TOPトーク専門家昼スナママ・フィッシュ明子の役にたたなくてもいいラジオ #143 「主体性とは何か?」自主性との違い、娘が教えてくれたこと14:50 2025年11月26日 250再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「主体性」と「自主性」決定的な違いとは娘の「ホテル巡り」が招いた予想外の評価不登校経験から育まれた「主体性」の源泉「ママが育てた」娘の言葉と問われた企業の未来喜びから生まれる「やらなくていいこと」の価値AI文字起こし(β版) # タイトルコール いらっしゃいませ。 イルスのママ、フィッシュ・アキコの役に立たなくてもいいラジオへようこそ。 この番組は博多・中瀬でお昼のスナックを開いている、 社会福祉士でキャリアコンサルダントのママが、 心に残った出来事や出会いのエピソードをお届けしていきます。 # 似ているようでぜんぜん違う主体性と自主性 おはようございます。今日は主体性をテーマに、最近考えていることだったり、出来事について話ができたらいいなと思っているんですけれども、 春と秋というのは研修シーズンで、今年もたくさん研修をさせていただいたんですね。もうすぐその波が終わるかなというところなんですけれども、その中で扱うものとして主体性というのがあります。 これは私が専門というか、ライフワークとしているパーパスについて非常に関連が深いことでもあるんですが、いわゆる内発的動機ですね。 多くの企業が、社員さんの主体性というのをとても重視しています。教育もそうなんですけれども、でも意外とですね、この主体性という言葉が正しく理解されていないということがあると思うんですね。 主体性というのは、自分なりに考えて自分の意思で行動して、そしてその結果に責任を持つ姿勢だとか能力のことです。 これは経済産業省が2006年に人生100年時代に必要な能力として、社会人基礎力を提唱しているんですけれども、その中で主体性を必要な能力の一つとして取り上げて、物事に進んで取り組む力というふうに定義をしています。 ちなみに文部科学省は、主体的な学びというのを学ぶことに興味や関心を持って、自己のキャリア形成の方向性と関連づけながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげるというふうに定義をしています。 この主体性によく似た言葉として、自主性というのがあります。自主性というのは、すべきことを外部から指示されることなく自分の判断で行動する能力だとか態度を示します。 自ら進んで行動するということに焦点があって、必ずしも深い思考だとか責任感を伴っているわけではないんですね。 例えば、日常の業務を指示される前に自発的に取り組む行動というのが、この自主性です。教育の現場でいうと、自ら手を挙げて発表しようとするというような、そういう行動ですよね。 主体性と自主性の違いは、やるべきことを決定するのが自分であるか、他の人であるかということです。主体性というのは、行動するための動機が内発的であるということ、自分で決めるということですね。 何を大切にしたいかという価値観で判断をして決定していく力のことです。 # 主体性は意図せず成果を連れてくる この主体性の行動の一つとして、サンプルというかですね、ちょっと今回ご紹介していたのが、私ごとで恐縮なんですけれども、私の子供のことなんです。 私、2人子供がいるんですけれども、両方女の子で、下の子供のことなんですね。 彼女、ホスピタリティを学びたいと言って、今年の4月に高校卒業して、新卒でホテルで正社員として働き始めたんですね。 サービス業ですので、ロード時間長いですし、不規則でもちろん、大変そうだなというふうに見えることもあります。 当たり前ですけど、こういう働き方をしてくださる方たちによって、私たちの日々というのは支えられているんだなということも、改めて感じるところであるんですけれども。 彼女ですね、休みの日に何をしているかというとですね、他のホテル巡りをしているんですよ。 お休みが取れたら、泊まりに行ったりだとか、ランチビフェに行ったりだとかですね、それも一人で行くんですよ。 私、一人でランチビフェとか、あんまり行けないなと思っているんですけれども、一緒に行こうかって言ったら、いいよ、ついてきてもいいよみたいな感じで、 一人で車でビューンって行っちゃったりして、すごいかっこいいなというふうに思うんですけれども、行ったところですね、全部自作のレビューシートに記録しているんですね。 