TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第528話 映画の話。「プラダを着た悪魔2」に、自分の20年を重ねてしまいました12:38 6月1日 88再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「プラダを着た悪魔2」が映す華やかな世界の裏側裏方として働く自身の20年と映画の世界観時代変化と「プラダを着た悪魔2」が示す問い守るべき軸と新しい時代への向き合い方映画が自己を肯定し働き方を再考する時AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日々築きだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 このチャンネルでは、エモン道や日本文化の学びを通して感じた、 心の在り方や人との向き合い方を、仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日のテーマは、映画の話。 プラダを着た悪魔2に自分の20年を重ねてしまいました。というタイトルにしました。 皆さん、ご覧になりましたでしょうか。 少し前からとても楽しみにしていて、この初日ですね。 初日に見に行ってきて、まだちょっと余韻が残っている感じです。 プラダを着た悪魔2。もう20年前に1でしたけれども、20年の続きがあっという間でしたね。 映画に向かう時点で、すでに少し特別な気持ちになっていたんですけれども、 前作を見た時の記憶もあるし、あの世界観にまた会えるのかなと思うと、 こう自然と気持ちが高まっていたのを覚えています。 この作品はファッションの世界を描いていますね。 一見するととても華やかな世界です。 美しい服、洗練された空間、強い言葉、プロとして働く人たちの緊張感、 見ているだけで背筋が伸びるような世界があります。 でも私がこの作品に強く惹かれるのは華やかさだけではないんですね。 むしろその華やかな世界の裏側にある、見えにくい働き方に心が動きます。 私は美容という一見華やかな世界の中で仕事をしています。 ですが自分自身はいつも全身ブラックスーツだったり、ダークなものを着ています。 これは表に立つというよりも裏方に徹することが多いからなんですね。 誰かを美しく整えたり、誰かの大切な日を支えたり、場が滞りなく進むように動くわけです。 ですが自分は前に出過ぎないようにしなければいけない。 そんな働き方を長く続けていました。 今実際もそういうことがあります。 だからこそプラダを着た悪魔の世界を見ると、どうしても感情否入してしまうんですよね。 華やかな世界の中にいるのに自分は縁の下にいるというんでしょうかね。 でもその縁の下があるから表の美しさが成り立つ。 私は縁の下の力持ちだというふうに言い聞かせながら裏にいるという感じでしょうか。 そこに自分の仕事と重なるものを感じているわけです。 今回は続編ということで20年後の世界が描かれていましたね。 これからご覧になる人のためにあまりネタバレはしないようにしますけれども、 これもすごく大きかったです。この20年後の世界。 20年という時間はもう決して短くないです。 10年なんてあっという間という人もいれば、10年一昔ということは20年は二昔なわけで、 その間に業界も変わります。 人の価値観も変わります。 働き方も変わります。 私たちの中ではこのコロナ禍を経たという世界的に大変な時期もありましたね。 道具も変わってきています。 お客様が求めるものも変わっています。 私自身も同じ業界に長くいる分、今の時代に合わせなければいけないことを感じてもいます。 例えば新しい発信の仕方があったとか、新しい学び方、AIのような新しい道具もあるし、 SNSやボイシーのような伝え方も出てきました。 そういうものは避けて通れないと思っています。 時代に合わせることは必須です。 ただ一方で、そう簡単に変えてはいけないものもありますよね。 丁寧に扱うこと、相手を重んじること、その場だけの見栄えではなくて積み重ねられた技術を大切にすること。 本物に触れて手入れをして長く愛すること。 ここは時代が変わっても手放したくない部分です。 映画を見ながら私は何度もそうだそうだと思っていました。 変わらなければいけない。 でも、全部を変えてしまってはいけない。 新しい時代に合わせることと、自分の仕事の真を失うことは違いますよね。 ここが自分の中でもすごく響きました。 長く同じ業界にいると迷うことがあります。 若い人たちの感覚も変わってくるし、お客様の求めるものも変わっているのは確かです。 スピード感も変わっています。 昔のやり方だけでは届かないことが多いにあります。 ですが、全部を今風にすればいいのかというと、そうではないのではないかなと思いますね。 自分が大切にしてきたもの、先人から受け継いできたもの、手をかけて磨いてきたもの、 それは簡単に捨ててはいけないものですよね。 皆さんもそういうものを持っていると思います。 プラダを着た悪魔2を見ながら私が感じたのは、時代との向き合い方です。 今の時代に合わせる柔らかさ、それでも自分の軸を手放さないという強さ、この両方が必要なのだと思いました。 