Voicy Journal

国内最大級の音声プラットフォームVoicyで配信される放送を、テキストでもお楽しみいただけます!

地元に愛されるニュースを全国に。新聞社が声で届ける音声ニュース「サクッと沖縄」ー沖縄タイムス社インタビュー

地元に愛されるニュースを全国に。新聞社が声で届ける音声ニュース「サクッと沖縄」ー沖縄タイムス社インタビュー

今年3月にVoicyで放送をスタートし、約1ヶ月でフォロワー1000人を突破。沖縄なまりのゆる〜い放送がなんとも魅力的な沖縄タイムスの音声ニュース番組「サクッと沖縄」パーソナリティの皆さんに、音声ニュースへの想いや配信してみた感想を伺いました。

サクッと沖縄

平日夕方に、沖縄タイムスのニュースをお届けします。パーソナリティーは沖縄タイムス社の若手社員たち!土曜日は解説やインタビューでニュースを深掘りします。

収益が上がるかわからない中での挑戦。大切なのは「続ける」こと。

照屋剛志さん

沖縄タイムス 編集局 政経部・編集委員。2020年2月に「サクッと沖縄」を立ち上げ、番組では土曜パーソナリティとして沖縄の経済ニュースの深掘りコーナーを担当。

———–音声配信に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。

照屋:新規事業の部署にいた時に同僚が音声に興味を持っていて、音声ニュースをやってみたいっていう話をしてたんです。できれば編集局の記者に出てほしいということで、新規事業部だけでやるよりも全社横断的にやったほうが面白くなりそうだなと思いました。僕は新聞社では珍しく販売局、営業局、編集局、新規事業などいろんな部署を渡り歩いてきた経験があるので、僕が引き取って各部署のメンバーに声をかけて回りました。

———–配信プラットフォームとしてVoicyを選んだ理由は?

照屋:審査制というのが大きかったですね。全国紙もVoicyを始めていましたし、僕らが始めたときは中国新聞さんや徳島新聞さんが始めたばかりで、新聞社的にも信頼がおけるっていうんですかね。やっぱり新聞社ってちょっとお堅いので、ブランドイメージも大切にしなきゃいけなくて。社内向けにも、説得をする材料として「ある程度基準を通った方達が配信している」というのが一番大きかったですね。

———–「サクッと沖縄」を立ち上げるにあたり意識したことはありますか?

照屋:音声配信って結局は新規事業なので、最初は当然収益性がありません。将来的にも収益が上がるかどうかわからない中で、僕たちは収益があると見込んでやっているんですけども、まずは「続ける」ということが大事だと思ってます。で、続けるためにはやっぱりみんなで楽しんでやらなきゃいけないなと。なので若手たちと一緒に楽しめるような雰囲気づくりとかコミュニケーションはできるだけとるようにしています。

想像以上の反響。リスナーのメッセージが励みに。

———–放送を始めて約1ヶ月になりますが、いかがですか?

照屋:想像以上に反響があって楽しませてもらってます。数字でいえばフォロワーさんがもうすぐ1000人を超えそうですし(※4月9日に1000人を突破)、聴いてくださった方は声をかけてくれたりするんですよ。社内の人間や友人、家族からそれぞれのパーソナリティが「聞いたよ〜」とメッセージをもらっていて、それがまた励みになってみんな続けているような感じです。とてもうれしい誤算というか反響がありました。こんなに伸びるのかなっていうのはちょっと想像以上でした。

———–Voicyで発信をする上で意識していることはありますか?

照屋:僕たちとしては「沖縄の情報を届けたい」という想いがありまして。紙面では沖縄のニュースを沖縄の人に読んでもらっているので、音声で発信したとしても沖縄の人に聴いていただけるだろうなと思っています。ただ、Voicyさんは全国で展開されているので、そういう意味では地元に愛されているニュースを全国の人にも聞いていただきたいという想いはあります。なので、より沖縄らしさっていうんですかね、できるだけ自前のネタ、「地ダネ」というんですが、僕らの社員が取材した情報を全面に出すようにしています。

———–沖縄県内の人はもちろん、県外の人でも楽しめる要素がありますよね。

照屋:そうですね、沖縄の人に愛されないとたぶん県外の人にも愛されないのかなって思うんですよ。正直、言葉はなまってるんですけどね、沖縄ではそれが当たり前なんです。沖縄らしさを出せば、県内の人はもちろん、県外の方にもそれを機微として楽しんでもらえるのかなと思っています。

