TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第518話 【後編】頑張ってきた私たちへ、そろそろ手放していい10:33 5月22日 76再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI時代を生き抜く世代の強み無意識に抱える5つの癖とは?『全部やる』から次のステップへ察する優しさから確認の言葉へ自分と相手を守る境界線の意味AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日にし月だより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 このチャンネルでは、エモン道や日本文化の学びを通して感じた、 心の在り方や人との向き合い方を、仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 はい、今日は昨日の予告通り、前回の続きになります。 前回、昨日は、アナログの時代を知りながら、今、デジタルやAIの時代を歩いている私たちは、 人間同士の肌感覚を知った上で、デジタルを使える世代である。 そこに、私たち世代ならではの価値と役割があるのではないか、というお話をしました。 今日は、そこから一歩進めて、この世代が持っている強みと、少し気をつけたい癖についてお話をしてみたいと思います。 まず、この世代の大きな強みの一つは、場を読む力があるということです。 相手が今、緊張しているのか、遠慮しているのか、本当は何を聞きたいのか、 言葉だけではなくて、表情や声の調子、立ち振る舞いから感じ取ろうとする力というものが、この世代にはあります。 特に、人に何かを教える場面では、相手が分かりません、という前に、少し迷っている様子に気付けることもあります。 その小さな気付きが、相手の安心感になるのだと思います。 次に、継続力です。 すぐに結果が出なくても、コツコツ続ける力を持っている方が、この世代、多いように思います。 練習を重ねてみたり、経験を積んでみたり、一度決めたことを続ける。 この今の時代というものは、どうしても短くとか早くとか、目立つものというものが注目されやすいですけれども、本当に人を育てるものというのは、やはり継続の中から生まれますよね。 そして三つ目は、礼儀と品格を大切にする力というものを持っている世代ではないでしょうか。 言葉遣い、相手への配慮、物の扱い方、あとは場をきちんと整理整頓すること。 そういう細かい部分に一つ一つ、その人の姿勢が現れます。 これは、例えば私がやっている和文化の世界では、そのままブランドの価値にもなり得るものです。 そして四つ目は、本物を見分ける感覚です。 安ければ良い、早ければ良い、目立てば良い、そういうものだけではなくて、そこに機品があるのかとか、品格があるのか、長く残るものか、相手を大切にしているか、 そのような感覚を持っていることというのは、これからの仕事作りにも大きく生きていきます。 自分の経験にふさわしい価値をきちんと形にすること、ここはぜひ大切にしたいところですよね。 そして五つ目は、変化を超えてきた経験です。 昭和、私は昭和43年ですけれども、昭和、平成、今は令和、もうアナログの時代からデジタルへ、対面中心からオンラインへ、そして今はAIの時代へ入ってきましたね。 私たちは何度も変化を経験してきた世代です。 だからこそ今の変化も決して超えられないものではないんではないでしょうか。 だけれども何か入り込めないという方も少なからずいらっしゃるかと思います。 古い価値観を知っているけれども新しい時代にも適応できるということは、若い人には簡単に持てない強みなんではないでしょうか。 私たち世代だからこそできることというのがあります。 一方で気をつけたい癖も、ここはちょっと正直にお話をしたいと思います。 それはまず頑張りすぎることではないでしょうか。 皆さん頑張る方、私の周りには本当に頑張る方が多いんですよね。 どんどんもう頑張る、もうちょっと気軽にとか、もうちょっと休み休みいいですよと私が言ったとしても、いやここまではちょっと頑張りますという方が本当に多いです。 疲れてからでないと休めない感覚、あとは限界が近づいてきてからようやく立ち止まる、そんなことってないでしょうかこの世代。 次に察しすぎること、こんなことないでしょうか。 相手の気持ちを考えるあまりに自分の本音を言う前にちょっと我慢してしまう方。 