TOPライフスタイルくらし利他ラジオ第183回:調味料と料理──味のやさしさ、思いやりの比率04:49 2025年10月24日 27再生 問題を報告する 再生する シェアする 和食の「さしすせそ」やレシピの比率に見られる“味の黄金比”。それは単なる数ではなく、人と人との関係にも通じる感覚。料理に込められた思いやりの比率を通して、利他の味わいを考えます。AI目次料理に宿る黄金比とは?和食の基本「サシスセソ」ズボラ飯にも黄金比が?味のバランスと人間関係料理に宿る利他の心とは?AI文字起こし(β版) # オープニング リタラジオ 松島誠郎です。 奈良県にある庵与寺というお寺で住職をしたり、子どもたちにおやつを届けるお寺おやつクラブという活動をしたり、 3人の子どもの子育てをしたり、たくさんの人に助けられながら生きています。 このラジオは、誰かのために、そして自分のために、そっとできることを考える時間です。 今は、何かと自分を出すことが求められる時代です。 SNSで発信し、成果を見せ、自己表現に励む日々の中で、 リタという言葉に新しい価値や安らぎ、可能性を感じている人も多いのではないでしょうか。 リタは、自分をすり減らすことではなく、自分を大切にすること、他者への眼差しが響き合うこと、 名乗らない優しさ、背景に回る力、手放すことで広がる行為、そんな静かな問いを日々の暮らしからたぐっていきます。 声だけでつながるこの場所で、きょうもゆっくり語っていきましょう。 # 調味料と料理──味わいに宿る思いやりの黄金比 リタラジオ 町島 誠郎です。 今回は調味料と料理に宿る黄金火についてお話しします。 私たちが日々食べている料理の中にも、ちょうど良いという感覚があります。 塩が強すぎても、砂糖が多すぎても、どこか落ち着かない。 けれども、絶妙なバランスで味が決まるとき、人は安心し笑顔になります。 その比率こそ、味の中の黄金火です。 以前にもご紹介しました。 和食の基本とされるサシスセソ、砂糖、塩、酢、醤油、味噌の順で味を重ねていくことで、 素材の持ち味を引き出しながら、全体の調和を保ちます。 この順番や分量にも、経験から導き出されたちょうど良い比率があります。 照り焼きのタレで言えば、醤油1、みりん1、砂糖1、あるいは酢飯ご飯なら、お酢5、砂糖2、塩1。 このようなレシピの比率は、長い時間をかけて人々の舌が育ててきた黄金火とも言えます。 そして、最近では、ネットやSNSで話題になるズボラ飯、簡単レシピの中にも、現代的な調味料の黄金火が見つかります。 例えば、煮卵。人気の比率というのがあるそうです。 水4、醤油3、みりん2、砂糖1、煮魚の酒6、醤油1、みりん1、そして万能タレとして支持を集めている醤油1、砂糖1、みりん1というのがあるそうなんですね。 どれも手軽さの中に、しっかりと味の安定があり、数値化された美味しさの感覚が共有されています。 こうした比率の広がりも、現代の食卓における新しい黄金火の一つと言えるのではないでしょうか。 興味深いのは、この比率が単なる味のバランスではなく、人との関係のバランスにも通じていることです。 塩味が効きすぎれば、関係はトゲトゲしく、甘すぎれば曖昧になる。ちょうど良い味わいとは、相手にとっても心地よい距離感。料理の黄金火は、人付き合いの黄金火でもあります。 料理人たちは、相手の体調や季節、気分を見ながら味を調整します。 同じレシピでも、人が変われば、ちょうど良さも変わる。それは、黄金火が固定された数値ではなく、関係の中で生まれる感覚だということを教えてくれます。 おばあちゃんの味噌汁、少し濃いめだったり、出汁が強かったりするけれど、それがその人にとっての黄金火となります。 料理の黄金火は、誰かを思う味、分量を測る手の感覚の中に思いやりがよどります。 味の優しさは、数だけでは測れません。けれども、食卓を囲む時の笑顔の数は、確かに増えていく。 それこそが、料理における利他の形、比率ではなく、関係の中で生まれる、ちょうど良さなのだと思います。 ではまた、リタラジオでお会いしましょう。 もっと見る #料理 #和食 #思いやり #調味料 #簡単レシピ #黄金比 #利他 #ズボラ飯 #さしすせそ #ちょうどよさ 利他ラジオ松島靖朗@おやつのおぼうさん01:101.オープニング03:402.調味料と料理──味わいに宿る思いやりの黄金比コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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