TOPビジネスニュース・天気下矢一良の正直メディア 朝刊震災のとき、メディアはどう動くのか(個人的な回想含め)15:26 7月29日 349再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次震災で直面した自然災害の残酷さ非常時に発令されるメディアの召集災害時における報道の主役、社会部メディアに問われる被災地取材の倫理災害報道の最前線、記者の知られざる苦悩AI文字起こし(β版) # チャプター1 みなさん、おはようございます。下谷です。 さて、昨日夕方かな、熊本で震度7というところで大変な災害が起きてしまったわけですよね。 本当に現地でいろいろ影響を受けられている、あるいは被害を被られた方にはお見舞い申し上げたい、非常に厳しい状況だと思うんですね。 僕自身も、こういう大きい地震というところで思い出すのはだいぶ古い話ではあるんですけど、阪神大震災ですかね。 当時僕は大学生だったんですけれども、実家がちょうど兵庫県の西宮市というところにあったんですね。 僕自身は出身は福岡で、その後東京に来て、正直大阪あるいは兵庫、関西に住んだことはほとんどないんですけれども、 うちの親は転勤で東京からまた大阪の方に行くと、住まいを西宮の方に構えていたというところで、実家は兵庫県にあったわけです。 大震災があって、ちょっとして実家に帰ったんですよね。そうすると本当に、大きい災害というものの、地震というものの残酷さを非常に目の当たりにするんですよね。 たくさんの方が被害をやっているというのはもちろんそうなんですけれども、同じ街にあっても本当に全壊している建物と、ほとんど外観的には全然被害がなさそうな建物とくっきり分かれているんですよね。 それはもちろん建物の古さだったり、耐震構造とか、たまたま運の要素だったりすると思うんですけれども、本当に隣で生死が分かれるという、自然災害の恐ろしさ、そして残酷さというのを非常に身につまされたというか、非常に目の当たりにさせられた、 そんないろいろ記憶が思い出されてきます。 今日お話しさせてもらおうかなと思って、いろいろ考えていて、今日ちょっと動画のアップが遅くなっちゃったんですけれども、こういうテレビとかメディアでいろいろ熊本の地震の報道がされているというところで、こういう大きな災害があったときにメディアがどういうふうに動いているのかというのをご紹介したいと思います。 今回言うと熊本というところで、熊本の放送局なり、新聞社でいうと市局、あるいは地元の新聞の方々という、いわゆる現地のメディアというのが取材の主役になるというところなんですよね。 こういう実際に被災した地域のメディアの動きというところで言うと、大体社によっていろいろ違いはあると思うんですけど、大体共通点というところで言うと、まずこういう大きい地震が起きましたと、そうするとどのメディアも報道部門というところは気象庁と端末、専用の端末があって情報が入ってくるんですね。 それは別に地震に限らず台風だったり、大雨だったり、はたまた日々の天気予報だったりみたいなもので、いろんな気象庁から速報の情報が入ってくると。今回も言うと、非常に大きい地震があって情報が入ってきますと。 やっぱりこれだけ大きい地震ではただごとじゃないというのはもうすぐ一瞬でわかるので、ニュースに携わるテレビで言うと、いわゆる報道部門の所属している人間に対して基本的には全員召集がかかると。 例えば振替休日で休みだったみたいな人であっても、召集がかかるということが多いんですね。 今、働き方改革とか言ってこの辺の召集とかっていうのは、昔に比べると一律で厳しくなってないというところもあると思うんですけれども、いずれにいっても非常体制組まれて召集されるというところなんですね。 普段いろんな担当とかがあったりするわけですけど、それが一旦ゼロになるというか、改めて担当分けがなされるというところですね。 とはいえみんな好き勝手に取材してたらしょうもないので、いわゆる災害系のニュースを取りまとめる担当者、責任者、デスクっていうのが任命されると。 こういうケースで言うと、いわゆる社会部って言われるようなところの出身の方が任命されることが多いですね。 社会部っていうのは警察だったり、東京で言うと東京知見とか、そういういわゆる事件事項の類を中心に取材してきた記者ですね。 