仕事で疲れて帰ってきてもですね、次どこに行くんだというふうに計画しててですね、それがすごく楽しいんだそうで、 これって本当に誰に言われていたわけではなく、完全に主体的な行動ですね、ほとんど探求活動だと思います。 彼女が働いているところは、星がいくつもついているようなホテルなので、同等のクラスのホテルというと、それこそ一泊何万円もするわけですよね。 それに泊まりに行ったりだとか、ランチビフェだとか、デザートビフェだとか、そういうのもホテルにもよりますけれども、 1万円近くしたりしますから、そういうのに毎週行っているとですね、結構な投資になっているんだと思うんですね。 でも新卒でですね、そんな投資をこの年齢で自分にするということを、すごい感心してるんですね、若くながら。 私自分が彼女の年齢だったときに何してたかなと、絶対そういうことしてなかったなというふうに思うんです。 ちなみに先月、新入社員フォローアップ研修というのがあったんですね、6ヶ月後のですね。 そこで自分のホテルの優位性についてグループでディスカッションして発表するという機会があったそうなんです。 当然なんですけれども、彼女はダントツの一時情報量なわけですよね。 同期からももちろん、それからそこにいた管理職の人たちからも驚かれたと、意図せず評価されてしまったということがあったんだそうです。 自然に熱量高くこういうことができてしまうということが、主体性だなぁと感じません。 # 人生に間違いはない。経験があるだけ。 彼女は小学校3年生の時に学校に行かないという選択をして、それからいわゆる非提携の学習環境にいたんですね。 フリースクールにずっと通っていました。 彼女のおかげで、私は自分が経験したことがなかった様々な多様な学び方というのを体験させてもらえて本当に感謝しているんですけれども、 私にとってそれは決して簡単ではなかったんですね。 私自身が子供が小学校3年生の頃はフリースクールに勤務していたんですけれども、 そこに通ってきている子供たちの選択というのは私は尊重できた。 だから保護者の人たちが悩んでいても、 お母さん、この子にはこの子の人生があるから大丈夫ですよなんて言っていても、 いざ自分の子供が学校に行かなくなるととても動揺しました。 何とか学校に行ってほしいと思っていましたし、 実際に無理やり連れて行ったこともあれば、随分ひどい言葉を投げかけたこともあったなというふうに、 今ちょっとしょっぱく思い出すんですけれども、 ここで救いだったのは、夫が一歩も引かなかったということです。 彼女が行きたくないというなら理由があるんだから、それを尊重しようと言って、 夫はもう完全に子供の側に立てたんですね。 おかげで彼女を守ることができたんだなというふうに夫には感謝しているんですけれども、 学校に行かないという選択をするということ、 それは子供自身が一番しんどかったと思うんですよね。 親がこんなにジタバタするぐらいだったら、 自分が学校に行ったほうがどんなに楽かというふうにおそらく思うと思うんですね。 でもそれを貫いたというところに彼女の主体性というものがあったんだろうなというふうに今振り返ると思うんですね。 学校に対しては全く不信感しか持っていなかった子供が通信生の高校を選んで、 そこで素晴らしい先生との出会いがあって、 大学進学ではなくホスピタリティを現場で学びたいと、 もし学びたいことが見つかったときに大学に進学したいというふうに言って、 それは素晴らしい選択だなと思いました。 これから高等教育というのは本当に選択肢が広がっていくと思います。 学びたいと思ったときに日本だけでなく海外でも学ぶことができる、 そういう選択肢をたくさん持っている世代だと思いますので、 そうやって自分で選んだということが素晴らしいなと思って、 学士保険というのをかけていたので、18歳になったとき、満期になったときに、 このお金をどうしようというふうに相談して、 半分はそのまま置いておく、定期預金にしておくと、 半分は投資をするみたいな感じで、 安全な方法で自分でいろいろ考えて投資をしたりして、すごいなと思います。 そうやってお金の扱い方についても自分で判断していけるというのが、 よく自分でここまで自分を育てることができたなと、 彼女をとても尊敬しているんです。 こんなことがありました。 