TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第437話 相手を【聞くモード】に変えるコツ11:42 2月26日 103再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「聞いてもらえない」悩みの原因とは?相手の脳に響く「伝え方」の鉄則一方的な説明が招く「顧客離れ」の真実【聞くモード】に変える質問と合意の力「説得しない」信頼関係構築の極意AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日々気づきだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは日本文化に携わる私が気づき感じる心の在り方を 日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日はですね、ある受講生さんとお話をしていた時に ああそうだよね、あるあるというふうに思ったお話から始めたいと思います。 それはですね、自分にとって私側から、例えば佐藤から とてもこれは重要だから、これは伝えておきたいと思っていることであっても 相手には全く響かない、これは話し方が悪いのか それとも相手は自分の都合の良いことしか聞き入れてくれないんじゃないかなという そういうお話に最終的にはなっていって そのお話の中でちょっと身に覚えがあるなというエピソードもあったので お話をしていきたいと思います。 こういうことはありませんでしょうか。 例えば一生懸命伝えているんですけれども 相手の耳がシャットアウトしちゃってるというか 聞いてるのかな、聞いてないのかなとか あとは接客の現場であっても一生懸命解説、説明しているんだけれども 結局自分の好きなものですとか 例えば安いものをお望みの方は安い方、安い方ばかり選んでしまう という悩みということはよく耳にしますし その逆もあるんですよね 良かれと思って手頃なものをお勧めばかりしていたら 逆に不満そうなお顔をしてどうしたのかなと思ったら 高いのを選びたいという方もいらっしゃったことはやっぱり事実としてあります こちらの方が良かれと思って伝えてきたアドバイスというのが お客さんの耳の中に入るというよりはちょっと素通りしていくような感覚 これ本当にご納得いただけているんだろうかというふうに 不安になってしまうということがあります これは説明が下手だからではなくて 相手のお客様であったり同僚であってもそうですけども 家族間でもそうかもしれませんけど 私はこういうふうに伝えたい伝えたいと思いが募って これはちゃんと伝えなきゃと思っているから温まっているわけですよね話が なんだけれども相手の方はまだまだ聞く準備が整っていないだけかもしれないなというふうに思いました まずちょっと知っておきたいのは 人というのは情報のフィルターというものを持っていると言われています これは心理学で的に言うと拡張バイアスというものがあるんですよね 結局脳は自分にメリットがあることしか拾わないようにできていると言われています だから伝え方の鉄則というのはやっぱりあるんですよね すごく私たちのような 例えば接客業だとかそういう時には大いに使えることだと思うのですが 例えば機能ではなくて未来を語ること メリットになることをよくよくご説明するということが一つ目大事かなと思います 例えばこの着物は証券 機能100%ですよというのではなく 逆にこれをお召しになると この結婚式の列席でも華やかながらも落ち着いた感じで品よくお召しになれますよというふうに 相手がこの着物を借りたり買ったりした時に その会場でどんな未来が待っているのかというのを 予告をしてあげるような説明をすると 何々って聞いてくれやすくなるかなと思います あとは正論というものはどうしても反発を招きやすい お客様の思いと私たちの思いがちょっとすれ違ってしまうと すごく押し付けられたという感じがあると思うので どうしても防衛本能が出てくるというものが人そのものですので 例えばお着物を買っていただくとかになった場合には この着物を10年後もこの着物を買ってよかったっておっしゃってくださるぐらい この着物の良さだとか その後5年後になったらこういうふうにするとか 例えばちょっと色がね シミが出てきたら染め替えもできるだとか 長く着られる質がとても良いものだっていう風に こういう風なストーリーで語るというのも有効かなと思います あとはこれは接客するものとして大事だなと思うのは 一方的に話してしまうと相手というのは逆に何も喋れなくなっちゃう 何も喋れなくなっちゃった後そこでは何もおっしゃらなかったのに 帰宅してから少しお電話がかかってくる それがクレームの電話かもしれないし 担当を変えてくださいというお電話かもしれない そういうお話も受講生さんたちともしたんですけれども 最近例えばすごくこれは良いなって思ってらっしゃるような柄とかありますかとか こういうお色がお好きだなと思うことありますかという風に まずは問いかけて相手にまず真っ先に口を開いてもらう 語ってもらう 相手が言葉を発した瞬間に交流しようという風に お客様の方も思ってくださるので このタイミングというものも私たちは見極めておきます お話が始まっていろんなお話をこちらのほうで なるほどそうなんですね良いお色ですよねとか お似合いになると思いますよという風に こうあいづちを打ちながらたくさんたくさんその方の思いを語っていただいた後に 相手がちょっとリラックスをしてくださっている時に それではこれについてご説明しますねという風に必ず合意を取ってからお話をする それはですねみたいな感じよりも じゃあこれについてご説明いたしましょうかという風に聞く そうするとお願いしますってなりやすいですね 突然割って入るようにお話するっていうのは本当に一番良くないですね あとはお客様というのはどうしても売られるとか買わなきゃいけないと思うと 身構えしてしまうことがあります そこはこの商品すごくデザインは良いんですけれども 実はちょっと他の着物よりも重みがありますとかね でもこの重みが裾をストーンと綺麗に落とす良いシルエットになるので ぜひお客様にお勧めしたいんですというような ちゃんと本音も言ってその良さを良い方向に変えて 誠実なアドバイスをするということも信頼を一気に進めるコツかなと思います # チャプター 2 接客ですとかコミュニケーションというのは、人と人の関わりですから、常に毎日誰かと接しているわけですけれども、お客様と事業者側というのは、本当に気をつけなければいけないことはたくさんありますよね。 