Voicy Journal

大学や教育機関の音声活用術とは?− グロービス経営大学院に聞く

大学や教育機関の音声活用術とは?−  グロービス経営大学院に聞く

Voicyのチャンネルの中には、企業が音声で発信する「声のオウンドメディア」とも言えるチャンネルがあります。

大学や専門学校など教育機関のチャンネルもあり、実際に声のオウンドメディアを活用して学びを届けることで、イベント参加や受講につながったという事例も生まれています。

音声発信をうまく活用されているグロービス経営大学院に、音声発信の効果や運営方法を伺うべく、グロービス経営大学院 副研究科長の村尾佳子さんと、Voicy代表 緒方憲太郎が対談を行いました。

グロービス経営大学院
2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力している、日本最大のビジネススクール。
日本語プログラム: https://mba.globis.ac.jp
英語プログラム: https://www.globis.ac.jp

この対談は、音声でもお聴きいただけます!記事には書ききれなかったこともお話ししていますので、音声でもお楽しみください。

グロービス経営大学院はどんな音声活用をしているか?

ゲストの紹介をさせていただきます。グロービス経営大学院の副研究科長の村尾さんです。

よろしくお願いします!

よろしくお願いします。グロービスの事、村尾さんがどういうことをしてるのか、グロービス経営大学院がVoicyでどんな放送をしているのかをご紹介いただいてもいいですか。

ありがとうございます。グロービス経営大学院は昨年15周年を迎えた、社会人向けのMBAを取得する経営大学院です。私自身は当校のマーケティング責任者であり、副研究科長も務めています。教員としては、「マーケティング・経営戦略基礎」などの授業を担当しています。教員として全体の3割、残り7割の時間でマーケティングの仕事をしている感じですね。

面白いですね!

グロービスは2019年6月からVoicyで放送していて、『ちょっと差がつくビジネスサプリ』というチャンネルを毎日配信しています。

めちゃくちゃ人気なんですよね。

ありがとうございます。最初はドキドキでしたね。

村尾さんは教員もやりながら、学校運営もやっているんですよね。

そうなんです。グロービスに入って20年程になるのですが、もともと教員はしておらず、マーケティングの仕事だけをしていたんです。その後、今のポジションになるにつれて教員も担当するようになりました。

リスナーからの声にも、Voicyでグロービス経営大学院さんのこと知って、楽しむようになりましたとか、視野が広がりましたという人が実はめちゃくちゃ多くて!
過去、Voicy内でアンケートを取らせてもらった時に、Voicyでグロービス経営大学院を知った方やそこから書籍を買いたいと興味を持ったという方の意見もあって、かなり良い結果が出てるんじゃないかなって思ったんですけど、実際に今、放送をしていて感じられる実感はありますか?

めちゃめちゃありますよ!ちょうど2年半『ちょっと差がつくビジネスサプリ』の放送をしていて、7万人ぐらいの方からフォローしていただいています。(2022年2月現在)
そんな方々が、Voicyの放送をきっかけにグロービスのセミナーや説明会に来てくださったり、あるいは受講生の方が「聞いてます」って言ってくださったり。はたまた卒業生の方までいらっしゃったり、すごく色々な方に聞いていただいてます。
特に今おっしゃっていただいた、Voicyで初めてグロービスを知った方は、説明会に来ていただくと「もしかして村尾さんですか?」って声に反応してくださることもあって、Voicyすごいなと思っています。
間違いなくこの1〜2年で数百人単位でVoicy起点の方がセミナーに来てくださっていますね。

「Voicy聞いてます」って、みんなちゃんと言ってくれるんですね!

御校の中でも、Voicy経由でイベントに来る方が増えてる要因って何だと思われますか?

今までは、動画だったりテキストコンテンツを見ることが主だったと思うんですが、圧倒的にボイスメディアというメディアそのものが来ているんだろうなとも思います。

あとは、グロービスって前向きに学んで、知識をインプットしながら、自分の世界を広げるところが強くて。Voicyも自分の世界を広げたいとか、仕事に役立つ何かを学びたいとか、前向きな意欲の高い方が聞いてくださっていると思うので、そういうメディアとしての特性や、聞いてくださっているリスナーの方との相性もすごくいいんだろうなとも思います。

グロービス経営大学院の放送をつくるチームの体制

毎日放送されていますが、どういう運営をされているんですか?

