TOPライフスタイルくらし利他ラジオ第47回:数字で見えてくる“つながり”と“支え”――利他の力を照らす数値化の視点08:33 2025年6月10日 46再生 問題を報告する 再生する シェアする 見えない支えを、数字が教えてくれることがあります。今回は、福祉や医療、家庭や職場でのエピソードを通して、「数えること」の利他性を考えます。AI目次数値が示す、意外な支え合いの実態とは地域活動の隠れた貢献を可視化する力子育て支援の課題を数値で明らかにする健康管理における数値化の有効性とは数値が気づかせてくれる、あなたの役割とはAI文字起こし(β版) # オープニング リタラジオ 松島誠郎です。 奈良県にある庵与寺というお寺で住職をしたり、子どもたちにおやつを届けるお寺おやつクラブという活動をしたり、 3人の子どもの子育てをしたり、たくさんの人に助けられながら生きています。 このラジオは、誰かのために、そして自分のために、そっとできることを考える時間です。 今は、何かと自分を出すことが求められる時代です。 SNSで発信し、成果を見せ、自己表現に励む日々の中で、 リタという言葉に新しい価値や安らぎ、可能性を感じている人も多いのではないでしょうか。 リタは、自分をすり減らすことではなく、自分を大切にすること、他者への眼差しが響き合うこと、 名乗らない優しさ、背景に回る力、手放すことで広がる行為、そんな静かな問いを日々の暮らしからたぐっていきます。 声だけでつながるこの場所で、きょうもゆっくり語っていきましょう。 # 見えない支えに光を当てる——数字が教えてくれる利他的なつながり リタラジオ松島精朗です。 数字によって見えない努力、分かち合い、 そんなものを見える化することが可能になるという話をしてきました。 今日もその続きで 数字、数値化が私たちにどんな気づきを与えてくれるか、 そしてそれがどうリタと繋がるのかという話を続けたいと思います。 二八の法則、パレートの法則、お話をしましたけれども、 全体の成果の80%は20%の要素から生まれているというこの考え方。 ビジネス、仕事の世界だけでなく、福祉や様々な支援の現場でも応用されています。 例えば、ある地域での見守り活動、その実績を数字で分析したところ、 全体の支援件数の多くが、実はごく少数のボランティアによって担われていた。 そんな事例がありました。 この偏りですね、思わぬ偏りを可視化することで、 思わぬということでもないか、なんとなくそうかもしれないなと思っているけれども、 具体的に数値化することで、目に見えるようになった偏りを、 その人たちの負担をどう分散するのか、どう支えるのか、他の人たちがどう動くことで、それを分散し支えることができるか、 それを考えるきっかけになる、次の一手が見えてくるきっかけになるわけですね。 この数字が見えない努力を照らし出す、理他的な道具にもなっているわけですし、 次に関わる、次のアクションを考えるきっかけにもなっているわけです。 福祉や防犯の現場でも、統計が届いていない声を掬い上げる、そんな力を持っているわけですね。 ある自治体では、子育て支援の利用率を分析した結果、特定のエリアで利用が極端に少ないということが分かって、 さらに調査を進めていくと、その精度そのものがそのエリアにおいて知られていなかった、 周知が足りていなかったということが判明しました。 このように数字は単に成果を図るだけでなく、不平等の気配とか助け手を求める声を浮かび上がらせる、そんな手がかりにもなるわけですね。 あと、ストレスとか睡眠、感情といった、普段はなかなか目には見えにくいところでも、数値化の工夫が進んでいます。 職場のストレスチェック、学校での気分、 アプリによる睡眠記録、メンタル状態の可視化、いずれも声にはならない、なかなか普段目にすることはない 変化を築くための手段として、数値化が導入されているわけですね。 健康診断とか人間ドックといった医療の現場でも 数値化は健康維持のため、見える化のため、重要な手がかりとなっています。 僕も割と健康オタクというか、自分のことをもっともっと知らないといけないなと、特に 50歳を迎える中で、老いがどんどん進んできているわけですね。 できることが減ってきている。 そんな中、自分をもっと知らないといけないなということで、いろんなチェックをしています。 毎日体温を測って体重を測るということもそうなんですけれども もう一つですね、ご飯を食べた後にすごく眠くなることがあって、 いろいろ調べてみると血糖値がスパイクしている。 血糖値の動きが乱れているのではないかという可能性が、 自分にも当てはまるのではないかなということで、この血糖値スパイクの傾向を調べるために フリースタイルリブレという機械をですね、 体に装着して、 そして食後の血糖値の推移を観察するということを定期的にしています。 血糖値スパイクというのは、食後に急激に血糖値が上昇するといった その後急上昇した血糖値が急降下することで体に負担がかかる。 眠くなるというのもその症状の一つということですね。 見えにくい体の変化を数値化することで自分の体調に対する理解が深まって 生活習慣の見直しにもつながっていくということですね。 もちろんこの数字だけが全て 何でもわかるというわけではないけれども、ここに何かあるかもしれないなと気づくきっかけになる。 それがリタの入り口ということではないかということです。 そしてもう一つ大事な視点として、数字にすることで自分は誰かを支えているかもしれない そのことに気づくということも意味があるかなと思います。 例えば ある保育園で保護士の方が毎日入力する子どもの体調記録アプリというのがあります。 日々 淡々と習慣として記録していた保護者に保育士の方がこんな声をかけられた。 いつも丁寧に書いてくださってありがとうございます。その情報に何度も助けられました。 それを聞いた保護者の方は自分の行動が誰かの支えになっていたんだと初めて気づいたとおっしゃいました。 こうして数字で情報を共有していくことで保護者も安心して子どもを預けることができるという面もありますし、お互いに共通の 指座を持つこと、共通の数字を見ることができる環境、それが信頼関係を築き 支え合う上での大切な土台になっている。 またある会社では在宅勤務中の勤態記録 あといろんなタスクを行うための作業ログを見て、実はこの人の作業量が安定しているということでチーム全体がスムーズに動いているということが判明したというエピソードがありました。 数値によって自分の貢献が明らかになったというエピソードもあります。 こうした気づきは自分の貢献度を見える化してくれるもの 何かをやった手応えが得られるということ、それはモチベーションの維持や継続の力になるわけですね。 数字や記録が、あなたの行動がここに活かされている、生きている、そんなことを教えてくれる 数字が繋がりの証になることもあります。 数値化は効率や評価のためだけのものではありません。 それは時に、見落とされがちな不平等を照らし出し、誰かの思いに気づかせ、自分自身の役割を再発見するきっかけにもなる。 見えない些細に光を当てる、それが数値化の持つリタの力なのだと思いました。 ではまたリタラジオでお会いしましょう。 もっと見る #医療 #健康管理 #記録 #数字 #ライフログ #ストレスチェック #利他 #数値化 #フリースタイルリブレ 利他ラジオ松島靖朗@おやつのおぼうさん01:101.オープニング07:242.見えない支えに光を当てる——数字が教えてくれる利他的なつながりコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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