TOPエンタメ映画・本鳥井弘文の旅と読書とコミュニティAIは反復しない。人間は、何度でも同じ話を繰り返す。09:26 8月29日 226再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AIと人間の創造性、意外な逆転現象個性とは反復に宿る人間らしさ不気味な回帰と人間的バイアスAI時代に輝く人間固有の「署名」人間とAIの深層、本質的な問いAI文字起こし(β版) # F太さんとのプレミアム配信↓ こんにちは。鳥井博文です。 働くをテーマにした対話型オンラインコミュニティ 和製サロンを運営しています。 さて、本日のお題は AIは反復をしない、人間は何度でも同じ話を繰り返す というテーマでお話ししてみたいと思います。 今日も昨日ブログに書いた内容です。 それではさっそく本題に入っていきますね。 先日、エフタさんとVoicyのプレミアム配信で話していた 妙に腑に落ちる話がありました。 最近、Xでまた僕自身の投稿が炎上したりバズったりすることを 繰り返してきたのがそのきっかけなんですが 当然その時にたくさんの批判的なリプライなんかも飛んできます。 それを眺めながら僕が感じていたのは 怒りでも反論したい気持ちでもなくて めちゃくちゃ人間的だなーってことでした。 なぜそう思ってしまったのか それってのはみんな驚くほど同じことを書いてくるからなんですよね。 もちろん書いてる本人たちは それぞれ自分の言葉で自分の違和感を表明しているつもりでもあるはずなんです。 でもこちら側から眺めていると 似たような感情、似たような論点、そして似たような言い回しが 本当に何度も何度も繰り返し繰り返しやってくるんです。 それを読みながらふと思ったんですよね。 もし僕の投稿をAIに読ませて この意見を徹底的に批判してくださいって頼んだら 僕がグーのでも出ないほどの圧倒的な正論を AIは書いてくれるはずだと。 もちろんロジックもきれいに整えてくれるだろうし 僕が思いつきもしなかった角度から反論してくれるっていうふうに思うんです。 それなのに生身の人間から返ってくるのは そんなに器用なものでは決してないわけです。 ただただ私はこれが嫌だったとか なんか違うと思ったというそんな物付けで明らかな感情が そのままこちらに対して剥き出しの言葉で飛んでくる。 もしくは褒めてくれる時や賛同してくれる時も全く同様なんです。 人間のそんな素直さと不器用さみたいなものを見て 逆にものすごく向こうの側に生身の人間がいるな というふうに改めて感じてしまったんですよね。 ともすればAIの丁寧な寄り添いや論理展開 そのある種の冷たさに対して なんだか物付けないゆえに温かくもあったなというふうに思うんです。 これって今現在社会の中で起きている 本当に面白い逆転現象というか 反転だなというふうに思うんですよね。 僕らはこれまで同じことしかできないものを 機械的だというふうに考えてきました。 単純作業を繰り返す機械や 決められたパターンしか返さない コンピューターとかロボットのような存在です。 一方で人間というのは 予測不能であって多用であって 創造的な存在だというふうに思っていたわけですよね。 でも生成AIが出てきて このバイアスや思い込みみたいなものが 今少しずつ逆転というか 反転し始めているなというふうに思うんです。 そんなのは人間の思い込みに過ぎなかったんだと。 エフタさんとも盛り上がったんですが AIというのはとにかく バリエーションを出すのが本当に上手いんですよね。 同じテーマについて文章を書かせてみても 別の角度からとか もっと柔らかくもっと尖らせて というふうに頼めば いくらでも全く違うバリエーションのものを無限に出してきてくれます。 むしろAIの方が 同じ手札を絶対に二度と切らないようにしている とさえ言えるのかもしれません。 対して人間というのは 驚くほど同じ手札ばかりを 延々と切り続けたりするんですよね。 エフタさんも配信の中で この文章を読み返すと 本当に同じことばかり言っていると笑いながら話していましたが それは僕も全く同じです。 毎日ブロークを書き続けていますが 振り返ってみれば 日々違う出来事について書いているようなつもりであっても 実のところは結局いつも 似たような問いとか似たような仮説に 舞い戻ってきてしまうなと思うんです。 流れの読者の皆さんであればあるほど そしてこのボイスのリスナーの皆さんであればあるほど それをよくご存知のはずです。 そうすると ここで一つ意外な仮説みたいなものが 流れ上がってくるなあって もしかすると僕らが 個性という風に従来読んできたものは 新しいアイデアを次々と生み出せることでは なかったのかもしれないなと むしろその真逆であって その人がどうしても同じところに 戻ってきてしまうこと そこにこそ本当のその人の個性が あったんじゃないかと 何を見てもなぜか同じ問題を考えてしまう 毎回似たような本を手に取り 同じようなところで怒って 同じところで笑って 笑ってしまうというのはそんな人間臭さです そして何年経っても どうしても捨てきれない問いが ずっとそこにあるその反復こそが 個性でもありなおかつ 恐怖そのものでもあるなという風に思うんです この恐怖という感覚を書きながら ふと思い出したのが 三田鶴さんが審判 映画の構造分析の中でご紹介をされていた フロイトの不気味なものの 正体の話なんです フロイトによれば不気味なのは 恐怖とかお化けとかトラウマとか そういったものが何が回帰するか とかではなく 回帰することそれ自体が不気味なんだという風に 言うんですよね 自分の反復も全く同じだという風に思うんです 誰に頼まれたわけでもないのに 気づけばいつも同じ問いの前に立っている 自分が選んだ覚えがないからこそ そこに自分を超えた何かを直感してしまうわけですよね 何に不気味さを感じているのか ではなくて その現象それ自体が我々人間にとっては 不気味なんだって話です だから面白いのは 自分が感じている不気味さは 正反対だってことですよね 人間はわけもなく回帰してしまうからこそ 不気味であって AIは決して回帰をしないからこそ また不気味でもあるんだと 非常に非人間的でもあるわけですよね 効率だけで考えれば 人間の態度ってのは かなり不合理なことなんですよね もっと違うことを考えた方がいいし 新しい角度をどんどん取り入れた方がいい でも人間にはそれがなかなかできないわけです なぜなら人間には 憎き嫌いがあるからです これは昨日の配信にもものすごくつながります つまり偏見があり思い込みがあり そこに強い執着みたいなものがあるからです エフタさんと話しながら 僕はそれを非常に人間らしいバイアスだ って呼びました そして今思うのは誤解も恐れずに言うと そんなバイアスつまり偏見こそが 思考なんだってことですよね またAIってのは バリエーションを無限に出してくれるわけなんですが でも不思議なことにそのバリエーションってのは どこか全て典型通りでもあるんですよね 右にも行けるし左にも行けるし 昨日とは正反対の立場から 今日も同じ精度でバリエーション豊かな文章を書けてしまう 何度でもそうやって書けてしまうのが AIなわけです でもそこには 俺は私はどうしてもこっちが好きなんだ という執着とか どっちに行けばいいんだろうという そんな迷いみたいなものが一切ないわけです そんな偏りがないっていう風に言えるわけなんですよね だから妙に左右対称に見えてしまうし 変に歪んでいないんです いつだってとても綺麗に均一なんですよね そう考えると これからの時代ってのは多様であること 美しいほどの創作的であることの方が 実は人工的になっていくのかもしれないな とさえ思ってしまいます 無限のアイデアも 無限の表現なんかも これからはAIがいくらでも提供してくれるようになるわけですから そんな時代に逆説的に 人間にしか残らないものとは一体何なのか その答えってのは 最近それこそ何度も このボーイシーの中でも繰り返し語っていることなんですが 反復であり またこの人この話をしているよ って半ば飽きられることなのかもしれないなって あの人は何を見ても 結局この話に戻ってくる どれだけ時代が変わっても ずっと同じことばかりを気にしている そんなワンパターン差の中にある 手を変え品を変えかん こそがむしろその人の 本当の署名みたいになっていくんだろうなって そしてその署名自体が 記憶されていること みんなの思い出とか人生とも接続されていること 宮崎駿や 岡見春樹の作品群なんかが まさにそうであるようになんですよね これまでは明確に人間の欠点だ と思えていたものが そのまま人間であることの証明みたいになってしまう そんな未来ってのは 意外とありえそうだよなって思うんですよね 以前このボーイシーの中で AIの気の利いたリプライよりも とんちんかな人間のリプライの方が 逆にありがたいみたいな話をしたことがあるという風に思います 今回の話はまさにその 続きでもあるんですよね フロイトが語るように 不気味さでもあり なおかつ不気味さを感じている まったく同じものが 人間だけに与えられたギフトでもあり 祝福でもあるんだと ただエフタさんとのプレミアム配信の中では ここだけでは話は終わりませんでした むしろここから先が 本題のような内容であり 同時に一気にわけのわからない方向へと どんどんと脱線してしまったような 理由でもあります それはなぜ僕らは偏っているものには こんなにも人間らしさを感じるのか なぜ綺麗に整っていて バリエーション豊かなAIの文章や画像を ずっと見ていると妙に疲れてしまうのか そしてその後の 僕らの対話というのは プラトンとアリストテレスの イデアや本質を巡る問題に繋がっていき 創作とは何かを自分の中に 下ろしてくる行為なのではないか という非常に抽象的な話にも繋がって 最後にはAIには時間がない というところまで進んでいきました 最初はAIの文章ってなんで疲れるんだろうね という風な 単純な話をしていたつもりだったんですが そこから全く予期しなかった流れに流れていきました でも今回話した内容のことを 踏まえてみると多分それで良かったし それこそが本当に良かったんだ という風にも思うんですよね きっとこれからの時代においてとても大事になるような でも今は完全に 見落とされてしまっているような何かについて その周りをぐるぐると回りながら 歩いているように話してみたので ぜひ直接その話も聞いてみてもらえると嬉しいです このチャプターにエサさんとの プレミアム配信の内容も貼っておきます さて今日のお話は以上となります いつもこのボイシーを聞いてくださっている皆さんにとっても 今日のお話が何かしらの 考えるきっかけとなっていたら幸いです それでは今日はこのへんでまた明日 もっと見る鳥井弘文の旅と読書とコミュニティプレミアム放送配信中!09:261.F太さんとのプレミアム配信↓https://voicy.jp/channel/3274/8138535コメントプレミアムリスナーになるとコメント欄に参加することができます プレミアムリスナーに参加する
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まだ正しくなっていない言葉を、置ける場所をつくりたい。 10分・9月5日・ 267再生AI目次AI時代の人間の本質と衝動の価値正しい情報より「魂の叫び」を優先人間の衝動と偏り、その本質を探る未完成な言葉を「手懐ける」技術まだ正しくない言葉の居場所とは