TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第315話 舞台裏がおもしろい13:26 2025年10月17日 68再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次舞台裏公開:当日指導しない理由成功の鍵はフィナーレから逆算思考平安時代への没入が深める表現力とは本番直後から始める、驚きの撤収準備美は細部に宿る!会場を美しく保つ秘訣AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本の文化や伝統に息づく心の在り方を、日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 難しい作法ではなく、ふっと心が解ける瞬間を通して、あなたの奥ゆかしい魅力をさらに引き出していきます。 昨日、私の個人のインスタグラムに、久しぶりにフィード投稿を上げることができました。 見てくださる方の数も、佐藤さん、久しぶりに上げたなということで、見てくださる方も多くて、その中の内容のことをちょっと掘り下げてお話をしていきたいと思います。 これはどういう経緯で、このフィード投稿の内容を作ったのかと言いますと、 5回目となる農学党公演が終わった時に、多分皆さん、表舞台よりも舞台裏というのが、お好きな方が意外と多いんですよね。 特に私たちのところに来てくださるお客様だったり、これなぜかというと、毎回毎回、この農舞台ではなくて、 エモンド東京道場の本拠地の学校の校舎で行うちょっとしたイベントに、いつもいつも来てくださる方だったり、お友達にご紹介いただいて来てくださる方もいて、 その時に皆さん残って、ちょっとこれ見てていいですかっておっしゃるのは、 その一つ十二単位を着せ終わった後の衣の畳み方ですね。 普通の和服の、いわゆる短物にしてしまえば、幅は完全に蝶族と着物は違いますので、ということは折り着が違うということなんですが、 その短物の大きいものをどうやって畳んでいるんだろう。 畳んでいることがただの畳じゃなくて、そこからも着けられる畳なんですね。 例えば普通の着物だったら、襟を自分が座っている左側に置いて、着物の横に座って、ちょうど奥身のところで折って、 襟先揃えてとかというような本畳ということをなさるのが多いと思うんですけれども、 本畳にしていると襟はちょっと中に入ってしまいます。 でも蝶族は本畳にするぐらい細かく畳んでは、折りじわが逆についてしまうので、 いわゆるよぎ畳とか、やぐ畳とおっしゃる方もいますけれども、 広い状態で、脇の衣だけで折って、しかも襟が上になっているという状態で畳んで、 それが始まりの形である、その畳み方を見たいという方が意外といたり、 いわゆる舞台裏の支度というのがお好きなんですよね。 なので私たちの考えとしては、あえてお客様がいらっしゃったとしても、 物を運び出すとき、運び出すときも二人の衣紋者が、 ちゃんと場所を考えて、方角も考えて、どうやっておいて付節という出来をするのか、 というところからわざと見せてしまう。 その方が、例えばお客様の衣裏がある前に、 あれもこれもどれも準備しなきゃいけないということをしなくてもいいわけですよね。 それこそ、例えばフリー袖のお着付け、ヘアメイクとお着付けのような授業だったら、 きれいにヘアメイクがされたモデルさんを出すのではなくて、 それだったらメイクとヘアやっているところからお見せしようかというようなこともあります。 そうするととても喜んでくださるので、 あえてそういうふうに舞台裏で本来はしているところを表舞台に持ってくるということをして、 逆にお客様も喜ぶし、私たちもあまり仕込みが不要になるという考え方もあります。 なので、今回はやっぱり舞台裏というよりは表舞台の儀式というのを見せるのがメインでしたけれども、 裏ではどんなことをやっていて、どんな考え方で私たちはいるのかということを絞りに絞って、 もうちょっと出ると思うんですけれども、5つ挙げてみました。 その内容をこの音声でもお伝えしますね。 1つ目は、当日は指導しないということです。 当日になって、私がああだ、こうだ、これは短いだ、長いだということはやりません。 これはもう私は解説者として役割があって、そこに真剣集中したいのであえて言わないし、 そこで指導していても、皆様がぎゅっと固くなってしまうだけなので、 練習している場所とこの能舞台というのは全然違いますよね。 その能舞台の本番の舞台に来た時に、皆様もそれぞれにお仕事をなさって、経験もある方々なので、 その方々の経験に私はとても信じていますから、 その人たちが空気を感じて、これは落ち着くべきだとか、 これはこういう段取りをするべきだという感じが自ずと理解できるようにしたいために、 当日なんやかんや言うことはやめています。 特に当日になってガラッと全面的に変わることもよくあるので、 その空気に触れて、お客様の座席を見て、 これはやっぱり角度が違うなと思えば全面的に変えるわけですよね。 それを皆さんがちゃんとわかってくれているので、 あえてそこで固定してしまうような指導は一切しないというふうにしています。 ある程度自由さというか臨機応変さということの方が大事なわけです。 そして二つ目。 二つ目はリハーサル、いわゆる場当たりというものをしますが、 場当たりというのはフィナーレの確認からします。 これが一番いいです。 何においてもこれです。 最後はあなたはここに立っているんだよということがわかれば、 人というのはそこに向かってどういう動きをすればいいかということがわかります。 歩けるけど、優雅に歩けるけれども、私はどこ行くのだったらやっぱりおぼつかなくなるんですよね。 