私が少し我慢していればいいとか、あとは私がちょっとここを整えれば丸く収まるなという風に、そう思っているうちにもうどんどん疲れが溜まってしまうという世代でもあるように思います。 個人差はありますけれども。 そして3つ目は自分の価値を安く見積もってしまいがちです。 長く続けてきたことほど自分にとっては当たり前になってきます。 でもその当たり前の中には何十年分の経験もあるし、失敗から学んだ工夫ですとか、人に教えてきた時間というものも重なってきていますよね。 こんなことぐらいという風に思っていることが誰かにとってはもうお金を払ってでも学びたい価値になっている可能性は大きいわけです。 4つ目は完璧主義の方もちょっと多いような気もします。 きちんと整えてから出したいだとか、恥ずかしくない形にしてから見せたい。 ちょっと体裁を整えたい、世間体を気にしているとか、その気持ちはよくわかるんですけれども、 今の時代は完璧になってから出すよりも小さく出して、反応を見ながら育てていくことも大切ではないでしょうか。 もちろん品位を失わずに少しずつ出していくこともできます。 これがこれからの発信ですとか仕事作りには合っているように思うんですね。 そして5つ目は抱え込みです。 任せるよりも自分でやった方が早いですとか、説明するくらいなら自分で動いてしまう。 こういう責任感の強い方ほどこういうことは起こりやすい現象ですよね。 私も昔はそうでした。もう任せるより自分でやった方が早いしうまいと思っちゃってたりとか、 あとは説明するのめんどくさいからもう自分でやっちゃえということもありました。 けれどもこれからは自分が全部やる人から経験を渡す人へ移っていくことも大切ですよね。 人を育てるとか、仕組みを作るとか、知識を残すとか、次の人が再現できる形にするとか、 そういうことをすることで自分自身も少し軽やかになりますし積み重ねてきたものがより遠くまで届いていきます。 ではこれからどう整えば良いのかということを次のチャプターでお話をします。 # チャプター 2 では、これからどう整えていけばいいのか。2つだけお話をします。 1つは、察するだけではなくて、確認することです。 もしかすると、ここが不安ですか?とか、私の理解ではこうですけれども、合ってますか?とか、 今一番必要なのは技術のことですか?それとも気持ちを整理したいですか? 感じ取ったことを、優しく言葉で確認する。 こういうことをするだけで、関係は随分と良い関係になっていきます。 もう一つは、境界線をあえて持つことです。 境界線は相手を遠ざけるものでは決してありません。 長く良い関係を続けるためのものです。 仕事であれば、ここまではこの講座で扱います。とか、ここから先は個別相談になります。だとか、 家族や人間関係であれば、これは私がやるから、これはお願いできる?とか、 今は少し休みたいから、後で聞かせてね。とか、柔らかく、でも明確に伝えていますよね。 こうだから、こうさせて。ということ。 それは、冷たさではなくて、自分も相手も大切にするための大人の配慮だと思います。 はい、いかがでしたでしょうか。年齢を重ねることというのは、決して可能性が狭まるということではないですね。 むしろ、これまでの経験がようやく言葉になって、誰かの役に立ち始める時期でもあります。 場を読む力、継続する力、そして礼儀と品格、本物を見分ける感覚、変化を超えてきた経験、 これらというのは、私たちの世代、大切な財産として、皆さん持っていらっしゃいます。 これからは、頑張り過ぎず、察し過ぎず、自分を安く見積もらず、完璧を持ち過ぎず、一人で抱え込み過ぎず、 これまで大切にしてきたものを、今の時代に合う形で、少しずつ手渡していく。 その先に、私たち世代だからこそできる、優しくてとても深みのある歩き方があるのかなと思っています。 今日のお話が、これからの仕事や人間環境を整えるヒントになりましたら嬉しいです。 今日も穏やかな一日をお過ごしください。また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。 それではごきげんよう。 もっと見る #手放す #経験 #経験活用 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ07:551.チャプター 102:392.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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