基本的には、スタッフが日替わりで放送しています。放送を担当しているスタッフには、教員の立場の者と、まだ教員ではないけどグロービスMBAの在校生・卒業生のスタッフがいます。
両者のうち、自分自身でコンテンツを持っていて発信できる人は、◯曜日担当としてコミットして、5分程度のコンテンツを放送します。日によってテーマを設けてるので、それに合った内容で配信するのがまず一つです。

もう一つのパターンは、グロービス自体がGLOBIS知見録やビジネスパーソン向けのキャリアに関するオウンドメディア(キャリアノート)を持っているんです。その内容を、スタッフが5分程度にしっかりとまとめて放送する。そんな形で、今あるコンテンツをベースに放送しているパターンもあります。

なるほど!内容を凝縮して、エキスにして、サプリにすると。

まさにサプリなんです。凝縮されてるんですよ。
若手のスタッフ中心に運営しているのですが、彼らはかなり楽しんでやってくれてると思います。
自分の声が放送されて、たくさんの人に届くってすごいうれしいですし、自分が話すのはちょっとという人は、コンテンツを作る側に回るから好きに話してくれていいよ、みたいな。
それぞれがやりたいところを分担しながら、Voicyチームを作っています。

大学や教育機関が音声放送を持つ価値とは

なるほど!普通の会社がユーザーを確保したくて音声発信をするのとまたちょっと違う感じがありますね。教育機関もしくは大学と音声の相性の良さはどうですか?

相性の良さはありますね。
教育機関の特徴は何かというと、コンテンツがあることなんです。それぞれの教員がプロフェッショナルなので、既に自分の中にコンテンツがあって。
それを、従来は動画やテキストなどでネット上に出していたんです。そこに、音声という新しい形で配信できるプラットフォームがあるというのは、とてもプラスになっていますね。
0から作るのではなく、すでにあるものを上手にキュレーションしてギュッと凝縮するところは、教育機関ならではの特徴かなと思います。

授業って、みんなの興味・関心が沸くものが数多くあると思うんです。それが本当に自分に合うか合わないかもそうだし、聞きたい内容かどうかもあったりする。音声は自分が聞きたい声もあれば、少し苦手な声もある。テンポの相性なんかもあるかもしれないので、やっぱりお試し的に聞けるっていうのはすごくいいと思います。
たくさんの人が放送をきっかけに学ぶのが楽しいなって思ってくれて、どんどん学びを深めていく、という世界になれば、すごく素敵だなと思いますね。

村尾さんとのマーケティングトークになっちゃうんですけど、各産業がマーケティングのときにフリーミアムモデルを作っていくかどうかが今後すごく面白いなと思ってます。

昔はマンガって絶対買わないといけなかったわけですよね。でも最近は1巻とか、初めの方は無料になってきていて。さらに激震が走ったのはグラビアアイドルさんがインスタに写真を載せるというのもあって。

それって、ほとんど商品だから今までは無しだと言ってたんですけど、意外と載せている人の方が結局認知が増えて、その人のものが欲しくなっちゃったというのがあります。

お金を払ってから初めてコンテンツを手に入れる場合って、そのコンテンツの効用とか魅力だけを先に説明して入会させないといけなくてハードルが高いんですよね。コンテンツ自体は始めに出して、一定の認知を得て、いいなと思った後にお金を払うフローの方がスムーズな時代に変わったと思うんです。

明確にそう思いますね。

令和になっている中で、昭和時代の「お金を出したら初めて提供します」っていうだけのモデルは、教育機関もいまだにすごく多いんじゃないかなと思うんですね。

人間の習慣ごと変わっちゃいましたからね。令和になって、人間の行動特性ががらっと変わっているので、残念だけど令和の時代に昭和のやり方をやっても合わないですよね。

そうですね。あとクリエイター、マーケター含め、訴求するスキルがめちゃくちゃ上がって、どれも買った方がよさそうに見えるんですよ。裏を返せばどれも詐欺みたいに見えて。買った方がいいものが世の中めちゃめちゃあると。

