TOPエンタメ映画・本鳥井弘文の旅と読書とコミュニティ自分の価値を、証明し直さなくても会える場所。09:41 9月7日 258再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI時代、尽きない自己更新の苦痛頑張り方では測れない未来の価値自らの「正しさ」を問い直す勇気価値を失っても支え合える関係性証明不要な「サードプレイス」の意義AI文字起こし(β版) # チャプター 1 こんにちは。鳥井博文です。 働くをテーマにした対話型オンラインコミュニティ 和製サロンを運営しています。 さて、本日のお題は 自分の価値を証明し直さなくても会える場所 というテーマでお話ししてみたいと思います。 今日も昨日ブログに書いた内容です。 それでは早速本題に入っていきますね。 昨日は、できることを更新し続けるほど挑戦している自分という立場から 降りられなくなってしまうのではないかという話をしました。 今日はその更新を続けられなくなった時の話を 考えてみたいなというふうに思います。 体力も記憶も、そしてそもそも 次の挑戦に本気で心が動く回数なんかも 決して無限ではないはずですから。 先日、中年危機は人生から届いたプッシュ通知という話を ここでしたというふうに思うんです。 新しいテクノロジーに夢中になっていれば 中年危機なんてやってこないというふうに語るような SKおじさんたちへの違和感から語ったものです。 そんな大学までの知見を持ったまま、小学校からやり直すような 強くてニューゲームを一体いつまで続けるのかという話をしたというふうに思うんです。 そして今思えば、AIというのはこの強くてニューゲームを 何度でも始められるようにしてくれるような存在なんですよね。 チャットGPTの新モデル、アストラでも また新しい画期的な能力が手に入ったようにです。 でも、今日中年危機の話と重ねながら考えてみたいのは これまで自分を支えてきたそんな頑張り方や成功の意味 そして人から求められる役割では もう自分の人生を支えきれなくなるんじゃないかということなんです。 もっと頑張れば昨日までの延長に未来がある。 そう思って前へと進んできたのに その延長にあるはずの未来を自分が本当に望んでいるのか もうわからなくなってしまう。 それってのは道がなくなるからじゃなくて AIによってその道がどんどん先へと伸び続けてしまうからなんですよね。 どれだけ進んでもここまでやってきた って思えるそんな区切りが一生やってこない。 たどり着いた場所を味わう前に もう次の目指せる場所が勝手に現れてしまう。 そこでもっと頑張る方法なんかをAIから手渡されても 逆に苦しいだけなんですよね。 そもそも頑張って守ってきた自分が これからも守りたい自分なのかさえも わからなくなっていくわけですから。 そしてAIの進化なんかによって こうした行き詰まりが人生の中盤を待たずして あるいは一度きりではなくて 何度も何度も繰り返して これからの未来には 各人にずっと訪れ続けるようになるんじゃないか というふうに思うんです。 進める道があることと その道を進みたいというふうに思えるかどうか というのは決して同義ではないというふうに思うんですよね。 前回若松恵介さんの本を読んで考えた 改める心としての改新と 回る心としての改新の違いなんかにも触れました。 私という主語はそのままに できることや振る舞いを書き換えていく変化と 自分が生きているという前提そのものが変わってしまうこと その違いについての話です。 私はできないから私はできる そうやっていくら述語の部分を書き換えてみても 応答できない問いがずっと最後まで残り続けてしまうわけです。 その時問われているのは 次に何ができるかだけではなくて 自分が主人公であり続けなくても 生きていけるのかという そういう回る心としての改新の側の問いなんだ というふうに思います。 AIのスピードに人間が追いつかなくなるというのも 新しい機能を覚えきれないということだけではないというふうに思っています。 できることが更新される速度に 自分に起きた変化を受け止めて 生き方や関係性を結び直すための そんな速度自体が追いつかなくなってくるわけですよね。 昨日まで大切にしていた仕事の意味が 突如として一日でガラッと変わるわけですから その仕事を通じて得ていたような 誇りとか誰かに必要とされていた感覚なんかも 見事にその瞬間に一気に揺らぐわけです。 でもそこで生まれる喪失感みたいなものをちゃんと受け止めて 弔う前にAIから次はこれができますよというふうに 新しい可能性ばかりを提示され続けてしまうわけですよね。 そして実際に無限の可能性がそこにあるからこそ 僕らは立ち止まれない。 悲しんでいることさえ対応が遅いだけのように 見えてきてしまうわけです。 次の挑戦は今日からでもいや 今すぐにでも始められてしまうみたいな状態ですよね。 ただ昨日までの自分が何を大切にしていたのかは 今日すぐに整理できるとは限らないわけです。 その上さらに前の物語の中で誰かと交わした約束や 期待して参加してくれた人との関係性や その後に必要になるような手入れは 次の物語に簡単には切り替わってくれないわけですよね。 AIの進化で何ができるかは爆速で増えていく。 でも起きたことをどう引き受けるかは 同じ速度では決して育たないってことです。 昔だったら人生で一度か二度の そんな大きな転機として考えていたようなことが これからは僕らに毎年のように訪れていくのかもしれません。 もしかしたら数ヶ月おきに起き続けてしまうみたいなことです。 つまり中年危機とか退職の後に訪れていたような喪失感が 数ヶ月おきにやってきてしまうみたいな感じです。 そう考えると修行というものには 単に苦労して能力を高めることだけではない意味が そこにあったんだろうなっていうふうに 今振り返ってみてよく思うんです。 