TOPビジネスキャリア人事図書館ラジオ 人事にまつわるさまざまなテーマを発信中2026/6/23 火曜パーソナリティ(もも) 復職は誰が決める?産業医・会社・本人、三者の役割を整理する09:23 6月23日 104再生 問題を報告する 再生する シェアする 火曜パーソナリティもも16回目のトーク。本日のテーマは「復職は誰が決める?産業医・会社・本人、三者の役割を整理する」です。人事図書館HP:https://hr-library.jp/もっと読むAI目次復職の真実:本人希望だけでは決まらない復職判断の鍵を握る産業医の役割「止める」でなく「整える」会社とHRの支援安全な復職を実現する三者の信頼関係「復職できるか」より「働き続けられるか」AI文字起こし(β版) # オープニング 仲間と学びで未来を開く、人事図書館ラジオ この番組は、人事図書館スタッフが、さまざまな人事のお悩みについてお話しします。 というわけで始まりました、人事図書館ラジオ火曜日の放送。 パーソナリティが、人事図書館コミュニティマネージャーの桃です。 火曜日の放送では、毎週、人事、労務、キャリア、メンタル・ヘルス、 そして、主席にまとわるテーマをゆるっとお届けしています。 今日のテーマは、「副職は誰が決める?」 産業医・会社・本人・産者の役割を整理するです。 副職って、当事者にとっても会社にとっても、実はすごく難しい局面なんですよね。 早く戻りたいという本人の気持ちと、本当に大丈夫かという会社側の不安、 その間に立ってどう動けばいいか迷うHR担当者も多いと思います。 今日はそのモヤモヤを少し整理できたらと思います。 人事担当の方にも、働く個人の方にも聞いていただけたら嬉しいです。 # 復職はどのように決まる?産業医はどうかかわるのか まず大前提として、本人が復職したいといえば復職できるというわけではありません。 これ、意外と誤解されているんです。 復職というのは、本人・会社・産業医の3者が関わる意思決定のプロセスです。 本人は、もう働けると感じて復職を希望します。 主治医が、復職可能という診断書を書くこともあります。 でも、それだけで復職が決まるわけじゃないんですね。 会社には、安全配慮義務というものがあります。 社員が安全に健康に働ける環境を整える義務のことです。 ですから、本人が希望しても職場復帰できる状態がどうかを会社として判断する必要があります。 ここで重要になるのが産業医の存在です。 産業医は、本人の状態と職場環境の両方を見た上で、復職可能かどうかの意見を会社に伝えます。 最終的な復職の決定は会社が行いますが、産業医の意見は非常に大きな判断材料になります。 つまり、止める止めないという話ではなく、産者がそれぞれの役割を果たしながら、安全な復職を実現するための仕組みがあるということなんです。 では、産業医ってどういう存在なのか、もう少し掘り下げてみます。 産業医は会社側の人間でも、本人の主治医でもありません。 労働者の健康を守るための第三者的な専門家です。 会社と契約していますが、会社の言いなりになるわけでもなく、本人の希望をそのまま通すわけでもありません。 そのバランスを取る役割を担っているのです。 産業医が復職の場面でやることは主に二つです。 一つは、本人と面談して状態を確認すること。 主治医の診断書だけではなく、実際に話して、本人の回復具合や職場への適応力を見ます。 もう一つは、会社に対して意見書を出すこと。 復職可能、もう少し医療用が必要、復職する場合は業務軽減が必要、など具体的な意見を伝えます。 会社は、この意見書をもとに、復職の可否や条件を判断します。 HR担当者として産業医と連携するときに大事なのは、産業医に丸投げしないことです。 職場の状況、本人の業務内容、周囲との関係性、こういった情報をしっかり産業医に共有することで、産業医もより適切な判断ができます。 情報をつなぐのも、HR担当者の大事な役割なんです。 最後に、本人・会社・HR・産社それぞれに向けて、一言ずつお伝えしたいと思います。 まず、復職を希望している本人へ。 焦る気持ち、すごくわかります。 早く職場に戻りたい、迷惑をかけたくない、経済的な不安もある。 でも、復職のプロセスには時間がかかることがあります。 それは、拒否されているのではなく、安全に戻るための準備をしているということ。 会社や産業医が慎重に動いているのは、あなたを守るためでもあります。 焦らず、プロセスを信頼してほしいんです。 次に、会社・HR担当者へです。 復職させて再発したらどうしようという不安から、つい復職を先延ばしにしてしまうことがあります。 でも、根拠なく復職を引き延ばすことは、本人の権利を侵害することにもなりかねません。 大事なのは、止めるではなく、整えるという発想です。 復職後の業務量、周囲のフォロー体制、面談の頻度、こういった環境を整えることが、再発防止にも本人の安心にもつながります。 そして、3社全員に共通して言えること。 復職がうまくいくかどうかは、3社の情報共有と信頼関係にかかっています。 本人が状態を正直に話せるか、HR担当者が職場の事務所を産業員に伝えられるか、産業員が会社と本人の橋渡しをできるか、それぞれが自分の役割を果たしながら連携していくことが大切です。 # 人事20年で感じる、復職にあたり本当に大事なこと ここからは、精度の話ではなく、私自身が感じていることを話します。 人事20年をやってきて、復職支援に携わってきて思うのは、 復職で本当に大事なのは、「復職できるか?」ではなく、「復職後に働き続けられるか?」ということです。 復職面談の場で、「もう大丈夫です。」という言葉を聞くことがあります。 もちろん、十分回復している方もたくさんいます。 でも一方で、焦りが回復を追い越しているケースもあります。 早く戻らないと迷惑をかける。評価が下がるかもしれない。居場所がなくなるかもしれない。収入が不安。 そうした気持ちは本当によくわかります。 だからこそ、「もう大丈夫。」と言いたくなるんですね。 でも実際には、復職初日よりも、復職して1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後の方が大変だったりします。 最初は頑張れます。収入も配慮してくれます。 でも少しずつ業務が戻り、人間関係やプレッシャーも戻ってくる。 その時に無理をしてしまう方も少なくありません。 私は、復職支援をするときよくこんな話をします。 戻ることを目標にしないでください。 少し意外に聞こえるかもしれません。 でも、休職前と全く同じ働き方に戻った結果、再び体調を崩してしまう方もいるからです。 休職期間は、ただ休む期間ではありません。 自分の働き方を見直したり、何が負担だったのかを振り返ったり、 自分の取扱説明書を少しずつ作っていく時間でもあります。 だから、復職は元に戻ることではなく、 より長く働き続けるための再スタートなんだと思います。 # エンディング 今日は、「復職は誰が決める?産業委・会社・本人それぞれの役割」というテーマでお話ししました。 制度としては、本人・会社・産業委の3者が関わるプロセスです。 でも、それ以上に大切なのは、復職後に安心して働き続けられる環境を整えることなのかもしれません。 もし今、復職を考えている方がいたら、早く戻ることだけではなく、どう戻るかにも目を向けてみてください。 その視点が、長く働き続ける力につながると思います。 というわけで、お時間になりました。 最後までお聞きいただきありがとうございました。 また来週火曜日にお会いしましょう。 皆様、今日も良い一日をお過ごしください。 もっと見る #産業医 #人事 #メンタルヘルス #復職 #休職 #労務 #人事図書館 人事図書館ラジオ 人事にまつわるさまざまなテーマを発信中人事図書館01:141.オープニングhttps://hr-library.jp/05:142.復職はどのように決まる?産業医はどうかかわるのか02:033.人事20年で感じる、復職にあたり本当に大事なこと00:544.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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