬でやってるんですよね。 だからここもね、割と難しいなと思ったところで、パンって言った方が面白いこともたくさんあったし、 やはりそれはちょっと長いでって思いつつも、ギリギリ最後の最後まで持ち直して笑うとか。 あとは、印象的だったのが、長いツッコミを入れるときに、途中でなんとなくオチ見えるんですよね。 これ、話のオチが見えてしまったときの、はいはいはいはいっていう感じに似てるんですよ。 で、割とそのときは、今回ツッコミ、要はスターとゴールデンスターみたいな。 要はゴールデンスターっていうのは一個上のレベルのスターで、それを取れたら位置抜けできるよ。 でもいっぱい位置抜けするゴールデンスターを取ったら、またその中で来そうよ、みたいなそんな話なんですけど。 割とね、その長いツッコミの中で、真ん中ら辺で、いやもうはいはい、こういうオチだろうなって思ってそのまま来て、 でもおもろいやつは普通のスターなんですけど。 長いツッコミの後に、一番最後のワンフレーズ。 何々かのところの底でひっくり返しているものは、割と素品の受けが良かったり、お客さんの受けが良かったり、ゴールデンスターを取ってたりするんですよね。 多分、確か。 そう考えるとやっぱり具体的に、長いツッコミみたいなのを考えていくと、 まぁまぁまぁまぁ、その具体と抽象を芸人さんたちは、本当に加減見ながらやってるんだろうなってすごいなと思いました。 まぁ、ということでですよ。 いやぁまぁ、生徒の言葉にもね、ツッコミ的な語力って絶対あると思うんですよ。 教室の中で考えたら、生徒の言葉の見方も変わってくるなぁと。 それこそ、生徒が友達に対して、「いや、それ話飛びすぎやろ!」って言ったとするじゃないですか。 ただの軽いツッコミかもしれへんけど、相手の発言の論理の飛躍に気づいてるわけじゃないですか。 そういうツッコミのところって、割と大事。 結構、文化的にもそうですし、子供らに伝わる表現でツッコミってよく使うので、相手の振り返りにツッコんでっていう話をよくするんですよ。 これ多分関西っていうか大阪でしか伝わらないですよね、多分ね。 相手の振り返りに対してツッコんでって言ったら、「いや、これどこが何々やねん!」ってツッコんでる奴おるんですよ。 まぁ、男の子が中心ですけどね、そういう時は結構。 いやこれ、何も分かれへんやん、何なん具体的にとかね。そんなツッコミを入れてるわけですよ。 だから、よく振り返りのところでも、不自由のツッコミが入るようなところは考えろよ、そういうことの内容に具体的に書こうねっていう話をよくしてたんですけど。 で、まぁだから、そう、なんかそういうね、これほぼ同じこと言ってるやんみたいな。 それも言い換えとその内容の重複に気づいてるわけですし。 あとはね、子供らの面白いのが、「なんか急にガチやん!」っていうツッコミが来るんですよね、たまに。 これって結局、場の雰囲気とか発言の音頭感の変化を言ってるわけです。 なんか急にガチやん、みたいな。 こうやって言葉でポロッと出すっていうのって、割とツッコミの文化としてはいいなと思って。 日常の中でかなり言葉使ってるんですけど、ただやっぱりそこに国語のね、授業の言葉としてはやっぱり扱われにくいと思うので、 本当はね、そこに国語の目が、国語力の目があると思ってるので、 生徒のツッコミって言葉のセンスやったり、文脈を読む力とか、相手との距離感を測る力でもあると思いますので、 だから教師側がそこにいかに気づけるかどうかだとは思ってはいます。 ツッコミが教室の中であるのってなかなかないと思うし、 ボケをする先生とツッコミをする生徒みたいな構図もなかなかないかもしれませんが、 今の言い方上手いなとか、どこ見てそう思ったん?みたいなとか、 今のツッコミ、もうちょっと説明してや、みたいな。 っていうのを子供がポロッと言ったのに、拾ってあげる、聞いてあげるだけで、 日常の言葉が国語の学びに変わっていくんじゃないのかなと思ってたりします。 # チャプター 7 はい、やっぱ話しすぎましたね。 えー、まあ、ということでですね。 語彙力を育てるっていうのは、世界の味方を増やすことだと、 ツッコミスターを見て気づいたという、そういうお話でした。 はい、えー、まあまあまあ、語彙力ってね、語彙の指導って大事ですよ。 大事ですけど、言葉の意味を覚えましょうだけでは意味がないよ、と。 意味調べをするだけでは意味がない、ね。 まあ、簡単な話で言ったら、その語彙を使えるようにするには、 その言葉を使った作文を書く、みたいな言いますけど、 まあ、作文を書くでは厳しいんですよね。 日常会話の中で使わなあかんから、 僕、結構そこに注力していた時期、というか、 まあ、そのタイミングでは、 えー、まあ、新しく獲得した語彙とかを、 えーと、お互いの会話、日常会話の中で入れさせてたりしました。 例えば、えーと、インタビューをする側とされる側に設定して、 じゃあ、昨日の晩御飯についてインタビューして、1分でどうぞ、っていう、 その1分間インタビューをしている中の答えに、その言葉を潜り込ませる、みたいな。 こういうことをしてたりもしました。 それすると、日常というかね、その会話の中で使うようになるので、 まあ、作文とはまた違った活用能力が育まれることになるんですよね。 まあ、そんなのもありかなと思います。 まあ、こういう風なところ、使える語彙っていうのをね、増やしていくために、 やっぱまあ、学習科学的にも考えても、やっぱ知識は文脈と結びついている方が絶対に使いやすくなるんですよね。 まあ、当たり前ですけど。 まあ、だからこそ、この言葉をどんな場面で使うのかとか、 どんな相手に使うのか、どれくらい強い言葉なのかですよね。 解像度の話とかでいうと。 似た言葉と何が違うのか。 同じような言葉もたくさんあるけど、この言葉はどういう風な特徴があるの? まあ、そういったことを経験とセットになって、初めて語彙を使えるものかなと思うので。 すごいだけじゃなくてね。 えー、意外だった。迫力があった。 っていう風に使い分けることができるような子を育てたいなと思っております。 はい、まあ、大事なのは、いつでもね、詳しく言うわけじゃなくて、 今この場面でどんなくらいの細かさで言葉にするのがいいのかみたいなことを、 先生も、そして私たち大人も考えていけたらいいなという風に思います。 さあ、ツッコミから見えるこれからの国語力。 まあ、AI助けてくれはしますが、 瞬発的に言うのは、ツッコミが上手い人。 その力じゃないのかなと思っておりますので、 ぜひぜひ皆さんもツッコミ力を養っていただけたらなという風に思います。 はい、ということで、今日は語彙力、語彙の運用能力で、 その場に応じた解像度の使い分けみたいな話をさせてもらいました。 さあ、最近このツッコミ上手いなって思った場面ってありますかね。 僕は結構ツッコミを周りで聞いているので、 ただの笑いじゃなくて言葉で場を整える技術でもあるので、 ぜひぜひ皆さんツッコミをお待ちしておりますし、 こんなツッコミおもろかったみたいなコメントで言うのはなかなか難しいですけどね。 またぜひコメントいただければと思います。 ということで、ありがとうございました。 もっと見る📕言葉を整える、思考の時間藤井 海|思考と言葉を整える国語教師00:171.チャプター 102:452.チャプター 2https://cecosaka2026summer.peatix.com/02:073.チャプター 309:174.チャプター 405:465.チャプター 508:346.チャプター 603:097.チャプター 7コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Manami5月30日ティーバーで見てみました!!笑オモロ!!とともにうーん!すごい!