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個人事業主こそデザインの力を借りよう!スモールビジネスにおけるデザインの重要性【澤円さん✖︎ビスタプリント(Vistaprint)代表 孫慶子さん】特別対談

個人事業主こそデザインの力を借りよう!スモールビジネスにおけるデザインの重要性【澤円さん✖︎ビスタプリント(Vistaprint)代表 孫慶子さん】特別対談

Voicyチャンネル『澤円の深夜の福音ラジオ』のパーソナリティ澤 円さんと、オンラインプリントサービス「ビスタプリント(Vistaprint)」を運営するシンプレスジャパン株式会社の代表取締役社長 孫 慶子さんの対談をお届けします。

株式会社圓窓の代表取締役として講演やコンサルティング、オンラインサロンの運営など幅広く活躍する澤さんが、ご自身の独立の際の経験談や、その中で感じたデザインの重要性について孫さんとお話ししています。

今回の対談を受けて、ビスタプリントのスペシャルクーポンもプレゼント!
詳細は、記事下部のお知らせや放送をご覧ください!
※スペシャルクーポンのプレゼントは終了いたしました。

この対談は、音声でもお聴きいただけます!記事には書ききれなかったこともお話ししていますので、音声でもお楽しみください。

スモールビジネスの課題

今日は、シンプレスジャパン株式会社が運営する「ビスタプリント(Vistaprint)」代表の孫 慶子さんをゲストにお迎えしてお話を伺います。

Voicyリスナーの皆様はじめまして。デザインの力でビジネスがもっと上手くいく、オリジナル印刷ノベルティー作成のビスタプリント代表を務めております。孫慶子と申します。よろしくお願いいたします。

お願いします。今日は、孫さんの本業についてお話をしていきます。簡単にビスタプリントのサービス内容についてご説明いただいてもよろしいでしょうか?

ビスタプリントは世界25か国以上で運営されている、オリジナルプリントやノベルティ製品をお届けするサービスブランドです。本社はアメリカのボストンにありまして、日本では2014年に法人を立ち上げて運営しています。工場も千葉県の木更津市にあります。
オンライン上にある5,000以上(名刺の場合)の無料テンプレートからご自分で好きなデザインを選んで、PowerPointのように編集をして作成します。もちろんご自身でデザインをお持ちの方はアップロードしていただけますし、自分でできない方には、プロのデザイナーが実際デザインまでしてくれるサポートサービスもあります。

そうなんですね!ビスタプリントの顧客の中には様々な規模の企業があると思うのですが、大企業が顧客になることもあるんですか?

中には大企業さんもいらっしゃるんですけれど、我々の世界共通ミッションが、スモールビジネスのデザインとマーケティングのパートナーになることなので、顧客の半数以上は個人事業主やフリーランスの方ですね。

なるほど。ここに関しては僕もいろいろと思うところがあるんですよね。というのも、僕はマイクロソフト在籍中の2018年に個人事業主として「圓窓」という屋号を作り、2019年にその屋号を社名にして法人を設立したんです。
最初は全然スケールしなかったので、ホームページなどがあった方がいいと思い、友人のデザイナーにホームページとロゴの作成をお願いをしました。その人が死ぬほど悩んで作ってくれて、ロゴもホームぺージも名刺もできました。すべてが綺麗にデザインされた途端に、売上が跳ね上がったんですよ。

すごいエピソードですね!ぜひお客様に聞かせてあげたいです。スモールビジネスのお客さまは大きな課題を2つ抱えていて、1つが集客なんです。その集客においても澤さんがおっしゃったみたいに、まず自分が何者で何をやってるかを分かりやすく整理して、コミュニケーションできる体制をとることが大事だと思うんですよね。

特にホームページは玄関口ですからね。

そうですね。ちなみに弊社はホームページビルダーもございます!

デザインが様々なことを後押ししていくのは僕自身も体験したので、これは本当に知ってもらいたいなと思います。

デザインするプロセスで、自分の思いも整理できる

澤さんが代表を務める圓窓のホームページ

「デザイン」っていうキーワード。今でこそデザイン思考が話題になっていますけど、デザインそのものが持つパワーがまだ認知されてなくて、ちょっともったいないなと感じますね。

澤さんはデザイナーの方にオーダーされた時、どういう風にオーダーされたんですか?

