TOPライフスタイルメンタル・心理学禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで#300 人生を考える...自分を信じる⑤12:34 2024年10月18日 463再生 問題を報告する 再生する シェアする 「人生を考える...自分を信じる」の5回目です。AI目次変身願望の落とし穴とは?苦手克服からの成長物語現代社会の活用法とは?努力の先に待つ未来とは?自分を信じるための指針AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ おはようございます。 エリンジの古川周券です。 今日もどうぞよろしくお願いいたします。 # 「変身願望」は危険なもの 今日は、人生を考える、自分を信じるということの5回目のお話となります。 前回、自己肯定感はあてにならない、安心感はあてにならない、一般に何とか感という、ただの感じというのはあてにならないというお話をしました。 自己肯定感にすがるんじゃなくて、自分自身を肯定できるかどうか。 安心感にすがるんじゃなくて、安心を得ることができるか。 そういうお話でした。 それでも、なかなか人間って、そんなふうにはうまくいかないです。 前に進むことがなかなかできないですね。 そこでどうなるかというと、自分を信じることができるような人間になりたい。 前に進むことができるような強い人間になりたい。変身願望を持つんですよね。 私自身がかつて修行道場に行った時にそうだったので、この変身願望ってよくわかるんですよね。 こうやってみるんだけども、変身願望があるとうまくいかないんです。 どっちかというと、最初から変身願望って、こうなりたいという変身のなる先というものが、とてつもないものなんですよね。 自分のことを信じられて、よっぽどのことじゃないとできないんです。 世の中で、かなりのことができている人、相当頑張っている人だって、自分のことを本当に信頼できるとか、自信を持って自信満々なんですって、ほとんどいないんですよね。 そんなことは、どっちかというと、とてつもないこと。 みんな悩んだり、不安に受けられたり、焦ったりしながら、それでも一生懸命生きているんです。 その中で、少しずつ自分を肯定できるようになる。自分自身の安心を得るって、そういうふうになっているんですよね。 ところが、変身願望って、そういう一個一個地道に地道にやってきるものを、一気に手に入れようとするという意味では、いきなり、あまりにもとてつもないことを求めているんですよね。 だから、うまくいかないんです。 実際に私たちができることというのは、手近なことから、地道なことから、一個一個努力を積み重ねていって、小さな小さな努力、小さな小さな成功、そういうのを積み重ねていって、少しずつ自分を変えていくしかないんだけど、 変身願望が強いと、もう焦っちゃって、小さな小さな努力、小さな小さな成功があまりにも貧弱に見えて、こんなことでは日暮れて道通しっていくらやってもダメって諦めちゃうんですよね。 だから、ちょっと半端な変身願望があると、かえって自分の努力や自分の全身というのをがっかりさせて、悲傷化してみせちゃう分だけ、自分を変えることを妨げてしまうんですね。 だから、自分を変えようと思うことは大事なんだけど、変身願望としてあまりにも強いものを持ちすぎちゃって、あまりにも遠大なものを最初から持ってしまうと、小さな小さな努力を積み重ねられることができなくなってしまうんですね。 そういう意味では、変身願望というのはとても危険なものだということを、まず最初に覚えておく必要があるんですね。 # 苦手を克服して... 変身願望を持って道場に行ってしまったということでは、道場に行った時の動機は私は歪んでしまっていたんですね。 だけども、道場というのは地道に地道にコツコツコツコツ毎日積み上げていく世界です。 だから、中に入って地道に地道にコツコツ積み出されていく。 それを私自身の変身願望が邪魔をしたから、私の道場暮らしが最初本当にきつかったのは、自分の過剰な変身願望のせいだったんですね。 少しずつ少しずつしか人間に変わらないのに、できない自分、全然変わっていかない自分に腹を立てて、がっかりして、絶望して、もう自分はダメだって。 もうそんなことが繰り返されたんですね。それでもやめるわけにいかないから、ずっと頑張って頑張ってやっていく。 やっていく中で少しずつ気づいていって、最終的に自分が分かったことは何かというと、やっぱりその変身願望のところを自分で一回していないとダメですよね。 やれることからやるって。で、自分が進歩しようが進歩しないが、どうでもいいんだって、まずは一生懸命やるって。 そこから先だって、まず石の上にも残念って言うけれども、一騎一従するのやめなきゃ努力できないんですね。 それで、仕事場というのは一騎一従なんかやってられませんからね。時間もない、つらいだけですから、一騎一従するなんか余裕がないから、やらされてしまうんです。 で、やっていて気づくんですね。