学生向けの職場説明会みたいな、見学会みたいなものがホテルで開かれていたときに、 リゾートホテルを彼女最初は希望していたので、 私も一緒に行って、そこに泊まるということをしていたんですね。 説明会が例えばお昼の1時から2時間くらいになると、 私はその間、カフェで仕事をしながら待っていたわけです。 あるとき、「じゃあ行ってくるね。」と言われた子どもがすぐに戻ってきて、 人事の担当の方が、 保護者さんも説明会に一緒にどうぞと言っているよというふうに言うんですね。 私はいつも通りの普段着ですので、 ちょっと顔にキラキラついていたり、まつ毛がついていたり、 頭にお花が乗っていたりみたいな、いつもの普段着だったものですから、 どうかな、子どもの不利益になるんじゃないかななんて一瞬考えたんですね。 その迷いを察知した子どもが、 私と話せば、ママが私を正しく育ててくれたってわかるから大丈夫だよというふうに言ったんですよ。 すごいこと言うなと思って、 彼女がいいと言うならば、じゃあ行こうかと言って行ったわけですよ。 当然、人事の方は私を見て驚いていたんですけれども、 さすがホスピタリティですね。すぐに冷静さを取り戻して、 にこやかにどうぞという感じで、何事もなく見学だとか説明会というのが行われたんですね。 説明会の最後に、保護者さんから質問はありませんでしょうかというふうに振っていただいて、 他の保護者さんが、寮はどうなってますかとか、家賃いくらですかとか、 駐車場どうでしょうかみたいな、そういう生活面でのご質問というのをされていて、 私にも順番が回ってきたので、たまたまその会社さんが、 今度合併をするという情報を私はネットで見ていたので、 それが結構規模だとか物理的にも離れたところにある組織の統合だったんですね。 全く違うカルチャーを持った組織が統合するということは、 さまざまなコンフリクトというのが予想されると思いますと。 もしこの子がお世話になるとしたら、その一期生になるわけですけれども、 そういったコンフリクトを越えていくために、どういった施策を準備していらっしゃるんでしょうかという質問をしたんですね。 一番不真面目そうに見える人が一番真面目な質問をしたものですから、 人事の方もちょっと驚かれてですね。 でもすごく嬉しそうだったんですね。 というのが、今まさにそこに取り組んでいますので、 私たちも分かりませんと、どうなっていくかも、正解も分からないんだけれども、 コミュニケーションを取るということを大切にしていきたい。 一人一人の意見というものを、ちゃんと聞けるような場を設計していきたいと思っていますというふうに、 ちょっと嬉しそうだったんですよね。 やっぱり今まさに取り組んでいらっしゃる最中で、とても大変なお仕事、お役割だと思うんですね。 そこを理解してもらったという、そんな嬉しさみたいなものを回答から感じて、 とてもいい会社だな、とてもいい人事の取り組みだなというふうに感じたんですね。 帰りの電車の中で子どもは、 ママが最後に質問してくれて、みんなにママのことを分かってもらえて嬉しかったというふうにまた言ってくれてですね、 なんかもう本当にこの子すごいなというふうに感動しました。 間違いというのは人生にはないと思うんですね。 ただ経験がある、自分が予想した通りにいかなかったという実験結果があるというだけだと思うんですね。 でも彼女が選ぶことならあれば、私は100%サポートしたいと思いましたし、 きっとそのことによって私も自分にはなかった素晴らしい体験ができるんだなと思うと本当にワクワクしています。 今まさに彼女が主体的に働いている中で、私もいろいろなことを教えてもらっている。 そういうことが本当にありがたいなと思っています。 # やらなくてのいいことを喜びからやる はい、今日は主体性と実習性の違い、主体性の具体的な行動について取り上げてみました。 主体性ってね、乱暴な言葉で言うと、私たちみたいに、指示されたことに対して最高のパフォーマンスを出すという、ちょっと兵隊的な、そういう世界観の中で仕事をしてきた、私たちから見ると、ある意味、やらなくてもいいことをやっている人たちのことなんじゃないかなと思うんです。 何のためにやっているのとか、それ何になるのとか、そういうことを巻き木としてやっている、自分の喜びとしてやっている誰かに承認を求めるためではなく、やりたいからやっているっていう、こういう心の動き、喜びというものが大切にされる時代になってきたんだなぁと思うと、感慨深いというかですね、いいなぁと思いますし、 結局私が惹かれるところって、一人一人の中にある、やらなくてもいいことという名の内発的な動機だったり衝動みたいなものに惹かれるんだなぁというふうに、今回しゃべってみて改めて感じたところです。 