思い通りにならない相手や現実なんかに出会ってしまって 自分の望みや振る舞いの方が いや往々なく変えられてしまうような状態。 それってのは術語の方だけではなくて 私という守護の方までが揺さべられるような体験なわけですから。 ここまで語ってきて いよいよこれは僕自身にも問い返さないといけない問いだな というふうに思っています。 今日のこの内容を語っている僕は AIに踊らされずに本質を見抜いている人というキャラを 守ろうとしているだけではないだろうかと あの人たちとは違うというふうに線を引いて そうやって安心しようとしているだけなんじゃないかと これってのは面積のための自虐なんかではなくて 本気で自分自身で怖いなというふうに思っているところです。 もし僕が和製サロンにはそういう成熟をした人たちだけが 集まっているというふうに言ってしまえば それはもう同じ線引きの繰り返しになるわけですよね。 AIに踊らされている人たちと 本質が分かっている自分たちみたいなふうに そうやって切り分けて 自分たちの価値をただ一生懸命証明しているだけになってしまう。 だから誰が本当に価値ある人なのかを もっと正確に見極めることでは この問題自体は解けないんだというふうに思います。 だからこそ問いの方を少し変えたいなと。 価値ある人間としてどうすれば生き残れるのか そんな問いから少し離れて 述語を更新し続けられなくなった時 自分で自分の価値が分からなくなってしまった時 僕らはそれでもどうやって お互いを支え合っていけるのかというような問いです。 僕が和製サロンなどで考えていきたいのは まさにこちら側の問いなんだというふうに思うんですよね。 AIを使って何ができるようになるのか その先の話が盛り上がっているような まさに現代のような時代だからこそ その更新を続けられなくなった後の生き方までを 今から淡々と考えておきたいなというふうに思うんです。 だってそれというのは 全員に遅かれ早かれ必ずやってくる問いですから。 この問いに対して僕の中で明確にあるのは 昨日までの自分の価値を証明し直さなくても 相続ける場所を作りたいということなんです。 それというのはただ 価値を証明しなくてもここにいていいですよというだけでも まだ少し足りないような気がするんです。 だってそれはともすれば 価値はなくても居場所を上げますよというのは そんな上から目線の許可にもなってしまうわけですから これまでの物差しで価値が測れなくなったからといって その人の価値までなくなったわけではないんですよね。 そんなのは当然のことだというふうに思うんです。 そのことを関わり続ける中で お互いに丁寧に確かめられるような場を 作りたいなというふうに思うんです。 すぐに代替されない価値を見つけ直さなくても その人と対話を いや世間話レベルの会話でも構わないから 言葉を交わし合える関係性を どうやったら続けられるようにすることができるのか それを考えたいなというふうに思うんです。 そこで過ごした何気ない時間の意味みたいなものは その場ではもしかしたら分からないかもしれない でも後から振り返った時に 必ずあの時すぐに励まそうとせずに ただ話を聞いてくれたことがありがたかった というふうに気づくことも 同時にあるんだというふうに思うんですよね。 その人が先に 史上価値みたいなものを証明したから 関係性が始まるだけではなくて 関わる中で 相手が言ってくれたことの意味が 自然と少しずつ分かってくることもあるということです。 もちろんそれをまたこれからは 人に寄り添える人こそ価値があるというふうに 新しい生存条件なんかにも してしまわないようにもしたいなというふうに思うんです。 人の話を聞く余裕がない日もあるだろうし 自分のことで精一杯の時期もあるというふうに思うんです。 その度に ここにいる資格を問い直されるような 場所だけには絶対にしたくないなって 成熟した自分になってから 誰かを受け入れられるようになるだけではなくて 成熟しきれない自分のまま 誰かと関わり続けることができる。 そこでの対話をやめないで続けることができる。 AIの進化で切り捨てられて 津波に飲み込まれる愚かなあの人たちと それでも生き残っている優秀な自分たち そんなふうに切り分けて 別に浸るようなことだけは 絶対にしたくないなというふうに思うんですよね。 関わり続ける中で 自分の望みや態度の方が 少しずつ変えられていくこともあるというふうに 僕は本当にそう思うんです。 だからこそその時間みたいなものを 共に生き続けることができたらいいな というふうに素直に思うんですよね。 すぐに答えが出ないからといって 新しい夢を語らない日にも ちゃんとお互いにまた顔を合わせることができること そんな関係性が理想的だなというふうに思うんです。 昨日までの自分の価値を新しいAIを使いこなして 一生懸命証明し直さなくても いい世界線において また出会える関係性を持っていくことに きっと価値が出てくるんだろうなというふうに思うんです。 なぜなら表の世界では 日々そんな自分ばかりをこれからは 求められるようになっていくからだというふうに思うんですよね。 だったらそうじゃない サードプレイ室やベンチのような場所こそ 世界で必須の場所だというふうに思っています。 何にでもなれるような時代だからこそ そんな関係性の方を 僕はこれからも淡々と作りたいなというふうに思っています。 さて、今日のお話は以上となります。 いつもこのボイシーを聞いてくださっている皆さんにとっても 今日のこのお話が何かしらの 考えるきっかけとなっていたら幸いです。 それでは今日はこの辺で また明日 もっと見る鳥井弘文の旅と読書とコミュニティプレミアム放送配信中!09:411.チャプター 1コメントプレミアムリスナーになるとコメント欄に参加することができます プレミアムリスナーに参加する
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