TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第532話 【最近の小さな幸せ】家族で未来の話ができた日13:45 6月5日 64再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次次男の進路相談、母の期待と現実父が息子に語る仕事と人生の現実親として向き合うべき現実とは?家族の対話が育む「静かな幸せ」子の自立を支える親の新たな役割AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日々気づきだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 このチャンネルでは、エモン道や日本文化の学びを通して感じた、 心の在り方や人との向き合い方を、仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 最初に一つお知らせがあります。 6月1日からエモン道入門文化講座の動画コンテンツの販売を開始しております。 エモン道に興味があるけれども、何から始めていいかわからない方、 また、住人一重や宮廷小族の世界をいきなり実技ではなくて、 まず文化として知ってみたい方、そんな方に向けた動画の入門講座です。 この講座では、エモン道とは何か、宮廷小族の味方、小族文化の背景、 所作や心遣いの意味などを、初心者の方にも分かりやすくお伝えしています。 実技講座ではなく、エモン道の世界に安心して足を踏み入れていただくための入り口の講座です。 現在は視聴期限なしで繰り返しご覧いただけます。 この動画講座は8,800円で、基礎コース案内の動画の特典も付いてお届けしています。 このチャプターにリンクを貼っておきますので、気になる方はまずそちらをゆっくりご覧になって、 ご検討いただければと思います。 はい、今日のテーマですけれども、最近の小さな幸せというお話です。 これはのボイシーのトークテーマにありましたので、そのテーマを拾ってみました。 最近ですね、私の中で小さな幸せだなと感じたことがありました。 小さな幸せだなと思っていても、いろいろこれをこんな話をしようかなって思ったときに、 小さいことじゃなく意外と大きな幸せだったかもしれないなとも思っているんですが、 どちらにせよ幸せなお話です、私にとっては。 とっても大切な話でもあるんですよね。 幸せを感じる時間があったという話なんですけれども、 次男の話です。 次男というのは中学生の頃ちょうどコロナ禍と重なりまして、不登校になった時期がありました。 親としてもいろいろ考える時間でもあったんですけれども、 本人ももっともっと言葉にできない思いですとか苦労があったと思います。 その後、高校に通うことはできまして、意外としっかりいきましたね。 単位制の都立の高校ですけれども、通っています。 そして自分の意思で高校の3年間ではなくて4年間通う、 そういう選択ができる高校でしたので、4年間通うと本人が決めました。 だから自分で単位を取る大学みたいなものですよね。 1年目に何を取り、2週目に何を履修しという感じで決めて、 無理なく通えるように自分で設計をしたわけです。 そして今現在4年生ということになります。 その次男が来年の進路について私に相談してくれるようになったんですね。 この1年間くらい一緒に体験入学にも行きましたし、 保護者の説明会も聞いたり、いろんな学校に行きました。 専門学校ですけどね。 自分なりには進みたい方向が決まってきた矢先だったんですけれども、 私としてはここまでいろいろ本人も苦労してきたのだから、 本人が好きだと思うことをさせてやりたいなという気持ちがあったんですよね、母として。 本人がやりたいと思うならそれを応援したい。 早く進路がある程度決まれば本人も落ち着くのかな、 安心するのかなというふうに思っていました。 ですけれども、次男の中にはちょっと焦りもあったようなんですよね。 そして親二人、私たちに自分なりのこれからの設計を話したいという機会があって、 3人で話をしたんですね。 その時間が私にとってはとっても忘れられないものになりました。 ほんの3週間くらい前の話でしょうかね。 父親から息子への言葉がありました。 その話を聞きながら私は自分の考えが少し甘かったのかもしれないなというふうに感じたんですよね。 