確かに。みんな声を大きくして、「これいいから。めっちゃいいから!」って知らない人に叫んでますからね。

そうなんですよね。だからそれって、付き合ってみたらわかるやんっていうところを無料で付き合わせてくれるところが、結局支持されるようになったのかなと思います。

間違いなくそうでしょうね。 Voicyなんか本当にそう思いますが、毎日声を聞いていたりとかすると、心理的距離も近づいていくんですよね。いきなり買うのはすごくハードル高いんですけど、ちょっとづつ聞き続けると、お互い好きになっていくみたいなところもあると思います。

Voicyの中のパーソナリティーさんもプレミアムリスナーやオンラインサロンなどをやってらっしゃる方いるんですよね。
「プレミアムリスナー」とはVoicyの月額放送の仕組みのこと

プレミアムリスナーに入ってるリスナーさんって、入る前はほとんどが無料の放送だけで十分良いと言ってるんです。始めは無料だけでいいって言ってるんですけど、だんだんその人の良さがわかってもうちょっと深く知りたくなって、結局課金のところに入っていく。
無料の提供をせずに有料のボイスブログを始めましたって言っても、たぶん入りにくいと思うんです。

そうですね。だって、知らない人と何かガッチリ組みましょうって普通のビジネスでもなかなかやりにくいと思うので。やっぱり信頼醸成のプロセスってとても大事な気がします。

その中で大学とか教育機関も、それこそ信頼なわけじゃないですか。

本人も、ここで僕は教育や人間形成がなされて大丈夫なのかとか。親だってここに子どもを入れていいのかとか。下手に思考を曲げられたらどうしようとかあるのに、それをパンフレットとか説明会だけで決めろって無理ですよね。

グロービスは社会人向けの大学院ですけれど、高校とか大学とか、人生の教育ってなると、人生において実はすごい大きな選択だと思うんです。特に、大学は範囲が広いので何が学べるのかとか、本当に知りたい人は深く知りたいはずなんですよ。

そういう意味で、大学機関はもっとVoicyとか使って広くどんな学校なのかを配信してくれた方が、社会にとってすごくいいと思うんですけどね。私が大学で働いていたら絶対やると思いますね。

高校生でも、次の学年の担任になる先生が月〜金曜日担当して放送すれば、学生たちはこの先生のところ行きたいとかなるんじゃないかな、とか思ったりしますね。

あと、声だけを聞いていると、リアルに会ってみたいと思う部分もあるかもしれません。実際、会いに来てくださる方もいらっしゃいますし、私自身もVoicyを聞いていてこの人とリアルで会ってみたいなって思う方がいらっしゃったりするので、そういう効能もあるんじゃないかなと思いますね。

なぜテキストや動画ではなく、音声が良いのか?

グロービスさんはテキストや動画など、さまざまな媒体を使って、外部に対する発信が一番上手な教育機関の一つだと思っているんですが、その中での音声の立ち位置やメリット・デメリットなど、村尾さんからみてどう思いますか?

グロービスは、テキストも動画も音声も、ってことで広くやっているんですが、これは聞かれる方や自分の生活パターンによって選ばれると思うんですよ。なおかつ、それぞれ目的によって使い分けされると思っています。なので、ガッチリ時間を確保してインプットするぞって集中する時もあれば、空き時間にながらで耳だけとか色々なシーンがあると思います。そういった意味で、やっぱり使い分けられるのでどれも大事なんじゃないかなとは思うんです。

また、音声に関しては直感的に来るなと感じたんです。今は動画で色々勉強できる時代なんですけど、やっぱり目が必要な前提だと疲れてくるんですよね。

満員電車では見れない時もあるし、実際に自分も動画を音声だけで聞くみたいなことをやり出してたんです。そうすると動画がなくても、インプットに関しては、音声だけで学べる方が実は幸せなんじゃないかなと思ってたし、周囲からもそういう声が結構上がっていたのを見聞きしていました。

