TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第195話 不朽の映画「ひまわり」17:16 2025年7月9日 100再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「ひまわり」が描く、戦争の残酷さと愛ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの圧巻演技ウクライナロケ地が伝える、過去と現在の悲劇ジョバンナの絶望と希望、そして女性の強さ名作が問いかける、愛と平和の尊さとはAI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます佐藤美奈子です。 このチャンネル日々気付きだよりでは 平安消息気付け師である私が 日々十二単位に触れる中で感じた心の在り方や心遣いを日常に生かすヒントとしてお伝えしています。 今日の内容はですね 映画の話なんですが ちょっと数日前ですね このVoicyのデイリーテーマで何度も見返したい映画というテーマがあって この話をしたいなと思っていたんですが ちょっとお話ができなかったので今日になってしまいました。 はい私が選んでいるのはですね 1970年に公開された私が生まれて2年後ですね ビットリオ・デシーカ監督の普及の名作 「ひまわり」です。ご覧になったことある方はそれなりのご年齢か このウクライナの戦争のことで少しこのひまわりのことも出たので そのことで知ったという方もいらっしゃるかなと思います 私がですねこのひまわりという映画に初めて出会ったのは 高校生の時でしたね 以来もう5回6回何回だろう本当に数え切れないほど見返していて サントラ版のCDも持っていますけれども その度にすごくあの新しい感動がある 胸も締め付けられる なぜかなと思うとやっぱりこう1年1年 私もどんどん大人になっていくしいい年齢になってきたしいろんな 人間関係とか例えば男女関係でもそうです親子関係でもそうですし いろんな関係を経験していく中で 私の心持ちも変わってきたっていうことも この毎回毎回違う感動があったりするというのと近いのかなと思います この作品はですね公開から半世紀以上経って いますけれどももう今でも色褪せることのない 特にあの2020年に制作50周年というのを記念して HD版レストア版というんでしょうかね レストア版が公開されてそして2023年にはさらにこの修復を加えてデジタルリマスター版が 公開されています 世代を超えてですねこれは愛され続ける どうしてもこれは第二次世界大戦の悲しい出来事から生まれた もう名作と言える映画なんですけれども あのその内容について次のチャプターからお話をします # チャプター 2 この日回りですけれども、第二次世界大戦下のイタリア・ナポリの美しい海岸で物語が始まっていきます。 ソフィア・ローレンという本当に大女優がジョバンナという役、そして私の大好きなマルチェロ・マストロヤンさんが演じるアントニオ。 この二人がこの燃え上がるような恋に落ちます。そして結婚をします。 幸せな時間も束の間なんですよね。アントニオは本当にソ連の最前線へと送られていきます。 これは本当に戦争が始まって、わざとアントニオが気が狂ったような感じの嘘ですよ。 そういうふうに見立てて、そういう方の集まる収容所に入ることで最前線、いわゆる戦地に行かなくても済むように測ったんですけれども、ばれちゃうわけですよね。 ばれてしまったので、もう最前線へと送られてしまう。その後消息を絶ってしまうわけです。 そして戦争が終わって、兵士たちが次々と故郷へ帰還してきますけれども、このアントニオだけは戻ってこない。 そうするとやはりジョバンナは悲しいわけですよね。戦死の通知すら届かない。 もう彼の生存を信じているわけなんです。 そのジョバンナはたった一人、夫を探すためにこの戦地へと旅立っていくわけです。 私がこの映画で特に心惹かれているのが、アントニオを演じるマルチェロ・マステロヤニさんという俳優さん。 人間みあふれる魅力がすごくあるんですよね。 二枚目俳優さん、例えばアランドローンさんも素敵ですし、いろんな素敵な俳優さんいらっしゃいますけれども、 何とも二枚目というよりも、でも三枚目でもなく、どこか頼りないような優潤不断で、決して強いヒーローではないんですよね。 この役なんかは特にそうです。 