2025年2月
#001 沢庵和尚『不動智神妙録』:心を止めてはならない①
19:36
澤庵宗彭:『不動智神妙力』
無明住地煩悩
無明とは、明になしと申す文字にて候。 迷を申し候。住地とは、止る位と申す文字にて候。仏法修行に、五十二位と申す事の候。その五十二位の内に、物毎に心の止る所を、住地と申し候。住は止ると申す義理にて候。 止ると申すは、何事に付ても其事に心を止るを申し候。貴殿の兵法にて申し候は、向ふより切太刀を一目見て、其儘にそこにて合はんと思へは、向ふの太刀に其儘に心か止りて、手前の働か抜け候て、向ふの人にきられ候。是れを止ると申し候。打太刀を見る事は見れども、そこに心をとめず、向ふの打太刀に拍子合せて、打たうとも思はず、思案分別を残さず、振上る太刀を見るや否や、心を卒度止めず、其まゝ付入て、向の太刀にとりつかは、我をきらんとする刀を、我か方へもぎとりて、却て向ふを切る刀となるべく候。
無明住地煩悩
無明とは、明になしと申す文字にて候。 迷を申し候。住地とは、止る位と申す文字にて候。仏法修行に、五十二位と申す事の候。その五十二位の内に、物毎に心の止る所を、住地と申し候。住は止ると申す義理にて候。 止ると申すは、何事に付ても其事に心を止るを申し候。貴殿の兵法にて申し候は、向ふより切太刀を一目見て、其儘にそこにて合はんと思へは、向ふの太刀に其儘に心か止りて、手前の働か抜け候て、向ふの人にきられ候。是れを止ると申し候。打太刀を見る事は見れども、そこに心をとめず、向ふの打太刀に拍子合せて、打たうとも思はず、思案分別を残さず、振上る太刀を見るや否や、心を卒度止めず、其まゝ付入て、向の太刀にとりつかは、我をきらんとする刀を、我か方へもぎとりて、却て向ふを切る刀となるべく候。
禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで
恵林寺 古川周賢
- 00:101.
初めのあいさつ
- 05:292.
プレミアム放送をはじめます...沢庵和尚の『不動智神妙録』を読んでいきます
- 01:433.
『不動智神妙録』テキストのこと
- 04:474.
心を止めるのは迷いの在り方
- 07:225.
心を止めてはならない①
- 00:096.
終わりのあいさつ
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