っと唸りました☺あの時に笑えるのは、こちら側にもそのツッコミの意味がすんなり分かる、経験としてもっている、知っていることが大切なんですね💡私は関西人ではありませんが、ツッコミ基質で、高校の時は友達と、いかに楽しくボケてツッコめるかという生活を送っていました😂今は、学級の子が笑ってくれるような小ネタを探しては実践して、スベってる毎日です(笑)1返信 みやじ5月30日お笑いの方、全くわかりません。なので、誰のことー?ってなりつつ、藤井先生のアツさに圧倒されながら聴いてました。でも、国語力とか、頭の回転の速さとか、芸人さんってすごい!っていうのはわかります。ツッコミ、ケチつけてるみたいな感じのものはんーってなりますが、いい感じに入れてもらえると、次にいい感じにつながったり。受け止めるこっちにも瞬発力求められるますよね。2返信 Asu ka5月30日世界の見え方のストック🌏なるほどなぁ。カイくんの言語化って尊敬です💕違和感を具体的にツッコミ‼️看板で練習ってすごいなぁ。いろんな言葉を使っていかなきゃなぁ。2返信 佐薙 ナギ5月29日藤井先生、こんにちは!いつも楽しく聴いてます。ツッコミは国語力、まさにその通りだと思います。ツッコミ次第で、対象の解像度や見え方が変わりますもんね。新たな視点が与えられて、そのツッコミがあったかーと悔しくなることもしばしばです。先生の話聴いて、ツッコミを使った新しい授業展開を思いつきました!ありがとうございます!2返信 土屋綾乃5月29日オモロい芸人さんは「頭いいなぁ〜」と唸りますが、「国語力が高い」とは考えたことがありませんでした😳TVとか動画とか全然見ないから、最近の芸人さんは分からないけど…好きなのは海原やすよ・ともこさん♡使える語彙と頭の回転、瞬発力…ちょっと道端の看板で練習してきます💨3返信 もっと見る
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#380 にゅ〜ぶるさんと初コラボ放送!「AIと学校教育」についてエンジニアの方に聴いてみた👂 40分・10月28日・ 178再生AI目次エンジニア対談: AIと学校教育の可能性ボランティア活動「コーダー道場」の実践プログラミング初心者の壁と効果的指導AI教育: 思考力育成とアルゴリズム理解教師・生徒・AIが紡ぐ未来の学習対話
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オモロ!!とともにうーん!すごい!っと唸りました☺あの時に笑えるのは、こちら側にもそのツッコミの意味がすんなり分かる、経験としてもっている、知っていることが大切なんですね💡私は関西人ではありませんが、ツッコミ基質で、高校の時は友達と、いかに楽しくボケてツッコめるかという生活を送っていました😂今は、学級の子が笑ってくれるような小ネタを探しては実践して、スベってる毎日です(笑)
なので、誰のことー?ってなりつつ、藤井先生のアツさに圧倒されながら聴いてました。
でも、国語力とか、頭の回転の速さとか、芸人さんってすごい!っていうのはわかります。
ツッコミ、ケチつけてるみたいな感じのものはんーってなりますが、いい感じに入れてもらえると、次にいい感じにつながったり。受け止めるこっちにも瞬発力求められるますよね。
なるほどなぁ。
カイくんの言語化って尊敬です💕
違和感を具体的にツッコミ‼️
看板で練習ってすごいなぁ。
いろんな言葉を使っていかなきゃなぁ。
いつも楽しく聴いてます。
ツッコミは国語力、まさにその通りだと思います。
ツッコミ次第で、対象の解像度や見え方が変わりますもんね。新たな視点が与えられて、そのツッコミがあったかーと悔しくなることもしばしばです。
先生の話聴いて、ツッコミを使った新しい授業展開を思いつきました!
ありがとうございます!
TVとか動画とか全然見ないから、最近の芸人さんは分からないけど…好きなのは海原やすよ・ともこさん♡
使える語彙と頭の回転、瞬発力…
ちょっと道端の看板で練習してきます💨