なので最終的にはここで皆様にお辞儀をしますよとか、 皆様に手を振りますよとか、 そういう最後のところを必ず最初にフィナーレの位置関係を決めてから、 最初から総ざらいしていきます。 三つ目。 三つ目はですね、これちょっと私も自分でも笑いながら書いてたんですけども、 平安時代に一度は行っておくということですね。 これ実際行けるわけないんですけれども、 十二単位を整えたり髪の毛を整えたりすると、 スーッと目を閉じてね、 本当にその古の時代に自分がタイムスリップしたかのような感じに、 自分で自分の心を落ち着かせてなっていくと、 何々さんって呼んでもスーッとね、私の方を振り返る時の振り返りがゆっくりになって、 何?っていう感じになるんですよ、皆さん。 これすごいなと思うんですけど、入ってるんですよね。 入ってもらいたいんですよね。 だから演者と、こちらの方が演出側ではなくて、 演者ではなくて本当にその時代の人に、 ちょっとすいませんが現代に来てくださいって言って来てくれたかのような感じに、 それぞれが皆さんなってくれているので、そのように言ってもらえます。 そして四つ目。 四つ目は、本番が始まったら片付けの用意を始めます。 本番って言って、本番の横からね、舞台袖からどうなってるかなって心配で見るっていうことは一切しません。 もう本番が始まったらですね、演者に任せて片付けの準備をします。 旅行トランク、日本の最大規格サイズが大体12人でオレーズに入るんですよね。 それ入れたら大体20キロぐらいになっちゃいます。 トランク自体が重いので、そのような形にしていきます。 片付けの準備をしているので、皆さんが吐けて舞台から下がってきて、 片付けっていう時にはもう脱いでポンと入れるだけなんですね。 そして次に繋がるんです。五つ目。 去るためには30分あればいいということを挙げました。 10演を前回もですね、2,30人演者出てますけども、30分で出ました。 2時半に終わっているので3時に出ました。 なぜかというと3時頃から皆様に本当にお昼休憩もなしに頑張っていただいたので、 打ち上げがあるので、打ち上げの会場3時からですから、もう30分で。 これも一本、ヘアピン一本たりとも残しません。 # チャプター 2 はい、いかがでしたでしょうか。まだまだ掘ればいっぱい出てくるんですけども、 でも基本的にはやっぱりそんな感じですね。 現状回復もきちんとして、きちんとあるべきところにあるべきものを置いて、 最初の状態にお戻しして、ゴミ、いろんなものを全部持ち帰ってお渡しするので、 だから次も気持ちよく、もしもその会場を予約をしたときにお引き受けいただけるんですよね。 たぶんこれが、例えばお客様の動員も毎回多くて有名なアーティストだったりして、 それでも帰り際のところが汚れていたり、何かこう設備のものが、 ハンガー、ラックが全然別のところに置いてあったりとか、 姿見が全然別のところに置き去りにされたままとかだったりすると、 たぶん会場側はいくら有名な方でもちょっとうーんって考えると思うんですよね。 私たちは有名でも何でもありませんから、逆にその会場の方々、 全国いろんなところを今まで回ってきましたけれども、 ホテルでやったり、いろんな施設でやったりさせていただいた中で、 本当にもっともっと、失礼かもしれませんけど、 それ以上にもっときれいにして買えるぐらいのつもりでいきます。 そして大事なのは、床を拭いたりとか何かをするときに、 やはりちょっと雑巾的なものを持って行ったり、 海外に行くときにはあまり雑巾というものがないので、 モップは売ってますけどね、海外に行ったときは特になかったですね。 ウラジオストクに昔行ったときはスーパーに行ってもないので、 日本から化学増殖菌みたいな、ダス菌みたいなものだったり、 サッサとかありますよね。長く生きてる方はサッサって聞くと分かると思いますけど、 そういうものを必ずトランクに入れて旅に出ます。 そうしませんとですね、きれいな、 例えばオペラ座とかそういうところでもさせていただいたことがたくさんありますけれども、 オペラ座っていうとさぞ美しいと思われるかもしれませんが、 きれいなのやっぱりね、日本の会場って本当にきれいだなと思います。 海外の会場はいくら有名どころでも、申し訳ございません、汚いです。 なので掃除してから始めますね。 あとは壁みたいなところにタオルみたいのが若干つく場合もあって、 袖なんかが触れたときに黒っぽい油っぽいものがついて、戻ってきてあれなんだっていうことってすごくありますね。 油系が多いですかね。 なので防汚スプレー、防塵防汚スプレー、菌専用のものを必ず私たちは、 いくら日本できれいな場所でやるとしても掛けて、 スタッフの永泊美ちゃんが掛けて、それできれいな状態を保てているので、 本当に自分たちの所属を自分たちが大事に使って、 しかも使わせていただく会場もきれいにしてお返しする。 それが基本中の基本ですね。 そういうお話を最後にして、今日はここまで失礼いたします。 それではまた明日。 もっと見る #舞台裏 #ショーの舞台裏 #舞台裏側 #十二単 #衣紋道 #衣紋道東京道場 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ10:001.チャプター 1https://www.instagram.com/p/DP2onQrklWt/?igsh=MTh1d3BmOXEycHc1NQ==03:262.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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