音声は、耳だけで集中できて、ある意味情報量がすごく多いと思うので、そういう意味では学びに関してはいいメディアなんだろうなと思います。

ある程度分散させてリーチするのは大事ですよね。動画を見ている人が多いと言っても、YouTubeを見てない層が実は相当数いて。みんなそれぞれ多様性を持ったおかげで、発信側もかなり多様性を持たなくちゃいけなくなったなと思います。

そうなんです。だからそこに関しては自分たちはコントロールできなくて、あくまでもコントロール権はユーザーが持っているものなので、その人達の都合がいい場所に自分たちが存在してることが大事だと思うんですよね。

なるほど。めっちゃいい話をしている気がする(笑)。あと、日々学んでおかないと自分が社会から取り残されるんじゃないかって感覚を感じるママさんは多いですよね。

子育て中に自分が子育てから戻ってキャリア形成ができるのかとか、パパさんでも子どもの面倒を見てる時に、自分の今までの成長の価値観が変わってしまうことを感じている方々がいて。

そこでキャリアの分断をしないことってのもすごい大事だなと思ったんですよ。その中で、子育て中に耳にイヤホンをつけて音声を聞けるというのがVoicyのメリットだと、すごくいろんな方に言われて。

特に子どもの寝かしつけのタイミング。横に子どもを置いて1時間とか寝かしつけても、下手したら自分が寝ちゃうし、その時間を無駄に感じてしまう。とはいえ、携帯をつけても画面が光るから子どもが寝れないと。

なので寝かしつけの最中にVoicyを聞いて、社会情勢だったり、何かアップデートする内容を聞いている方がめっちゃいたんです。

耳から学ぶことで時間を有効利用できた。そこに音声の価値があるなと思いましたね。

グロービス経営大学院の放送作りのコツ

グロービスさんでは、実際にどういうプロセスで放送を作っていたかをお聞きしたいです。

例えば、『ちょっと差がつくビジネスサプリ』は月〜金曜の朝7時に放送して、土日は9時頃放送。月曜日がトレンド経営学、火曜日がペライチ書評、水曜日が仕事に役立つABC、木曜日がビジネスWikipedia、金曜日が仕事に効くパワーワード、土曜日が自分らしいキャリアの考え方、みたいな。

これすごい放送作りがうまいなと思っているんですが、どういうプロセスでこれが作られていったんですか?

聞いてほしいリスナー層が大体20代から40代ぐらいの皆さんかなというふうに思っているので、その年代に近い若手のメンバーが、自分だったら何を聞きたいか。顧客としての目線で何を聞きたくて何に関心を持ってるのかみたいなことをすごく考えてテーマ出しをしたんです。

毎日インプットばっかりだと疲れるだろうし、キャリアの関心もあれば、知識インプットもしたいとか、今どき何がみんな気になってるのみたいなトレンドも知りたいし。そういう多様なニーズが見えてきたので、自分たちで考えつつ、受講生だったり友人に聞いてもらいながら、テーマを選定して決めた感じですね。

なるほど。うまいなぁ。ただただ、ツールをそのまま入れたら良いっていうわけじゃないですもんね。

そうですね。私たちもいろんなコンテンツ持ってますが、やっぱり関心を持たないと聞いてくれないし、一回聞いたとしても聞き続けてくれないし、やっぱ聞き続けてもらうってことがとても大事だったので、そこはすごく意識しています。

なるほど。こういう企業さんってユーザーの声を聞いたり、世界観とか考えて実行してそれからPDCAを回していったりとかすることも多いと思うんです。この辺は改善したりとかも取り組んだんですか?

もちろんです。メンバーたちが毎週ミーティングしてくれてますけど、最初は自分たちの中からそういうところに関心あるだろうという仮説を持ってやります。そして、実行にうつしたらVoicyにデータが蓄積されるので、それに応じて少しチューニングした方がいいんじゃないとか、試行錯誤しながらやっています。配信の時間帯とかもかなり見ながらやっています。

当初と大きく変わりました?

