TOPライフスタイルヘルスケア・ダイエットカラダヨロコブ・ラジオAI時代における専門家の価値を考える10:00 8月24日 134再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI時代に問われる専門家の真価具体的な知識から抽象概念への転換情報価値の変化:AIと人間を比較専門家が持つべき「具体と抽象」の視点多分野横断的知識で世界の見え方を変えるAI文字起こし(β版) # 本編 おはようございます。管理栄養士の丸岡月です。 今日は最近よく考えているテーマなんですけど これからのAI時代に専門家に求められる価値って何なのか というテーマでちょっと話してみようと思っています。 僕はですね、ある企画で講義をさせてもらっているんですね。 それは1年間かけて、いろんな講師の方がいろんな分野で講義をしていくというシリーズものなんですけど それをやらせてもらっていて、ありがたいことに複数年連続で講師をさせてもらっているんですが ちょうど来年度の全5回の講義の内容機能を考えていたんですね。 これまで2年間やらせてもらっていて、その中ではわりと具体性のあるテーマというか 例えば腸内環境だったりすると、腸にいい食べ物って何なのかみたいな実用的な話ですよね。 タンパク質だったら、タンパク質って何グラム摂ればいいのかとか、どういう食品にどれぐらい入っているかとか すごく実用的な、日常生活でもわかりやすく役に立つ、かつ具体的な情報をエビデンスをもとに伝えていくということをやっていたんですね。 でも、来年度どうしようかなと思ったときに、もうちょっと抽象度の高いテーマで話したいなって思ったんですね。 だから、例えばタンパク質だったら何グラム摂ればいいかっていう、そういう話もしてもいいんだけども、 もっと抽象的な話で、そもそもなぜ人間はタンパク質を摂る必要があるのかとか、 あと、タンパク質って細胞の中で合成されるんですけど、タンパク質を作るということは、 人間という生物にとってどのような意味があるかとか、どのような工程でタンパク質が作られているかとかですね。 そういった、すぐに役立つわけじゃないけど、知ると食べることとか、日々生きていることの見え方がちょっと変わるみたいな、 そういう抽象度の高いテーマを取り入れたいなって思ったんですよね。 これって考えたときに、何で自分がそう思うようになったのかなっていうところにもつながると思うんですけど、 普段SNSとか見てて、やっぱりAIの進化に伴ってだと思うんですけど、すごく具体的な情報が増えたなって思うんですよね。 例えばタンパク質だったら、筋トレするときにはこのタイミングでこれぐらい取ればいいよ。 そのプロテインの種類はこういうものがいいよ。 なぜなら何年にドコドコ大学が行ったRCTによると、みたいな感じで、エビデンス付きで出てきて、 これって一昔前だったら、この人めっちゃ物知りだなってなってたんだけど、 結局今ってそういう詳細な情報って誰でもAI使えば一瞬で出せてしまう。 誰でも取り出し可能である。 別に専門家に聞かなくたって、AIが全部教えてくれるよねってなっていて、 相対的に具体的な細かい情報の価値がかなり下がっているんじゃないかなって思うんですよね。 だからその中で人間がいくら具体的で、かつエビデンスに基づいた情報を必死に伝えようと思っても、AIには到底かなわない。 そういった情報に価値がないわけじゃないんだけども、相対的な価値は減っていくよねって思うんですよね。 そうなった時に、じゃあ専門家に求められる価値って何なんだろうって思った時に、 抽象度の高い話ができるかどうかっていうのがすごく大事なんじゃないかなと思ったんですよね。 もちろん具体的で細かい情報とか知識の豊富さっていうのは大前提なんだけど、 それだけではなくて、その具体性のある話から抽象度の高い話までを織り混ぜながら、自由に行き来しながら喋る、伝えるみたいな、 そういう能力が大事なんじゃないかなって思うんですよね。 ちょうど僕がめちゃくちゃ大ファンのポッドキャスト番組で、超相対性理論っていう番組があるんですけど、 この番組のテーマがまさに今言った具体と抽象を行き来するっていう、 世界の見え方を変える、ずらすみたいなことなんですけど、 まさにこれがこれからの専門家に求められる能力の一つなんじゃないかなって思うんですね。 だからセミナーとかでも、もちろん実用的で役に立つ、すごくかっちり固まったエビデンスに基づいた話っていうのももちろん求められると思うんだけども、 それだけだともはや満足してもらえなくて、 いかにこれまでとは世界の見え方を変えてくれるか、視点をずらしてくれるかっていう期待度も高まっていくんじゃないかなと思うんですね。 専門家がそれを提供するためには、いくつか大事なことがあると思うんですけど、 一つはやっぱり、いくつかの分野を横断できる、横断した知識を持てるっていうことなんじゃないかなと。 つまり栄養学だけに詳しいんじゃなくて、食っていうテーマで、例えば歴史だったり食文化だったり、生物学だったり、あるいは心理学だったり哲学だったり、 そういった複数の分野から自分の専門分野を語れるかっていうこと。 これ一つ重要じゃないかなと思うんですよね。 そのためにはやっぱり普段から自分の興味関心をしっかりつかんでおくこと。 その興味関心を深めておくこと。 かついろんな領域、いろんな分野から自分の専門分野を見つめるっていう、そういう視点を普段から持っていることってすごく大事なんじゃないかなと思うんですね。 そういった意味では、僕は管理栄養士で、栄養学の専門家ではありつつも、結構いろんなことに興味を持ってやってきたと思っていて、 昨日のプロフィール更新したよっていうところでも話したんですけど、食の歴史とかね、そもそも人ってどういうものを食べてきたのかとか、 あるいは生物的に見て、ホモサピエンスっていうこの人という動物は、どういった食べ物、栄養素が最適なんだろうかっていうのを生物学から考えてみたりとか、 あるいはそもそも食べるって人生においてどのような意味を用いるんだろうかみたいな、ちょっとした哲学的な視点からですね。 あと最近だと行動科学ですよね。心理学的な視点。 あるいはもっと広く、心っていうのは体にどう影響を与えているのか。 逆に体はどういった影響を心に与えているのかみたいな。 割と多分野に渡って興味を持っていろいろ学んできたかなっていう気はしてるんですね。 これまでってそういうものをあまり価値に変換しづらかったというか、 みんながもっと具体的な、実用的な知識を求めるっていう傾向があったと思うんですけど、これからはそれが変わってくるんじゃないかなっていうふうに思ってます。 本当にどんどん変化のスピードが上がっている感じがしますね。 ということで、今日は最近考えたことをお話ししました。 また次回のほうでお会いしましょう。 ごきげんよう。 もっと見る #AI カラダヨロコブ・ラジオ管理栄養士まるお10:001.本編コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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