そうすると、自分が苦手だと思っていたこと、自分ができこないと思っていたこと、それでもやらされてしまって、やらなきゃならないからやってみて、一生懸命やっていると、実は意外に面白かったりするんです。 私は勉強が得意で、実際は苦手だったりする。 炎天下で薪割りをしたり、炎天下で畑を耕したり、蚊に食われながら草むしりをしたり、もう全然いいことなんかないですね。自分はそんなこと苦手だし、できないと思っていたんだけれども、だけど一生懸命やっていて、最初はつらい。 だけど一生懸命やっているうちに、だんだん面白くなってくるんですよね。つらかったことが、だんだん当たり前になっていくんです。 そうやってやっているうちに、自分はできない、こういうことがダメだったり苦手だと思っていたことが、意外に向いているということがあったりするんですよね。 だからダメだと思っていたことが好きになったり、嫌だと思っていたことが得意になったり、自分は本当にたくさんあります。 本当に昔は勉強とか得意じゃなかったし、好きじゃなかったんだけど、修行道場に行ってから料理も、いわきの剪定も、薪割りも、畑を耕すことも、体を動かすことも全般、苦手なこと苦手なこといっぱいあったのに、 全部一生懸命やると、どんどんどんどんそれなりに上達するし、上達すれば面白くなるし、面白くなってさらにやっていけば、実は得意になっていくんです。 結果として人一倍できるかどうかということは、あんまり問題にならない。 私が道場で思ったことは、超一流の運勢などならなくていい、自分は無理だと思っていたんです。分かっています、それ。 だけど迷惑をかけない。修行仲間に迷惑をかけないように、一人前の修行僧として、みんなに信頼できてもらえるだけのことを、最低限それだけのことをしようと、 一生懸命努力して、得意なことがあればいい、そういうことに気づいて、一生懸命やる、それで気づいたことがいっぱいあるんです。 能力があったり才能があったりして、一所一所うまくできることなんて、大した当てにならないんです。 だけど、努力して作り上げたものって、やってみると力発揮するんですよ。 どちらかというと、能力があってできちゃうことって、ちょっとうまくいかないと、がっかりしたり、長続きしないし、忍耐もないです。 でも、自分で努力して見つけたことって、逆境の中でも自信があるんですよ。 ダメな中で自分はこんなことを見つけたって、それを多様に頑張れるんですね。 実は、私みたいに頭てっかちで、薪なんか割ったことない、料理なんか大切に作ったこともない、本当に何もできなかった人間が、修行僧になれるなんて、今考えたらとてつもないことですよね。 当時、私、段取りが悪かったので、前もお話ししましたけど、料理が本当に苦手で、だけど、大してうまくはないです。 だけど、私、修行僧として、困らないだけのことができるようになったし、今はどちらかというと、料理が好きになりました。 自分で、私、今は自炊しているんですけども、生地料理を作ったりするときに、いろいろ工夫もできるし、楽しくなるし、パパパパッと料理を作ることはどうってことはないですよね。 慣れていることはどうってことはない。 で、結構、足の工夫とか自分で考えて、下腰とか自分で考えて、自分、こんなに料理が好きになるんだなって思いました。 畑田返すことも、私、昔苦手だったんですよね。 だけど、今は畑田返すのがとても大好きで、好きがあったら家庭産をやりたいなって、今でも思っています。 # 現代社会の恩恵は生かして... 今は実はとってもいい時代なんですよね。 SNSが発展してきて、情報社会になってましたので、 いろんなこと、実は情報がもう、街元にただで溢れてるんですよね。 料理もそう、演技もそう、あらゆることそうなんですよ。 ちょっとこうインターネットを調べれば、いろんなことが、 昔あったら、本当に人に頭を下げて教えてもらわなかったこと、 お金を払って教えてもらわなかったことが、 今はもう、本当に無料で、いくらでも手に入るんです。 だから自分で何かやる時に、情報を集めて何か始めるって、 これはもうすぐ昔よりもハードルが下がったんですよね。 でも、本当に自分で物にしようと思ったら、 ただ、情報を知るだけで、ちょっとやるだけじゃダメなんです。 やっぱり失敗してみて、努力してみてって大変です。 大変だけど、情報もない中で大変なのと、今は情報が得られるんです。 昔に比べると全然異なるんですよね。 ということはですよ。私が言いたいことは一つです。 自分が得意とか苦手とか、人より有利かどうかってことは、 一回してしまった方がいいんですよ。 全部一つあって、まず好きなことから始めたらどうだかって思うんですよね。 好きなことについては、徹底的にまず調べましょう。 今、インターネットの情報社会ですから、まず徹底的に調べます。 徹底的に調べていいと思うんです、私。 調べて、調べたら努力するって。 目安としては、徹底的に調べたら、調べた分だけ努力した方がいいですよね。 いや、こんだけ調べてるんだったら、簡単にできないかおかしいって、逆のこと考えるんですよ。 