TOPライフスタイルメンタル・心理学禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで#485 日常に活かす禅...質の高い集中力を身に付けるために②11:46 2025年8月12日 272再生 問題を報告する 再生する シェアする 引き続き、禅の目から見た質の高い集中力を身に付けるための工夫についてお話しします。AI目次質の高い集中力を得るための心構えとは?瞑想における目標設定の考え方とは?日常で集中力を高める具体的な方法とは?集中状態から得られる視野の広がりとは?禅の精神を日常に活かすための第一歩とは?AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ おはようございます。 臨時の古川周券です。 今日もどうぞよろしくお願いいたします。 # 馬鹿になることが必要なこと 今日は、機能に引き続き、日常に生かす善ということで、質の高い集中力を身に付けるための続きをお話ししたいと思います。 昨日お話しました通り、今回の私のお話の中心になるテーマというのは、具体的なテクニックもそうですけれども、それ以前にまず心構えですね。 具体的なテクニックを出すよりも、心構えが大事というのは、昨日もお話ししましたけれども、普通のトレーニングというのは、基本的に一番大事なことは、どうなりたいかという目指すところですね。 到達点、ゴールというものをはっきり明確に持つことが大事なんです。 大体のトレーニング、勉強の場合だったら能力アップということなんですけれども、ある程度数量化できる、ある程度客観的な数値に出せるということが基準ですよね。 そうすると、そのためには何が必要か、何が自分に欠いているかという、それが遡って自分の欠けている部分、まだ足りない部分というのをプログラミングしながら作っていくということがあります。 それがうまくいかないと、つまり目標がしっかり見えていないと、途中のプロセスの努力というのに無駄が多くなるんですよね。 あるいは、無駄どころか、方向がずれてしまっていることがあり得るんですね。 そうすると、努力をしても結果が出ないということが起こり得る。 それを避けるためには、何が大事かというと、目標をしっかり持つこと、しかもその目標が具体的に分析できるということですね。明確にはっきり分析できるというのがポイントです。 これが、社会における様々なトレーニング的なものの本質をついたものなんですよね。 だけれども、その修行における瞑想もそうですけれども、昨日話題の修行と行なう修行という話もしましたけれども、精神的なこと、もうこれは数量ができないことですよね。 価値観や人生観、それからその人がどう振る舞いたいかという生き方に関わるような問題、 そういうものに関しては、具体的な目的というのをはっきりと取るというのはなかなか難しいですね。 その始める前から、あれはまだ初心者のうちに将来こうなったらいいなと思っているような姿というのが、 まあ明確に実現できるというのがシャバの世界のいろんなものの特徴なんだけれども、精神の世界、精神の世界、心の世界に関しては、 修行をしたりトレーニングをしていって自分自身が変わっていくと、どんどん目標は変わっていくんですよね。 最初の頃にいいな、素敵だなと思ったことが違うように見えてくる。もっと素晴らしい世界が見えてくる。 だから最初の頃はモヤモヤして、なんとなくこんなもんだろうと思っているのが、だんだん明確になってくる。 それはある程度自分が経験しないと明確にはなってこないものなんですよね。 そういうことがありますので、最初から目標をあんまり強くはっきり持ちすぎてしまうと、 目標を持っているものと将来的に目立つものがドンピシャならばいいんだけど、そうじゃなければ返ってずれてしまってうまくいかない。 そういうこともありますので、例えばアルファファを出すとか、ノウハウを測るとか、数量化できるということを目標とするんだったら、 テクニックはいくらでも出てくるんだけれども、そうじゃなくて、自分の心に納得する。 自分の瞑想に満足するという、感覚、体感的なもの、価値基準も含んだ体感的なものを目標とするんだったら、 最初は目標を思い浮かぶというのは、モチベーションだけでいいんですね。 モチベーションを得るために最初はこうなったらいいなという目標を持つことはいいんだけど、 実際にトレーニングに入るときには、その目標を一旦捨てる。 プログラムをするときも目標値に向かってどうやってやっていくか、そういうのを全部捨ててしまうんです。 