僕のことをよく知っている人だったので、丸投げだったんですよ。逆に言うとコンテキストを全部知っている人が、たまたま腕の良いデザイナーだったのでこれができたと思うんです。そうじゃない人たちは、腕の良いデザイナーを探すところからスタートしなきゃいけないんですよね。

そうなんですよ。ただ探してもご自身が事業についてうまくまとめられていないと、デザイナーさんに依頼する内容が伝わらないので、時間をとって再度考えをまとめるのは大事ですね。

孫さんのところでは、そこをヒアリングしてデザインする、というプロセスでやられているんですよね。

はい。DIYのものももちろんありまして、ブランドや会社イメージが明確なお客様には、DIYで自由に作っていただきます。デザイナーにお願いしたいという方には、ヒアリングシートがあって、どういう思いで、誰に向けてやってるんですかとか、何を提供されてますか、のような項目に答えていただくと、デザイナーさんがコンセプト化してどんどん提案をしてくれるんです。

結局、デザインを決めていく中で、自分自身の深掘りをすることになりますね。デザインを生業にしている方々が、その深掘りをしていくお手伝いをするイメージですね。

そうですね。デザインをオーダーしたお客様も、ビジュアライズされて初めて、自分の思っている自分のイメージと一緒になります。いくつも提案はさせて頂くので、自分と向き合ういい機会になると思いますね。

今、デザインに対して課題を持っている人たちは、顧客としては分かりやすいターゲットになりますね。ただ、孫さんがビジネスをスケールさせる、つまり多くの人たちにチャンスを掴んでもらうとなったら、そのデザインの有効性をもっと知ってもらうことが必要ですよね?

そうなんです。澤さんのエピソードは、まさにデザインの有効性を伝えていますよね。

副業を考えているけど、副業の内容がまだぼんやりしている人も、ホームページを先に作っちゃうのもいいかもしれないですね。

そうですね。まずそこで 考えが削ぎ落とされて、自分のやりたいことを理解できるプロセスになるかもしれません。

将来起業したいなとか、副業をやりたいなとなったら、まずは屋号とロゴを作ることを遊び感覚でも作ってみると面白いですね。人によっては、形から入るっていう表現するかもしれないですけど、それをやることで思考が固まっていくと思うんです。

僕も人と相談して会社名を考える中で、自分のやりたいことやアイデンティティが固まりました。そして「圓窓」って屋号が出来上がり、屋号に対してロゴやホームページができて、最終的に僕の本業になったんです。

皆さん、相談する方がいないんですよね。我々のサービスでデザインを作られる方も、カスタマーサポートの人に「これどう思います?」とか相談したりするんです。そういう方は、デザイナーさんとやる方が良いかもしれないですね。見た目は、ご本人の思いもすごい大事だけど、やっぱり客観性がすごく大事じゃないですか。
客観性という意味でも、相談役としてサポートしたいんです。

プレゼンテーションとデザインも、足すのは簡単。減らしていく方が勇気がいる

ビスタプリントのプレミアム名刺作成画面

大企業のロゴに社名の文字が入っているように、日本のデザインって説明的なものが多いですよね。アメリカの方だと、シンプルにマーク1個の企業がどんどん増えています。画面の小さなスマートフォンで目にする機会が多くなっているので、説明的なものがあるとどうしても分かりづらくなってしまいますよね。そのあたりも、今のプラットフォームや使われているツールを踏まえて、デザインはどんどん進化しているんですか?