コンテンツは途中で一回変えてたりしたんですが、配信時間は実はずっと朝の7時のままですね。これはこの時間帯からの配信が悪くないというのが明確に見えてたので。しかも実はこの5分間というのも、一番最初に私たちが設定した通りで、大きく変更したことはないんですね。

多分Voicyで配信する側の一番最大のコストって、やっぱりコンテンツを作ること。でも、コンテンツさえあれば10分ほどの時間で放送を作ることができます。だから、コンテンツが既にあるところにとっては、音声は、際限なく低コストでできるメディアなんだという感じですよね。

これから音声配信を始める人に伝えたいこと

これからの音声に期待してることとかあったりしますか?

今、学び市場は動画が中心だと思うんですけど、別に動画はいらないコンテンツもあると思うんですよ。特に教育機関が持ってるようなコンテンツは、先生が大学の授業とか高校の授業で話してたりとかすることだと思うので、むしろ音だけで聞けるっていう話になると、いろんな人の知見とか学べるしいいですよね。

最近だとリカレント教育とか言われますけれど、いろんな領域を知りたいって思っている人が多いので、そういった意味でもっともっと音声をベースにした教育コンテンツがあったら、すごく豊かな学びの世界が広がるんだろうなと思いますね。インプット型もそうだし、専門の人がしゃべってくれたりとかするようなチャンネルがたくさんあるとうれしいなと思います。

これから音声配信を始めようとしてる人たちに対して、配信を続ける工夫とか、逆に苦労したことなどを教えてもらえますか?

続ける工夫はコンテンツの見通しですね。

あまりにも作り込んで話すと棒読み状態になっちゃうと思うんです。
コンテンツを持っている人が話す場合は、今日はこういうテーマについてということで意識をしながら緩く始めるのが大切なのかなと思っています。

しっかり録音をしないととか、作り込まないとってなると、どんどん心理的ハードルが高くなってしまいます。Voicyの収録アプリは簡単に編集できたり、戻れたりするので、そういう意味では気構えず、軽く始めるっていうのが大切なんじゃないかなと思います。

確かに。でもやっぱりちゃんとそれをいいものにしたいっていう熱量のある担当者が必要ですよね。

それは大事ですね。それこそVoicyさん自体もいろんな形でアップデートしてくださっているので、そこをしっかりと意識していくってことも大事だと思います。

あとは、明日の配信をやらないと!みたいな感じになると、どんどん辛いサイクルになると思うので…。やっぱり余裕を持って熱量の高い担当の方がいらっしゃった方がいいでしょうね。

僕も他のサービスを散々触っていて、TwitterとかYouTubeとかいろんなコンサルをやってる企業を見てるんですけど、どの会社もお客さんがとりあえずそのサービスを導入した時点でうまくいくんじゃないかと思ってる人がすごく増えているんですよね。

メディアに限らず、いろんな企画もそうですけど、そもそも目的は何なのかとか、そもそも顧客は誰なのか。マーケティングの“マ”の字さえちゃんと押さえれば、大丈夫なので。そこが本当に大事な時代だなっていうのは改めて思いますね。

ホントですね。コメントでも来てますけど、「耳で学ぶことがこんなに自分に合ってるとは思わなかったです」とか。こういう方がジワジワ出てくるかもしれないですね。
これからも楽しみですね!

そうですね。ずっと聞いてくださっている方が飽きないよう、定期的に話し手も変えたり、コンテンツを変えたりとか、この先も本当にいろんな実験をしながら進めていければななんて思ってます。

楽しみにしています!

今日のゲストはグロービス経営大学院の村尾さんに来ていただきました。
ありがとうございました。

グロービス経営大学院とは?

グロービス経営大学院は、2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。
開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5キャンパスに加え、2014年からオンラインでプログラムを提供。2017年4月に水戸、同年10月には横浜に特設キャンパスを開設。2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年に全日制英語MBAプログラムを開始し、日本国内のみならず世界各国から留学生を招き入れています。2017年10月には英語オンラインMBAプログラム(本科)を開講しました。2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2021年4月には日本語プログラムで1,126名に達し、日本最大のビジネススクールに成長しています。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うリーダーの育成を支援し、テクノベート(*)時代の世界No. 1 MBAを目指していきます。
(*)テクノベート:テクノロジーとイノベーションを組み合わせたグロービスの造語

日本語プログラム: https://mba.globis.ac.jp 英語プログラム: https://www.globis.ac.jp

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