TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第607話 【暦は円】七十二候に取り組んだ夏10:17 8月19日 68再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「七十二候」が映す自然の細やかな変化音声と文字が織りなす暦の世界難解な「七十二候」漢字の奥深さ新サイトIKUMINA.comの誕生秘話「暦は円」が示す未来への展望AI文字起こし(β版) # オープニング 日々気付きだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 今日は久々に外で収録をしていますが、 セミの声いっぱい聞こえていたらごめんなさい。 私の声聞こえてますでしょうか。 このチャンネルでは、文道や日本文化の学びを通して感じた 心の在り方や人との向き合い方を 仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日のテーマは、「小読みは縁ですから。」です。 # 衣と暦 創刊 はい、今日はこの夏から始めたことについてお話をさせてください。 日々巡り及みと言います。 七十二項という言葉を聞いて、 知っているという方も多いと思うんですけれども、 一年を二十四等分した二十四節記というのは、 よく耳にする言葉だと思うんですけれども、 その二十四の各節記をさらに三つ、 初項、次項、末項に分けて、 約五日間ごとの変化に従って名前を付けたもの、 それが七十二項というものです。 季節の変わり目を示す二十四節記、 これは約十五日間をさらに三つに分けて、 それぞれの最初の五日間を初項、 次の五日間を次項、 最後の五日間を末項と呼ぶわけです。 一年を七十二に分けることで、 動物、植物、そういう生きているものの全ての様子ですとか、 あとは気象の変化といった細やかな季節の移り変わりを表している。 この一年三百六十五日、その日にちなんだお話というものを 組み立てられるんだなと思ったときに、 私の調べ癖というのはザワザワしてしまいまして、 この一話一話を三百字ほどで書いています。 本当に美しい言葉ばかりで、 解釈の深みというものがガラリと変わりました。 日本に生まれて育って、縁あって、 私の場合は日本文化に携わっている身なのに知らないことばかりだなと、 夏休みの宿題のごとくとはいえ、とても楽しく取り組んでいます。 季節のことに加えて平安の行事ですとか季節の移ろい、 そして当時の人の暮らし、あとは旬のもの、 そして何より衆族のこと。 ちょうど8月10日あたり、正確には8月8日にちょろっと始めて、 本格的に始めたのはこの8月の10日からなんですけれども、 毎朝一つずつお届けしています。 この届けているのは平安アンダーバー東京という もう一つのインスタグラムの方から 毎朝8時に投稿ができるようにセットしてありまして、 そちらの方に文字も内容も展開しています。 なぜ始めたのかといいますと、 この番組はこのボイシーですね、 このボイシーというのは声でお届けするものです。 耳から入る言葉には目で読む文字にはない温度感というのがあります。 佐藤の声が朝なんだろうな、カラカラだなとか、 意外と今日は元気にしゃべっているなとか、 皆さんもこれをお聞きになりながら、 私の温度というものを感じていただいていると思うのですが、 ただ声には声の限界というものもあります。 色の名前ですとか、 所属の重なり、 例えばこの72項の漢字ですね、 私も書けと言われたら書けない漢字がずらりと並びますけれども、 そうしたものは目で見ていただいた方がずっと早く伝わるわけです。 聞いてくださる方の中にも音を出せない時間帯の方がいらっしゃいます。 それで見る形のものを作ろうとずっと思っていたのですが、 この日々シリーズの見る版だと思っていただければありがたいです。 初めて見てですね、自分でも面白いと感じているのが、 この72項そのものです。 小読みには二十四節記という区切りがありますよね。 立春、啓始、立秋、当時というものがそうですけれども、 一年を二十四に割ったもの、 それをさらに三つずつに分けたものが72項という、 本当にこの細やかな日本文化の重いというものを感じるわけです。 およそ五日ごとに名前がついていて、 例えば昨日の8月18日というのは大変難しい字を書いて、 深き、霧、纏うというふうに読むのですが、 到底そんな文字とは読めない感じなんですよね。 こういう字もやはり文字でちゃんと見れるという形にした方が、 皆さんにとっても分かりやすいかなと思います。 日本や中国の古い古典文化は、 日本や中国の古い古読みである七十二項の一つで、 二十四世紀の立秋の末項にあたる言葉ということになります。 深い霧がまとわりつく頃という意味です。 五日ほどでまた次の名前に変わっていきます。 一年を七十二に割るということは、 ずいぶん細かい話です。 けれども、昔の人はそれぐらいの細やかさで、 季節を見ていたということになります。 例えば、風が乾いたのか、風が湿っているのか、 虫の声がちょっと変わったとか、 このセミの声ももうちょっと前は元気でしたけれども、 今聞いてみると、そろそろ終わりに近づいているという感じの声が ここにも聞こえてきます。 そして朝の光の角度が違う、 そういう小さな、本当に微妙な、 微妙な繊細なことというのを名前をつけて 止めておいたものなんですよね。 私も調べていて思わず声が出たことがあります。 この日暮らしのことです。 この声は7月から聞こえているのに、 記号としては秋のものなんですね。 実際の気温ではなく、その声が呼び起こす感じで 秋に置かれています。 小読みというのは、測る道具であると同時に 感じ方の記録でもあるのだなということを思いました。 そして昨日、この小読みをまとめて読める場所を作りました。 コロウモト小読みという、本当にシンプルな名前のサイトです。 アルファベットで、 ikumina.comと入れていただくと開きます。 このチャプターにも貼っておきます。 ikumina.comです。 このIKUMINAというのは、この場所で使っている私の名前です。 IKUは私の母の名前。 minaは私の名前。 このような文化をとても愛していた 母の名前を少しいただいて、 IKUMINAという名前を付けています。 平安の暮らしと日々の装い、 それを書き留めておく場所にしました。 これを作るにあたっては、 AIの力持つ日分、借りましたもちろん。 一人ではとても一日では立ち上がらなかったと思いますが、 もともとあったワードプレスのサイトですけれども、 ずっと2、3年寝かせたままだったんですよね。 それを、ああ、これではもったいないと思って、 苦労のAIに一緒に伴奏してもらいながら、 もう形をがらりと変えて、 この小読みを載せるようにしました。 8月に始まって、1年かけて人巡りして、 また8月へ帰ってきます。 終わりではなくて、巡る。 この小読みというものは縁ですから、 このようにしたわけです。 来年の8月10日には、 今年と同じ四十二行がまた巡ってくるんですけれども、 けれどもその時、私も皆様も、 1年分だけ違う場所に立っているわけです。 1年経つとやっぱり人生も変わるし、 生活そのものが変わっているというのが、 本当にそういうことだと思うので、 同じ小読みを違う自分で読むという場所を 作ったというわけです。 それが毎年続いていくのかと思うと、 少し楽しみになりました。 この番組も600回を超えました。 1日1回をただ重ねてきただけなんですけれども、 小読みも同じように1日1つずつ積んでいきます。 急がず、ぬかさず、静かに。 お時間があるときに覗いてみていただけたら嬉しいです。 また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。 それではまた。ごきげんよう。 もっと見る #七十二候 #にちにちめぐり暦 #衣と暦 #暦のある暮らし 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ00:341.オープニング09:432.衣と暦 創刊https://ikumina.comコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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