TOPエンタメ映画・本ショートストーリーの朗読2人の一番04:44 10月28日 1再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次二人の「一番」を求める包みパン選び一口の衝撃!分かれる二人の好み「一番」を揺るがす試行錯誤の結末異なる「一番」が紡ぐ友情の形AI文字起こし(β版) # 2人の一番 二人の一番 引きどころ まだ食べたことのない包みパンを 二人で買いに行きました。 最初の一口でナナと友人の一番が入れ替わります。 もう一度食べれば答えは一つになるのでしょうか。 五分物語 ナナは喫茶店の空いた棚を覗いた。 ミヤテのチキンの包みパンは今日も売り切れだ。 まだ食べたことはない。 でも空腹で写真を見るとこれが一番おいしい気がした。 隣にいるのは散歩仲間のリョーコだ。 二人は来週の遠足で食べるお昼ご飯を選びに来た。 持ち帰れる品なら種類を揃える必要はない。 それでもナナは同じものを食べておいしいねと言いたかった。 今日は残っているのを食べようよ。 買えたのはチーズ入りと豆入りの二種類。 店で一個ずつ四つに切ってもらった。 右の皿にチーズが四切れ。 左の皿に豆が四切れ並ぶ。 ナナはチーズ、豆の順番。 リョーコは豆、チーズの順番に一切れずつ食べた。 チーズが一番。端までしっかり味がする。 私は豆、こっちの方がまた次の一口が欲しくなる。 ナナは水を飲んだ。 リョーコも水を飲む。 どちらの皿にもあと二切れずつ。 ナナは食べる順番が違ったせいかもしれないと思った。 残った切り口を見比べる。 具の量には取り立てて違いがなさそうだった。 最後に食べた味が残るんじゃない? じゃあ逆からにしてみる? 今度はナナが豆から、リョーコがチーズから食べる。 一口の後に水を飲み、それぞれもう片方を食べた。 二列の皿は空になった。 ナナはリョーコの顔を見る。 リョーコもナナの返事を待っていた。 やっぱりチーズ! やっぱり豆。 同時だったので二人は笑った。 順番を変えただけでは一番は揃わない。 ナナは隅まで味のあるのが好き。 ともう一度言った。 リョーコはその味の濃さで次の一口を休みたくなるのだ。 と言う。 同じところを食べて違うところを喜んでいた。 ナナは遠足用に一番を一つだけ書こうとしていた。 手帳を開いた。 チーズと書いた量の下に豆と足した。 その横にはリョーコと書く。 来週別々のを買おうか? 座る場所は一緒? そこは一緒! リョーコはうなずいて水を飲み干した。 ナナは注文口へ行き自分にはチーズ、リョーコには豆をもう一個ずつ頼んだ。 試食には十分だったけれどお昼ご飯には少なかった。 今度は切らずに紙を包んでもらう。 席へ戻るとリョーコが二つの空き皿を重ねていた。 ナナは包みを確かめ豆の方を友人へ渡す。 来週は基金があるかもしれないね。 ナナはチーズの包みを開けた。 それは食べてから決めよう! リョーコの紙が先に飾りとなった。 ナナも一口かじり二人の間に手帳を伏せた。 もっと見る #食卓の小品 #味覚のすれ違い ショートストーリーの朗読ソフトウェアテストTACT 「そふてた」と呼んでください04:441.2人の一番コメント感想・質問・応援メッセージを書こう