———–沖縄に行きたくなります、聞いてると。

照屋:ありがとうございます。コロナが終わったらぜひ皆さん遊びに来てくださいね。

自分の記事を若い世代に。若手パーソナリティにインタビュー

ここで、平日のニュース担当をしている若手社員のお二人にもお話を伺いました。

又吉朝香さん

沖縄タイムス 編集局 経済班。記者として主に農業関連のニュース記事を担当。サクッと沖縄では火曜パーソナリティを務める入社2年目。やちむん(沖縄の方言で焼き物のこと)好き。

岸本圭太さん

沖縄タイムス 営業局 営業部。イベントや広告販売などを担当。サクッと沖縄では月曜パーソナリティを務める入社2年目。スポーツが趣味。

———–「サクッと沖縄」はどんなチャンネルですか?

又吉:沖縄タイムスの紙面からパーソナリティが厳選したニュースをお届けするチャンネルです。紙面では固めの内容が多いんですが、ラジオではもうちょっと柔らかいニュースを届けたいと思っています。聞いてて面白いなあ沖縄に行きたいなあって思ってもらえるようなニュースを選んでいます。

岸本:パーソナリティみんな別の部署に所属しているということもあり、曜日ごとに個性的な沖縄の話が聞けるチャンネルじゃないかなと思います。土曜日の放送もなんかゆるい感じで、、いい意味で沖縄らしいチャンネルだなと僕は思ってます。

———–なぜパーソナリティをやってみようと思ったんですか?

又吉:上司の照屋からやってみないかって言われて、なんか面白そうだなと思って。あとは、紙面は結構年配の方が読む場合が多いんですけど、Voicyだったら20代〜40代ぐらいまでの若い世代にも自分の書いた記事を届けることができるのかなと思いました。

———–放送ではご自身が書いた記事も読んでいるんですか?

又吉:はい。毎回5本ぐらい記事を紹介するんですけど、そのうち1本は自分の書いた記事を、図々しくオススメ記事ということで紹介してます(笑)でもなんでかって言ったら、自分の記事を紹介したいというだけではなく、記事に含められなかった現場の感想とか取材した方のメッセージだったり、記事に込められなかった部分を伝えられたらなーということで自分の記事を選ぶようにしています。

———–記者が発信することの面白さってやっぱりそこですよね。岸本さんは営業さんですが、ご自身の仕事とVoicyの接点はありますか?

岸本:これからだと思うんですけど、Voicyでフォロワーが増えれば、そこにラジオと同じようにセールスみたいなこともできると思いますし、いろんな形で新聞社に新しい広告スタイルができるんじゃないかなと思っています。

———–Voicyを始めてみて、周囲からの反応や変化はありましたか?

又吉:Voicyを始めた時に、タイムスで「Voicy始めました」という紙面広告を作ったんですよ。そしたら結構反響が大きくて、紙面特集が出た日に取材先から朝8時ぐらいから電話かかってきて。新聞を読んでいる方は高齢者の方も多いので、朝の8時から(笑)「又吉さんみたよ〜!どうやってVoicyをダウンロードするん〜?」みたいな感じで言われて嬉しかったです。しかも一人だけじゃなくて3,4人ぐらいから来たんですよ。

———–それは嬉しいですね!

又吉:はい、その後も取材した時にVoicyみたよーとかダウンロードしたよーって報告くれたりしました。「紙面だったらちょっと硬いニュースでも、音声で配信することによって身近に感じられた」という感想ももらいました。

リスナーの皆さんにメッセージ

又吉:まだまだ不慣れですが、リクエストがあればどんどん挑戦していってリスナーさんと一緒にサクッと沖縄を盛り上げたいと思います。初心者なので「応援」という形でコメントもらえたら嬉しいです!

岸本:月曜日から皆さんに明るいニュースを届けられるように、そしてもっと良い声で配信できるようにこれから頑張っていきたいと思います!

照屋:今まで聞いてくださってありがとうございます。できるだけ沖縄の方も全国の方も楽しめるように沖縄の情報をどんどん発信してきたいと思っています。

そろそろみんな慣れてきたのでもっとなまりが出てくると思うんですよ。パーソナリティそれぞれ沖縄県の中の出身地が違ってて、地域ごとにまたなまり方も違うんですね。そういったところも楽しんでもらえたらと思います。僕らもよりディープな沖縄の情報発信していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!

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