よくこの映画のレビューなんかを見ますと、 彼のこの感じ、マステロヤニさんが演じているこの感じというのは、どちらかといえば情けない系、その系統で表現されるほどの情けない系の役でした。 本当にまさにその通りだなと思うんですね。 でもこの弱さこそが彼の演じるアントニオという人間性、人物にすごく深みを与えています。 この情けない系だからこそ、どうしてもやっぱりこの男女の関係というのはハッピーエンドにはならないということですね。 彼はこの映画の中でどう生き延びたかというと、やはり雪深いところで本当に倒れてきて、 でも生きている倒れている戦士を見つけた、その戦地であるソ連の女性が彼を見つけて助け出すわけですね。 その助けていく中で、二人は結ばれて新しい生活を営んでいる。 そこにジョバンナは見てしまうわけですよね、この二人の生活を。 もうどうしてもこの戦争という防ぎようのないというかどうにもならない、大きな運命に翻弄されている愛する女性を、 やはりアントニオだってジョバンナのことが大好きですよね。 その人のことを思いながらも、どうしても流されて生きていかざるを得なかった男の悲しみもあります。 もうそのシーンのやるせない表情というのを見るたびにですね、もう完璧ではない。 男も女も完璧ではない。だからこそ愛おしかったりとか、あとは人間の姿を感じずにはいられないんですね。 それぞれにやはり戦争で引き裂かれた二人というのは、それぞれに新しい家庭を持っている。 そんな中でもやはり一時は激しく愛し合った二人ですから、抱き合うシーンもあるんですよね。 その時にジョバンナの目の先には新しい夫との間にできた子供が写っているわけです。 そしてなんといってもジョバンナを演じたソフィア・ローレンの演技、もうこれは大女優、心を揺さぶられる演技ですね。 この初めて見た高校生の時って、やっぱりこの好きなのに一緒になれないということに関して、あまり理解はできてなかったと思うんですよね。 なんですけれども、やっぱり年を重ねてきてこの映画を見る時に、その選択をした二人の感覚っていうんでしょうか、思いっていうのがよくわかるというか、 そうだよねと、そうせざるを得なかったよねというふうなことを思います。 ソフィア・ローレンはアカデミー主演女優賞の受賞歴も持っていますね。 この作品でまさに圧巻の演技を見せてくれています。 太陽のように明るく情熱的だった若い女性が夫が帰ってこないという過酷な現実の中で徐々に光を失っていく。 本当に最初のこれ演技すごいなと思ったのは、若さあふれる時っていうのは肌の色も白いし、ヘアスタイルも素敵だし、 洋服も花柄のワンピースだったりとかしますけれども、その戦地に行っている間つつましく暮らして、そして戻ってきても不安ばかりなわけですよね。 その時にヘアスタイルは地味に後ろでちょっとまとめた髪は白が出ていて、顔色も少しねドス黒いというか、これはメイクでしょうね。 もともとスピアローレンさんのお国柄もあるんでしょうけれども、本当に女性って自分のことに気を使わなくなるとこうなるなっていう感じがすごくこの画面に出ているんですよね。 もう絶望の淵ですから、今度は夫を探し出すという本当に決意を固めていくけれども、若さだったり絶望だったり、戦争の苦しみを受け入れて強く生きていかねばならない。 大人の女性へ変わっていく様っていうのが、彼女は本当に全身全霊で演じた。 特にこの夫の新しい家庭を目の当たりにした時の希望が砕け散った絶望の表情、本当にこれね、見てください。 駅のホームで別れる、走り始めた列車に飛び乗るんですけれども、本当に悲しみもあれば諦めもあるし、けれどもまだ情が残っている。 その泣き顔、もう人の目を気にせず泣き崩れていく。 これ何度見ても本当にここでグッと胸が締め付けられるんですけれども、戦争が残した言えることのない傷跡というのが、一人の女性の人生を通して私たちにすごく訴えかけてくるシーンです。 # チャプター 3 はい、なんで私これ特に今取り上げたかというとですね、 この映画の象徴でもある地平線までずっと続く一面のひまわり畑のシーンが出るんですが、 このロケ地がウクライナであったことを皆さんご存知でしょうか。 実はですね、このロケ地については長年誤った情報が流れていたんですよね。 映画のオープニングとエンディングに登場するこのひまわり畑というのは実際ウクライナで撮影されました。 このひまわりというのは東西冷戦の最中にあって、 西側の映画として初めてソ連国内の大規模なロケが行われた画期的な作品として知られているんですね。 