Voicy Journal

【オガトレさんに聞く!話し方のコツ】相手のことをしっかり想像する

【オガトレさんに聞く!話し方のコツ】相手のことをしっかり想像する

理学療法士のオガトレさんが、リスナーからの質問にお答えする「オガトレの体が柔らかくなるラジオ」。今回はストレッチではなく「話し方」のお悩みに回答。専門的な知識を万人に分かりやすく伝えるコツを解説します!

この記事は、Voicyパーソナリティオガトレさんの放送をもとに書き起こした記事です。音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

【質問】分かりやすく伝える話し方について教えてください

オガトレ先生こんにちは。オガトレ塾4期生です。

先生の話し方伝え方は、どのようにして培ってこられたのでしょうか?
話すスピード、声のトーン、話の分かりやすさ、配慮のある表現、とても参考になっています。私は相談支援専門員という職業に就いておりまして、障害のある方々の日々の生活のサポートをさせていただいています。仕事柄、利用者さんに、福祉制度や福祉サービスのことなど、いろいろなことを伝えたり、説明することも多くあります。また、例えば行政やサービスを提供する事業所に利用者さんの代弁をすることも多く、日々伝え方の難しさを実感しています。

先生が人に話すときや、誰かに伝えるときに心がけていることなどありましたら、是非参考にさせて頂きたいです。

ということで、ご質問ありがとうございます。

実は、この質問に似たようなインタビューに最近答えておりまして、Voicyさんの公式の方からが「オガトレさんの話し方について教えてください」というね、依頼を受けてインタビューを受けたんです。で、その動画が公開されておりまして、ぜひそちらも見ていただきたいんですけれども。動画の内容を簡単にまとめると、相手のこと思いやる。思いやるプラス、すごい想像を膨らませて理解をしようとするっていうのがポイントかなと思っています。

オガトレさんに聞く 話し方のコツ

自分が話したいことと、相手が聞きたいことのバランスをとる

いくつかポイントをお伝えしたんですれけども、自分が話したいことと相手が聞きたいことのバランスをとれると、すごくうまくいくんじゃないかなと。ただ、そのバランスは5:5じゃなくて、3:7くらいなんじゃないかなって思っているんです。例えば話す相手が僕だったら、患者さんだったり、自分のストレッチを受けたいと言ってくださるトレーニングしたい方であったり、視聴者さんであったり、このラジオのリスナー、オガラーだったりするわけです。

そういった方々にそれぞれこう話をするんですけど、求めていることは場所によっても違う。VoicyによってもYouTubeによっても違うし、その人、人それぞれ違うと思います。違うんだけど、その人たちが何を聞きたいのかな?っていうところを第一に考えて「何を聞きたい」から逆算していって、で優しいところから分かりやすいような表現で、すっと伝わるように伝えつつも、自分の言いたいこと、主張したいことも混ぜて、バランスを取っていくっていうような感じでいつもしゃべっています。

相手のことを150%理解しようと想像する

なので、そのバランスを上手く取るように心がけてみるといいんじゃないかなというアドバイスですね。コツは、相手のことを、もう150%ぐらい理解しようと思って、いろんな想像をふくらませるんです。

例えば今、質問してくれているね、相談支援専門員のあなた。僕はね、あなたがどういうことを僕に言ってほしいのかなということを考えながらしゃべっているんです。例えばここで僕がね、自分の患者さんに自分のトレーニングする対象、ストレッチをする対象の人に話していることだけ言っていたら、なんかオガトレの話は分かったけど、自分にどう活かそうかなっていうところが伝わらないと思うんですね。そうじゃなくて、あなたが求めているのは、自分の立場でどういうふうに活かせばいいのかっていうことだと思うんです。

文面からすごい優しそうな雰囲気が伝わってきて、僕のことをいったんすごく褒めてくれて、そこから自分の紹介をして、でいろんな例をあげてくれて、最後にアドバイスをくださいって言っている所から、すごい心が優しい人だと思うんですね。で賢い人なんだろうなって思います。なので、僕もちょっとこう、より深く、より論理的に理論だてて理屈っぽくしゃべるように、なんとなくイメージしながら今しゃべっています。

専門的な知識が一般の人に伝わる説明かどうか

ということで、話はちょっとズレちゃいましたが、どういった感じで話していくのがいいのかなというと、すごい専門職だし、専門職の知識を一般むけに話すパターンと、専門職の知識を違う専門職に話すっていうパターンがあると思うんです。

同業ではあんまり多く話すことはないし、同業に詳しく説明する機会はないと思うんですよ。なので、自分の専門知識をかなり噛み砕いて、自分がもし素人だったら、素人というか専門外だったら分かるかなっていうのを考えながらしゃべるといいと思います。

例えば介護保険がっていう言葉も、介護保険とは何かというところから始めて説明をしたりとか、それがこう下から積み立てて積み立てて、最後にこういう、例えば治療が必要なんだよとか、こういうサービスを入れるといいんですよっていうふうに持っていくといいかなと。専門外の知識も専門外の方に話す時は、専門的な用語をもう全く使わない。最後のゴールにだけ使って、で一般的な言葉から選んで、その人の頭の思考の進み具合に合わせてしゃべっていくと、結構うまくいくんじゃないかなと思っています。

ストレッチの説明するときに、筋肉の名前は最初に出さない

ぼくもストレッチの大切さを説明するときに、筋肉の名前を一番最初に言わないですね。お腹の前のストレッチをするといいですよ。そこには腸腰筋という筋肉があって。でこの腸腰筋が硬くなると、例えば股関節が痛くなるんですよと。で腸腰筋っていうのは…みたいな。どんどんこう積み立てていくようにしゃべっています。

というような感じで、まずは相手のことを凄く思いやるというか、相手目線でしゃべるようにする。そこに自分の伝えたいことを混ぜていって、バランスは7:3ぐらいがいいかなと思いますと。で、その中で専門知識を専門家以外にしゃべる場合は、専門的な用語を一切使わない。最後のゴールに置いといて、その人の思考過程に合わせて一般的な言葉を選んで、専門的な用語、自分の主張に近づけていくっていうような感じで進めていくといいんじゃないかなと思っております。

Return Top