一切思い浮かべない。 だからむしろ技ではなくて、行うほうの仕様。 まあ座禅、禅と座禅なんかはそうですよね。 それから瞑想なんかでも深いところまで行こうと思っているのであれば、 最初に瞑想を始めるときには、全部こうなったらいいな、ああなったらいいな、こうしたい、ああしたい、 あるいは数値目標も一旦全部捨ててしまったほうがいいんです。 空っぽになって始めるって、ここが大事なんですね。 だから今日、今回のこの話は、日常に生かす禅ということなんですが、 これはもう、今今日は瞑想の話なんですが、 瞑想に限らず修行の世界、つまり禅というものを日常に生かすときには、 入り口、物事を始めるモチベーションに関しては強いものを持っていてもいいんだけども、 瞑想がこれから始まるときには、実は何を目指すかということは、考えないほうがいい成果が出ます。 ともかく、1日1日やったかどうかを大事にするんです。 それで、何がとたずきたかということは、基本的には気にしないんです。 ちょっとこれから先は辛いんですが、本格的に自分を変えようと思うんであれば、 そういうふうに、どうなったかという途中計測みたいなこと、途中観測みたいなことはあまりしないで、 ともかく毎日コツコツコツコツ、やったかどうかということだけで、自分自身を測るということ。 続けられたかどうかということだけで、自分を測るということ。 それを大事にしてほしいんです。 でも、心配いりません。ちゃんと瞑想を毎日できていれば、私の経験だと、早くて2週間か3週間、 遅くても3ヶ月もやっていると、自分なりにちょっと違ってきたなって感じると言われます。 だから、最初はハードな悲劇でもいいので、まず始めるということ、そこを大事にするということ。 それを強調したいんですよね。これは昨日の復習というか、ちょっと考え方が違ってくる、 普通のイメージと違うので、何度強調するとかないので、今日もお話ししますけれども、 まず始めるときには、あまり考えないで始める。ただやるということ。 最初は一回そういうふうにバカになるということが大事だということが、修行の世界には言えるんですね。 # 「成り切る」練習 じゃあ、バカになるというのを具体的にどうするか。 例えば皆さんが、瞑想する時には、呼吸を数えるというのを習いますよね。 息を吐く、吸う。 吐いて吸ってを一つとして数える。 だから吐いて吸って、一つ。 一音と言いながら吐いていって、吸うと吸い込む。 二つ。 そうやって十まで数えて、一まで戻るって。 一から十までずっと数え続けるって。 で、私はいつもそこでイメージトレーニングを乗っけます。 息と連動して、その細い煙のようなものが出たり入ったりする。 その煙みたいなものが、ブレたり切れたり太さが上がったりしないように、最初から最後までずっと同じで滑らかに滑らかに、ブレることなく切れることなく、 同じ太さで、なるだけ細く長く息を吐いて吸って息を数えながら、一から十までいくって。 ただこれだけのことです。 ともかく、やるということが大事ですから、毎日時間を決めて、いつといつといつにやりますって。 一度に五分くらいでいいので、一日できるだけ五分でいいから回数を増やすって。 起きたときと寝る前が私はオススメなんだけども。 それをずっと続けるだけでいいんですね。 で、やった日にはカレンダーにシール貼るんでもいいんですけども、ともかく続けることです。 それくらいだったら大して負担になりませんので、もう効果が出るか出ないかダメ元でやってもらった方がいいと思います。 気持ちいいなと思い始めたら二セット。もっと良くなったら三セットっていう風に増やしていけばいいんですよね。 それがまずは始まりです。 で、見えそうでなくてもこういうこともやってほしいんですよね。 その、どちらかというと頭であざこざ判断しなくてもいいような、そういう単純作業的なもの。 例えば歩くとか、階段を上がり下りするとか、筋トレみたいなものもそうですよね。 そういう単純なもの、頭でいろいろ考えなきゃならないものじゃないもの。 そういうものを日常生活の中にやる時があるじゃないですか。 通勤、通学でもそうですし、何か単純作業ってありますよね。 その時に、ともかく何にも考えないで成り切るっていうことです。 もう時間は決めて、タイマーセットしたらひたすらそれに成り切っちゃって、他のこと一切考えないようにするって。 それをやり切るっていう風に決めちゃうんですよね。 私は例えば、時々山に登るんですけども、山に登る時にはゆっくりでもいいから同じペースで頂上に着くまでは絶対に気持ちを逸らさない、逸らさないように。 