進化していますね。定期的に新しいデザインも入れてます。デザインサービスの話をすると、実は日本のデザイナーさんだけではなく、世界中の100万人のデザイナーさんが登録しているんです。

100万人!すごいですね。

実は、去年アクイジション(買収)したデザイナーのプラットフォームの会社で、100万人登録者がいます。私もお客さんとして導入する前にサービスを使ってみたんですが、海外のデザイナーさんは、ちょっと変わったデザインを提案してくれてすごくいいです。いろんな方向からコンペ式で提案してくれるので、絶対に気に入るものがあると思います。

確かに、それだけデザイナーの人たちがいると、いろんな視点や考えが試せるからすごくおもしろいですね。

デザインの世界における「アフォーダンス」という言葉が示すように、デザインは、人の行動を促したり、投資をしたりできる。孫さんの会社であれば、デザインを通じて、人海戦術でリソースを潤沢に使って何かをすることができない、個人でやっているスモールビジネスをちょっと後押しすることができるんですよね。

そうなんです。スモールビジネスの方の課題の1つ目が集客であると先程お話ししましたが、困りごとの2つ目は、時間もないし、知見もないのに何でも自分でやらなきゃいけないところなんです。

そうですね。まずはイケてるロゴやホームページを作るだけでもいいですよね。便利なツールを使うよりも、あるいは人を雇うよりもすごい効果を期待できるかもしれません。

Vistaprint デザイン作成サービスページ

腕の良いデザイナーの知り合いがいない人達にとっては、ビスタプリントさんのような会社はすごく大きな存在ですよね。ちょっとかじったことがあって、全くコンセプトを理解してない人にホームページのデザインを頼んだら、相当な悲劇が待っている可能性ありますから。

僕は、プレゼンテーションを生業にしているんですが、その中でも、デザインは説明的にならないように意識しています。本当に言いたいことをデザインしていくのはすごく重要だと思うので、僕の場合はかなりシンプルなデザインに終始するというのを徹底してるんですよね。

結局シンプルにするって、何をこのページで言いたいのかという本質を考えないといけないですよね。

足すって簡単なんですよね。逆にむしろ減らしていくのは勇気がいる。

第一印象として、見た目って大事じゃないですか。澤さんが会社員だった時と独立されてから、その点で変化したことはありますか?

正確に言うと、会社員時代に変化しちゃったので、会社を辞めたという順番なんですよ。僕、澤円としてのアイデンティティが前に出るようになって、会社の存在と相反する状態になりかねなかったんです。

そっちが強くなってきたんですね。

どこかに紐づいている状態って澤っぽくないなと感じたことや、ライフデザインなどが理由で去年の8月に独立しました。一層さまざまなものが、僕個人に紐づいている状態が強くなってきた。会社の存在、ロゴや屋号(法人名)の存在と僕自身はすごく強く紐づいているんですね。

beingを体現しているんですね。

そうそう。自分自身の人生そのものをデザインしていた結果として、今があるんです。

スモールB(スモールビジネス)の方々はご自身の好きや得意なことを追求して独立されているので、デザインも澤さんがおっしゃったようなbeingがよく表れている第一印象だといいですよね。

個人やスモールビジネスをやるんだったら、自分のライフにかなり距離が近くなってくる。それを含めたデザインをやると、自分の人生に嘘をつかないで生きられます。サラリーマンが全部自分の人生に嘘をつきながら生きていると言いたいわけではないんだけど、勤め人をやっていると全部自分っていう形でできるわけではない。

それは制限がありますよね。

どうしたって制限が生まれてきますよね。個人や小さいグループでやってると、かなり自分の人生の距離が近くなるので、そこに対してバカ正直になるのがすごく重要だし、延長線上でデザインの力を借りて、自分を拡張して行く感じにすると、楽に仕事ができると思うんですね。

聞いてると独立したくなってきますね。

まだ、落ち着いてください。これで僕が独立をそそのかしたって言ったら怒られちゃいます(笑)

リスナー限定で、ビスタプリント1,000円クーポンのプレゼント!

最後に、プレゼントのご案内があるとお聞きしたんですけど?

そうなんです!今回澤さんのVoicyリスナーの皆様限定で使える1,000円クーポンを期間限定でご用意させていただきました!いろんなデザインがあって、触ってみるだけでも面白いので、ぜひこの機会に試していただければと思います。

ありがとうございます!今回はこの放送を聴いたリスナーさん限定にお届けしたいので、ビスタプリントさんのクーポンコードは放送のチャプターのリンクに貼らせていただきます。
孫さん、ありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!

※2021年12月をもって、クーポンのプレゼントは終了しています。

ぜひ、併せてお聴きください▼

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