TOPライフスタイルくらし利他ラジオ第165回:プラセボ効果──信じる力が生む癒やし04:20 2025年10月6日 26再生 問題を報告する 再生する シェアする 薬の成分がなくても「効く」と信じることで症状が改善する──信じる力の不思議を紹介します。脳と体の仕組みをひもときながら、信頼や思いやりが人を癒やす力になることを、利他の視点で考えます。AI目次偽薬がもたらす驚きの効果とは「信じる力」が癒やしを生む理由脳内物質とプラセボ効果の関係性他者を信じる心がもたらす力とは信じる行為が癒やしとなるメカニズムAI文字起こし(β版) # オープニング リタラジオ 松島誠郎です。 奈良県にある庵与寺というお寺で住職をしたり、子どもたちにおやつを届けるお寺おやつクラブという活動をしたり、 3人の子どもの子育てをしたり、たくさんの人に助けられながら生きています。 このラジオは、誰かのために、そして自分のために、そっとできることを考える時間です。 今は、何かと自分を出すことが求められる時代です。 SNSで発信し、成果を見せ、自己表現に励む日々の中で、 リタという言葉に新しい価値や安らぎ、可能性を感じている人も多いのではないでしょうか。 リタは、自分をすり減らすことではなく、自分を大切にすること、他者への眼差しが響き合うこと、 名乗らない優しさ、背景に回る力、手放すことで広がる行為、そんな静かな問いを日々の暮らしからたぐっていきます。 声だけでつながるこの場所で、きょうもゆっくり語っていきましょう。 # 信じる力が癒やしを生む──プラセボ効果とやさしさの科学 リタラジオ松島精朗です。 今朝はプラセボ効果について話をしたいと思います。 プラセボとは、偽の薬、プラセボ効果、偽の薬の効果という言葉なんですけれども、 実際には薬の成分が入っていないのに、これは効くと信じて飲むことで体調が良くなるという不思議な現象を指します。 例えば、ただのビタミン剤や澱粉の醸剤でも痛みが和らぐ薬ですと言われて服用すると、本当に痛みが軽くなることがあります。 医療の現場では、治療法や薬の効果を確かめるためにプラセボを使った実験がよく行われます。 驚くべきことに、多くの研究でプラセボ群にも一定の改善が見られるのです。 この現象は、信じる力や期待が心と体に影響を与えることを示している。 人間の脳は、薬を飲むという行為そのものに安心感を覚え、体がそれに応じて反応するのです。 例えば、脳内で痛みを和らげるエンドルフィンという物質が分泌されたり、ストレートホルモンが減ったりすることがわかっています。 面白いのは、これは疑惑ですと事前に説明されていても、なおプラセボ効果が現れるケースがあるということですね。 人は、自分をいたわる行為そのものに意味を感じ、体がそれに応えているのかもしれません。 理他的な視点で見てみると、プラセボ効果は、他者を信じる力とも通じます。 誰かの言葉を信じる、相手の善意を信じる、その信頼が心を癒したり、前向きな力を引き出したりするのです。 たとえ実際に問題が解決していなくとも、大丈夫だよという一言が、相手の心を軽くすることがあります。 仏教では、信じる心、信が重んじられます。 この信じる心は、知恵や慈悲の土台であり、行動を支える力となります。 プラセボ効果は、科学の世界で再発見されたこの信じる力の働きと言えるかもしれません。 現代社会では、根拠のない希望を軽く扱いがちですが、人を支えるのは、往々にして、理屈や論理ではなく、信じたい、信じられたいという思いです。 医療だけでなく、人間関係や社会の中でも、このプラセボ的な優しさが欠かせないのだと思います。 信じるという行為が、目に見えない薬のように人を癒す。 プラセボ効果は、私たちに優しさの効能を教えてくれます。 ではまたリタラジオでお会いしましょう。 もっと見る #信頼 #信じる #治験 #プラセボ効果 #偽薬 #利他 #脳の仕組み #心と体 #信じるチカラ #やさしさの科学 利他ラジオ松島靖朗@おやつのおぼうさん01:101.オープニング03:112.信じる力が癒やしを生む──プラセボ効果とやさしさの科学コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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