はい、それでは今日はこの辺で。 今日もお聞きいただきありがとうございました。また聞いていただけると嬉しいです。チャンネルのフォローをよろしかったらお願いいたします。 ハートマークのいいねをポチッと押していただけること、またコメントやSNSのシェアもお待ちしております。 ではでは、今日も気をつけていってらっしゃい。いい一日にしましょうね。 もっと見る #モチベーション #主体性 #自主性 #内発的動機 #パーパス #気になるニュース #心理的成功 #なぜか好かれる人の魅力 #私はこれで潤う #ご縁を感じた不思議な瞬間 昼スナママ・フィッシュ明子の役にたたなくてもいいラジオ フィッシュ 明子00:171.タイトルコール02:412.似ているようでぜんぜん違う主体性と自主性03:073.主体性は意図せず成果を連れてくる07:154.人生に間違いはない。経験があるだけ。01:335.やらなくてのいいことを喜びからやるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
#281 NPO法人フェアスタート 永岡鉄平さん~生まれや育ちに関わらずすべての若者が活躍できる社会をつくる 39分・昨日・ 82再生AI目次親を頼れない若者たちへの支援とは人材紹介では不十分だった真の課題全国へ広がる「おせっかい」連携の舞台裏永岡鉄平が語るNPO運営の「矛盾」全ての若者が活躍できる社会への挑戦
#280 NPO法人AlonAlon 農福連携で障害者の経済的自立を実現する 24分・9月11日・ 87再生AI目次AlonAlon驚異の高工賃の秘訣高付加価値作物が拓く自立の道企業連携で築く新就労モデル事業拡大を支える共有と継承経済的自立の先にある豊かな人生
#279 記号接地問題を理解する メルロ=ポンティ『知覚の現象学』 15分・9月9日・ 82再生AI目次メルロ=ポンティが描く身体性の哲学AI時代に再考する記号接地問題経験論と主知主義、その共通の盲点言葉を超えた「身体の知恵」とは日常経験に潜む哲学の足場
#278 【レポート】発達スナック9杯目/アダルトチルドレン タカピーさん 11分・9月7日・ 100再生AI目次20代タカピーさんのアダルトチルドレン体験ACがもたらす対人関係の困難と感情発達SNACKで深まる当事者理解と共感困りごとを解決課題と捉える前向きな姿勢「発達SNACK」主催者が語る開催の真意
#277 「多様性を認めない多様性」なんかない 20分・9月4日・ 107再生AI目次「セルフダイバーシティ」で人権を再考内なる多様性を探る3社の事例当事者の「苦しみ」を語り続けること「転落したくない」男性の恐怖とは参加者の熱い共感、自己理解の深まり
#276 八木隆さん ひきこもりの「いま」を集める参加型メディア「ヒコール」 20分・9月2日・ 238再生AI目次八木隆氏「ヒコール」創刊の原点当事者と保護者が抱える苦悩とは投稿された「声」をそのまま届ける意味「引きこもり」は時代が示す社会の矛盾日本型引きこもりの本質と未来像
#275 御厨健士朗さん 日本一のお茶が飲める 佐賀駅前Rivet 20分・8月31日・ 79再生AI目次急須大会3連覇!バーテンダーの挑戦佐賀駅前Rivet:日本一の茶葉が紡ぐ縁バーテンダーが「お茶」に魅了された理由「お茶モクテル」が生むバーの新たな価値「売茶翁」が示す自由な茶の精神とは
#274【レポート】第8回 哲学スナック・本質観取「ハラスメントとは何か」 10分・8月28日・ 84再生AI目次哲学スナック「本質観取」の仕組み多様なハラスメント体験の実情ハラスメント判断の論点と類型安易な使用と類似概念との相違共同定義から生まれる自己変革
#273 9月イベント告知 15分・8月26日・ 253再生AI目次「ルールとは?」対話で探求する本質社会貢献するプロ占い師の鑑定とは笑いが世界を変えるスタンダップの力印象を操る心理メカニズムの秘密分断を超え一体感を育む対話の場
#272 ただ生き残ること、それもとても必要なことなんだ 9分・8月24日・ 90再生AI目次今井紀明氏が語る「夜と霧」の教え現代の若者に迫る「生きる価値」の問い教育現場における「目的追求」のジレンマ「役に立たなくてもいい」が示す自己肯定意味を求めず「ただ生きる」ことの尊さ