右足出ないし、右足出ないしって息を数えながらずっと上まで上がるようにしています。 何でもいいんですよ。短い時間でもいいんです。 やると決めたら、もうそのことだけにピシャッと集中して、他に一切気を散らさない。 それもやみくぼにやるんじゃなくて、この何分とか、この一言ワンターム、一定の仕事を決めたら、これだけって決めたら、それやってみるって。 何か期間を決めて、時間で測って、それを徹底的に気持ちを逸らさないようにやるって。 そういう風に、この没頭するっていう経験、それを動作でやり切るって。 その時に補助として、没頭する時には息と連動させて、息を数えるってことをやるんですね。 私は修行道場にいたので、修行道場って単純作業が多いんですよね。 薪を割ったり、桑を振って畑を耕したり、拓発をしたりって、歩くだけですからね、拓発は。 単純なものが多いので、道場自体はそうやって、動作の時にもひたすらその動作に集中して、息だけ数えながら他のことに気を使わないようにするって。 よそで音がしても、胸を向けないようにやってることに集中するって、トレーニングを実はこっそりやってたんですよね。 そんな風にしてやる。これも実は、瞑想時間の質を高めるためのトレーニング。 日常生活の中で単純作業で頭を使わなくていいなと思ったら、それをやってみるってこともそうです。 電車に揺られてる時に息を数えながらって。カタンカタン、カタンカタンってリズミックに電車が動くんだら、そのカタンカタンに合わせて一つ、二つって。 ともかくそうやって、単純なものに没頭して、胸を逸らさないっていうトレーニングを一定時間決めて。 次の駅までとか、3駅までとか1駅とか決めて、ずっとそういうのを時々気が思い立ったらやるようにするって。 そういうことが、質を高い集中力への入り口なんです。 で、その結果どうなるかって。質を高いトレーニングにの集中力ってのはどういうものかっていうと、パッと視野が広がる経験です。 だから没頭してる集中でグーッと、修練してる集中とは違う集中です。 質が上がった瞬間に、バーッと視野が広がるんですよね。全然違う体感がくるんです。 でもそれって最初から視野を広げようと思ってもいけないんです。 一つのところにギューッと絞り込んでから、自然にパッと開くってことが大事なんですよ。 視野が開いたときの集中がどんなものかってことは、前もお話ししましたが、沢庵和尚の不動地心明力にいっぱい書いてあるんですけども、 あれを最初から目指すのはうまくいかないことが多いです。 最初目指すときには、ともかく正反対を目指す。一つのことに集中してグーッと胸を逸らさないで没頭するっていう、そういうトレーニングが大事なんです。 それを日常生活の中で取り入れる。だからまず最初にグチョクにグチョクにグチョクに一つのことをやってて、自然にパッと視野が広がるって。 なかなか広がらないんです。だけどもグチョクにやって広がるものが本当であって、最初からいわゆる世の中で流行っているような並行処理とかゾーンとかって目指してもうまくいかないんです。 そうじゃなくて、ゾーンが開くとき、パーッと視野が開くときっていうのは自然に開くんです。 その入り口を得るまでちょっとしんどいかもしれないけども、日常生活の中でグチョクになりきるって僕らは言いますけど、一つのことになりきるトレーニングを積み重ねていくってこと。これがコツなんですね。 # 終わりのあいさつ さて、今日も長い時間お招きいただきまして、誠にありがとうございました。 どうぞ良い1日をお過ごしください。 もっと見る #成り切り #日常に活かす禅 #質の高い集中力を身に付ける #沢庵和尚の不動智神妙録 禅僧と考える...日々の暮らしから人生までプレミアム放送配信中!00:101.初めのあいさつ05:502.馬鹿になることが必要なこと05:393.「成り切る」練習00:094.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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#636 他人の是非を口にする前に~夢窓国師『夢中問答集』を読む(46)「是非の念と大悟」① 16分・9月7日・ 189再生AI目次他人の是非に悩む心の現実修行者への唯一の指摘「一両剣」他者の評価が示す自身の未熟さ自己向上を促す「良い点を見る」教え他人の言動が示す自己の内面とは
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