父親からの話というのは、ただ好きなことをやればいいという話ではありませんでした。 息子が考えた進路が社会の中でどういう環境に置かれているのか、 その道で生きていくということはどういうことなのか、 早く決めることだけが良いわけではないということ、 もっと広く考えていいということと、焦らなくてもいいということ、 そんな話をしてくれたんですね。 そしてそれ以上に、上から押しつけるような話は一切しなかったわけです。 あまり父親と次男の関係性というものは、 普通の親子ぐらいなんでしょうかね、関係はあったかもしれませんけども、 やっぱり主人も意外と同性ですからね、厳しくなるときもあるし、 似てるところがあって、自分の嫌なところが息子には似てるなということを言っていて、気になるわけですよね。 ですから心にもないことを言ったり、いろいろ馴染んでいるような馴染んでいないような、 そんな関係ではありましたけれども、 息子、長男も次男も意外と小さい時から大人の考えを持っていた子なので、 親父は親父、親父の考えはしょうがないなと思いながらも、親だからちゃんと受け止めていたわけです。 そして父親本人が息子ぐらいの年齢だった頃の話から、今に至るまでの話をしてくれたんですよね。 私も聞いたことない話ばっかりでした。 どんな思いで生きてきたのか、今まで。 仕事をするということはどういうことなのか。 そして食べていけるということはどういう意味なのか。 暮らしていけるということはどういうことなのか。 父としても、そして一人の男として息子に話してくれたんだろうなと思う内容だったんですよね。 私はその話を聞きながら、ぐっと胸に来るものがありました。 もう私から話すことはないと思うぐらい。 お母さんから何かあるって聞かれてももう十分話してくれたので、もう十分ですと言ったぐらいです。 私は早く決まれば安心できるかなって思ってたんですよね。 進路が決まれば息子も落ち着いてくるのではないかなと思っていました。 けれども、夫の話を聞いて、それだけではなかったのだということに気づかされました。 早く決まることよりも広く見ること、焦って決めることよりも納得して考えること、 好きなことを応援することも大事だけれども、その道を生きていく現実も一緒に見ていくこと、 そこまで含めて親として向き合う必要があるのだということを気づかされました。 # チャプター 2 親というのはね、やっぱり難しいものですね。 うーん、これが正解というのはないと思います。 応援したい気持ちがありますし、 口を出しすぎたくないという気持ちもあります。 けれども、何も言わずに見守るだけが優しさではない、 という時もありますよね。 本人の思いを尊重しながら、社会の中で生きていく現実も伝える、 それが親です。 夢を否定せずに、でも現実からも逃げない、 その両方が必要なのだということを、 主人の息子への言葉を聞いて感じました。 まあ、次男が中学の時に不登校だったことを思うと、 今、こうして自分の進路についてね、 私たちに自分なりに設計したことを話そうとしていること自体が、 私にはとても大きなことなんです。 自分で考えているわけで、自分で選ぼうとしているわけで、 自分の言葉で親に伝えようとしている。 それだけでもすごいことだと思いました。 そして、父親がその息子に対して、 自分の人生も重ねながら本気で話している。 その場にいられたことが私にとっては、 小さな幸せであり、大きな喜びでもあったわけです。 小さな幸せというのは、楽しいことだけではないのかもしれませんよね。 おいしいものを食べたとか、きれいな花を見ただとか、 ゆっくり今日は一日できたとか、 そういう幸せもありますけれども、 家族で少し難しい話をちゃんとできたということ、 本音に近い言葉を聞けたこと、 子どもが少し大人になっていく姿を見られたこと、 親として自分の考えを見直すきっかけをもらえたこと、 そういう時間にも静かな幸せがあるのだなというふうに、 もうつくづく思いました。 今回私は、自分の中で少し反省もしたんですね。 息子のためと思いながら、 実は私自身が早く安心したかったのかもしれません。 進路が決まったという事実でほっとしたかったのかもしれません。 でも、息子の人生は私を安心させるためにあるわけではない。 息子自身が自分で考えて、自分で選んで、自分で歩いていくものです。 親にできることは、その道を代わりに歩くことではないですよね。 むしろ一緒に考えることです。 必要な問いを投げることもそうです。 