僕みたいに政治、あとはほとんど経済っていうような人間は、こういうときはなかなか正直、社会部出身者に比べるとなかなかお役に立てないというところが正直あると思うんですね。 それやっぱり災害の情報っていうのが警察だったり、はたまた消防だったりというところで、いわゆる社会部が得意としているところにいろいろ情報が集まってくるというところなんで、 やっぱりこういうときは社会部が中心というか、主役になるというところなんですよね。 地震が起きて、中間管理職取りまとめ役のデスクが任命されて、その後大体多いのは、大体どの社でもどの局でもホワイトボードがあるんですね。 ホワイトボードの方に最新の被災状況だったり、誰がどこに被災に行ってるみたいなものが一目でみんなで分かるように、共有できるように書かれると。 この後時世にデジタルの世界でホワイトボードなのかと思われる方もいらっしゃると思うんですけど、実はこれが一番便利だったりするんですね。 何しろ時々刻々と状況は変わってるという中なので、キーボードでパパッと打って大きいモニターで映すっていうのはいいんですけれども、ホワイトボードの方が早いですよね。 というところで、ドーンとホワイトボードがみんなの一番目につくところに置かれて、状況の更新がなされていくというところなんですね。 こういう大災害になると、通常の例えば何か事故とかであれば、基本的には警察がほとんど把握してるというところなんで、状況を確認したい、取材したいというところで言うと、かなり警察が情報を握ってるというところなんですけれども、 こういう大災害になってくると、警察であれ消防であれば大混乱状態ですし、そもそも報道機関の相手なんかしてる場合じゃないという話なので、情報がいろいろ錯綜したり、あるいはいろいろ散らばってるわけですね。 というところで、メディアはどういう取材をするかというと、一箇所を取材するというよりは、例えば被災所が避難所があちこちにあるというところで言うと、一箇所一箇所訪れる、あるいは電話をかけるなどして、何人ぐらいの方が今避難されてるかと。 あるいは避難所で水が足りないとか食料が足りないとか、今だったらすごい猛暑だと思うので、暑い中、例えばご高齢の方、体力に不安のある方が非常に厳しい状況になっているというようなことをお話を伺って回るというのが、典型的な大きい災害の時のメディアの動きになるんですね。 こういう大災害の時に必ず議論になるのが、例えば被災所みたいなところにメディアが、記者がズカズカと入り込んで、避難されてる方々の撮影だったり話を聞くと、そこにデリカシーがないんじゃないかとか、そういう配慮が足りないというような批判というのは必ずと言っているほど起こっていると。 実際そういう要素があるというのは、僕も全然その通りだと思うんですよね。 ただ、メディアの高齢とか、あるいは良くなっているみたいなところもあって、やっぱり30年前とかに比べると、だいぶ古い話ですけどね。 いわゆる芸能レポーターみたいな方々が、ワイドショーとかの主役で活躍されてた時代と比べると、やっぱりだいぶテレビ局の取材する側の意識も変わってきているというか、やっぱり配慮というのは、今でも十分かどうかという議論もあると思うんですけど、それでもやっぱりかつてに比べるとだいぶともになってきているって言ったら変なんですけども、良くはなってきていると思うんですね。 テレビ局とか新聞社とかメディアの中でも必ず議論が起こるのは、被災された方々のご迷惑になってはいけないと、あるいは災害対応に当たっている消防だったり、警察の方々の邪魔をするわけにはいかないというのは当然なんですけれども、かといってじゃあ、おとなしく何も取材しないというわけにも当然いかないというところなので、 やっぱり全国の方々、地元の方々はもとより全国の方々にやっぱり被災の状況とかを伝えると、それによって場合によっては国だったり行政の動きを加速させなきゃいけないみたいな、ちょっと報道としての意味もあるので、 その現地で被災された方々へのご迷惑、あるいは対応にあたる方々のご迷惑にならないような部分というところと伝えていくというところのバランスというのは、相当気を使いますし、それが十分に完璧にできているかというと、 それはもう現場の記者とか担当者はやっぱり悩みながらやっているというところが現実のところだと思うんですよね。実際こういう大災害って、もちろんね、そんなに頻繁に起きたら大変ですけれども、実際その取材する側もそんな経験ないんですよね。 