美容の世界も絵本の世界も外から見ると華やかに見えるかもしれません。 けれども、実際にはとても地道な道です。 準備がありますし、確認も徹底します。 手入れもあります。 十二単位は特に重いです。 見えないところでの積み重ねがあります。 そして、相手の大切な瞬間を支える責任もあるわけです。 だから、表の華やかさだけでは語れないのです。 その裏側にある静かな努力とか緊張感、誇りのようなものがあるのです。 私はそこにずっと惹かれているのだろうなと思っています。 こういうことにドキドキする、映画を見ながらゾワゾワするという感じが惹かれているのだろうなと思います。 面倒くさいとか、大変だと思ったことがいっぱいあります。 けれども、やっぱりこういう映画を見て、そうだそうだと思っている私というのは、やはりこの世界が好きなんだろうなと思います。 全身ブラックスーツで裏肩に徹するとか、自分が主役になるのではなくて、目の前の方が美しく整うように支えるとか、 華やかな場に居ながら自分は静かにしているとか、その感じが映画の世界と重なって見えました。 そして、20年後という設定も自分には大きく響きました。 勢いだけでは進めませんね。経験があるからこそ慎重になることだってあります。 でも、経験があるからこそ守れるものも確かにあります。 長く続けてきた人にしか見えない景色だってあるわけで、映画を見ながら私は自分のこれまでの時間も思い出してしまいました。 あの時は必死だったなあ。本当に必死でしたね。本当に必死でした。 でもね、若かったんですよ。あの体力あったんですよ。 もう本当にあの頃は、ただ目の前のことこなしていただけなんですけども、やった気になってたんですよね。 でも気づけば長くこの世界にいるんですよね。そんなことを考えてました。 映画というのは不思議ですよね。ただ物語を見ているようで、自分の人生が少し移り込むことがあります。 今回のプラダを着た悪魔2は私にとってまさにそういう作品でした。 ファッションの映画でありながら、働き方の映画でもありました。 時代の変化の映画でありながら、自分の軸を取り直す映画でもありました。 # チャプター 2 華やかな世界の映画であることは確か。 ですけれども、裏方として働いてきた自分の時間を思い出しました。 見終わった後に少し背筋が伸びるような気持ちになりました。 けれどもヒールをまた履こうとはちょっと思いませんでした。 昔本当に私も8センチとかね、そのぐらいのヒール履いて、カップしてたんですけど、今はもう無理です。 少し痛いので。 これまでも時代は変わっていきますし、これからも変わっていきます。 新しいものも出てきますね。 今まで通りでは行かなくなることも増えていくと思います。 でも自分が大切にしてきたものを急いで手放す必要はないのだなぁと思いました。 変わるところは変わるし、守るところは守る。 その見極めをこれからも丁寧にしていきたいなと思います。 皆さんにも映画を見て自分の仕事や人生と重なった経験はありますでしょうか。 ただ楽しかっただけではなくて、なんだか自分のこれまでを思い出した。 今の自分の働き方を考えた。 これからどうしていきたいかを考えた。 そういう映画との出会いは心に残りますよね。 私にとってこのブラザーを着た悪魔2はそんな作品でした。 華やかな世界で裏方として積み重ねてきた自分の時間を少し肯定してもらえたような気がしました。 今日もお聞きいただいてありがとうございました。 では今日も変わるものと守りたいものを見つめながら、自分の仕事を丁寧に積み重ねていきましょう。 また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。それではごきげんよう。 # チャプター 3 最後に一つお知らせがあります。 6月1日、今日から、エモン道入門文化講座という動画のコンテンツを発表いたします。 エモン道に興味はあるけれども、何から始めたらいいかわからない方、 または、十二単位や宮廷小賊の世界をいきなり実にではなくて、まず文化として知ってみたい方、 そんな方に向けた動画の入門講座です。 この講座では、エモン道とは何か、宮廷小賊の見方ですとか、小賊文化の背景、 書作や心遣いの意味などを、初心者の方にもわかりやすくお伝えしています。 実技講座ではないんですけれども、エモン道の世界に安心して足を踏み入れていただくための、 入り口の講座という位置づけです。 現在は視聴期限はなくて、ずっと繰り返しご覧いただけます。 受講料は、税込み8,800円でご紹介をしています。 概要欄の方に講座のLP、これはランディングページのリンクを貼っておきますので、 どうぞ気になる方はゆっくりとご覧いただいて、ご検討いただければ嬉しいです。 それではごきげんよう。 もっと見る #裏方 #縁の下の力持ち #映画の話 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ09:171.チャプター 101:512.チャプター 201:313.チャプター 3https://emondo-tokyo.netlify.appコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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