焦らなくてもいいよと伝えることもそうです。 でも現実もちゃんと見るように促すことです。 そして最後は、本人が自分の足で立っていけるように、 少し離れたところから支えることなのだと思います。 この時間を通して、家族というのはこういう話を重ねながら、 少しずつ形を変えていくのだなぁと感じました。 子供が小さい頃は親が決めることもやっぱり多いですよね。 でも成長していくにつれて、親は決める人ではなくて、 一緒に考える人になっていくのだと思います。 そしていつかは見守る人になっていくのでしょうね。 その変化は少し寂しさもあります。でも嬉しさもあります。 自分のこれからを考えて話してくれたこと、 そして父親が自分の人生の実感を込めて話してくれたこと、 私がその場で自分の考えを見直せたこと、 その全部が最近の私の幸せです。 皆さんにも最近の小さな幸せはありますか? もしかするとそれは明るく楽しい出来事だけではないかもしれませんね。 少し考えさせられる時間があったとか、家族で向き合った時間があったとか、 誰かの子供にはっとした時間があったとか、 そういうものの中にも後から振り返ると幸せがあるのだと思います。 今日も聞いてくださってありがとうございました。 今日も穏やかな一日をお過ごしください。 目の前の人とちゃんと向き合える時間を大切にしながら、 静かに過ごしていきましょう。 それではごきげんよう。 もっと見る #夢 #進路 #進学 #人生設計 #進路選択 #最近の小さな幸せ 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ08:421.チャプター 105:042.チャプター 2https://emondo-tokyo.netlify.appコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
第672話 霜降〜露と霜の違いは? 11分・一昨日・ 37再生AI目次梅雨と霜、その形成メカニズムの差二十四節気に刻まれた秋の深まり暦が示す日付と各地の季節のずれ十二単が教える変化の美しさとは日々の小さな変化に気づく心の豊かさ
第671話 平安京はなぜ、東へ広がったのか? 15分・10月22日・ 45再生AI目次平安京建都の日に振り返る歴史設計図通りの都にならなかった理由理想と現実の間で都はどう変化したか守るべきものと変えるべきもの見極め世代を越え育まれた古都の姿とは
第670話 清少納言は、なぜ御簾を上げたのか。 13分・10月21日・ 66再生AI目次平安貴族を魅了した白詩文集の世界紫式部を悩ませた漢詩の学びと女性清少納言が御簾を上げた、その真意言葉なき対話を生む共通認識の力知を分かち合う教養が繋ぐ人と人
第669話 神様の留守を守る「恵比寿さま」 13分・10月20日・ 79再生AI目次カンナ月に出雲に残る神様とは?商売繁盛を司る恵比寿さまの役割目立たぬ場所を守る「留守神」への感謝「べったら市」が今に伝える恵比寿講日常を支える「見えない貢献」の価値
第668話 「百日の祝」生後百日、もう一度祝った理由 12分・10月19日・ 78再生AI目次平安時代の「百日の祝」その真意とは医療が未発達な時代の「日々の重み」「百日の祝」から「お食い初め」へ「できた」だけではない継続の価値誰かと分かち合う「日々の歩み」
第667話 虫の声と、言葉にしない「寂しさ」 12分・10月18日・ 79再生AI目次暦と虫の声 古代のキリギリスとは和歌が紡ぐ独り眠る夜の情景「衣片しき」に秘められた寂しさ言葉なき感情を察する仕事の視点現代社会と日本語の余白の美
第666話 新米を、まず神さまへ 13分・10月17日・ 78再生AI目次「新米をまず神様へ」平安の智慧稲作と「衣」に宿る感謝の祈り「良いものをまず誰かのため」仕事術自分の喜びより先に「誰かを想う」「いただきます」千年の感謝と恵み
第665話 琵琶の音から、弾く人が見えてくる 13分・10月16日・ 81再生AI目次平安貴族の琵琶:女性も奏でた優雅な音色源氏物語に学ぶ、技は「かきあわせ」に宿る姿見えぬ琵琶の音に込められた心のあり方着付けの心:最初の所作に表れるプロの技小さな変化を見抜く、聴き手の感性とは
第664話 菊の節句は九月、菊が咲くのは十月? 15分・10月15日・ 90再生AI目次菊の節句と開花時期の不思議なずれ新暦と旧暦が変えた行事の風景重陽の節句が現代で薄れた理由暦と現実の季節感を繋ぐ工夫とは伝統継承と日々の暮らしの調和