なので、いわゆる慣れているということがないので、やっぱり初めての経験ということで試行錯誤、特にこういう現場で若い記者が派遣されるということが多いので、非常に試行錯誤をやっているというところだと思います。 あと、メディアのその現在に取材にあたる記者の苦悩というほどでもないんですけど、難しいなっていうところは、これも実際僕自身も経験したことがある話ではあるんですけれども、これ例えば、さっき災害取材の取りまとめ役みたいなのが社内で任命されるって話しましたよね。 この取りまとめ役っていうのは、実際その現場に行かずに、社内でいろいろ情報の集約を行って、各々の対応方針を指示するというところで、基本的には社内にいるわけですね。現場の取材に行かずに。現場の取材に行く記者っていうのは基本的には若い世代が多いと。 この取りまとめ役は社内にずっといるので、他のテレビ局、あるいは新聞社、あるいは共同通信、自治通信といういわゆる速報をね、業務用の速報を出している、メディア向けのメディア、こういったものがどんどん速報とか出してくるので、こういう他の他社がどういう報道をやっているかというのもチェックしているわけです。 その時に現場の記者として一番厄介なのは、例えば一つの社がちょっと変な報道って言ったら変なんですけれども、例えば被災状況がものすごく家とかが潰れてたりとか悲惨な光景の映像を出していると。 そうすると取りまとめの人間としては、うちもちょっとやっぱりこれぐらい強い映像がないと、なかなか被災の本当に厳しい状況とかを伝えられないんじゃないかという形で現場の人間に、例えばどこそこのテレビ局があそこで撮ってたので、お前もちょっとあっち行けというような指示を出したりすると。 ただ現場の人間としては、例えばそこで非常に災害対応で大変だったりとか、あるいはなかなかメディアが立ち入れるような状況じゃないみたいなところがあったときに、ノーって言いたいところではあるんですが、やっぱり組織の人間としてちょっとなかなか言いづらい。 あるいは言ったとしても、現場の取りまとめ役、社内に取り入れる取りまとめ役も、やっぱりこういう災害報道でこういう感覚を持つというのは非難の対象になるかもしれないですけど、やっぱりよその局に負けるわけにはいかないという感情はやっぱりあるので、そこで指示が飛ぶというところ。 一社仮にちょっとどうかと思うような対応するような社があったら、やっぱり全体がそこに流されていくという要素はやっぱり正直あるのかなとは思いますね。 今回の熊本の地震で言うと、熊本は不幸にして以前にも大きい地震があったりなんかして、いろんな経験積んでる記者とかが多いので、いろいろご迷惑かけたりみたいな変なことっていうのはかなり起こりにくい地域だとは思うんですけれども、 メディアの一般論として、やっぱりどうしても横並びで見ているので、一社変なことをする人がいると、ちょっとそこに引きずられていくという要素はあるのかなと思います。今回の震災でそういうことが起きないということを強く望んでますけれども、現場の記者というのはいろいろ苦悩したり悩みながら伝えるというところと、被災に遭われた方へのご配慮というところ。 その兼ね合いというところで、いろいろ苦悩してるというところもあるんだと思います。 もっと見る下矢一良の正直メディア 朝刊下矢 一良15:261.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Suginoki7月29日今回の地震報道で目立ったのが、自衛隊や警察の撮影映像がメディアにかなり流されているしなんなら、自衛隊のヘリからのリアルタイム映像もパススルーで放送されています。今までこんなことなかったのに、なぜ今回はそうなっているのか?教えていただきたいです!2返信 てづるもづる7月29日私は翌年の生まれなので記憶はないのですが阪神・淡路大震災の時は愛媛県も揺れたらしくて、8歳の時にバスツアーで神戸に行った際に、母は復興した様子を見て感慨深そうにしていました。災害報道の際には現地のテレビ局員も被災した立場でもあるので、大変でもあると思います。「実家の両親と連絡がつかない」という人は免除されてそうですね。2返信
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災害報道の際には現地のテレビ局員も被災した立場でもあるので、大変でもあると思います。
「実家の両親と連絡がつかない」という人は免除されてそうですね。