Voicy Journal

言葉遣いがその人を作る!正しい言葉より、きれいな言葉を − 澤円

言葉遣いがその人を作る!正しい言葉より、きれいな言葉を − 澤円

「プレゼンテーションの神様」としても知られる澤円さんが、言葉使いの大切さをご紹介。その人の印象や伝わりやすさを左右する言葉に遣い。どんな基準で言葉を選べば良いのかがわかります!

この記事は、Voicyパーソナリティ澤円さんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

人を作る言葉の選び方

今日は言葉をテーマにしようと思ってるんですが、みなさんが普段使っている言葉というのも、習慣っていうのが裏側に潜んでたりするんですよね。これは何か決まった言い回しをするという習慣だったり、だったらこういうときには何も言わないとか。そういった習慣なんかもあったりするんじゃないかなと思います。今回はその発する言葉のところを中心に、お話をしようと思います。

これは何と言っても、ある人の有名な言葉を紹介したいなと思います。これはマザーテレサさんが言った言葉なんですけど、紹介したいと思います。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

いかがでしたか?発する言葉っていうのは、その人の人格を作っていくっていうことなんですよね。まあこれは皆さんも経験則として、いってる言葉によって人格がどんどん作られているな。あるいは、その日の気分とか体調とかっていうのが、そのままダイレクトに言葉に反映されてるな、そういうふうに感じられた方も多いんじゃないかなと思います。

丁寧な言葉を使うことにハードルがある人へ

どういうふうにその言葉を選んでいけばいいのか、どういう言葉を発していけば自分が良い人生を送るのかっていうところについてご紹介したいと思います。あなたの中には、日本語というものは、いろんな言い回しとか表現方法があって使い方がすごく難しいというふうに思っている方が多いんじゃないかなと思います。

特に、例えば丁寧語。謙譲語、そういったところですね。もう使い方が極めて難しくて、難易度が高いっていうふうに思ってる方、多いんじゃないかと思います。僕がこれに対して考えているのは、一言で言うとあんまり気にしないで良いっていうことなんですね。そういう使い方とか方法論とかに振り回されるっていうのは、本末転倒かなと思っていて。大事なのは自分が言われて嫌だなと思わない程度の、丁寧な言葉のベースラインっていうのを作ることだと思っています。そのベースラインを守って話をしていけば、ある程度の綺麗な言葉を使って話をするっていうところまで守られていくんじゃないかなと思うんです。

自分の大切な人に使って欲しくない言葉遣いをしない

汚い言葉というのは、これネタとして使っている間はまだいいんです。これあえて今汚い言葉使ってますよ、というふうにに分かっているんだったら別にいいんですけれども、そのコントロールができなくなるときが怖いんですよね。

どういうことかというと、とっさに出る言葉が非常に汚い言葉になってしまったりとか、あるいは下品な言葉になってしまったりとか、そうなってくると要注意です。最悪なのは、そういったことを発しているっていうことすらも全然気づかなくなってしまっていると言う状態は最悪です。

多分、このVoicyを聞いている世代っていうのは、あんまりそういう人たちは混じってないんじゃないかなと思うんですけれども。残念ながら、日本の社会をずっと牛耳ってきて来た一定数のある程度の年齢よりも上のまあおっさん達ですかね、そういった人たちの中には、そういったものが完全に定着しちゃっている人っていうのも少なからずいらっしゃるように思います。もう気づかなくなったらこれ終わりですね。

なので、まあ、これを聞いてちょっと課題意識をお持ちの皆さんは、気取ったことは全然使いません。ですけどね、自分の子供とか、恋人とか家族とか、大事な人に使ってほしくないなと思う言葉を自分は使わないと言う風に思えば、それで充分かと思っています。それは自分を避けるという程度でOKですね。ぜひそれを行動に移してみていただければと思います。

Return Top