こちらの話を聞いてもらうコツというのは、やはり説得するのをやめるということかなと思います。 相手の最高の選択、その方が一番良いと思っている選択を一緒に探してあげる、私たちはパートナーであって、あくまでも選ぶのはお客様であるということです。 こっちがいいですよ、そっちよりもこっちですよ、とならないようにする前の段階も、よくよく自分でどちらを選んでいただいても、事業者側としてはどっちでもいいぐらいのものを何点もきちんと用意をして、 その一つ一つの説明がきちんと誠実にできるようなことをやはり説明するのは事業者側の責任だと思いますので、これは自分の好きなものしか説明できないということだったら、そればっかり売らなきゃいけなくなってしまいますから、それは仕事ではないかなと思いますので、 一つ一つの説明を終えるたびに、この点はご希望の商品と照らし合わせてどうですかとか、ご希望になっているものとちょっと色味が違いますけれども、比べてみていかがですかとか、そういうふうに押し付けないということが大事、問いかけるということが大事ですね。 お相手の方が自分の口で納得の言葉を発せられた瞬間に、その相手の方は心の中でやっぱりこれに決めようと決断したという証なので、それは自分で決めたこととして、その方の脳みそはいろんなことに耳を貸してくださるように、脳みその構造が変わると思います。 その瞬間までは、本当にじっくりじっくりお話を聞いてあげる、相手に聞いてもらうことをしたいと思っているのであれば、逆に相手の話をまずはたくさん聞いて、その土台を必ず作ってから、私どもの説明とか言い分だとか、そういうことをお話しするというような順番をなさるのは良いのかなと思いました。 でも着物というと手間もありますしね、どういうふうに手入れをすればいいかとか、着物は着物得意の畳み方があるとか、そういうふうなことで躊躇なさる方もいるんですよね。 例えばレンタルだけにしとこうとか、購入はやめてレンタルにするというのは手入れがしなくていいからということが第一の理由ですよね。 それよりも、例えばお着物を着る機会が何回も何回もあるのであれば、良い着物を一着、いろんなところに着れていけるようなものを、例えば購入いただいた後の着物の手入れ方法はいつでもLINEの方で受け付けてますよとか、いつでもこのメッセージのところからお問い合わせいただくと、私の方からご説明いたしますというふうに、 必ずそのまま一人じゃないよというふうな手立てをちゃんとお客様にお伝えしておくということも大事かなと思います。それではごきげんよう。 もっと見る #接客 #接客あるある #接客コミュニケーション 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ07:561.チャプター 103:462.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
第654話 【残菊の宴】盛りの菊と残った菊 13分・昨日・ 43再生AI目次残菊の宴:平安時代に学ぶ美意識「十日の菊」との比較で際立つ価値とは役目を終えたモノが語る教訓盛りが過ぎた」時の心構えとは古きものに宿る忘れられない物語
第653話 平安の一生【五十日の祝】 16分・一昨日・ 64再生AI目次平安「五十日の祝い」の真実餅が示す赤ん坊の未来とは?紫式部日記にも登場する祝宴現代の「育成」に通じる先見性儀式が固める大人の「覚悟」
第652話 【水始涸】元へ戻し静かに閉じていく 13分・10月3日・ 50再生AI目次「水初めて枯るる」七十二候の異質さ光を映す田んぼ、土色への回帰華やかさの後に続く「下ろす」仕事「終える」ことの真の意味、次への接続華やかではない「終わりの施策」の価値
第651話 神無月〜離れることは見放すことではない 10分・10月2日・ 73再生AI目次「神無月」の名の由来とその背景「神様のお留守」が教える支えとは教える立場で気づいた師の言葉の重み人の成長を促す「待つ心」の重要性「離れる」がもたらす自立と内なる力
第650話 衣を整え、季節を迎える 11分・10月1日・ 69再生AI目次平安貴族の衣替え:住まいも変える五感で楽しむ平安の季節の移ろい「更衣」に込められた二つの意味とは?衣が導く心と体の季節への準備衣替えで心と暮らしを整える秘訣
第649話 長月に思う〜急がずに向き合う時間 10分・9月30日・ 82再生AI目次長月が秘める意味と夜の過ごし方時間の長さに潜む大切な気づき手間をかける仕事が教えるもの効率化の中で守るべき手間とは長月に考える丁寧な時間の使い方
第648話 言葉を知ると、見えるものが変わる 9分・9月29日・ 71再生AI目次秋の情景を彩る微妙な言葉の数々曖昧な感覚が明確になる言葉の力「なんとなく違う」が「違い」に変わる瞬間技術習得に不可欠な言葉と観察眼の連携言葉で育む感性と世界を深める知覚
第647話 蟄虫坏戸 — また戻れる場所であるために 9分・9月28日・ 68再生AI目次巡る季節に宿る穏やかな眼差し稽古場を「休む」ことの真意鍵をかけずに待つ教える側の心休止期間に育つ見えない学びの力戸を閉じても歩み続ける人生の道
第646話 【月やあらぬ…】同時に見られる唯一のもの 11分・9月27日・ 85再生AI目次源氏物語に登場する「月」の役割とは?隔たった者同士を結ぶ唯一の「月」成平の歌にみる変わらぬ月と移ろう心着物と技が繋ぐ時空を超えた絆千年前の装束に触れることで得る一体感