例えば10時間調べたら、1分でできなかったなって思います。逆ですね。 10時間調べることができるんだったら、10時間以上頑張らなきゃダメなんですよ。 努力を惜しんでダメです。 今、情報があるんだから、逆に情報があるから、努力をしなくていいんだって。 情報があるから楽にできるって思っちゃダメなんです。そうじゃないんですよ。 努力というのは絶対に要ります。情報があろうとなかろうと、自分のものにするためには絶対に努力が要ります。 だから、面倒くさがらないことです。 努力を惜しむというのは、要するに、ただの面倒くさがりですね。 才能があろうがなかろうが、人の2倍3倍時間がかかろうが、自分がやろうと思ったら、2倍3倍かけてやったらいいんですよ。 人生というのは短いです。 短いけれども、2倍3倍、自分がやりたいことに時間をかけるだけの時間は十分あります。 十二分になります。 私は自分で、29で、人生全く違う世界、勉強とか得意だった世界と全く違う苦手な世界に飛び込んで、 今こうして、苦手な世界のその延長線で、今私は生きてますけれども、全然後悔してないし、 自分の得意じゃないことを始めても、人生って自分の人生ってちゃんと作れることができます。 一生懸命自分で努力すれば、必ず自分は変われます。 今は私が白人になった頃と違って、本当にインターネットの時代ってすごいですよ。 昔だったら本当に大変だったことが、今はいくらでも手に入るんですよ、情報が。 そしたらもうスタート点が私たちの頃と違うんですよね。 そういう意味で、まず最初に迷っている人は、自分がやりたいこと、自分がやりたいなと思うことです。 その時に中心にならないことは、得意だから人より有利に立てそうだとか、人よりうまくいけそうだとか、そんなのじゃないです。 やりたいことを選んだらいいんですよ。 やりたいことを選んで、有利とか楽とか一切考えないこと。 このやりたいことができるようになるために、どれだけのことをやったらいいか、どうしたらいいかってことで考えて頑張ってみるって。 その時に怠け心が起きたり、がっかりしたり、飽きたりしたら、怠けじゃ何一つできないよって。 努力だけなんですね。 今はそういう情報があるから、あとは自分の経験と努力だけで、工夫次第で一事前になります。 一事前になれば世界が全然変わりますよね。 そんなわけで、自分がやりたいなと思うこと、気になること、特に若い人はそれにチャレンジしてみる。 その時に手間暇だけは絶対惜しまないことです。 それだけ注意していれば、私は人生は変わると思っています。 そういう意味で自分を信じるってことですよね。 自分を信じるためには手間暇は惜しまないことって、これが扇じゃないかなって思っています。 # 終わりのあいさつ さて、今日も長い時間お待ちいただきまして、誠にありがとうございました。 どうぞ、良い一日をお過ごしください。 もっと見る #変身願望 #自分を信じる #人生を考える #面倒くさがらない 禅僧と考える...日々の暮らしから人生までプレミアム放送配信中!00:101.初めのあいさつ02:592.「変身願望」は危険なもの04:543.苦手を克服して...04:234.現代社会の恩恵は生かして...00:095.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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#638 辛い思いをして修行をしても、無駄になってしまうのではないか?~夢窓国師『夢中問答集』を読む(47)「円満具足の本分」① 13分・9月9日・ 209再生AI目次厳しい修行と拭えない心の疑問成果主義がもたらす仏道への誤解誰もが持つ「円満具足」の真の姿他人との比較を超える喜びの源泉理屈抜きに「良い」と味わう体験
#637 どこまでも己にとって返す~夢窓国師『夢中問答集』を読む(46)「是非の念と大悟」② 13分・9月8日・ 148再生AI目次他人の是非を越え自己へ帰れ徹頭徹尾「自分のため」の修行「自他」の区別以前の自分を掴む「お前は何者か」という深遠な問い途方に暮れる悩み、悟りへの一歩
#636 他人の是非を口にする前に~夢窓国師『夢中問答集』を読む(46)「是非の念と大悟」① 16分・9月7日・ 189再生AI目次他人の是非に悩む心の現実修行者への唯一の指摘「一両剣」他者の評価が示す自身の未熟さ自己向上を促す「良い点を見る」教え他人の言動が示す自己の内面とは
#635 禅の物語~葉落ちて根に帰す 六祖慧能大師(其の五) 14分・9月3日・ 205再生AI目次禅の革命者 六祖慧能大師とは仏を見出す鍵 自身の衆生を知れ葉落ちて根に帰す 慧能の死生観形式を排した最期の教えの真意言葉を超えた慧能禅の遺志とは
#634 一切を棄てるとは?~夢窓国師『夢中問答集』を読む(45)「悟入」 14分・9月2日・ 212再生AI目次心の捉えどころない性質消えない記憶と煩悩の根源「一切放下」が示す悟りの本質達磨大師が語る「心牆壁」不完全でも歩み続ける境地