当時このウクライナというのはソビエト連邦を構成する共和国の一つだったわけです。 この劇場公開後、日本で販売されたビデオの解説書などには、 ひまわり畑はモスクワ近郊で撮影されたというような記述が見られたものもあったそうなんですね。 でもこれは誤った情報で、なぜこのような誤解が生まれたのかというと、 この冷戦という時代背景が関係しているのかもしれませんね。 大きな国家のイメージを優先したということで、 ウクライナという個別の共和国の存在をあえて強調しなかった。 当時の情報戦略があった関係性も考えられるのかもしれません。 これはあくまでも私の考えですので、公にしていることではないので、 本当にこのボイシーだけの話としてくださいね。 ですけれども、このロケ地がウクライナであるということ、 決定的な証拠が映画の中に実は残されているんです。 ひまわり畑のシーンでジョバンナが話しかける、 ジョバンナが一人の老女に話しかけるんですね。 ロシア語ではなくてウクライナ語で話している。 近年の研究では、ロケ地はウクライナ中部のポスタワ州にある チェルニチーヤールという村であると特定されていますね。 ひまわりというのはウクライナの国家でもあります。 映画の中で老女が、ここにはイタリア兵とロシア兵が埋まっている。 ひまわりの下にはたくさんの兵士や農民が、という風に語るシーンがあるんですけれども、 美しくそして悲しいこのひまわり畑。 一面にあればあるほどこれだけの人が亡くなったのかという風に、 本当に息を飲んでしまうんですね。 この時に本当にこのひまわり畑に行ってみたいなって思っていますけれども、 今はもうちょっと無理になりましたね。 ひまわりというこのシンボルは、映画が公開された後も ウクライナの歴史の中で重要な役割を持っていました。 1996年にウクライナが核兵器を放棄した際に、 かつて核ミサイルが配備されていた基地跡に、 平和の象徴としてひまわりが植えられたわけですね。 破壊の象徴だった場所に、生命と希望の象徴を植える。 それは未来に向けた力強いメッセージだったと言えるかなと思っています。 ですけれどもね、今その美しい大地が、 この戦争によって蝕まれているというか、 そういう悲しい現実がありますね。 映画のロケ地とされたヘルソン州をはじめ、 このウクライナの南部というのは、 今回の軍事侵攻ですごく甚大な被害を受けている場所です。 戦争の映画、過去の戦争の記憶の地の映画ですけれども、 現代の戦争である最前線となっちゃったということですよね。 何とも感慨させられます。 映画の中で語られた、ひまわりの下には兵士が眠っているという言葉は、 本当に過去の映画の物語じゃなくて、 本当に現実、今の私たちがニュースとかで見るたびに、 本当にこの忌ましい現実というのがあります。 本当に胸に突き刺さるようですね。 私たちはこの映画から何を感じて、 何を読み取るべきなのかなと思います。 このひまわりだけではなくて、 いろんなメッセージの含まれた映画というのがたくさんありますけれども、 戦争がごく普通のささやかな幸せを願う人々を、 いかに無慈悲に引き裂いてしまうのか、 そういうところ、本当に何とも言えないですね。 愛し合っていてもどうすることもできない運命、残酷な運命ですよね。 この映画、70年以上前の物語ですけれども、 今を生きる私たちに静かに、とても強く問いかけてくるようです。 この映画本当に大好きで、大好きなんだけれどもちょっと悲しいです。 マルチェル・マストロヤンニさんも亡くなっちゃって、残念ですけれどもね。 伊達男、かっこいいですね。本当に好きですね、マルチェル・マストロヤンニさん。 今一度この映画、見たことのない方はぜひ見ていただければなと思います。 それではまた明日。 もっと見る #ひまわり #何度も見返したい映画 #ソフィアローレン #マルチェロマストロヤンニ #ヴィットリオ・デ・シーカ 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ03:051.チャプター 108:142.チャプター 205:583.チャプター 3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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