TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第558話 【平安の夏】宮廷ではどう過ごしていたか08:10 7月1日 69再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次平安宮廷の夏、涼を生み出す工夫夏の装束と色彩に宿る「涼」の美意識宮中行事に見る、夏を寿ぐ精神とは空間を整え、五感で感じる雅な涼千年超え受け継がれる「涼」の文化AI文字起こし(β版) # オープニング 日々気づきだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 このチャンネルでは、エモン道や日本文化の学びを通して感じた、 心の在り方や人との向き合い方を、仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日のテーマは、「平安の夏、宮廷ではどう過ごしていたか?」です。 今日から7月ですね。夏の本番が始まりました。 7月といえば、私の母の誕生月でもあって、亡くなったのも実は7月で、 とても思い入れのある月ですけれども、 今日は1000年以上前の平安宮廷で、この暑い夏をどのように過ごしていたかを、 エモン道の視点からお届けをします。 # 暑さの中に美を見出す 平安時代の宮廷の人々は、夏の暑さを嘆くのではなくて、その暑さの中に美を見出して、季節とともに丁寧に生きていました。 消俗、行事、あとは失来、すべてに夏ならではの工夫が凝らされていたのです。 現在の私たちは、夏が来るとすぐエアコンで対処しますよね。 平安の宮廷にはそのような文明の力はもちろんありませんので、それでも彼らは暑さに逆らうのではなくて、暑さの中で寮を生み出す知恵を発達させていきました。 自然とともにあること、季節を否定せず受け入れること、これが平安の美意識の根本にあると思います。 その姿勢は現代の私たちにも大切な問いを投げかけてくれます。 江門道の視点から見ると、まず消俗の素材と色の変化が興味深いです。 夏の宮廷消俗には、ろですとか、しゃと呼ばれる透け感のある薄い織物が使われました。 現代の着物でも、夏にはろやしゃを着ますね。 これはまさに平安から受け継がれてきた知恵です。 透けることで風を通して、それでいて品位を保つ、素材そのものに寮を宿す発想です。 色も、夏は青、白、水色などの感触を多用します。 目から寮を感じさせる視覚的な工夫もあったわけです。 行事の面でも夏は大切な時期です。 ちょうど6月30日の名護市の原江のお話でもお届けしましたけれども、宮廷では6月に大原江が行われ、半年の穢れを清めてから夏へ向かいます。 そして7月には七夕の行事がありますね。 平安宮廷では七夕を吉光伝と呼んで、旗織りの上達を星に願う優雅な宮中行事として行われていました。 現代の七夕のルーツですね。 願いを短冊に書いて笹に飾る文化というのは、宮廷の習わしが庶民に広まったものなんです。 千年以上の時間を越えて、今も私たちの暮らしに息づいていることに一つ一つ考えを覚えます。 私たちのエモンド東京道場でも、この7月の前半にこの吉光伝の飾りを再現いたします。 まだまだこの再現、出来を見に来ていただく枠はたくさんありますので、ぜひどうぞお越しください。 そして宮廷の夏の出来も実に美しいものです。 蜜、ご覧になったことあるでしょうか。 例えば、エモンド東京道場にお越しになった方は必ず見ていると思います。 大きな巣垂れのようなものですね。 この蜜を吊るして日差しを遮りながら風を通す。 そして水盤に水を張って、その表面に光が揺れるのを眺める。 日室から運ばれる貴重な氷を器に盛って目で涼しむ。 この日本の涼というのは、体温を物理的に下げることよりも、心が涼しくなるということを大切にしているんだなというふうに、こうした記録を読む度に感じています。 空間を整えて、目と耳と肌で季節を感じる。 とっても豊かな歓声だなと思います。 現代にこそ見直したいものだなと思います。 ちょうどあの新鮮の、私どもの獲物東京道場の近くに氷屋さんがあるんですね。 本当に何十年も前から、私が本当に学校に入学して、この職場ずっともう38年ぐらいおりますけれども、 その前の台から続いている本当に新鮮の氷屋さんがあるんですが、 この夏場というのはですね、この会社のトラックというんでしょうかね、ミニトラックに氷を積んで、 本当にさっきあそこ通ってたなと思ったら、今度こっちを車で移動して、すごいです。 渋谷にいろんな飲食店がありますので、本当に引っ張りだこだと思うんですけれども、 地域の氷屋さんのトラックが動くたびに、ああ夏だなという感じがします。 今日は平安の夏、宮廷ではどう過ごしていたかというテーマでお話をしました。 夏に逆らうのではなくて、量を生み出す知恵があったわけです。 素材、色、表示、空間の出来で夏を美しく生きた平安の人々の営みというものを、 今日は感じていただけたらなと思います。 現代の私たちの暮らしの中にも形を変えながら、今もちゃんと息づいていることばかりでしたよね。 この夏、少し意識をして、量を生み出す工夫をしてみてはいかがでしょうか。 水ではなくてもいいし、窓の向こうに風を感じる場所を一つ作るだけでもいいと思います。 暮らしの質はきっと変わっていきます。 私も氷の話をした後で、子どもたちが小さい頃に買ったかき氷グッズというんでしょうかね、かき氷器というんでしょうか。 それを久々に出して、氷をいただきたくなりました。 好きなんですよね。あとは、白クマっていうかき氷っていうんでしょうかね。 知ってますか、熊本に会社があって、白クマ。 白クマが私大好きで、この大好きって一言言ったら主人がよく買ってきてくれるんですけれども、 もうこの白クマがおいしい季節になりました。 私にとっての量を生み出す工夫というのは、一週間に一回白クマを食べたいということでしょうかね。 それがあるからなかなかスリムにならないんですが、ほどほどにしつつ量を楽しみたいと思います。 今日もお聞きいただきありがとうございました。また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。 それではごきげんよう。 もっと見る #衣紋道 #平安の夏 #宮廷文化 #日本の涼 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ00:561.オープニング07:152.暑さの中に美を見出すコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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